JPH0748612Y2 - 接着テープ用ホルダー - Google Patents

接着テープ用ホルダー

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JPH0748612Y2
JPH0748612Y2 JP1987179686U JP17968687U JPH0748612Y2 JP H0748612 Y2 JPH0748612 Y2 JP H0748612Y2 JP 1987179686 U JP1987179686 U JP 1987179686U JP 17968687 U JP17968687 U JP 17968687U JP H0748612 Y2 JPH0748612 Y2 JP H0748612Y2
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JP
Japan
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cutting blade
adhesive tape
tape
adhesive
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JPH0185364U (ja
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信一 金田
良摩 田中
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Kokuyo Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、手持ちできる大きさで、巻芯に巻回された接
着テープを回転自在に保持しながら任意長さに切断し
て、接着使用できる接着テープ用ホルダーに関する。
従来の技術 従来、この種の接着テープ用ホルダーは、軸受孔を有し
た左右一対の側板の前端部に夫々アーム片を一体に突設
して、このアーム片の先端間を、切断刃を上向きに、か
つ、その内側にテープ接着保持部を夫々一体に有した連
結片により、連結して成るホルダー本体と、前記軸受孔
に軸承され、かつ、接着テープを回転自在に支持する支
持軸とから構成され、接着テープの取り付け及び交換の
際に、両側板間を押し広げて、その間に支持軸を介入し
たり、その間から支持軸を引き出したりするものであっ
た。
考案が解決しようとする課題点 ところで、前述した従来構成の接着テープ用ホルダー
は、本体と支持軸の2部品から成るので、コスト高にな
ると共に、本体に支持軸を組付ける作業が面倒であり、
そのため接着テープの取り付け、交換において手数を要
し取り扱いに不便であったり、また従来構成のものは、
ホルダーの本体に、切断刃を一体に設けた構成であるか
ら、切断刃の形成に適した例えばボリカーボペートやス
チレン樹脂などの高価な硬質の合成樹脂より本体を作成
するときは、本体の左右側板を押し広げて、その間に支
持軸を介入する操作が面倒であり、かつ、高価となり、
また支持軸の介入操作を容易にするために、比較的安価
で軟質の合成樹脂より本体を作成するときは、切断刃の
機能を損なうという不都合があった。
課題を解決するための手段 そこで、本考案は、上記した従来のものの不都合を解消
するものであり、その要旨とするところは、筒状巻芯に
巻回された接着テープの幅よりやや広い間隔で対峙し、
中央部に軸孔を有した左右側板の夫々の上部にカット部
を形成し、各内面に、接着テープの筒状巻芯を回転可能
に支持すると共に、根元部に前記筒状巻芯の側面が当接
する鍔部を有した環状の支持部を対設し、かつ、前記両
側板の外周縁に、対向して、前方に延びるアーム片を突
設すると共に、該両アーム片の先端間を、上部に装着部
を有した連結片によって一体に連結した合成樹脂から成
るホルダー本体の前記装着部に、切断刃を有した別体構
成のテープ切断刃体を装着し、かつ、前記テープ切断刃
体乃至連結片の上部に、テープの接着保持部を形成した
ことを特徴とするものである。
作用 しかして、ホルダー本体の装着部に、テープ切断刃体を
装着して、ホルダーを構成し、このように構成されたホ
ルダーに対し、接着テープを装着するときは、一対の側
板間を、その後方位置で押し開き、この状態で側板間に
接着テープを挿入して、筒状巻芯の両側口部を、側板の
内面に突設した環状の支持部に嵌合し、次いで、側板の
押し開きを解除すると、連結片によって連結された左右
側板は復元して接着テープは支持部に対し回転自在に保
持される。そして使用に際しては、軸孔に一方の手の人
差指を挿入し、かつ、カット部の位置で親指の腹により
