JPH07486A - 薬品仕分けシステム - Google Patents

薬品仕分けシステム

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JPH07486A
JPH07486A JP35503793A JP35503793A JPH07486A JP H07486 A JPH07486 A JP H07486A JP 35503793 A JP35503793 A JP 35503793A JP 35503793 A JP35503793 A JP 35503793A JP H07486 A JPH07486 A JP H07486A
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JP
Japan
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bucket
powder
patient
packaging
work
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JP35503793A
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English (en)
Inventor
Shiro Omura
司郎 大村
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Tokyo Shokai Ltd
Original Assignee
Tokyo Shokai Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 調剤された薬品と処方箋との照合、監査を、
患者単位で行うのに適した薬品仕分けシステムを提供す
ること。 【構成】 薬局における調剤済みの薬品を受け入れる複
数の仕分け手段と、各仕分け手段の仕分け状況を監視・
表示する手段とを設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は薬品仕分けシステムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、病院等の薬局では、医師の処方
箋に基づいて患者に投薬すべき薬剤を、必要量ずつ分包
することが行われていて、これには、薬剤を1回服用分
ずつ分包するようになった錠剤分包機、散剤分包機等の
薬剤分包機をはじめ、各種の調剤機その他の調剤用機械
装置類が使用されている。これらの調剤用機械装置類を
使用して調剤し、あるいは、作業者が手作業で調剤した
種々の薬剤は、各患者ごとに集められ、処方箋と照合、
監査する必要がある。
【0003】ところが、処方すべき薬剤の内容は、きわ
めて多岐にわたっていて、調剤作業を開始すれば比較的
短時間で調剤を終了するものもあれば、かなりの長時間
を要するものもあり、しかも、それらが、種々に組み合
わせて各患者の処方箋に指示されているから、各患者ご
との、処方箋を受け付けてから調剤作業を終了するまで
の所要時間は、短いものから長いものまで多種多様で、
しかも、短いものと長いものとでは所要時間に大きなひ
らきがある。
【0004】このように、処方箋ごとに必要な調剤作業
の所要時間が、多種多様で、しかも、大きなひらきがあ
るとはいえ、薬局としては、処方箋の受け付け順序にし
たがって、必要な調剤用機械装置類に対する入力作業を
行いつつ、必要な調剤作業を順次実行していき、それに
よって、薬局に備え付けられた調剤用機械装置類を、で
きるだけ休止させずに連続して稼働させ、受け付けたす
べての処方箋に基づく必要な調剤作業を、最短時間で終
了することを企図しなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、受け付
けた処方箋をこのようなプロセスにしたがって処理した
場合、たとえば、錠剤分包機による錠剤の分包作業と、
散剤分包機による散剤の分包作業とは、各分包機ごとに
みれば、処方箋の受け付け順序にしたがって分包作業を
行ってはいるものの、1人の患者に錠剤と散剤とが両方
とも処方されるようなことがよくあることを考えれば、
調剤作業は、決して患者単位で行われてはいないことが
わかる。
【0006】すなわち、ある患者Pに対する処方箋の内
容が、たとえば、散剤pの分包作業と、別の散剤ppの
分包作業とを必要とし、また、つぎに処方箋を受け付け
た患者Qに対する処方内容が、たとえば、錠剤qの分包
作業と、散剤qqの分包作業とを必要とし、さらに、つ
ぎに処方箋を受け付けた患者Rに対する処方内容が、た
とえば、錠剤rの分包作業のみを必要とする場合、使用
