JPH0749013Y2 - 液圧モータの変速装置 - Google Patents

液圧モータの変速装置

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JPH0749013Y2
JPH0749013Y2 JP1988065630U JP6563088U JPH0749013Y2 JP H0749013 Y2 JPH0749013 Y2 JP H0749013Y2 JP 1988065630 U JP1988065630 U JP 1988065630U JP 6563088 U JP6563088 U JP 6563088U JP H0749013 Y2 JPH0749013 Y2 JP H0749013Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は可変容量形液圧モータを高中低3速に変速し得
る変速装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の変速装置には例えば第4図に示すような可変型
油圧アクチュエータ(特開昭59−113274号)がある。こ
のものは、モータ回転軸81に連結されたシリンダブロッ
ク82に多数のプランジャ83を嵌挿し、このプランジャ83
はその先端に取付けたシュー84を介して斜板85に当接
し、プランジャ83を嵌挿するシリンダ孔86は弁板87を介
してシリンダブロック半回転ごとに吸入用油路88と吐出
用油路89に交互に連通するようにしている。吐出用油路
89からの圧油により前進しようとするプランジャ83は、
斜板85により斜板の案内面部90に垂直方向の動きを規制
されて案内面部90に沿う動きのみ生じ、これによりシリ
ンダブロック82が回転して吸入用油路88に連通するプラ
ンジャ83は斜板85に押されシリンダ孔86の油を吸入用油
路88へ排出する。この場合、斜板85の傾き角度が小さい
ほどプランジャ83のストロークは短くなり、回転軸1回
転当たりの押しのけ容積が小さくなつて、回転軸81は傾
き角度の大きい場合よりも高速で回転する。
この従来装置の斜板85は、ケーシング92との対向面を垂
直面部93とこれを挟む傾斜面部94,95で形成し、垂直面
部93と傾斜面部94,95との分岐部分には、ここを中心と
するボール孔96,97が形成されており、このボール孔96,
97に対応する位置のケーシング92の内壁に形成されたボ
ール孔98,99との間にはボール100,101を挟持するように
なつている。斜板85は、ケーシング92に設けられた補助
シリンダ102,103に油圧がない場合には、垂直面部93で
ケーシング92に当接し(第4図(イ)参照、中速)、油
圧により補助シリンダ103が作動すると、ボール100を中
心に回転して傾斜面部94でケーシング92に当接して斜板
角度が増し(第4図(ロ)参照、低速切換)、油圧によ
り補助シリンダ102が作動すると、ボール101を中心に回
転して傾斜面部95でケーシング92に当接して傾斜角度が
最小となる(第4図(ハ)参照、高速切換)。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、斜板85の案内面部90に対する垂直面部93及び
傾斜面部94,95の各傾き角度の製作誤差、油圧モータの
ロータリ部の製作誤差があると、モータ回転速度に製品
間のバラツキが発生する。このため、車両の走行用モー
タに使用した場合には、左右のモータ間で回転差が生じ
車両が曲進することがある。そこで、斜板85の傾斜面部
94,95の傾き角度をシムで調節して車両の曲進を解消し
ようとすれば、薄層のシムをテーパ状に形成せねばなら
ず、しかもテーパ角を違えた多数のシムが必要なため、
製作が困難な上に製作費が高騰する不都合がある。又、
斜板85を補助シリンダ102又は103で過度に押上げると、
ケーシング92に対する斜板85の面当りが得られないた
め、モータ回転速度が変化することになる。
本考案は前記の点に鑑みてなされたもので、製作が容易
でしかもコンパクトな構成によつて3段階の所望モータ
速度を確保できるようにした液圧モータの変速装置の提
