JPH0748914Y2 - ロッカーの施錠装置 - Google Patents
ロッカーの施錠装置Info
- Publication number
- JPH0748914Y2 JPH0748914Y2 JP6673089U JP6673089U JPH0748914Y2 JP H0748914 Y2 JPH0748914 Y2 JP H0748914Y2 JP 6673089 U JP6673089 U JP 6673089U JP 6673089 U JP6673089 U JP 6673089U JP H0748914 Y2 JPH0748914 Y2 JP H0748914Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latch
- plunger
- lock pin
- latch head
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Coin-Freed Apparatuses For Hiring Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、施錠及び解錠操作により電気的に施錠及び解
錠されるロッカーの施錠装置において、施錠中のロッカ
ーに衝撃を加えて不正解錠する事故を防止するロッカー
の施錠装置に関する。
錠されるロッカーの施錠装置において、施錠中のロッカ
ーに衝撃を加えて不正解錠する事故を防止するロッカー
の施錠装置に関する。
従来のロッカーの施錠装置の概要を第4図(イ),
(ロ)及び第5図(イ),(ロ)の略図に示す。
(ロ)及び第5図(イ),(ロ)の略図に示す。
第4図(イ)において、ロッカーの扉に取付けられた錠
ケース1の孔2よりデッドボルト3の先端部3aが出没可
能に設けられ、デッドボルト3の下面に施錠用凹部4が
設けられる。
ケース1の孔2よりデッドボルト3の先端部3aが出没可
能に設けられ、デッドボルト3の下面に施錠用凹部4が
設けられる。
デッドボルト3の先端部3aが孔2より突出したときに、
先端部3aがロッカー本体Rの係合孔5に嵌入してロッカ
ー本体Rを係止するようになている。
先端部3aがロッカー本体Rの係合孔5に嵌入してロッカ
ー本体Rを係止するようになている。
デッドボルト3の先端部3aが突出したときに施錠用凹部
4の下方となる位置に、ソレノイド6が配設される。
4の下方となる位置に、ソレノイド6が配設される。
ソレノイド6は、一般のソレノイドで、通電したときに
はプランジャー7をばね8に抗して下方に吸引する。
はプランジャー7をばね8に抗して下方に吸引する。
通電されないときは、プランジャー7が上昇位置に保持
され、プランジャー7の先端7aが施錠用凹部4内に係入
し、デッドボルト3は施錠位置に係止される。
され、プランジャー7の先端7aが施錠用凹部4内に係入
し、デッドボルト3は施錠位置に係止される。
又、解錠操作によりソレノイド6に通電されると、プラ
ンジャー7が下方に吸引されて先端7aが施錠用凹部4か
ら離脱してデッドボルト3が後退可能となり、図示しな
い機構により駆動されたデッドボルト3が後退するとデ
ッドボルト3の先端部3aがロッカー本体Rの孔5より離
脱して扉Dが開放可能となる(第4図(ロ)参照)。
ンジャー7が下方に吸引されて先端7aが施錠用凹部4か
ら離脱してデッドボルト3が後退可能となり、図示しな
い機構により駆動されたデッドボルト3が後退するとデ
ッドボルト3の先端部3aがロッカー本体Rの孔5より離
脱して扉Dが開放可能となる(第4図(ロ)参照)。
此のようなロッカーの施錠装置は、解錠している間はソ
レノイド6に通電しておかなければならない欠点があ
る。
レノイド6に通電しておかなければならない欠点があ
る。
第5図(イ)及び(ロ)はロッカーの施錠装置はこのよ
うな欠点を取り除いた他の従来例を示すものである。
うな欠点を取り除いた他の従来例を示すものである。
同図において、符号9は反転型のラッチヘッドユニット
で、ロッカーの錠ケース1の内部に取付けられたラッチ
ケース10の端面より出没可能に且つ反転可能に設けられ
たラッチヘッド11と、ラッチケース10内に設けられたば
ね(図示しない)によりラッチヘッド11を突出する方向
に押圧し、押圧接触しているときにはラッチヘッド11の
反転を阻止するロックピン12を有する。
で、ロッカーの錠ケース1の内部に取付けられたラッチ
ケース10の端面より出没可能に且つ反転可能に設けられ
たラッチヘッド11と、ラッチケース10内に設けられたば
