JP2001000068A - ペット毛すき用ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛すき作業中、抜け毛吸引時、吸引漏れ抜け
毛の落下散乱がしやすいので、その防止上、吸引口をノ
ズル容器内部に設定する。また毛すき時ペットのいち番
怖がり嫌う、吸引電動機高速音から、低速低音機能設定
にしてもスムースに毛すき作業ができるノズル容器の構
造にする。 【解決手段】 毛すき用ノズル容器内元部に吸引口を設
け、毛すき用櫛歯元に抜け毛せりだし用板を付設、その
両側端に容器内よりの引きバネをかけ、その作用によ
り、抜け毛吸引時毎に抜け毛を櫛歯先一杯までせりだ
し、それと同時同調瞬時にして櫛歯が容器内に約９０度
曲がり傾倒することを特徴とする構造にした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、体毛のあるペット
の体毛整髪時、抜け毛吸引処理に関する毛すき用ノズ
ル。

【０００２】

【従来の技術】ペットの毛すき用ノズルは、吸引電動機
に蛇腹パイプ等により接続されているが、従来品は吸引
口が容器外下面にある場合が多く、毛すき作業はノズル
を下向きに使用するため、抜け毛の吸引処理時に落下と
散乱がしやすく、それを防ぐため、使用吸引電動機の最
高設定を通常とするので、吸引発生音も同じく比例大と
なり、その音をペットが特に嫌い怖がるので、仕方なく
それをさけるため、必要以上の長もの吸引パイプを使用
する不便さがあった。

【０００３】

【発明が解決しょうとする課題】毛すき用ノズルの吸引
口は、抜け毛の落下散乱防止のため、容器内にまず設
定。櫛歯元に抜け毛せりだし板を付設、櫛の抜け毛吸引
時ごとに抜け毛せりだし板が、櫛歯先一杯まで移行し、
同時に櫛歯が容器内に約９０度傾倒させる形状機能構造
にして、抜け毛が櫛歯先から簡単に離脱しやすくし、吸
引電動機の使用時、低速底音にしても、円滑にペット毛
すき作業ができるようにする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】前述の目的達成のため、
本発明の請求項１の発明は、吸引口をノズル容器内元部
に設け、毛すき櫛の歯元に抜け毛せりだし板を付設し、
抜け毛吸引処理時ごとに容器内の引きバネ作用により、
抜け毛を櫛歯先一杯まで瞬時にせりだし、同時に櫛歯を
容器内に約９０度、吸引口にむけて傾倒するなどの機能
を与え、抜け毛吸引効率のアップを計る。

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明のペット毛すき用ノズル
は、櫛をノズル容器下面前半部に下垂状態に、櫛ホルダ
ーによりセット保持し、ペット体毛の整髪及び毛すき作
業を行う。抜け毛吸引処理要時点では、櫛下垂保持スト
ッパーを都度解除または継続解除し、櫛歯元部に付設し
た抜け毛せりだし板が、その両側端にかけられた容器内
よりの引バネ作用により、櫛歯共々約９０度容器内元部
の吸引口方向に傾倒、その都度抜け毛せりだし板が櫛歯
先一杯まで、抜け毛を瞬時にせりだす機能で、吸引処理
をしやすくしている。またその毛すき作業を継続する場
合は、櫛が容器内に倒れこみの状態でも、そのまま毛あ
しの長いペットの場合は、毛すき同要領でノズルを毛部
に押し当て手前に引くと、下垂状態の抜け毛せりだし板
鋸状部分が、体毛の接触抵抗により、櫛歯が同時に引き
起こされ毛すき作業がつづいて可となる。しかしペット
の体毛が短く接触抵抗の弱い場合は、その要領では櫛お
こしができなく、その時は櫛ホルダー軸の片方に設け
た、櫛歯おこし用つまみハンドルで、櫛をひきだすこと
ができる。以下本発明の実施の形態を図示例に基づいて
説明する。

