JP3092121U - 櫛装置 - Google Patents
櫛装置Info
- Publication number
- JP3092121U JP3092121U JP2002005115U JP2002005115U JP3092121U JP 3092121 U JP3092121 U JP 3092121U JP 2002005115 U JP2002005115 U JP 2002005115U JP 2002005115 U JP2002005115 U JP 2002005115U JP 3092121 U JP3092121 U JP 3092121U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- comb
- comb device
- elevating plate
- case body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Cleaning And Drying Hair (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 櫛針に絡んだ毛を容易に取り除ける櫛装置を
提供する。 【解決手段】 上下二板1,2と前記上下二板の周縁近
くに沿っている周壁3とからなり、且つ、前記下板に複
数の上下向きの通孔が開設してある中空の扁平ケース体
と、前記扁平ケース体内の前記上下二板の間に少なくと
も前記下板とほぼ平行に設けられている昇降板6と、前
記上板の外面に設けられていて、リンク7を介して前記
昇降板を作動して上下昇降させる作動手段8と、前記昇
降板の下面から突出し、それぞれ前記複数の通孔を経由
して前記下板外に延伸した複数の櫛針9とを備えてな
る。
提供する。 【解決手段】 上下二板1,2と前記上下二板の周縁近
くに沿っている周壁3とからなり、且つ、前記下板に複
数の上下向きの通孔が開設してある中空の扁平ケース体
と、前記扁平ケース体内の前記上下二板の間に少なくと
も前記下板とほぼ平行に設けられている昇降板6と、前
記上板の外面に設けられていて、リンク7を介して前記
昇降板を作動して上下昇降させる作動手段8と、前記昇
降板の下面から突出し、それぞれ前記複数の通孔を経由
して前記下板外に延伸した複数の櫛針9とを備えてな
る。
Description
【0001】
本考案は櫛装置に関し、特に櫛針についた毛の取り易い櫛装置に関する。
【0002】
図1に示すように、一般に使われるヘアブラシやペットブラシ等の櫛装置10
に、ブラシングの抜けた髪の毛やペットの体毛Aが櫛針14に絡んで目詰まりに
なると、きれいに取り除くことが難しい。しかし、その毛と毛に付着した汚れを
付いたままで置きっぱなしにすれば、雑菌が繁殖し、人間及びペットの衛生と健
康に悪い影響を与える。
【0003】
上記の従来の櫛装置の欠点に鑑み、本考案の目的は、櫛針に絡んだ毛を容易に
取り除ける櫛装置を提供しようとすることにある。
【0004】
上記目的を達成するため、本考案は、上下二板と前記上下二板の周縁近くに沿
っている周壁とからなり、且つ、前記下板に複数の上下向きの通孔が開設してあ
る中空の扁平ケース体と、前記扁平ケース体内の前記上下二板の間に少なくとも
前記下板とほぼ平行に設けられている昇降板と、前記上板の外面に設けられてい
て、リンクを介して前記昇降板を作動して上下昇降させる作動手段と、前記昇降
板の下面から突出し、それぞれ前記複数の通孔を経由して前記下板外に延伸した
複数の櫛針とを備えてなることを特徴とする櫛装置を提供する。
【0005】
前記構成の櫛装置によると、前記櫛針は、前記作動手段によって前記昇降板と
共に昇降して、前記複数の通孔を経由して前記下板外へ延伸したり、前記中空の
扁平ケース体内へ後退したりすることが出来るため、ほぼ完全に前記中空の扁平
ケース体内に後退した場合、元の櫛針に付いていた毛髪を前記下板の外面に残し
て簡単に取り除くことができる。
【0006】
以下、本考案の第1の実施例を詳しく説明する。なお、以下の説明においては
、そのサイズに拘わらず、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、
同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
【0007】
図2乃至図4に示す如く、本実施例の櫛装置20は、主として、中空の扁平ケ
ース体5と、昇降板6と、作動手段8と、複数の櫛針9とを備えてなる。前記中
空の扁平ケース体5は、上下二板1、2と上下二板1、2の周縁近くに沿ってい
る周壁3とからなる。図3に示す如く、下板2は周壁3と一体になる上、複数の