ね(図示しない)によりラッチヘッド11を突出する方向
に押圧し、押圧接触しているときにはラッチヘッド11の
反転を阻止するロックピン12を有する。
錠ケース1の内壁面には上部起立壁13及び下部起立壁14
が上下方向に配列して設けられ、上部起立壁13及び下部
起立壁14に穿設された孔に昇降部材15が挿入される。
が上下方向に配列して設けられ、上部起立壁13及び下部
起立壁14に穿設された孔に昇降部材15が挿入される。
昇降部材15の外周面に止着された止め輪16と上部起立壁
13との間にばね17が弾装され、昇降部材15は下方に付勢
され、後述するプランジャー18に圧接する。
13との間にばね17が弾装され、昇降部材15は下方に付勢
され、後述するプランジャー18に圧接する。
昇降部材15の下方には、プランジャー18を下方に安定保
持する単安定型のラッチ型のソレノイド19が配設され、
プランジャー18の先端に板状のばね抑え20がねじ21によ
り締着され、ばね抑え21とソレノイド19の間にばね22が
弾装される。
持する単安定型のラッチ型のソレノイド19が配設され、
プランジャー18の先端に板状のばね抑え20がねじ21によ
り締着され、ばね抑え21とソレノイド19の間にばね22が
弾装される。
そして、施錠操作によりソレノイド19に短時間通電され
ると、プランジャー18が上昇し、プランジャー18に押さ
れた昇降部材15がばね17に抗して上昇し、ロックピン12
の後退を阻止する位置となり、ラッチヘッドユニット9
が施錠状態に保たれる(第5図(イ)参照)。
ると、プランジャー18が上昇し、プランジャー18に押さ
れた昇降部材15がばね17に抗して上昇し、ロックピン12
の後退を阻止する位置となり、ラッチヘッドユニット9
が施錠状態に保たれる(第5図(イ)参照)。
次に、解錠操作によりソレノイド19に短時間通電される
と、プランジャー18がばね22に抗して下降し、昇降部材
15がロックピン12の後退を妨げない位置まで下降し、ラ
ッチヘッド11が反転並びに後退可能となり、扉Dが解錠
される(第5図(ロ)参照)ようになっている。
と、プランジャー18がばね22に抗して下降し、昇降部材
15がロックピン12の後退を妨げない位置まで下降し、ラ
ッチヘッド11が反転並びに後退可能となり、扉Dが解錠
される(第5図(ロ)参照)ようになっている。
尚、第4図に示す符号23はデッドボルト3の後退を検知
して解錠状態にあることを知らせるセンサであり、第5
図に示す符号24はプランジャー18の下降位置を検知して
ラッチヘッドユニットの解錠状態にあることを知らせる
センサである。
して解錠状態にあることを知らせるセンサであり、第5
図に示す符号24はプランジャー18の下降位置を検知して
ラッチヘッドユニットの解錠状態にあることを知らせる
センサである。
此の第二実施例の施錠装置は、単安定型のラッチ型ソレ
ノイドを使用しているため、通電時間をワンタイムにす
ることが出来る利点と、双安定型のラッチ型ソレノイド
のように消費電力が大となる虞がない利点がある。
ノイドを使用しているため、通電時間をワンタイムにす
ることが出来る利点と、双安定型のラッチ型ソレノイド
のように消費電力が大となる虞がない利点がある。
然し、このような従来例には次のような問題があった。
以上のようにして、所定の硬貨を投入して物品を格納
し、ロッカー扉Dを施錠して物品を一時保管するが、此
の保管中に、不心得者が此のロッカーを持ち上げた後に
ロッカーを落下して、ロッカーに慣性力を利用した激し
い衝撃を加えてプランジャー7或いは18を下降せしめ、
プランジャー7或いは18を下方に安定保持させて扉Dを
不正に解錠する盗難事故が発生する問題があった。
し、ロッカー扉Dを施錠して物品を一時保管するが、此
の保管中に、不心得者が此のロッカーを持ち上げた後に
ロッカーを落下して、ロッカーに慣性力を利用した激し
い衝撃を加えてプランジャー7或いは18を下降せしめ、
プランジャー7或いは18を下方に安定保持させて扉Dを
不正に解錠する盗難事故が発生する問題があった。
本考案はかかる盗難事故を防止することができるロッカ
ーの施錠装置を提供することを目的とするものである。
ーの施錠装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本考案のロッカーの施錠装
置では、扉に取付けられた錠ケースの内部に、ラッチケ
ースの端面より出没可能に設けられ突出してロッカー本
体に係入する方向に付勢され反転後退して開扉を許容す