供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために本考案においては、ケーシン
グ2に取付けられた回転軸1と、回転軸1に連結された
シリンダブロック5と、シリンダブロック5に挿入され
先端にシュー9を取付けた多数のプランジャ6と、ケー
シング2に傾転可能に配設され前記シュー9が摺動自在
に当接する斜板8と、シリンダブロック5に隣接するよ
うにケーシング2に装着された弁板12を含む可変容量形
液圧モータにおいて、斜板8の両端に連結され互に逆方
向に作動して斜板8を傾転する第1シリンダ18と第2シ
リンダ19及びシリンダ径が第1シリンダ18よりも大径で
第2シリンダ19の背後に当接する第3シリンダ22からな
るシリンダ装置17と、斜板傾転角度を、第2シリンダ19
の伸張と第1シリンダ18の短縮で最大位置に、第1シリ
ンダ18の伸張と第2シリンダ19、第3シリンダ22の短縮
で最小位置に、第1シリンダ18、第3シリンダ22の伸張
と第2シリンダ19の短縮で中間位置にセットするための
シリンダ切換装置45を配設する。
このシリンダ切換装置45は、設定圧力が異なる2つのパ
イロット切換弁49,51と、これらの切換弁のパイロット
室58,59に同じパイロット指令圧を導く1本のパイロッ
ト管路60と、パイロット指令圧調節手段(図示せず)で
構成する。
又、前記シリンダ切換装置45は、1つの3位置5ポート
パイロット切換弁46と、そのパイロット室63に接続する
1本のパイロット管路と、パイロット指令圧調節手段
(図示せず)で構成してもよい。
斜板8の傾転角度を調節するために、第1シリンダ18及
び第3シリンダ22の背後にそれぞれピストン後退限調節
機構68,69を設け、さらに第3シリンダ22にピストン前
進限を規定するシム41を設けるとよい。
〔作用〕 シリンダ切換装置45のパイロット切換弁49,51(又
は3位置5ポートパイロット切換弁46)に第1のパイロ
ット指令圧を導くと、第2シリンダ19が伸張し第1シリ
ンダ18が短縮して斜板8が最大傾転角度位置をとるの
で、液圧モータ44は大トルク低速回転となる。
パイロット切換弁49,51(又は3位置5ポートパイ
ロット切換弁46)に第2のパイロット指令圧を導くと、
第1シリンダ18が伸張し第2シリンダ19及び第3シリン
ダ22が短縮して斜板8が最小傾転角度位置をとるので、
液圧モータ44は小トルク高速回転となる。
パイロット切換弁49,51(又は3位置5ポートパイ
ロット切換弁46)に第3のパイロット指令圧を導くと、
第1シリンダ18と第3シリンダ22が伸張し第2シリンダ
19が短縮して斜板8が中間傾転角度位置をとるので、液
圧モータ44は中速回転となる。
前記第1,第2および第3の各パイロット指令圧はパイロ
ット指令圧調節手段で設定している。
斜板8の最小傾転角度は第3シリンダ22背後のピストン
後退限調節機構69により、斜板8の最大傾転角度は第1
シリンダ18背後のピストン後退限調節機構68により、そ
れぞれ調節することができる。斜板8の中間傾転角度は
第3シリンダ22のピストン前進限を規定するシム41の厚
みを変えることによつて調節できる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1図及び
第2図において、1はケーシング2に装着せる軸受3,4
によつて支承された油圧モータの回転軸、5は回転軸1
にスプラインで連結されたシリンダブロック、6はシリ
ンダブロック5のシリンダ孔7に摺動自在に嵌挿された
プランジャ、8はケーシング2の円弧状軸受部10で傾転
可能に支持された斜板、11はケーシング2に取付けられ
た弁板12にシリンダブロック5を当接すると共にプラン
ジャ6の先端に首振自在に取付けられたシュー9を斜板
8に当接するばね、前記シリンダ孔7は、シリンダブロ
ック5の半回転ごとに弁板12の瓜状孔13に連通する吐出
用孔15と瓜状孔14に連通する排出用孔(図示せず)に交
互に連通するようにしている。
斜板8の両端は弁板12側のケーシング2に配設された2
つのシリンダ18,19のピストン24,32にロッド20,21を介
して傾転可能に連結され、第2シリンダ19の背後にはシ