上下向きの通孔4が開設してあり、また、上板1の上面から取っ手21が一体に
突出してから一側の斜め上へ延伸している。
【0008】
なお、昇降板6は、扁平ケース体5内の上下二板1、2の間に少なくとも下板
2とほぼ平行に設けられている。作動手段8は、上板1の取っ手21の近傍に設
けられていて、リンク7を介して前記昇降板を作動して上下昇降させることがで
きる。そして、複数の櫛針9は、柔軟性のパッド26を介して昇降板6の下面に
固着され、且つ、それから突出し、それぞれ前記複数の通孔4を経由して下板2
外に延伸した。
【0009】
また、上下二板1、2の間に昇降板6を貫通して昇降板6の上下昇降を案内す
る案内棒22が複数設けられており、また、各案内棒22上の昇降板6と上板1
との間にコイルスプリング23がそれぞれ設置されている。
【0010】
取っ手21の扁平ケース体5と接続している端部内に、中空の空間211が形
成され、上板1に中空の空間211を扁平ケース体5の内部空間と連通させる開
口111が形成されている。そして、前記作動手段として、その中間近くに下へ
突出したカーブ状案内溝27付き湾曲部24をするレバー25が前記中空の空間
211内に設けられ、リンク7の一端が開口111を経由し、ピン28を介して
案内溝27内に左右滑り可能に枢接され、他端が前記昇降板の上面に連結されて
いる。
【0011】
次に、図4を用いてこの櫛装置20の毛取り動作を説明する。まず、指でレバ
ー25を図示の矢印方向に押す。すると、レバー25と案内溝27は時計回りに
回動してピン28を案内溝27内の図示の右へ摺動させる。ピン28が案内溝2
7の右縁に突き当たってから、引き続き、湾曲部24の右端が上板1の開口11
1縁に当接し、レバー25の回動による引張力で前当接部を支点として開口11
1を経由して移動し空間211内に引き込まれる。これにより、リンク7に連結
されている昇降板6と共に櫛針9が連動されて上板1の方へ引かれて扁平ケース
体5内に収容される。この際、昇降板6も前記引張力により移動するため、案内
棒22に沿って徐々にコイルスプリング23を押縮していく。
【0012】
その結果、下板2の外面上に、櫛針9の根元にしつこく絡み付いていた毛髪が
残って付着するため、レバー25を押したままそれを軽く掻き落とすことで、下
板2の外面が使う前のような清潔状態に戻る。
【0013】
前記毛髪を取り除いた後、レバー25を押されている状態から解放する。これ
により、前記昇降板は、押縮されているコイルスプリング23のばね力によって
櫛針9が再び下板2の外面に延伸するように下板2の方へ推進されて復位する。
【0014】
次に、図5及び図6を用いて本考案の第2の実施例を説明する。図示の如く、
本実施例の櫛装置30の構成は、上述した第1の実施例と殆ど同じであるが、第
1の実施例におけるリンク7の両端をそれぞれ湾曲部24と昇降板6に枢接した
リンク71とする点で異なる。
【0015】
本第2の実施例におけるリンク71の接続構造では、前記第1の実施例と同様
に、レバー25を回動させて昇降板6を連動させることができるため、同じ効果
が得られる。
【0016】
以上説明した実施例は、あくまでも本考案の技術的内容を明らかにする意図の
ものにおいてなされたものであり、本考案はそうした具体例に限定して狭義に解
釈されるものではなく、本考案の精神とクレームに述べられた範囲で、いろいろ
と変形して実施できるものである。
【0017】
本考案の櫛装置により、櫛針を突設した昇降板を中空のケース体内に昇降自在
に設置することで、櫛針を下板から伸縮自在にさせることができるため、簡単且
つ速やかに毛髪を取り除ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の櫛装置を示す斜視図である。
【図2】本考案における第1の実施例の櫛装置を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】本考案における第1の実施例の櫛装置の櫛針を
装置内に収容する前の様子を示す断面図である。
装置内に収容する前の様子を示す断面図である。
【図4】本考案における第1の実施例の櫛装置の櫛針を
装置内に収容した様子を示す断面図である。
装置内に収容した様子を示す断面図である。
【図5】本考案における第2の実施例の櫛装置の櫛針を
装置内に収容する前の様子を示す断面図である。
装置内に収容する前の様子を示す断面図である。
【図6】本考案における第2の実施例の櫛装置の櫛針を
装置内に収容した様子を示す断面図である。
装置内に収容した様子を示す断面図である。
A 毛髪
1 上板
2 下板
3 周壁