する錠剤分包機および散剤分包機がそれぞれ1台ずつで
あったとすれば、錠剤分包機および散剤分包機はつぎの
ように作動することとなる。
【0007】まず、患者Pに対する処方内容が入力され
るのにともなって、散剤分包機は、最初に散剤pの分包
作業を行い、続いて散剤ppの分包作業を行い、つぎ
に、散剤pまたは散剤ppの分包作業中に既に入力され
た患者Qに対する処方内容にしたがって、散剤qqの分
包作業を行う。一方、錠剤分包機は、患者Qに対する処
方内容が入力されるのにともなって、最初に錠剤qの分
包作業を行い、つぎに、錠剤qの分包作業中に既に入力
された患者Rに対する処方内容にしたがって、錠剤rの
分包作業を行う。
【0008】ところが、処方箋は、一般に、時間を置か
ずに順次受け付けられ、また、錠剤は、あらかじめ多く
の種類が各錠剤フィーダにそれぞれ大量に収容され、こ
れらの錠剤フィーダが錠剤分包機にあらかじめ設置され
ているから、分包すべき錠剤の種類と錠数とを指示する
だけで、必要な分包作業を実行することができるもので
あるのに対して、散剤は、散剤分包機にあらかじめ収容
されておらず、作業者が、分包すべき散剤を調剤(秤
量)して用意したのち、その散剤を散剤分包機に投入す
ることによってはじめて、散剤分包機が必要な分包作業
を実行することができるものである。
【0009】そのため、散剤pの分包作業に先立って、
作業者が、散剤pの調剤(秤量)作業を行っている間
に、または、遅くとも、散剤pの分包作業を散剤分包機
が開始するころには、錠剤分包機が、錠剤qの分包作業
を開始することとなり、その結果、分包数に大差がなけ
れば、散剤pの分包作業と、錠剤qの分包作業とが、ほ
ぼ同時に終了する。
【0010】つぎに、散剤分包機は散剤ppの分包作業
を行う一方、錠剤分包機は錠剤rの分包作業を行うた
め、これも、分包数に大差がなければ、ほぼ同時に終了
する。この時点で、患者Pに処方すべき散剤pおよび散
剤ppの必要な分包作業が終了するとともに、患者Rに
処方すべき錠剤rの分包作業も終了することとなる。
【0011】続いて、散剤分包機は散剤qqの分包作業
を行い、それが終わると、患者Qに処方すべき錠剤qお
よび散剤qqの必要な分包作業が終了することとなる。
【0012】その結果、調剤作業は患者単位で行われて
いないことが明らかであり、そのため、できあがった薬
剤を処方箋と照合、監査する際、薬剤をできあがった順
序にしたがって照合、監査することは、いたずらに混乱
を招き、患者単位で行うべき最終チェックとして不適当
なものであるといわざるをえず、結局、その混乱ないし
不適当さの克服を、薬剤監査作業者の注意力、熟練度を
はじめとする人的能力に、全面的に委ねなければならな
い等の問題点があった。
【0013】この発明は上記従来のもののもつ問題点を
解決して、調剤された薬品と処方箋との照合、監査を、
患者単位で行うのに適した薬品仕分けシステムを提供す
ることを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、薬局における調剤済みの薬品を受け入れる
複数の仕分け手段と、各仕分け手段の仕分け状況を監視
・表示する手段とを設けたものである。
【0015】
【作用】この発明は上記手段を採用したことにより、薬
局における調剤済みの薬品は、複数の仕分け手段に、各
仕分け手段の仕分け状況を監視・表示しながら仕分けら
れるから、調剤された薬品と処方箋との照合、監査が、
患者単位で適切かつ確実に実行されることとなる。
【0016】
【実施例】図1はこの発明による薬品仕分けシステムに
適用される調剤装置の一実施例を示し、1は調剤装置、
2は調剤装置1に設けられたストック装置である。
【0017】調剤装置1は、薬剤分包機その他の調剤用
機械装置類によって構成されているが、たとえば、薬剤
分包機を例に挙げて説明すると、患者に処方すべき薬剤
を1回服用分ずつ包装する包装装置3と、包装装置3が
薬剤を包装して分包袋を順次形成する際、各分包袋の表
示部に内容薬の服用情報等を印字する印字装置4と、包
装装置3によって形成された連続した分包袋を、たとえ
ば1日分ずつカットして薬包体とするカッタ装置5とを
具えているものである。
【0018】ストック装置2は、調剤装置1で調剤され
た薬品を、患者の剤ごとに分類したうえ、それぞれ区分
してストックするものであり、必要に応じて識別記号を
付けてストックようになっている。すなわち、調剤装置
1がたとえば薬剤分包機であるとすれば、カッタ装置5
で1日分ずつカットして形成された薬包体か、または、
この薬包体を複数(たとえば1処方分)まとめて結束す
る帯状体に、図示しない適宜の印字装置によって識別記
