JPH0748790Y2 - 下水道ます等の掃除具 - Google Patents

下水道ます等の掃除具

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JPH0748790Y2
JPH0748790Y2 JP6019590U JP6019590U JPH0748790Y2 JP H0748790 Y2 JPH0748790 Y2 JP H0748790Y2 JP 6019590 U JP6019590 U JP 6019590U JP 6019590 U JP6019590 U JP 6019590U JP H0748790 Y2 JPH0748790 Y2 JP H0748790Y2
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scoops
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piece
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重富 河本
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重富 河本
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、下水道ます等の汚泥を汲上げ掃除する際使用
する掃除器に関する。
〔従来の技術〕
一般に下水道のますは、狭口で底が深い。そのためにま
すに溜った汚泥を取り除くために円匙を使用すると隅の
部分に取り残しを生じたり、泥すくいを使用すると泥す
くいから汚水があふれ出てますの周辺に逸散して汚して
不潔となる欠点があり、泥をすくい出すため大きな労力
と時間を要し、老人、婦女子では簡単にます掃除ができ
ない状態である。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、老人はもとより、女子、子供でも簡単に下水
掃除ができて、作業場所を汚すことなく、手間と時間が
かからず、作業中衣服と作業場所を汚さず、誰でも嫌が
る下水道のますの泥排除を軽快容易に行うことができる
掃除器を提供する。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、(1)2個のスコップ18と19の内側縁を互い
に閉じ合わせ又は開くようにこれらのスコップ18と19に
軸着した水平軸4と、下端部を前記水平軸4の中央部に
取付け上端部に握り柄2,3を設けた主軸1と、水平軸4
に中間部を軸着し一端部をピン20b及び21bにてスコップ
18及び19の側板にそれぞれ軸着し、他端部に操作軸14及
び15の下端部をそれぞれ軸着したてこ20及び21と、前記
操作軸14及び15の上端部に接続され主軸1に沿って上下
動され上端部に形部7a及び8aを有する縦軸7及び8よ
りなり、縦軸7及び8の形部7a及び8aをつかみ縦軸7
及び8を上下動して水平軸4に軸着したスコップ18と19
の開口縁部を互いに閉合又は開口させるようにしたこと
を特徴とする下水道ます等の掃除具である。
(2)スコップ18及び19の刃形辺部18cと19cを互いに咬
み合わせ又は離間するように水平軸4にて軸着した2個
のスコップ18及び19と、前記水平軸4に下端部を取付け
上端部に握り柄2と3を設けた主軸1と、上端部を主軸
1に軸装した第1駒5に取付け下端部を主軸1に軸装し
た第3駒6aに取付け上端部に前記握り柄2及び3と平行
に並べた形部7a及び8aを設けた縦軸7及び8と、主軸
1に固定した第2駒6と前記第3駒6aとの間に弾装した
コイルスプリング10と、前記水平軸4に軸装されその一
端部をスコップ18及び19にそれぞれ連結したてこ20及び
21と、てこ20及び21の他端に下端部を連結し上端部を縦
軸7及び8に連結した操作軸14及び15とよりなり、縦軸
7及び8を引上げることにより操作軸14及び15を上昇し
てスコップ18及び19を互いに咬み合わせるようにし、縦
軸7及び8より手を離すことにより縦軸7,8及び操作軸1
4,15をコイルスプリング10の弾力により下降してスコッ
プ18及び19の刃形片部をそれぞれ開くように構成したこ
とを特徴とする下水道ます等の掃除具である。
〔作用〕
主軸の握り柄と縦軸の形部を手で握り、縦軸を主軸に
対して軸方に往復運動させる。縦軸とコイルスプリング
の作用で往動させると2個一対のスコップは水平軸を中
心として回動してスコップの刃形片部を両側に開いてま
す内の泥土に突き刺すように位置させる。主軸と縦軸を