【０００６】ペット毛すき用ノズルを図面で説明する
と、（図１）の状態図示では、櫛３の下垂状態保持用の
容器１握り取って２上のストッパー小ハンドル１０に門
型ストッパー１２をへこみ部に掛けて、ストッパー小ハ
ンドル１０の先端棒９を上に引き上げ、櫛の下垂保持ス
トッパー８を解除している一部欠開状態斜視図である。
この図示状態からの使用形式を説明すると、ノズル容器
１の握り取っ手２を片手で持ち、毛あしの長いペットの
毛すきの場合は、櫛歯３が図のごとく容器１内に傾倒状
態にあっても、そのまま毛部に押し当て、手前に引く
と、櫛の歯元に付設してある、抜け毛せりだし板５の鋸
状部分５′が毛部に接触その抵抗により、即ノズル容器
１内の櫛３が、半自動的に約９０度引き起こされ下垂状
態となり、そのまま毛すき作業が可能となる、そしてそ
の毛すき作業中櫛歯３をペット毛部から引きはなすと、
櫛歯３と毛部との接触抵抗が皆無となり、櫛歯ホルダー
４ストッパー８は解除中となっているので、抜け毛せり
だし板５が、その両側端に掛けられている引きバネ６の
作用により、櫛歯先一杯まで瞬時移行して容器１内に抜
け毛をせりだし、同時に櫛歯３も器内に傾倒、極めてス
ムースに、抜け毛が櫛３に絡むこもなく即吸引処理され
る、またその操作を繰替えすことにより毛すき作業をつ
づけることができる。 しかしペットの体毛が短かい場
合は、せりだし板鋸状部分５′と毛部との接触抵抗が弱
すぎて櫛歯おこしが不能となるので、この場合は別シス
テムで、ノズル容器１上にある握り取っ手２前半上部に
ある、小ハンドル１０のへこみ部より門型ストッパー１
２を前側に外すと、櫛ホルダーストッパー用小ハンドル
下側の張りバネ１１作用で、櫛ホルダー４ストッパー８
解除から、ストッパー８利きセットに転じるので、櫛ホ
ルダー４軸の一端容器外側にある、つまみハンドル１３
を右回り一杯にまわすと、櫛３が容器１下側に下垂状態
にセット保持され、毛すき作業が可能となる、また毛す
き中櫛歯３にたまる抜け毛の吸引処理時には、その都度
ノズル容器１上の小ハンドル１０の手前部分の端部を下
方に押し下げると、櫛ホルダー４ストッパー８が瞬間一
時的に外れ、抜け毛せりだし板５共に櫛歯３が引きバネ
６作用で、容器１内に倒れ込み抜け毛吸引処理作業が簡
単に行える。尚櫛歯３は櫛ホルダー４より取り付け外し
自在で、適宜適用の櫛交換ができる。

【発明の効果】

【０００７】以上述べたように、本発明の毛すき用ノズ
ルは容器内元部に吸引口を設け、抜け毛の吸引時、落下
散乱防止効率をアップ、なお抜け毛吸引処理時点では、
その都度抜け毛せりだし板が、抜け毛を櫛歯先一杯まで
せりだし、即櫛歯も容器内に約９０度傾倒で、抜け毛の
吸引効率が極めて高く、従ってペットにいち番嫌われ怖
がられる、吸引電動機の発生高速音を、低速低音にして
もスムースに、抜け毛吸引作業が可能となり、吸引パイ
プも吸引高速音、消音策の長ものパイプ使用が不用とな
り、必要範囲パイプ長さとなり、その不便さから解消さ
れた。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本願発明の一部欠開全容斜視図である。

【図２】 ノズル容器前半中央横断面図である。

【図３】 抜け毛せりだし板及び櫛歯９０度曲がり移
動状態中央断面図である。

【図４】 容器前半中央断面櫛ホルダーストッパー解
除状態図である。

【図５】 容器前半中央断面櫛ホルダーストッパー利
き状態図である。

【図６】 容器内部の主部品拡大斜視図である。

【符号の説明】

１ 毛すき用ノズル容器 ９ 櫛ホルダーストッパ
ー用小ハンドル先端棒 ２ 容器上の握り取っ手 １０ 櫛ホルダーストッパ
ー用小ハンドル ３ 櫛歯 １１ 櫛ホルダーストッパ
ー小ハンドル用張りバネ ４ 櫛ホルダー １２ 櫛ホルダーストッパ
ー用門型ストッパー ５ 抜け毛せりだし板 １３ 櫛ホルダー軸端づけ
櫛たて用ツマミハンドル ６ 抜け毛せりだし板用引きバネ ７ 容器内元部吸引口 ８ 櫛ホルダーストッパー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 毛すき用ノズル容器内の元部に抜け毛吸
   引口を設け、毛すき用櫛を櫛ホルダーにセットし、ノズ
   ル容器下面前半開口部に、櫛ホルダーストッパーにより
   下垂状態に保持、その櫛歯元に抜け毛せり出し板を付
   設、その左右両端に容器内から引きバネをかけ、櫛ホル
   ダーストッパーの解除ごとに、抜け毛せりだし板が櫛歯
   先一杯まで移行同時に櫛も約９０度容器内に傾倒する構
   造。また櫛ホルダーは櫛の荒目細目の適品を簡単に交換
   セットできるペット毛すき用ノズル。