るラッチヘッドと該ラッチヘッドに圧接して係合しラッ
チヘッドの反転後退を阻止するロックピンを有するラッ
チヘッドユニットと、プランジャーが下降時に安定保持
されるラッチ型のソレノイドと、上記プランジャーの昇
降により同方向に昇降し、上昇したときに上記ロックピ
ンの後退移動路に重なり下降したときに上記ロックピン
の後退移動路から外れる解錠孔を有する昇降部材を設け
た。
置では、扉に取付けられた錠ケースの内部に、ラッチケ
ースの端面より出没可能に設けられ突出してロッカー本
体に係入する方向に付勢され反転後退して開扉を許容す
るラッチヘッドと該ラッチヘッドに圧接して係合しラッ
チヘッドの反転後退を阻止するロックピンを有するラッ
チヘッドユニットと、プランジャーが下降時に安定保持
されるラッチ型のソレノイドと、上記プランジャーの昇
降により同方向に昇降し、上昇したときに上記ロックピ
ンの後退移動路に重なり下降したときに上記ロックピン
の後退移動路から外れる解錠孔を有する昇降部材を設け
た。
上記のように構成されたロッカーの施錠装置の作用は次
のようになる。
のようになる。
(解錠状態) ソレノイドのプランジャーは上昇した位置に保持され、
プランジャーの上昇に伴って上昇している昇降部材の解
錠孔はロックピンが後退移動路に重なりロックピンが後
退可能となる、ロックピンが後退するとラッチヘッドが
反転並びに後退可能となり扉を開く事が出来る。
プランジャーの上昇に伴って上昇している昇降部材の解
錠孔はロックピンが後退移動路に重なりロックピンが後
退可能となる、ロックピンが後退するとラッチヘッドが
反転並びに後退可能となり扉を開く事が出来る。
(施錠) 施錠信号によりソレノイドに短時間通電されると、プラ
ンジャーが下降し下降位置に安定保持される。
ンジャーが下降し下降位置に安定保持される。
プランジャーの下降に伴って下降した昇降部材の解錠孔
はロックピンの後退位置よりも低くなり、昇降部材がロ
ックピンの後退を阻止し、ロッカーは施錠状態に保たれ
る。
はロックピンの後退位置よりも低くなり、昇降部材がロ
ックピンの後退を阻止し、ロッカーは施錠状態に保たれ
る。
かかる状態で、ロッカーに下向きの激しい衝撃を加えて
もプランジャーは下降位置に安定保持されているので上
昇することは無く、従って、ロックピンの後退は阻止さ
れた状態に保たれ、ロッカーの不正解錠は防止される。
もプランジャーは下降位置に安定保持されているので上
昇することは無く、従って、ロックピンの後退は阻止さ
れた状態に保たれ、ロッカーの不正解錠は防止される。
本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。
第1図はカバーを取り外したロッカーの施錠装置の正面
図であり、第2図はその側面図を示す。
図であり、第2図はその側面図を示す。
同図において、ロッカーRの扉D内壁面に、取付け部材
25を介して錠ケース26が取付けられる。
25を介して錠ケース26が取付けられる。
錠ケース26の内壁面には、取付け台27が複数のねじ28に
より締着される。
より締着される。
取付け台27はほぼ直角に屈曲されて起立したラッチ支持
壁29、上部起立壁30、下部起立壁31及びソレノイド取付
け壁32が形成され、ラッチ支持壁29に角孔33が穿設され
る(第3図参照)。
壁29、上部起立壁30、下部起立壁31及びソレノイド取付
け壁32が形成され、ラッチ支持壁29に角孔33が穿設され
る(第3図参照)。
錠ケース26の扉D端部側の側壁34に角孔35が設けられ
(第1図参照)、角孔33及び角孔35に反転型のラッチヘ
ッドユニット36のラッチケース37が挿入される。
(第1図参照)、角孔33及び角孔35に反転型のラッチヘ
ッドユニット36のラッチケース37が挿入される。
ラッチケース37の前端には矩形の鍔部38が設けられ、鍔
部38はねじ39により錠ケース25の表面側の側壁34に締着
される(第2図及び第3図参照)。
部38はねじ39により錠ケース25の表面側の側壁34に締着
される(第2図及び第3図参照)。
鍔部38に角孔40が穿設され、ラッチケース37の内部に挿
入されたラッチヘッド41の先端部は角孔40から出没可能
である。
入されたラッチヘッド41の先端部は角孔40から出没可能
である。
ラッチヘッド41の先端部には、ラッチヘッド41の出没方
向に平行な係止面42と係止面42の端部からと係止面42の
反対側に伸びる斜面43を有する。
向に平行な係止面42と係止面42の端部からと係止面42の
反対側に伸びる斜面43を有する。