同時に作動してスコップの刃形片部を土中に突き刺した
後、主軸に対して縦軸を上方に復動させ各スコップの刃
形片部を互いに内向きにして組合わせ、両スコップにて
形成された有底箱内に泥土を収容する。この状態で主軸
及び縦軸を引き上げて泥土をますの外に排除するもので
ある。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面について説明する。
第1図イ及びロは一の実施例であって、スコップ18,19
を開いてこれをますの中の汚泥に突き刺すとき及びスコ
ップを閉じて内側部に汚泥を掬い取り、スコップを持ち
上げた後掬いあげた汚泥をますの外方に排出する状態の
斜視図である。
1は主軸であって、上端部にT形に握り柄2,3を連設
し、下端部に水平軸4が固定されている。5及び6は主
軸1の上端部と下端部とにそれぞれ摺動するように嵌合
した第1駒及び第2駒であって、上端部の第1駒には縦
軸7と8がピン9にて軸止されていて、中間部の第2駒
6の下端面には主軸1に緩く巻装したコイルスプリング
10の上端部が当接されていて、該コイルスプリング10の
下端部を受けている第3駒6aには縦軸7と8の下端部が
ピン11にて装着されている。而して縦軸7と8の下端部
にはピン(図示せず)が設けられ、これらのピンは操作
軸14と15の上端部に設けたL形板16と17の一端にそれぞ
れ軸着されている。18及び19は3側面板18a及び19aにて
それぞれ囲まれ内側を開口し底板18b及び19bの先端部
に、閉じたとき、櫛歯形刃形片部18c及び19cを互いに対
向し且つ咬み合い嵌合するように設けたスコップである
(第1ロ図参照)。而して水平軸4にはてこ20及び21が
軸着され、てこ20及び21の一端は、前記操作軸14及び15
の下端部に軸着されていて、てこ20及び21の他端は、ス
コップ18及び19の背板部18d及び19dにピン20b及び21bに
てそれぞれ軸着されている。
操作方法 第1図イの状態で、スコップ18及び19の刃形片部18c及
び19cを互いに引離し開口するように縦軸7及形部7a
及び8aから手を離しコイルスプリング10の弾力により主
軸に沿って縦軸7及び8並びに操作軸14及び15を下降さ
せる。従ってこのてこ20及び21にてスコップ18及び19を
水平軸4のまわりを回動させ、刃形片部18cと19cの間隔
を開く。この状態でスコップ18及び19をます内に挿入
し、刃形片部18cと19cをます内の泥土に突き刺す。次に
握り柄2と3で握り、更に第1図に示す如く縦軸7と8
の形部7a及び8aを各4本の指で握り締め込む。すると
第3駒6aは、コイルスプリング10の弾発力に抗して引上
げられると共に、操作軸14及び15を引上げて、てこ20及
び21を前記と反対方向に回動して刃形片部18cと19cを互
いに寄せ集め、泥土をスコップ18と19にて形成された四
角形箱内に収容する。この状態で、握り柄2,3及び縦軸
7,8の上端形部7a,8aを握ったままスコップ18,19をま
すより引き上げ、スコップ18,19内に収容した泥土をま
すの外方に搬出する。そして縦軸7,8の上端形部7a,8a
より指を離せば、コイルスプリング10の力により縦軸7,
8及び操作軸14,15を下降してスコップ18と19を水平軸4
を支点として回動して、刃形片部18cと19cの先端部を第
1図イの位置に復帰させるものである。以上の操作を繰
返してます内の泥や汚水を排出することができる。
第2図イ及びロは、本考案の他の実施例を示す。前記一
の実施例では、縦軸7と8を2本用い各縦軸の下端部に
それぞれ操作軸14と15を連結し、水平軸4に対して2本
のてこ20と21を軸着している。第2図イ及びロの場合は
1本の縦軸7aと、2本の操作軸14a及び15aを用いた場合
である。すなわち、第3駒6aに1本の縦軸7aの下端部を
接続し、該第3駒6aに操作軸14a及び15aの上端部を連結
した場合であり、その他の構造は前記第1イ及びロにつ
いて説明したと同様である。
第3図は、本考案のさらに他の実施例を示すものであ
る。この場合、第2駒6bと第3駒6aとの間にコイルスプ
リングを弾装していないで、主軸1に対して1本の縦軸
7bを用い、主軸1の上下に縦軸7bのブレ止め用第1駒5a
と第2駒6bとを取付け、これらの第1駒5aと第2駒6bと
に縦軸7bを貫通させ、主軸1の下端の水平軸4に軸着し
た前記第1図イ,ロ及び第2図イ,ロにつき説明したと
同様のてこ機構を用いて、スコップ18と19を開閉するも
のである。第3図では主軸1に、片持ち形の握り柄2aを
設け、縦軸7bに、片持ち形の形部7cを設けて、一方の