リンダ径が第1シリンダ18及び第2シリンダ19よりも大
きい第3シリンダ22を配設する。
第1シリンダ18は、シリンダ孔23に前記ロッド20を首振
自在に取付けたピストン24とこのピストンの背面にばね
25を押付けるストッパ26を嵌挿する。ピストン24の後退
限は、ケーシング2に螺合され且つロッド27を介してス
トッパ26と当接する調整ねじ28で設定する。第2シリン
ダ19は、シリンダ孔31に前記ロッド21を首振自在に取付
けたピストン32とこのピストン32にばね33を押付けるス
トッパ34を嵌挿する。第3シリンダ22はシリンダ孔36に
ピストン37とストッパ38を嵌挿し、シリンダカバーに螺
合した調整ねじ39の進退によりストッパ38、ピストン3
7、ピストン37に一体形成され且つシリンダ孔36と31と
を連通する小孔に挿通したロッド40、ストッパ34を介し
て第2シリンダのピストン32の後退限を調節する。又、
第3シリンダ22のピストン37の前進限はシリンダ孔36の
第2シリンダ側端面に介装したシム41で規定する。この
シム41は、ねじ39を螺合するカバーを図示のようにケー
シングに着脱自在な取付けとすることにより、新しいシ
ムと簡単に取替えできる。
第1シリンダ18背後のロッド27と調節ねじ28はロックナ
ット42とで第1シリンダ18のピストン後退限調節機構68
を構成し、第3シリンダ22背後の調節ねじ39はロックナ
ット43とで第2シリンダ19のピストン後退限調節機構69
を構成するので、いずれもピストン後退限を外部から簡
単に調節できる。
尚、図中65,66,67はストッパ26,34,38に設けたOリング
である。
第1シリンダ18、第2シリンダ19及び第3シリンダ22か
らなるシリンダ装置17はシリンダ切換装置45によつて制
御する。
第1図に示すシリンダ切換装置45は、油圧モータ44の両
給排ポートに接続するシャットル弁47に通路48で接続す
る2位置4ポートの第2パイロット切換弁51、この切換
弁に通路50で接続する2位置4ポートの第1パイロット
切換弁49、両パイロット切換弁49,51のパイロット室58,
59に同じパイロット指令圧を導く1本のパイロット管路
60及びパイロット指令圧調節手段(図示せず)を備え、
第1パイロット切換弁49は通路52,53により、第1シリ
ンダ18におけるピストン24とストッパ26との間の液室54
と第3シリンダ22におけるピストン37とストッパ38との
間の液室55に接続し、第2パイロット切換弁51は通路56
により第2シリンダ19におけるピストン3とストッパ34
との間の液室57に接続する。そして、第1のパイロット
切換弁49の設定ばね61と第2のパイロット切換弁51の設
定ばね62のセット荷重を違えておく。本実施例ではばね
61は30kgに、ばね62は15kgに設定している。
従つて、パイロット指令圧調節手段によつて設定された
パイロット指令圧Piがばね61,62の設定圧力より小さい
とき、例えば零では両パイロット切換弁49,51は位置A
に、ばね62の設定圧力より大でばね61の設定出力より小
さいときパイロット切換弁49は位置A、パイロット切換
弁51は位置Bに、ばね61,62の設定圧力より大きいとき
パイロット切換弁49,51は位置Bに切換わる。
いま、パイロット切換弁49,51が共に位置Aに切換わる
と、シャットル弁47からの圧液は通路48、第2パイロッ
ト切換弁51、通路56を経て第2シリンダ19の液室57に流
入し、第1シリンダ18の液室54及び第3シリンダ22の液
室55は通路52,53、第1パイロット切換弁49、通路50、
第2パイロット切換弁51を経てタンク64に連通する。こ
れにより、第2シリンダ19のピストン32は第1シリンダ
18のばね25に抗してピストン24がストッパ26、ロッド27
を介し調節ねじ28に当接するまで斜板8を時計方向に回
転するので、斜板8は最大傾転位置をとり、油圧モータ
は大トルク低速回転となる。
第1パイロット弁49が位置Aに、第2パイロット切換弁
51が位置Bに切換わると、シャットル弁47からの圧液は
パイロット切換弁51、通路50、パイロット切換弁49、通
路52,53を通つて第1シリンダ18の液室54と第3シリン