ラッチヘッド41は、ラッチケース37内に挿入された両側
面に突起(図示しない)を有し、此の突起を支点として
第3図の矢印G方向に回動可能であるが、ラッチヘッド
41の後面に後述するロックピン44が圧接する場合には、
ラッチヘッド41の後面がロックピン44に係止されて回動
不能となる。
面に突起(図示しない)を有し、此の突起を支点として
第3図の矢印G方向に回動可能であるが、ラッチヘッド
41の後面に後述するロックピン44が圧接する場合には、
ラッチヘッド41の後面がロックピン44に係止されて回動
不能となる。
ラッチケース36内にはロックピン44が前後方向に移動可
能に設けられ、ラッチケース37に設けられたばね(図示
しない)によりラッチヘッド41の後端部に圧接する方向
に付勢され、ロックピン44に押圧されたラッチヘッド41
は係止面42を起立した状態で角孔40から突出し、ロッカ
ー本体Rの孔H(第1図参照)に係入する。
能に設けられ、ラッチケース37に設けられたばね(図示
しない)によりラッチヘッド41の後端部に圧接する方向
に付勢され、ロックピン44に押圧されたラッチヘッド41
は係止面42を起立した状態で角孔40から突出し、ロッカ
ー本体Rの孔H(第1図参照)に係入する。
取付け台27のソレノイド取付け壁32にはソレノイド45が
ねじ止めされる。
ねじ止めされる。
ソレノイド45は、プランジャー46が下降位置にあるとき
にプランジャー46を安定保持する単安定型のラッチ型の
ソレノイドであり、プランジャー46の上端に設けられた
ねじ孔に螺合するねじ47によりばね抑え48がプランジャ
ー46の上端面に取付けられ、ばね抑え48とソレノイド45
との間にばね49が弾装される(第1図参照)。
にプランジャー46を安定保持する単安定型のラッチ型の
ソレノイドであり、プランジャー46の上端に設けられた
ねじ孔に螺合するねじ47によりばね抑え48がプランジャ
ー46の上端面に取付けられ、ばね抑え48とソレノイド45
との間にばね49が弾装される(第1図参照)。
取付け台27の上部起立壁30及び下部起立壁31には同軸の
孔が設けられ、此の孔に昇降部材50の円柱状の軸部50a
が挿入される。
孔が設けられ、此の孔に昇降部材50の円柱状の軸部50a
が挿入される。
軸部50aには止め輪51が嵌着され、止め輪51と上部起立
壁30の間にばね52が弾装され、昇降部材50は下方に付勢
され、軸部50aの下端はプランジャー46の上部のねじ47
に圧接する。
壁30の間にばね52が弾装され、昇降部材50は下方に付勢
され、軸部50aの下端はプランジャー46の上部のねじ47
に圧接する。
従って、プランジャー46が昇降すると、プランジャー46
に圧接する昇降部材50がプランジャー46と同方向に同量
だけ昇降する。
に圧接する昇降部材50がプランジャー46と同方向に同量
だけ昇降する。
軸部50aの上部には軸部50aよりも大径の頭部50bが設け
られ、頭部50bの表面のロックピン44側に有底の長孔53
が刻設され、長孔53の下端部に、頭部50bを貫通する解
錠孔54が穿設される。
られ、頭部50bの表面のロックピン44側に有底の長孔53
が刻設され、長孔53の下端部に、頭部50bを貫通する解
錠孔54が穿設される。
そして、プランジャー46と共に昇降部材50が上昇したと
きに、解錠孔54がロックピン44の後退路に重なり、後退
するロックピン44が解錠孔54内に挿入されるようになっ
ている。
きに、解錠孔54がロックピン44の後退路に重なり、後退
するロックピン44が解錠孔54内に挿入されるようになっ
ている。
ばね抑え48は、第1図において右方向に長く伸び、ばね
抑え48の右端部に近接するセンサ55により昇降部材50の
昇降が検出される。
抑え48の右端部に近接するセンサ55により昇降部材50の
昇降が検出される。
以上のように構成されたロッカーの施錠装置の作用につ
いて説明する。
いて説明する。
(解錠状態) ソレノイド45のプランジャー46は第1図に示す上昇位置
にあり、解錠孔54の位置はロックピン44の後退移動の軌
跡と重なる位置にあり、ロックピン44は後退可能であ
る。
にあり、解錠孔54の位置はロックピン44の後退移動の軌
跡と重なる位置にあり、ロックピン44は後退可能であ
る。
又、ラッチケース37の前端より突出する方向に付勢され
ているラッチヘッド41は、ロッカー本体Rの孔Hに係入
し、係止面42が孔Hの内面に当接して扉は閉扉状態にあ
るが、扉に開扉方向の力を加えた場合には、ロックピン