号を直接印字するか、または,識別記号を表示した図示
しない適宜のラベルを貼付することによって、識別記号
を付けるようになっている。識別記号としては、各種の
ID番号、IDコード等を利用することができ、とく
に、調剤された薬品を処方すべき患者別のIDが好まし
い。
【0019】そして、このようにして識別記号が付けら
れた薬品をストックするストック装置2は、帯状体で結
束された薬品束等の調剤済み薬品を、識別記号ごとに区
分して区画室7、7、…に収容するようになった適宜の
ストックコンベヤ6によって構成されている。
【0020】ストックコンベヤ6は、カッタ装置5に隣
接して図1左端に配置された受け入れ位置と、図1右端
に配置された取り出し位置との間を、一方向に循環して
作動するようになっている。各区画室7には、調剤済み
薬品の有無を検出する適宜の検出装置8が設けられてい
る。これらの検出装置8としては、たとえば、区画室7
内を横切る光路を有するホトインタラプタを使用するこ
とができ、その光路が遮光されることによって、調剤済
み薬品の存在を確認することが可能である。
【0021】また、ストックコンベヤ6の取り出し位置
には、必要に応じて、取り出し位置における区画室7内
の調剤済み薬品を取り出すようになったアーム9が設け
られている。ストック装置2は、制御装置10に接続さ
れていて、制御装置10は、調剤済み薬品に付けた識別
記号と、その調剤済み薬品を収容した区画室7の検出装
置8とを対応させて認識しておき、また、必要に応じて
アーム9を作動させるようになっている。
【0022】図2はこの発明による薬品仕分けシステム
を適用した薬品搬送システムの一例を示し、1a、1b
は図1の調剤装置1と同様のものであり、ただ、作図の
便宜上、ストックコンベヤ6a、6bの受け入れ位置は
図中上端に配置され、また、取り出し位置は図中下端に
配置されている。11は入力操作卓、12は調剤された
薬品を処方箋と照合、監査する監査台、13は調剤装置
1a、1bから監査台12まで調剤済み薬品を搬送する
搬送コンベヤである。
【0023】搬送コンベヤ13は、調剤済み薬品を収容
する適宜のバケット14、14、…を載置して搬送する
ようになっていて、調剤装置1a、1bにおけるストッ
クコンベヤ6a、6bの取り出し位置に対応して、搬送
中のバケット14を一時停止させる一時停止装置15
a、15bがそれぞれ設けられている。バケット14、
14、…には、メモリを内蔵したデータキャリア16、
16、…がそれぞれ取り付けられ、各データキャリア1
6に必要なデータを書き込み、また、各データキャリア
16から必要なデータを読み出すようになった非接触式
IDシステムのリード/ライトヘッド17が、つぎの各
位置に設置されている。
【0024】すなわち、入力操作卓11に対応した位置
には、その位置を通るバケット14のデータキャリア1
6に、収容してくるべき調剤済み薬品の識別記号を書き
込むリード/ライトヘッド17iが設置されている。ま
た、一時停止装置15a、15bに対応した位置には、
一時停止しているバケット14のデータキャリア16に
書き込まれた識別記号を読み取るリード/ライトヘッド
17a、17bがそれぞれ設置されている。さらに、監
査台12に対応した位置には、その位置を通るバケット
14のデータキャリア16に書き込まれた識別記号を読
み取るリード/ライトヘッド17tが設置されている。
【0025】そして、これらのリード/ライトヘッド1
7a、17b、17i、17tは、制御装置18に接続
され、この制御装置18は、調剤装置1a、1bの制御
装置10a、10bとも接続されている。
【0026】つぎに上記のものの作用について説明す
る。入力操作卓11では、各患者の処方箋を受け付ける
たびに、各患者のID等の識別記号とともに、それらの
処方内容を順次入力する。すると、入力操作卓11に対
応したリード/ライトヘッド17iが、その位置にきた
識別記号のないバケット14、14、…に、識別記号を
それぞれ順番に書き込む。
【0027】また、入力された処方内容に応じて、必要
な調剤装置1a、1bに、必要な調剤情報が識別記号と
ともに順次伝えられ、これらの調剤情報は、それぞれ待
ち行列に蓄積される。これを受けて、調剤装置1a、1
bは必要な調剤動作を実行し、できあがった調剤済みの
薬品は、それらの識別記号を付けて、ストック装置2
a、2bに一時ストックされる。
【0028】一方、リード/ライトヘッド17iによっ
てデータキャリア16に識別記号を書き込まれたバケッ
ト14は、搬送コンベヤ13によって搬送され、まず、
調剤装置1aに対応した位置にくると、一時停止装置1
5aが作動して、一時停止される。
【0029】このとき、リード/ライトヘッド17a
