JPH0749111Y2 - 管理機のベルト伝動装置 - Google Patents

管理機のベルト伝動装置

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JPH0749111Y2
JPH0749111Y2 JP1990058919U JP5891990U JPH0749111Y2 JP H0749111 Y2 JPH0749111 Y2 JP H0749111Y2 JP 1990058919 U JP1990058919 U JP 1990058919U JP 5891990 U JP5891990 U JP 5891990U JP H0749111 Y2 JPH0749111 Y2 JP H0749111Y2
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JP
Japan
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tension
arm
belt
management machine
drive unit
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Application number
JP1990058919U
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English (en)
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JPH0417547U (ja
Inventor
哲 河野
Original Assignee
石川島芝浦機械株式会社
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、エンジンに連結された出力プーリとミッショ
ンに連結された入力プーリとの間に巻回された動力伝達
用のベルトへのテンション付与を断続することによりエ
ンジンからミッションへの動力伝達を断続するベルト伝
動装置に関する。
従来の技術 従来、管理機におけるエンジンからミッションへの動力
伝達は、第6図に示すようなベルトテンション方式によ
ることが一般的である。まず、エンジン1の出力軸2に
固定された出力プーリ3と、ミッションケース4内に収
納された走行用ミッション(図示せず)の入力軸5に固
定された入力プーリ6との間には動力伝達用のベルト7
が巻回されている。
つぎに、一端が支軸8により回動自在に支持されたテン
ションアーム9が設けられ、テンションアーム9の他端
にはテンションローラ10が軸支されている。そして、テ
ンションアーム9の略中央部にワイヤ11の一端が連結さ
れ、ワイヤ11の他端はハンドル12に取付けられたクラッ
チレバー13に連結されている。
従って、クラッチレバー13の操作によりテンションアー
ム9を支軸8の回りに上方へ回動させ、テンションロー
ラ10をベルト7に当接させてテンションを付与すること
によりエンジン1から走行用ミッションへの動力伝達が
行われる。一方、クラッチレバー13の操作によりテンシ
ョンアーム9を支軸8の回りに下方へ回動させ、テンシ
ョンローラ10をベルト7から離反させてテンション付与
を解除することによりエンジン1から走行用ミッション
への動力伝達が切断される。
考案が解決しようとする課題 管理機のハンドル12における作業者の手元部には、使用
頻度の高いサイドクラッチレバー14やアクセルレバー15
等が取付けられており、クラッチレバー13は作業者の手
元部から離れた位置に取付けられている。このため、ク
ラッチレバー13を操作する際には片手をハンドル12から
離さなければならず、その際に管理機がバランスを崩し
て転倒する危険性がある。
課題を解決するための手段 エンジンに連結された出力プーリとミッションに連結さ
れた入力プーリとの間に巻回された動力伝達用のベルト
と、テンションローラを保持するとともに前記ベルトへ
のテンション付与位置とテンション解除位置とに回動自
在なテンションアームと、前記テンションアームを回動
させる駆動部とを有する管理機において、前記駆動部を
作動させる操作スイッチを前記管理機のハンドルにおけ
る作業者の手元部に設けるとともに、前記テンションア
ームがテンション解除位置に回動したことを検出する検
出スイッチと、前記検出スイッチからの検出結果に基づ
いて前記駆動部の作動を停止させる停止手段とを設け
た。
作用 操作スイッチの操作により駆動部を作動させ、駆動部に
よりテンションアームをテンション付与位置又はテンシ
ョン解除位置へ回動させることによってエンジンからミ
ッションへの動力伝達を断続する。また、テンションア
ームがテンション解除位置に回動したことを検出スイッ
チが検出し、検出スイッチからの検出結果に基づいて停
止手段により駆動部の作動が停止され、駆動部に不必要
な負荷が加えられることが防止される。
実施例 本考案の一実施例を第1図乃至第5図に基づいて説明す
る。なお、第6図において説明した部分と同一部分は同