44が後退可能であるのでロックピン44と共にラッチヘッ
ド41が後退可能であり、扉に押された係止面42が傾斜し
て斜面となり、斜面に働く開扉力の分力を受けてラッチ
ヘッド41がラッチケース37内に没入し、扉が開かれる。
ているラッチヘッド41は、ロッカー本体Rの孔Hに係入
し、係止面42が孔Hの内面に当接して扉は閉扉状態にあ
るが、扉に開扉方向の力を加えた場合には、ロックピン
44が後退可能であるのでロックピン44と共にラッチヘッ
ド41が後退可能であり、扉に押された係止面42が傾斜し
て斜面となり、斜面に働く開扉力の分力を受けてラッチ
ヘッド41がラッチケース37内に没入し、扉が開かれる。
このとき、ラッチヘッド41と共に後退したロックピン44
は解錠孔54内に挿入される。
は解錠孔54内に挿入される。
開扉された扉を閉扉すると、再びラッチヘッド41が孔H
に係入して扉は閉扉状態となる。
に係入して扉は閉扉状態となる。
即ち、扉は自由に開閉することが出来る。
(施錠) 施錠操作により、単安定型のラッチ型ソレノイド45に短
時間通電され、プランジャー46が下降し、下方に安定保
持される。
時間通電され、プランジャー46が下降し、下方に安定保
持される。
プランジャー46の下降に伴って昇降部材50が下降し、下
降した解錠孔54がロックピン44の後方移動軌跡より外れ
る。
降した解錠孔54がロックピン44の後方移動軌跡より外れ
る。
従って、ロクピン44は後退が不能となり、ラッチヘッド
41は後退不能のままロックピン44に係止され、係止面42
は起立した状態に保持されて開扉力を受けても傾斜する
ことはない。
41は後退不能のままロックピン44に係止され、係止面42
は起立した状態に保持されて開扉力を受けても傾斜する
ことはない。
かくして、ロッカーは施錠状態に保たれる。
このように施錠されたロッカーを持ち上げて落下し、施
錠装置に慣性力による激しい下向きの衝撃を加えても、
プランジャー46は下方に安定保持されているため、上昇
することは無く、不法解錠が防止される。
錠装置に慣性力による激しい下向きの衝撃を加えても、
プランジャー46は下方に安定保持されているため、上昇
することは無く、不法解錠が防止される。
正規の解錠操作によりソレノイド45に短時間通電される
と、プランジャー46が上昇して解錠される。
と、プランジャー46が上昇して解錠される。
本考案は、以上説明したように、ワンタイムの通電並び
に消費電力の節減の立場から単安定型のラッチ型ソレノ
イドを使用した場合においても、プランジャーがラッチ
型のソレノイドにより下方に安定保持されたときにラッ
チヘッドの後退を阻止するので、施錠中のロッカーを持
ち上げて落下するような激しい下向きの衝撃を加えても
ソレノイドのプランジャーが下方位置に保持され上昇す
る虞は無く、不法解錠は確実に防止される。
に消費電力の節減の立場から単安定型のラッチ型ソレノ
イドを使用した場合においても、プランジャーがラッチ
型のソレノイドにより下方に安定保持されたときにラッ
チヘッドの後退を阻止するので、施錠中のロッカーを持
ち上げて落下するような激しい下向きの衝撃を加えても
ソレノイドのプランジャーが下方位置に保持され上昇す
る虞は無く、不法解錠は確実に防止される。
第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、 第1図はカバーを取り外した錠ケースの正面図、 第2図は第1図の側面図、 第3図は錠ケース内の要部斜視図、 第4図(イ),(ロ)は従来の施錠装置の動作説明用の
略図、 第5図(イ),(ロ)は他の従来例を示す施錠装置の動
作説明用の略図である。 D……扉、26……錠ケース、27……取付け台、36……ラ
ッチヘッドユニット、37……ラッチケース、41……ラッ
チヘッド、44……ロックピン、45……ソレノイド、46…
…プランジャー、49……ばね、50……昇降部材、52……
ばね、54……解錠孔。
略図、 第5図(イ),(ロ)は他の従来例を示す施錠装置の動
作説明用の略図である。 D……扉、26……錠ケース、27……取付け台、36……ラ
ッチヘッドユニット、37……ラッチケース、41……ラッ
チヘッド、44……ロックピン、45……ソレノイド、46…
…プランジャー、49……ばね、50……昇降部材、52……
ばね、54……解錠孔。
Claims (1)
- 【請求項1】扉に取付けられた錠ケースの内部に、ラッ
チケースの端面よりロッカー本体に係入する方向に付勢
され反転後退して開扉を許容するラッチヘッドと該ラッ
