JP3008626U - 吸引式電気バリカン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】従来の電気バリカンのカットでは、毛髪が刃か
ら逃げやすかった、またカットされた毛屑が、衣服や皮
膚に付着したり、まわりに散らばる欠点があった、その
欠点を除き便利にしようとした。 【構成】電気バリカン（３）刃（１）に、吸引機の吸込
口（４）の吸引口（２）が位置し、吸引口が刃方向にか
ぶさらず、吸込口（４）の正面パネル（５）が上方にス
ライドし固定する、 吸引口の高さは１ｃｍ前後、吸引
角度は４５度以上９０度以内である。

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電気バリカンと吸引機の吸込口を組合せた、吸引式電気バリカン に関するものである。

従来の電気バリカンのカットでは、毛髪が刃から逃げやすかった、またカット された毛屑が、衣服や皮膚に付着したり、まわりに散らばる欠点があった。

本考案は、その欠点を除くためになされたもので、それを図面について説明す れば、電気バリカン（３）の刃（１）に、吸引機の吸込口（４）の吸引口（２） が位置する、この場合、吸引する毛髪を電気バリカンの刃に誘導させるには １．毛髪を吸引しやすいように吸引口が刃方向にかぶさらない。また、吸引する 毛髪が長い場合、すなわち切り取られる毛髪が長い場合、それを吸引しやすいよ うに吸込口（４）の正面パネル（５）が上方にスライドし固定する。

２．吸引口の高さは、吸引力、吸引量を考慮して１ｃｍ前後が適当である。

３．カットを行なう刃面に対しての吸引角度は、４５度より小さいと毛髪を吸引 しにくく、９０度より大きいと電気バリカンの刃に誘導しない為、４５度以上９ ０度以内である。

また、吸引機のホースとの接続部（６）は、簡単に方向転換可能な回転式である 以上のような構成なので Ａ．毛髪を吸引し電気バリカンの刃に誘導する。

Ｂ．Ａと同時に、前進させながら電気バリカンが次々と毛髪をカット。

Ｃ．Ｂの毛屑が、そのまま吸引機に納まる。

Ａ，Ｂの作用なので １．櫛の背側部分又は角柱、角錐、円柱、円錐などの棒状の器具を頭皮面に当て る、または一方の端を頭皮から離し角度をつける、その上を本考案具の底面の端 を、すべらせるように移動させる。

２．頭皮に当てた手指の縁に、他方の手で持つ本考案具の底面を乗せるように位 置させ、その状態を維持しながら、頭皮上を移動させる。

以上のような使用方法が可能になり、均等な長さや徐々に長くする、又は短く するカット技術が行ないやすくなった。

このように欠点が除かれたため、長めのヘアスタイルもカットしやすくなった 、またＣの作用なので、刈布を必要とせず、寝たきりの人に対しても、使用効果 が高い。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の右側面図である。

【図２】 本考案の正面図である。

【符号の説明】

１は電気バリカンの刃 ２は吸引口 ３は電気バリカン
本体 ４は吸込口 ５は吸込口の正面パネル ６は回転式接続部

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 電気バリカン（３）の刃（１）に、吸引
   機の吸込口（４）の吸引口（２）が毛髪を吸引して電気
   バリカンの刃に誘導する位置に構成された、吸引式電気
   バイカン
2. 【請求項２】 吸込口（４）の正面パネル（５）が上方
   にスライドし固定する、請求項１の吸引式電気バリカ
   ン。