ダ22の液室55に分流し、第2シリンダ19の液室57は通路
56、第2パイロット切換弁51を経てタンク64に連通す
る。これにより、シリンダ径が第1シリンダ18より大き
い第3シリンダ22のピストン37がシム4に当接するまで
前進し、他方、第1シリンダ18のピストン24は第2シリ
ンダ19のばね33に抗してピストン32がストッパ34を介し
前進限に位置するピストン37に当接するまで斜板8を反
時計方向に回転する。このため、斜板8は中間傾転位置
をとり、油圧モータは中速回転となる。
パイロット切換弁49,51が共に位置Bに切換わると、シ
ャットル弁47からの圧液はパイロット切換弁51、通路5
0、パイロット切換弁49、通路52を通つて第1シリンダ1
8の液室54に流入し、第2シリンダ19の液室57と第3シ
リンダ22の液室55はそれぞれパイロット切換弁につなが
るタンク64に連通する。これにより、第1シリンダ18の
ピストン24は第2シリンダ19のばね33に抗してピストン
32がストッパ34、ピストン37、ストッパ38を介して調節
ねじ39に当接するまで斜板8を反時計方向に回転する。
このため、斜板8は最小傾転位置をとり、油圧モータは
小トルク高速回転となる。
第2図に示す3位置5ポートパイロット切換弁46(以下
単にパイロット切換弁46という)は、油圧モータ44の両
給排ポートに接続するシャットル弁47に通路48で接続
し、第1シリンダ18の液室54、第3シリンダ22の液室5
5、第2シリンダ19の液室57に通路52,53,56で接続し、
パイロット室63は1本のパイロット管路でパイロット指
令圧調節手段(図示せず)に接続している。そして、パ
イロット指令圧調節手段によつて設定されたパイロット
指令圧Piがばね70の初期セット圧力より小さいとき位置
Aに切換わり、初期セット圧力より大でばね70の設定圧
力以下では位置Bに切換わり、設定圧力を越えれば位置
Cに切換わるようにしている。尚、ばね70を第1ばね
と、初期セット圧力が第1ばね設定圧力より大きい第2
ばねの直列配置とし、パイロット指令圧Piが第1ばねの
設定圧力以下では位置Aに、第1ばねの設定圧力を越え
第2ばねの設定圧力以下では位置Bに、第2ばねの設定
圧力を越えれば位置Cに切換わるようにしてもよい。
いま、パイロット切換弁46が位置Aに切換わると、シャ
ットル弁47からの圧液は通路48,56を経て第2シリンダ1
9の液室57に流入し、第1シリンダ18の液室54及び第3
シリンダ22の液室55はいずれもタンク64に連通するた
め、第1図の実施例と同様、斜板8は最大傾転位置をと
る。パイロット切換弁46が位置Bに切換わると、シャッ
トル弁47からの圧液は第1シリンダ18の液室54と第3シ
リンダ22の液室55に分流し、第2シリンダ19の液室57は
タンク64に連通するため、第1図の実施例と同様、斜板
8は中間傾転位置をとる。パイロット切換弁46が位置C
に切換わると、シャットル弁47からの圧液は第1シリン
ダ18の液室54に流入し、第2シリンダ19の液室57と第3
シリンダ22の液室55はタンク64に連通するため、第1図
の実施例と同様、斜板8は最小傾転位置をとる。
尚、第2シリンダ19と第3シリンダ22は同一軸線上にな
くてもよい。又、第2シリンダ19と第3シリンダ22との
間に適宜の中継手段を介装してもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本発明によれば、斜板の両端に連結
する第1シリンダ、第2シリンダ及び第2シリンダ背後
の第3シリンダを制御して斜板傾転角度を大中小3位置
に選択的にセットするシリンダ切換装置は、設定圧力が
異なる2つのパイロット切換弁(又は1つの3位置5ポ
ートパイロット切換弁)を切換えるパイロット指令圧を
変えることによつて、パイロット管路を1本としたの
で、液圧モータの変速装置のコンパクト化、コスト低減
に役立つ。
また、3段階のモータ速度を得るために斜板に傾き角度
を違えた4面の斜面部を高精度に加工しなければならな
かつた従来装置に比べ、製作し易いというメリットがあ
る。
さらに、本案装置は、液圧モータの高低2速の調節は第