手で握り柄2aを握り、他方の手で形部7cを握り、主軸
を固定状態に置き縦軸7bを上下動してスコップ18と19の
刃形片部18c,19cの開閉を行うようにしたものである。
〔考案の効果〕
本考案は、前記した如く、握り柄を有する主軸とこの主
軸に対して軸方向に往復動可能の縦軸を設け、主軸の下
端部に2個のてこを軸着した水平軸を取付け、この水平
軸のてこの一端部にそれぞれ刃形片部を開閉できるよう
にこれらのスコップを軸着し、てこの他端部を操作軸に
て縦軸の下端部に連結したことにより、主軸の握り柄と
縦軸の形部とを握り主軸に対して縦動軸を上下動させ
るだけで、スコップの刃形片部を開閉できると共にます
内に堆積した泥土にスコップの刃先を刺し込み、スコッ
プの刃形片部を互いに寄せ集めてスコップ内に泥土を収
容して、ますより引上げ泥土を外部に排除することがで
きる。また刃形片部をコイルスプリングの弾発力により
開くことができスコップの刃先を正確にます内の汚泥に
突き刺すことができ、その上握り柄に体重をかけてスコ
ップの刃形片部を土中に侵入させ、操作軸の形部を手
で強く握り主軸の握り柄側に引き寄せるものであるか
ら、スコップの刃形片部を寄せ合わせるために要する力
は手の握力となり、人体の疲労は僅少であり、女子、子
供でも軽快に操作することができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図イは、スコップの開口状態における本考案の1の
実施例の斜視図、第1図ロはスコップの閉口状態におけ
る本考案の1の実施例の斜視図、第2図イは、スコップ
の開口状態における他の実施例の斜視図、第2図ロは、
スコップの閉口状態における他の実施例の斜視図、第3
図は、さらに他の実施例の斜視図である。 1……主軸 2,3……握り柄 4……水平軸 5……第1駒 6……第2駒 6a……第3駒 7,8……縦軸 9.11……ピン 10……コイルスプリング 14,15……操作軸 16,17……L形板 18,19……スコップ 18a,19a……側板 18b,19b……底板 18c,19c……刃形片部 18d,19d……スコップの背板部 20,21……てこ 20b,21b……ピン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2個のスコップ18と19の内側縁を互いに閉
    じ合わせ又は開くようにこれらのスコップ18と19に軸着
    した水平軸4と、下端部を前記水平軸4の中央部に取付
    け上端部に握り柄2,3を設けた主軸1と、水平軸4に中
    間部を軸着し一端部をピン20b及び21bにてスコップ18及
    び19の側板にそれぞれ軸着し、他端部に操作軸14及び15
    の下端部をそれぞれ軸着したてこ20及び21と、前記操作
    軸14及び15の上端部に接続され主軸1に沿って上下動さ
    れ上端部に形部7a及び8aを有する縦軸7及び8とより
    なり、縦軸7及び8の形部7a及び8aをつかみ縦軸7及
    び8を上下動して水平軸4に軸着したスコップ18と19の
    開口縁部を互いに閉合又は開口させるようにしたことを
    特徴とする下水道ます等の掃除具。
  2. 【請求項2】スコップ18及び19の刃形辺部18cと19cを互
    いに咬み合わせ又は離間するように水平軸4にて軸着し
    た2個のスコップ18及び19と、前記水平軸4に下端部を
    取付け上端部に握り柄2と3を設けた主軸1と、上端部
    を主軸1に軸装した第1駒5に取付け下端部を主軸1に
    軸装した第3駒6aに取付け上端に前記握り柄2及び3と
    平行に並べた形部7a及び8aを設けた縦軸7及び8と、
    主軸1に固定した第2駒6と前記第3駒6aとの間に弾装
    したコイルスプリング10と、前記水平軸4に軸装されそ
    の一端部をスコップ18及び19にそれぞれ連結したてこ20
    及び21と、てこ20及び21の他端に下端部を連結し上端部
    を縦軸7及び8に連結した操作軸14及び15とよりなり、
    縦軸7及び8を引上げることにより操作軸14及び15を上
    昇してスコップ18及び19を互いに咬み合わせるように
    し、縦軸7及び8より手を離すことにより縦軸7,8及び
    操作軸14,15をコイルスプリング10の弾力により下降し
    てスコップ18及び19の刃形片部をそれぞれ開くように構
    成したことを特徴とする下水道ます等の掃除具。
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