JPH0748721B2 - ビット同期装置 - Google Patents

ビット同期装置

Info

Publication number
JPH0748721B2
JPH0748721B2 JP61312086A JP31208686A JPH0748721B2 JP H0748721 B2 JPH0748721 B2 JP H0748721B2 JP 61312086 A JP61312086 A JP 61312086A JP 31208686 A JP31208686 A JP 31208686A JP H0748721 B2 JPH0748721 B2 JP H0748721B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
edge
signal
counter value
counter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61312086A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63164648A (ja
Inventor
裕之 今井
良雄 堀池
政宏 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP61312086A priority Critical patent/JPH0748721B2/ja
Priority to US07/119,068 priority patent/US4868854A/en
Priority to EP87309936A priority patent/EP0271218B1/en
Priority to DE3750159T priority patent/DE3750159T2/de
Priority to CA000551654A priority patent/CA1286381C/en
Publication of JPS63164648A publication Critical patent/JPS63164648A/ja
Publication of JPH0748721B2 publication Critical patent/JPH0748721B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、データ伝送システム等で用いられるビット同
期装置に関するものである。
従来の技術 近年、データ伝送システムが盛んに開発されている。
以下、図面を参照しながら上述した従来のデータ伝送シ
ステムに用いられているビット同期の確立を司るPLL
(位相同期ループ)回路の一例について説明する。第3
図は、従来のPLL回路のブロック図を示すものである。
同図において、21は位相比較器、22は低減フィルタ、23
は電圧制御発振器、24は入力信号、25は出力信号を示
す。
以上のように構成された従来のPLL回路について、以下
その動作を説明する。
位相比較器21は、入力信号24と電圧制御発振器23からの
出力信号25間の位相差を常に比較する。そしてこの位相
差によって生じる位相比較器21の電圧は低域フィルタ22
で平滑され、電圧制御発振器23の制御電圧として働き、
電圧制御発振器23の周波数を一時的に可変にして出力信
号25の位相を入力信号24に一致させる作用、すなわち自
動位相制御の役目を果すものである。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の様にハードウェアで構成した場合
には、システムの規模が大きくなり、携帯用機器に適用
するには不便であるという問題点を有していた。
本発明は、上記問題点を鑑み、データ伝送システムでの
PLL回路の機能つまりビット同期の確立を、周辺回路を
内蔵したマイクロコンピュータ(以降、マイコンと略す
る)を用いて誤り制御や通信プロトコル等のデータ処理
と同時に実現することにより、端末の小型化を提供する
ものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明のビット同期装置
は、送受信で同一周波数を発生するクロック回路と、ク
ロック信号により時間をカウントするカウンタ回路と、
入力信号のエッジを検出してエッジ検出信号を発生させ
るエッジ検出回路と、エッジ検出信号によりカウンタ回
路のカウンタ値を入力信号のエッジの時間位置としてラ
ッチするラッチ回路と、カウンタ値または他のデータを
格納するメモリ回路と、エッジ検出信号でラッチ回路か
らメモリ回路にカウンタ値を転送する転送回路と、メモ
リ回路の入力波形のエッジの時間位置を示すカウンタ値
からビット同期のパターン検出、内部で発生させた理想
的なビット同期パターンのエッジとの平均誤差、入力信
号のサンプリング点をカウンタ回路でのカウンタ値とし
て求める演算回路と、演算回路で求めたデータサンプリ
ング点(カウンタ値)とカウンタ回路のカウンタ値を比
較し、一致した場合サンプリング信号を発生させる比較
回路を備えて、上記全ての回路をマイクロコンピュータ
で構成するものである。
作用 本発明は上記した構成によって、従来のビット同期を確
立するためにい外付けしていたPLL回路を、誤り制御や
通信プロトコル等のデータ処理を行うマイコンに内蔵さ
れた周辺回路により同時に実現することができるので、
端末機器の小型化を実現することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例であるデータ伝送システムのビ
ット同期装置について、図面を参照しながら説明する。
第1図は、本発明の実施例におけるビット同期装置のブ
ロック図である。第2図は、ビット同期の演算方法を示
すものである。第1図において、1はエッジ検出回路、
2はクロック回路、3はカウンタ回路、4はラッチ回
路、5は転送回路、6はメモリ回路、7は演算回路、8
はリセット回路、9は比較回路、10は入力信号、11はエ
ッジ検出信号、12はサンプリング信号、13はリセット信
号である。
以上のように構成されたビット同期装置について、以
下、第1図及び第2図を用いてその動作を説明する。
まず本実施例において、送信側の機器はデータを送信す
るまえにあらかじめ決められたパルス幅のビット同期パ
ターンを送出するものとする。しかし、伝送系において
様々な雑音の影響をうけ、ジッタが現れる。(第2図入
力波形a) クロック回路2は送受信で同一周波数を発生させ、カウ
ンタ回路ではこの信号によりカウントを行う。
エッジ検出回路1は入力信号10にエッジを検出するとエ
ッジ検出信号11を発生させる。このエッジ検出信号11を
受信すると、ラッチ回路4はカウンタ回路3からのカウ
ンタ値をエッジデータとしてラッチし、転送回路5はラ
ッチ回路4でラッチされたエッジデータをメモリ回路6
に転送する。また演算回路7ではエッジの数をカウント
する。
上述した動作を繰り返し行い、エッジ数があらかじめ決
められた数(ここではa個とする)になると、演算回路
7は最新エッジデータta-1とa個前のエッジデータtφ
をメモリ回路6から読む出し、 Tp*(a−1)−G<ta-1−tφ<TP*(a−1)+G Tp:ビット同期のパルス幅 a :サンプルエッジ数 G :ビット同期パターン誤差の許容値(周波数誤差の許
容値) という演算を行う(第2図参照)。上式が満たされてい
れば、入力周波数は一致している(周端数同期確立)、
つまりビット同期パターン検出とみなして、エッジ検出
回路1の動作を停止させる。
もし上式が満たされていなければ、次のエッジのデータ
taを取り込み、上記の操作を上式を満たすまでを繰り返
す。
ビット同期パターンを検出すれば、つぎに位相同期を確
立する。
まずビット同期パターンを検出した時点をtnとすると、
最古エッジデータtn-(a-1)を仮に基準エッジとし、演算
回路7ではこの基準エッジをもとにして、理想的なビッ
ト同期パターンのエッジデータを次式のようにしてa−
1個求める(第2図修正前基準波形b)。