1シリンダおよび第3シリンダの背後に設けたピストン
後退限調節機構によつて行い、中間速度の調節は第3シ
リンダに介装するシムの厚みを変えることによつて行う
ので、本案装置を用いた車両の左右の走行用モータ間で
回転差が生じたとしても、簡単に解消することができ、
車両の曲進を回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本考案の実施例の縦断面図
と一部油圧回路図、第3図は従来装置の一部切欠き縦断
面図、第4図は同斜板の作動説明図である。 1……回転軸、2……ケーシング、5……シリンダブロ
ック、6……プランジャ、8……斜板、9……シュー、
12……弁板、17……シリンダ装置、18……第1シリン
ダ、19……第2シリンダ、22……第3シリンダ、41……
シム、45……シリンダ切換装置、46……3位置5ポート
パイロット切換弁、49,51……パイロット切換弁、58,5
9,63……パイロット室、60……パイロット管路、68,69
……ピストン後退限調節機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−155303(JP,A) 特開 昭60−208606(JP,A) 特公 昭36−13554(JP,B1) 特公 昭51−3401(JP,B1) 実公 昭43−11656(JP,Y1)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシング(2)に取付けられた回転軸
    (1)と、回転軸(1)に連結されたシリンダブロック
    (5)と、シリンダブロック(5)に挿入され先端にシ
    ュー(9)を取付けた多数のプランジャ(6)と、ケー
    シング(2)に傾転可能に配設され前記シュー(9)が
    摺動自在に当接する斜板(8)と、シリンダブロック
    (5)に隣接するようにケーシング(2)に装着された
    弁板(12)を含む可変容量形液圧モータにおいて、斜板
    (8)の両端に連結され互に逆方向に作動して斜板
    (8)を傾転する第1シリンダ(18)と第2シリンダ
    (19)及びシリンダ径が第1シリンダ(18)よりも大径
    で第2シリンダ(19)の背後に当接する第3シリンダ
    (22)からなるシリンダ装置(17)と、斜板傾転角度
    を、第2シリンダ(19)の伸張と第1シリンダ(18)の
    短縮で最大位置に、第1シリンダ(18)の伸張と第2シ
    リンダ(19)、第3シリンダ(22)の短縮で最小位置
    に、第1シリンダ(18)、第3シリンダ(22)の伸張と
    第2シリンダ(19)の短縮で中間位置にセットするため
    のシリンダ切換装置(45)を備え、このシリンダ切換装
    置(45)は、設定圧力が異なる2つのパイロット切換弁
    (49),(51)と、両パイロット切換弁のパイロット室
    (58),(59)に同じパイロット指令圧を導く1本のパ
    イロット管路(60)と、パイロット指令圧調節手段で構
    成したことを特徴とする液圧モータの変速装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の液圧モータの変速装置にお
    いて、シリンダ切換装置(45)を、1つの3位置5ポー
    トパイロット切換弁(46)と、そのパイロット室(63)
    に接続する1本のパイロット管路と、パイロット指令圧
    調節手段で構成した液圧モータの変速装置。
  3. 【請求項3】第1シリンダ(18)と第3シリンダ(22)
    の背後にそれぞれピストン後退限調節機構(68),(6
    9)を設け、さらに第3シリンダ(22)にピストン前進
    限を規定するシム(41)を設けた請求項1または2記載
    の液圧モータの変速装置。
JP1988065630U 1988-05-18 1988-05-18 液圧モータの変速装置 Expired - Lifetime JPH0749013Y2 (ja)

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