チヘッドに圧接して係合しラッチヘッドの反転後退を阻
止するロックピンを有するラッチヘッドユニットと、プ
ランジャーが下降時に安定保持されるラッチ型のソレノ
イドと、上記プランジャーの昇降により同方向に昇降
し、上昇したときに上記ロックピンの後退移動路に重な
り下降したときに上記ロックピンの後退移動路から外れ
る解錠孔を有する昇降部材を設けたことを特徴とするロ
ッカーの施錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6673089U JPH0748914Y2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | ロッカーの施錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6673089U JPH0748914Y2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | ロッカーの施錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH035872U JPH035872U (ja) | 1991-01-21 |
JPH0748914Y2 true JPH0748914Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=31599686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6673089U Expired - Lifetime JPH0748914Y2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | ロッカーの施錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0748914Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4695928B2 (ja) * | 2005-06-29 | 2011-06-08 | ホシデン株式会社 | ロック装置 |
-
1989
- 1989-06-09 JP JP6673089U patent/JPH0748914Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH035872U (ja) | 1991-01-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4652027A (en) | Electrically actuated lock mechanism | |
KR100938504B1 (ko) | 샷시문의 도어록 자동 록킹장치 | |
JPH0718931A (ja) | ロック組立体 | |
WO2019214727A1 (zh) | 一种电子锁控制方法及基于该控制方法的电子锁 | |
JPH0748914Y2 (ja) | ロッカーの施錠装置 | |
US2988855A (en) | Retractable anchorage-type fastener | |
JP5364900B2 (ja) | 施錠装置 | |
CN210127320U (zh) | 一种脱水机 | |
CN212224927U (zh) | 一种指纹锁的离合机构 | |
CN219412187U (zh) | 一种触发式电子锁芯 | |
JP3199683B2 (ja) | 自動販売機の扉施錠装置 | |
JPH0712567Y2 (ja) | 電子ロック装置 | |
JP3677411B2 (ja) | ロッカー扉操作装置 | |
CN217812886U (zh) | 一种新型电机柜锁 | |
CN116838179B (zh) | 一种智能报警锁及其使用方法 | |
JPH10266146A (ja) | 埋設式ポール | |
JPH083622Y2 (ja) | 平面ハンドル | |
CN219081263U (zh) | 一种顶板打开结构 | |
JPH0358633B2 (ja) | ||
JPH0743405Y2 (ja) | 用心錠 | |
JP2593345Y2 (ja) | 扉用錠装置 | |
JPH0515021Y2 (ja) | ||
JP2004019204A (ja) | 錠装置 | |
JPH0338249Y2 (ja) | ||
JPH083647Y2 (ja) | 錠装置 |