が、そのバケット14のデータキャリア16に書き込ま
れた識別記号を読み取るとともに、制御装置10aが、
その識別記号と同一の識別記号の付いた調剤済み薬品が
ストックコンベヤ6aの区画室7aに収容されているか
否かを調べ、収容されている場合は、ストックコンベヤ
6aを作動させて、その調剤済み薬品を取り出し位置に
もたらしたうえ、アーム9aを作動させて、その調剤済
み薬品を、一時停止位置にあるバケット14に投入す
る。一方、一時停止したバケット14の識別記号と同一
の識別記号の付いた調剤済み薬品が、ストックコンベヤ
6aの区画室7aに収容されていない場合は、そのこと
が確認されると、一時停止装置15aが待避して、バケ
ット14は再び搬送される。
【0030】つぎに、バケット14が調剤装置1bに対
応した位置にくると、一時停止装置15bが作動して、
一時停止される。
【0031】このとき、リード/ライトヘッド17b
が、そのバケット14のデータキャリア16に書き込ま
れた識別記号を読み取るとともに、制御装置10bが、
その識別記号と同一の識別記号の付いた調剤済み薬品が
ストックコンベヤ6bの区画室7bに収容されているか
否かを調べ、収容されている場合は、ストックコンベヤ
6bを作動させて、その調剤済み薬品を取り出し位置に
もたらしたうえ、アーム9bを作動させて、その調剤済
み薬品を、一時停止位置にあるバケット14に投入す
る。一方、一時停止したバケット14の識別記号と同一
の識別記号の付いた調剤済み薬品が、ストックコンベヤ
6bの区画室7bに収容されていない場合は、そのこと
が確認されると、一時停止装置15bが待避して、バケ
ット14は再び搬送される。
【0032】これまでの動作によって、収容してくるべ
き調剤済み薬品がすべて収容された場合、バケット14
は、搬送コンベヤ13によって搬送されて、監査台12
に対応した位置にくると、リード/ライトヘッド17t
がその識別記号を読み取ったとき、図示しない適宜の手
段によって、バケット14ごと、搬送コンベヤ13から
監査台12に取り出される。また、収容してくるべき調
剤済み薬品がすべて収容されるまでは、上記の動作を繰
り返し行い、すべて収容されたとき、バケット14ご
と、搬送コンベヤ13から監査台12に取り出される。
【0033】そして、そのバケット14から薬品がすべ
て取り出されたのち、搬送コンベヤ13に戻されると、
リード/ライトヘッド17iによって、そのバケット1
4のデータキャリア16から、終了した識別記号が消去
されるか、または、その上に新たな識別記号が書き込ま
れることとなる。
【0034】上記の作用を、以下に、より具体的に説明
する。たとえば、ある患者Pに対する処方箋の内容が、
散剤pの分包作業と、別の散剤ppの分包作業とを必要
とし、また、つぎに処方箋を受け付けた患者Qに対する
処方内容が、錠剤qの分包作業と、散剤qqの分包作業
とを必要とし、さらに、つぎに処方箋を受け付けた患者
Rに対する処方内容が、錠剤rの分包作業のみを必要と
する場合を想定する。また、調剤装置1aを錠剤分包機
とし、調剤装置1bを散剤分包機とする。すると、錠剤
分包機1aおよび散剤分包機1bはつぎのように作動す
る。
【0035】まず、患者Pに対する処方内容が入力され
るのにともなって、散剤分包機1bは、最初に散剤pの
分包作業を行い、続いて散剤ppの分包作業を行い、つ
ぎに、散剤pまたは散剤ppの分包作業中に既に入力さ
れた患者Qに対する処方内容にしたがって、散剤qqの
分包作業を行う。一方、錠剤分包機1aは、患者Qに対
する処方内容が入力されるのにともなって、最初に錠剤
qの分包作業を行い、つぎに、錠剤qの分包作業中に既
に入力された患者Rに対する処方内容にしたがって、錠
剤rの分包作業を行う。
【0036】そのため、散剤pの分包作業に先立って、
作業者が、散剤pの調剤(秤量)作業を行っている間
に、または、遅くとも、散剤pの分包作業を散剤分包機
1bが開始するころには、錠剤分包機1aが、錠剤qの
分包作業を開始することとなり、その結果、分包数に大
差がなければ、散剤pの分包作業と、錠剤qの分包作業
とが、ほぼ同時に終了する。このとき、分包作業が終了
した錠剤qは、ストックコンベヤ6aの区画室7aに収
容してストックされる。一方、分包作業が終了した散剤
pは、ストックコンベヤ6bの区画室7bに収容してス
トックされる。
【0037】つぎに、散剤分包機1bは散剤ppの分包
作業を行う一方、錠剤分包機1aは錠剤rの分包作業を
行うため、これも、分包数に大差がなければ、ほぼ同時
に終了する。このとき、分包作業が終了した散剤pp
は、ストックコンベヤ6bの区画室7bに収容してスト
ックされる。一方、分包作業が終了した錠剤rは、スト