t′n-(a-1)+i=t′n-a+i+T 但しi=1〜a−1 t′n-(a-1)=tn-(a-1) t′n-(a-1):理想的なエッジデータ t n-(a-1):実際の入力エッジデータ 次に演算回路7ではこの理想エッジデータ(第2図修正
前基準波形b)と実際の入力エッジデータ(第2図入力
波形a)の誤差を各エッジについてa−1個求める。
Δti=t′n-(a-1)+i−tn-(a-1)+i 但しi=1〜a−1 ここで演算回路7では、各エッジの誤差が位相同期の誤
差の許容値の中に入っているかどうかしらべる。
−g<Δti<g 但しi=1〜a−1 g:各エッジの誤差の許容値(位相同期の誤差の許容値) 各エッジの誤差が位相同期の誤差の許容値の中に入って
いなければ、演算回路7はリセット回路8を起動させ
る。リセット回路8はこの信号により、他のすべての回
路にリセット信号13を発生させて、ビット同期を最初か
ら取り直す。
各エッジの誤差が位相同期の誤差の許容値の中に入って
いれば、次に演算回路7では各エッジの誤差の平均を求
める。
T=T+Δti Δt=T/(a−1) 但しi=1〜a−1 この平均誤差Δtが、この基準エッジと実際の入力エッ
ジの差であるので、演算回路7では理想的なエッジデー
タt′を平均誤差分Δtだけ移動して基準エッジとす
る(第2図修正後基準波形c)。演算回路7ではこの内
部基準エッジt′をもとにして、データサンプリング点
(第2図サンプリング信号d)を求める。
以下、演算回路7では、次のサンプリング点のカウンタ
値を求め、その値を比較回路9に書き込む。比較回路9
では、このカウンタ値とカウンタ回路3からのカウンタ
値を比較し、一致すればサンプリング信号12を発生させ
る。
以上のように本実施例は、従来のハードウェアによるPL
L回路のように入力データを取り込むためのサンプリン
グ信号を発生させるだけであるが、サンプリング信号に
より入力データを演算回路、転送回路、メモリ回路等に
取り込むことにより、伝送するデータに関して誤り検出
や誤り訂正等を同時に行うことができる。また、他の通
信プロトコルや機器制御等の通信制御を行っているマイ
コンと一体化することにより一層の小型化、低価格化が
実現できる。なお、本実施例における構成は、タイマを
内蔵したシングルチップマイコン(例えば(株)日立製
作所製HD6301等)により、1チップで実現できる。
発明の効果 以上のように本一実施例によれば、送受信で同一周波数
を発生するクロック回路と、クロック信号により時間を
カウントするカウンタ回路と、入力信号のエッジを検出
してエッジ検出信号を発生させるエッジ検出回路と、エ
ッジ検出信号によりカウンタ回路のカウンタ値を入力信
号のエッジの時間位置としてラッチするラッチ回路と、
カウンタ値または他のデータを格納するメモリ回路と、
エッジ検出信号でラッチ回路からメモリ回路にカウンタ
値を転送する転送回路と、メモリ回路の入力波形のエッ
ジの時間位置を示すカウンタ値からビット同期のパター
ン検出、内部で発生させた理想的なビット同期パターン
のエッジとの平均誤差、入力信号のサンプリング点をカ
ウンタ回路でのカウンタ値として求める演算回路と、演
算回路で求めたデータサンプリング点(カウンタ値)と
カウンタ回路のカウンタ値を比較し、一致した場合サン
プリング信号を発生させる比較回路を備えて、上記全て
の回路をマイクロコンピュータで構成することにより、
ビット同期機能をPLL回路の外付けなしに他の誤り制御
や通信プロトコル処理等の通信制御を行っているマイコ
ンで実現することにより、機器の小型化、低価格化を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるビット同期回路のブ
ロック図、第2図はビット同期確立の演算方法を説明す
る説明図、第3図は従来のPLL回路ブロック図である。 1……エッジ検出回路、2……クロック回路、3……カ
ウンタ回路、4……ラッチ回路、5……転送回路、6…
…メモリ回路、7……演算回路、8……リセット回路、
9……比較回路、10……入力信号、11……エッジ検出信
号、12……サンプリング信号、13……リセット信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ伝送システムに必要なビット同期の
    確立を、送受信で同一周波数を発生するクロック回路
    と、前記クロック信号により時間をカウントするカウン
    タ回路と、入力信号のエッジを検出してエッジ検出信号
    を発生させるエッジ検出回路と、前記エッジ検出信号に
    より前記カウンタ回路のカウンタ値を入力信号のエッジ
    の時間位置としてラッチするラッチ回路と、前記カウン
    タ値または他のデータを格納するメモリ回路と、前記エ
    ッジ検出信号で前記ラッチ回路から前記メモリ回路にカ
    ウンタ値を転送する転送回路と、前記メモリ回路の入力
    波形のエッジの時間位置を示すカウンタ値からビット同
    期のパターン検出、内部で発生させた理想的なビット同
    期パターンのエッジとの平均誤差、入力信号のサンプリ
    ング点を前記カウンタ回路でのカウンタ値として求める
    演算回路と、前記演算回路で求めた内部で発生させた理
    想的なビット同期パターンのエッジとの平均誤差がある
    規定値より大きい場合に他の全ての回路を初期状態に戻
    すためにリセット信号を発生させるリセット回路と、前
    記演算回路で求めたデータサンプリング点(カウンタ
    値)と前記カウンタ回路のカウンタ値を比較し、一致し
    た場合サンプリング信号を発生させる比較回路を備え
    て、前記全ての回路をマイクロコンピュータで構成した
    ことを特徴とするビット同期装置。
JP61312086A 1986-11-11 1986-12-26 ビット同期装置 Expired - Lifetime JPH0748721B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61312086A JPH0748721B2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26 ビット同期装置
US07/119,068 US4868854A (en) 1986-11-11 1987-11-10 Establishment of bit synchronization in a data transmitting/receiving system
EP87309936A EP0271218B1 (en) 1986-11-11 1987-11-10 Establishment of bit synchronization in a data transmitting/receiving system
DE3750159T DE3750159T2 (de) 1986-11-11 1987-11-10 Bitsynchronisierungseinstellung in einer Daten-Sende/Empfangsanlage.
CA000551654A CA1286381C (en) 1986-11-11 1987-11-12 Establishment of bit synchronization in a data transmitting/receiving system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61312086A JPH0748721B2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26 ビット同期装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63164648A JPS63164648A (ja) 1988-07-08
JPH0748721B2 true JPH0748721B2 (ja) 1995-05-24