4 通孔
5 扁平ケース体
6 昇降板
7、71 リンク
8 作動手段
9 櫛針
20、30 櫛装置
21 取っ手
22 案内棒
23 コイルスプリング
24 湾曲部
25 レバー
26 パッド
27 案内溝
28 ピン
111 開口
211 空間
Claims (5)
- 【請求項1】 上下二板と前記上下二板の周縁近くに沿
っている周壁とからなり、且つ、前記下板に複数の上下
向きの通孔が開設してある中空の扁平ケース体と、 前記扁平ケース体内の前記上下二板の間に少なくとも前
記下板とほぼ平行に設けられている昇降板と、 前記上板の外面に設けられていて、リンクを介して前記
昇降板を作動して上下昇降させる作動手段と、 前記昇降板の下面から突出し、それぞれ前記複数の通孔
を経由して前記下板外に延伸した複数の櫛針とを備えて
なることを特徴とする櫛装置。 - 【請求項2】 前記下板は前記周壁と一体になり、ま
た、前記上板の上面から取っ手が一体に突出してから延
伸してなることを特徴とする請求項1に記載の櫛装置。 - 【請求項3】 前記上下二板の間に前記昇降板を貫通し
て昇降板の上下昇降を案内する案内棒が複数設けられて
おり、 また、各案内棒上の前記昇降板と前記上板との間にコイ
ルスプリングが設置されていることを特徴とする請求項
1または2に記載の櫛装置。 - 【請求項4】 前記取っ手の前記扁平ケース体と接続し
ている端部内に、中空の空間が形成され、前記上板に前
記中空の空間を前記扁平ケース体の内部空間と連通させ
る開口が形成されており、 そして、前記作動手段として、その中間近くに下へ突出
した湾曲部を有するレバーが前記中空の空間内に設けら
れ、前記リンクの一端が前記開口を経由して前記湾曲部
に枢接され、他端が前記昇降板の上面に連結されている
ことを特徴とする請求項3に記載の櫛装置。 - 【請求項5】 前記複数の櫛針は柔軟性のパッドを介し
て前記昇降板の下面に固着されていることを特徴とする
請求項4に記載の櫛装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002005115U JP3092121U (ja) | 2002-08-15 | 2002-08-15 | 櫛装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002005115U JP3092121U (ja) | 2002-08-15 | 2002-08-15 | 櫛装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3092121U true JP3092121U (ja) | 2003-02-28 |
Family
ID=43246201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002005115U Expired - Lifetime JP3092121U (ja) | 2002-08-15 | 2002-08-15 | 櫛装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3092121U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011502542A (ja) * | 2007-11-19 | 2011-01-27 | フアーミネイター・インコーポレーテツド | 毛エジェクタ構造を備えた歯付きペット用グルーミング用具 |
-
2002
- 2002-08-15 JP JP2002005115U patent/JP3092121U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011502542A (ja) * | 2007-11-19 | 2011-01-27 | フアーミネイター・インコーポレーテツド | 毛エジェクタ構造を備えた歯付きペット用グルーミング用具 |
US9060496B2 (en) | 2007-11-19 | 2015-06-23 | United Pet Group, Inc. | Toothed pet grooming tool with fur ejecting mechanism |
US11147239B2 (en) | 2007-11-19 | 2021-10-19 | Spectrum Brands, Inc. | Toothed pet grooming tool with fur ejecting mechanism |
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