一符号で示し、説明も省略する。管理機16のシャーシフ
レーム17の前部にはエンジン1が搭載され、シャーシフ
レーム17の後部には走行用のミッション(図示せず)を
収納したミッションケース4が固定されている。そし
て、前記エンジン1の出力軸2に固定された出力プーリ
3と前記ミッションの入力軸5に固定された入力プーリ
6との間には動力伝達用のベルト7が巻回されている。
前記ミッションケース4の側面には左右方向水平向きに
突出した支軸18が固定され、この支軸18には、テンショ
ンアーム19の一端に固定された円筒状の筒体20と、テン
ション駆動アーム21の略中央部に固定された円筒状の筒
体22とが回動自在に外嵌されている。
前記テンションアーム19の他端には、前記ベルト7の外
周面に対向するとともに前記支軸18の回りに前記テンシ
ョンアーム19が回動することに伴って前記ベルト7の外
周面に接離するテンションローラ23が回転自在に軸支さ
れている。さらに、前記テンションアーム19には円筒状
のスリーブ24が固定されており、このスリーブ24内に
は、先端部が前記テンション駆動アーム21の上端面に当
接する係合位置とこの当接状態を解除する係合解除位置
とに摺動自在なピン25、及び、このピン25を係合位置に
向けて付勢するスプリング26が収納されている。また、
前記ピン25の後端部にはワイヤ27の一端が連結され、ワ
イヤ27の他端は前記管理機1のハンドル12に取付けられ
たセフティーレバー(図示せず)に連結されている。
つぎに、前記ミッションケース4の側面には、回転方向
を正逆切換自在な駆動部であるテンション用モータ28が
取付けられている。前記テンション用モータ28の回動軸
29には垂直面内で回動する回動アーム30が連結されてお
り、回動アーム30の先端部にはピン31が固定されてい
る。そして、このピン31が前記テンション駆動アーム21
に形成された長穴32内に摺動自在に係合されており、前
記テンション用モータ28の作動に伴う前記回動アーム30
の回動によって、前記テンションアーム19は前記テンシ
ョンローラ23を前記ベルト7に当接させるテンション付
与位置と、テンションローラ23をベルト7から離反させ
るテンション解除位置とに回動される。また、前記ミッ
ションケース4の側面には、前記テンションアーム19が
テンション解除位置に回動した際に前記回動アーム30に
当接する検出スイッチ33が取付けられている。
前記管理機1のハンドル12における作業者の手元部に
は、前記テンション用モータ28を作動させる操作スイッ
チであるテンション切断用スイッチ34とテンション接続
用スイッチ35とが設けられ、これらのスイッチ34,35は
前記ハンドル12に取付けられた制御ケース36内に収納さ
れたコントロール回路37を介して前記テンション用モー
タ28に接続されている。また、前記コントロール回路37
には、グローランプ(図示せず)をオン・オフさせる停
止スイッチ38と前記検出スイッチ33とが接続されてお
り、前記コントロール回路37の一部が、前記検出スイッ
チ33からの検出結果に基づいて前記テンション用モータ
28への通電を停止させる停止手段とされている。
このような構成において、第3図はテンションアーム19
がテンション解除位置に回動されるとともにベルト7へ
のテンション付与が解除されてエンジン1からミッショ
ンへの動力伝達が切断された状態を示し、第4図及び第
5図はテンションアーム19がテンション付与位置に回動
されるとともにベルト7へのテンション付与によりエン
ジン1からミッションへの動力伝達が行われている状態
を示す。
ここで、第3図に示した動力伝達の切断状態からテンシ
ョン接続用スイッチ35を押すと、テンション用モータ28
への通電が行われるとともに回動アーム30が回動軸29と
ともに時計回り方向(矢印A方向)へ回動し、この回動
に伴ってピン31が長穴32にそって前方へ摺動するととも
にテンション駆動アーム21が支軸18の軸心回りに時計回
り方向(矢印B方向)へ回動する。テンション駆動アー
ム21が矢印B方向へ回動すると、スプリング26により付
勢されてスリーブ24外に突出した係合位置に位置するピ
ン25の先端部へテンション駆動アーム21の上端面が当接
し、テンションアーム19は支軸18の軸心回りに時計回り
方向(矢印C方向)へ回動し、やがて、第4図に示すよ
うにテンションローラ23がベルト7の外周面へ当接して
テンション付与状態となり、エンジン1からミッション
への動力伝達が行われる。
つぎに、第4図に示した動力伝達状態からテンション切
断用スイッチ34を押すと、テンション用モータ28への通
電が行われるとともに回動アーム30が回動軸29とともに
反時計回り方向(矢印A′方向)へ回動し、この回動に
伴ってピン31が長穴32にそって後方へ摺動するとともに
テンション駆動アーム21が支軸18の軸心回りに反時計回
り方向(矢印B′方向)へ回動する。テンション駆動ア
ーム21が矢印B′方向へ回動すると、この回動に伴って
テンションアーム19はテンションローラ23等の自重によ