Family

ID=18025066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61312086A Expired - Lifetime JPH0748721B2 (ja) 1986-11-11 1986-12-26 ビット同期装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0748721B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005344743A (ja) 2004-05-31 2005-12-15 Toyota Motor Corp ベルト式無段変速機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63164648A (ja) 1988-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7720110B2 (en) Cycle synchronization between interconnected sub-networks
US4989223A (en) Serial clock generating circuit
JPS6340370B2 (ja)
JPH02504696A (ja) 周波数推定を利用する高速ロッキング位相ロックループ
GB2309839A (en) Loss of lock detector for master timing generator
US4639680A (en) Digital phase and frequency detector
US4843469A (en) Rapid signal acquisition and phase averaged horizontal timing from composite sync
US6714612B1 (en) Method and device for synchronization of phase mismatch in communication systems employing a common clock period
US7082178B2 (en) Lock detector circuit for dejitter phase lock loop (PLL)
US7171576B2 (en) Method, apparatus and program storage device for providing clocks to multiple frequency domains using a single input clock of variable frequency
JPH0748721B2 (ja) ビット同期装置
US5418496A (en) Serial data clock recovery circuit using dual oscillator circuit
JPH0748719B2 (ja) ビット同期装置
US4868854A (en) Establishment of bit synchronization in a data transmitting/receiving system
US7023944B2 (en) Method and circuit for glitch-free changing of clocks having different phases
JP2681922B2 (ja) ビット同期装置
US11334518B2 (en) Embedded file network server based on seismic data stream
JP2701815B2 (ja) 自由な受信周波数が送信周波数にロックされており非同期モードでデータを伝送する回路
JPH10290218A (ja) 受信装置
CN111666261B (zh) 一种基于地震数据流的嵌入式文件网络服务器
JP2708061B2 (ja) 同期回路装置
JP2550701B2 (ja) Fsk受信機
JPH06252750A (ja) リセット制御信号生成回路
SU1408529A1 (ru) Устройство дл автоподстройки частоты
JPS62200836A (ja) デ−タ取り込み回路

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term