ックコンベヤ6aの区画室7aに収容してストックされ
る。
【0038】つぎに、散剤分包機1bは散剤qqの分包
作業を行い、その分包作業が終了した散剤qqは、スト
ックコンベヤ6bの区画室7bに収容してストックされ
る。
【0039】このようにして、ストックコンベヤ6a、
6bの区画室7a、7bにそれぞれストックされた調剤
済み薬品は、搬送コンベヤ13に沿って循環して搬送さ
れるバケット14、14、…が、一時停止装置15a、
15bによって一時停止されるたびに、そのデータキャ
リア16に書き込まれた識別記号と照合され、一致する
場合にのみ、そのバケット14に投入されることとな
る。
【0040】そのため、患者Pに処方すべき調剤済み薬
品(すなわち散剤pおよび散剤pp)は、最終的に、1
個のバケット14に投入されたうえ、そのバケット14
ごと、監査台12に取り出されることとなる。
【0041】また、患者Qに処方すべき調剤済み薬品
(すなわち錠剤qおよび散剤qq)は、最終的に、別の
1個のバケット14に投入されたうえ、そのバケット1
4ごと、監査台12に取り出されることとなる。
【0042】また、患者Rに処方すべき調剤済み薬品
(すなわち錠剤r)は、さらに別の1個のバケット14
に投入されたうえ、そのバケット14ごと、監査台12
に取り出されることとなる。
【0043】なお、上記実施例では、ストック装置2を
ストックコンベヤ6で構成したが、これに限定するもの
でなく、適宜の構成とすることができる。また、調剤装
置1a、1bは2つに限定するものでなく、搬送コンベ
ヤ13に沿って、任意の数だけ設けることが可能であ
る。また、搬送コンベヤ13は、無端コンベヤによるコ
ンベヤ搬送式に代えて、個々のバケットを自走させるバ
ケット自走式とすることもできる。さらに、搬送コンベ
ヤ13は、コンベヤ搬送式のものであれ、バケット自走
式のものであれ、床面設置が可能であるだけでなく、必
要に応じて、天井設置とすることもでき、その他この発
明は上記実施例の種々の変更、修正が可能であることは
いうまでもない。
【0044】
【発明の効果】この発明は上記のように構成したので、
薬局における調剤済みの薬品を、複数の仕分け手段に、
各仕分け手段の仕分け状況を監視・表示しながら仕分け
ることができ、そのため、調剤された薬品を患者単位で
集めることができ、その結果、調剤された薬品と処方箋
との照合、監査を、患者単位で適切かつ確実に実行する
ことができる等のすぐれた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】調剤装置の一実施例を示す説明図
【図2】薬品搬送システムの一例を示す説明図
【符号の説明】
1…調剤装置 1a…調剤装置(錠剤分包機) 1b…調剤装置(散剤分包機) 2、2a、2b…ストック装置 3…包装装置 4…印字装置 5…カッタ装置 6、6a、6b…ストックコンベヤ 7、7a、7b…区画室 8、8a、8b…検出装置 9、9a、9b…アーム 10、10a、10b…制御装置 11…入力操作卓 12…監査台 13…搬送コンベヤ 14…バケット 15a、15b…一時停止装置 16…データキャリア 17a、17b、17i、17t…リード/ライトヘッ
ド 18…制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬局における調剤済みの薬品を受け入れ
    る複数の仕分け手段と、各仕分け手段の仕分け状況を監
    視・表示する手段とを設けたことを特徴とする薬品仕分
    けシステム。
JP35503793A 1993-12-27 1993-12-27 薬品仕分けシステム Pending JPH07486A (ja)

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JP35503793A JPH07486A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 薬品仕分けシステム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021166848A (ja) * 2016-09-28 2021-10-21 株式会社湯山製作所 薬剤仕分け装置及び薬剤仕分けシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021166848A (ja) * 2016-09-28 2021-10-21 株式会社湯山製作所 薬剤仕分け装置及び薬剤仕分けシステム

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