り支軸18の軸心回りに反時計回り方向(矢印C′方向)
へ回動し、やがて、第3図に示すようにテンションロー
ラ23がベルト7の外周面から離反するとともにテンショ
ン解除位置へ回動し、エンジン1からミッションへの動
力伝達が切断される。
ここで、テンションアーム19がテンション解除位置に回
動した直後のタイミングでテンション駆動アーム21が検
出スイッチ33に当接し、検出スイッチ33を作動させる。
すると、検出スイッチ33からの信号によって停止手段37
が作動し、停止手段37からの指示によりテンション用モ
ータ28への通電が停止される。従って、テンションアー
ム19がテンション解除位置に回動した後においてテンシ
ョン切断用スイッチ34を押し続けたとしても引き続きテ
ンション用モータ28へ通電されるということが防止さ
れ、テンション用モータ28に対する不必要な負荷の作用
が防止される。
つぎに、第4図及び第5図に示した動力伝達状態におい
てセフティーレバーを操作すると、ピン25はワイヤ27を
介してスリーブ24内の係合解除位置に引き込まれ、ピン
25の先端部とテンション駆動アーム21との係合状態が解
除される。このため、ピン25による支えを失ったテンシ
ョンアーム19は支軸18の軸心回りに反時計回り方向へ回
動してテンションローラ23がベルト7の外周面から離反
し、エンジン1からミッションへの動力伝達が切断され
る。
考案の効果 本考案は、上述のようにテンションアームをテンション
付与位置とテンション解除位置とへ回動させる駆動部を
作動させる操作スイッチを管理機のハンドルにおける作
業者の手元部に設けたことにより、両手でハンドルを握
った状態で操作スイッチの操作を行うことができ、従っ
て、エンジンからミッションへの動力伝達を断続させる
際における管理機の転倒事故等を防止することができ、
さらに、テンションアームがテンション解除位置に回動
したことを検出する検出スイッチと、検出スイッチから
の検出結果に基づいて駆動部の作動を停止させる停止手
段とを設けたことにより、テンションアームがテンショ
ン解除位置に回動した直後には駆動部の作動を停止させ
ることができ、従って、駆動部を必要以上に作動状態に
維持して不必要な負荷を加えるということを防止するこ
とができ、これにより、駆動部の寿命を長くすることが
できるとともに駆動部へ電力を供給するバッテリの消耗
を防止することができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は配線ブロック図、第2図は管理機の全体を示す側
面図、第3図はテンションアームをテンション解除位置
へ回動させた状態を示す側面図、第4図はテンションア
ームをテンション付与位置へ回動させた状態を示す側面
図、第5図はその平面図、第6図は従来例を示す管理機
全体の側面図である。 1……エンジン、3……出力プーリ、6……入力プー
リ、7……ベルト、12……ハンドル、16……管理機、19
……テンションアーム、23……テンションローラ、33…
…検出スイッチ、34,35……操作スイッチ、37……停止
手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンに連結された出力プーリとミッシ
    ョンに連結された入力プーリとの間に巻回された動力伝
    達用のベルトと、テンションローラを保持するとともに
    前記ベルトへのテンション付与位置とテンション解除位
    置とに回動自在なテンションアームと、前記テンション
    アームを回動させる駆動部とを有する管理機において、
    前記駆動部を作動させる操作スイッチを前記管理機のハ
    ンドルにおける作業者の手元部に設けるとともに、前記
    テンションアームがテンション解除位置に回動したこと
    を検出する検出スイッチと、前記検出スイッチからの検
    出結果に基づいて前記駆動部の作動を停止させる停止手
    段とを設けたことを特徴とする管理機のベルト伝動装
    置。
JP1990058919U 1990-06-04 1990-06-04 管理機のベルト伝動装置 Expired - Lifetime JPH0749111Y2 (ja)

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JPH0417547U JPH0417547U (ja) 1992-02-13
JPH0749111Y2 true JPH0749111Y2 (ja) 1995-11-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6256654A (ja) * 1985-09-02 1987-03-12 Iseki & Co Ltd 変速操作装置

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JPH0417547U (ja) 1992-02-13

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