接着テープの外周を軽い力で押圧して、接着テープの回
転に制動を与えながら、他方の手で接着テープの先端を
引き出し、次いで接着テープを緊張しながら、使用長さ
だけ繰出したのち切断刃で切断し、切断後の接着保持部
に仮着して保持され、これによって次回の使用が準備さ
れる。
また上記において、左右側板に、その間隔が閉じる方向
の外力が作用したとき、鍔部の内面が接着テープの筒状
巻芯の側面に当接し、接着テープの側面と左右側板の内
面との間に鍔部の厚味に相当した間隙が生じるので、経
時的に接着剤がテープの幅方向に多少とも膨出した場合
でも、接着剤が左右側板の内面に接着することなく、従
って接着テープを常に支障なく使用することができる。
実施例 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1,5図において(H)は接着テープ用ホルダーの総体
を示し、(2)a,(2)bは接着テープ(T)の幅より
やや広い間隔で対峙し、中央部に軸孔(2)dを有した
円盤状の左右側板で、上部に凹状のカット部(2)cが
形成され、この左右側板(2)a,(2)bの中央部の内
面側に、接着テープ(T)の筒状巻芯の側面と当接する
鍔部(3)a2,(3)b2を根元部に一体に有し、かつ、
前記筒状巻芯の内径よりやや小径で、先端縁に沿って突
部(3)a1,(3)b1を有した環状の支持部(3)a,
(3)bが夫々突設してある。
また、前記左右側板(2)a,(2)bの外周縁の相対す
る前部には、前方に突出し、かつ、上方に屈曲したL字
状のアーム片(4)a,(4)bが一体に突設してあり、
このアーム片(4)a,(4)bの先端部間は下部から斜
め後方向きに延びる板状の連結片(5)により一体に連
結され、この連結片(5)の上端縁に、前方下向きに傾
斜し、かつ、後述する別体構成のテープ切断刃体(6)
を装着する平板状の装着部(5)aが一体に設けてあ
り、以上によって構成されたホルダー(1)は、弾性に
富む軟質の合成樹脂例えばポリエチレン樹脂なら一体形
成される。
上記したテープ切断刃体(6)は、切断刃に適した硬質
の合成樹脂例えばポリカーボネート或いはスチレン樹脂
より成形され、先端部に上向きの鋸歯状切断刃(6)a
を、また後端部に、下向きU字状に屈曲して、前記装着
部(5)aの後部に係挿する係挿部(6)bを夫々形成
すると共に、この係挿部(6)bの前縁と対向する下面
位置には、前記装着部(5)aの前縁と当接する突部
(6)cが設けてあり、このように構成されたテープ切
断刃体(6)の後端上部を、テープの接着保持部(7)
としてある。
しかして、テープ切断刃体(6)を、ホルダー本体
(1)の前記装着部(5)aに対し、その後部を係挿部
(6)bに係挿し、かつ、前縁に突部(6)cを当接す
ることにより、弾性的に装着して、ホルダーが構成され
る。
このように構成されたホルダー本体(1)に筒状巻芯に
巻回された接着テープ(T)を装着するには、左右側板
(2)a,(2)b間をアーム片(4)a,(4)bと相対
する後方位置で、押し開いてこの間に接着テープ(T)
を挿入して、筒状巻芯の両側口部を、側板(2)a,
(2)bの内面に突設した環状の支持部(3)a,(3)
bに嵌合し、次いで、側板(2)a,(2)bの押し開き
を解除すると、その復元作用によって、接着テープ
(T)の筒状巻芯は支持部(3)a,(3)bに対して回
転自在に支持され、この状態において、接着テープ
(T)の筒状巻芯の内周が支持部(3)a,(3)bの突
部(3)a1,(3)b1と線接触することになるので、円
滑な回転が得られる。
使用に際しては、一方の手の人差指を軸孔(2)dを挿
入し、かつ、カセット部(2)cの位置で親指の腹によ
り接着テープの外周を軽い力で押圧して、接着テープの
回転に制動を与えながら、他方の手で接着テープの先端
を前方に引き出し、次いで接着テープを緊張しながら使
用長さだけ繰出した(第2図二点鎖線)のち、切断刃
(6)aにより切断し、切断後の先端部は、接着保持部
(7)の上面に仮着して、次回の使用に備える。
また上記において、接着テープ(T)の筒状巻芯を支持
部(3)a,(3)bに回転自在に支持した状態で、左右
側板(2)a,(2)bに、その間隔を閉じる方向の外力
が作用したとき、或いは不使用時にホルダーを横倒した
状態に置いたとき、巻芯の側面が鍔部(3)a2および/
または(3)b2の内面に当接して、接着テープの側面と
左右側板(2)a,(2)bの内面との鍔部(3)a2
(3)b2の厚味に相当した間隙が生じる。
従って、接着テープの接着剤が、経時的変化によってテ
ープの側面から多少とも膨出した場合(これを一般に接
着剤のかぶり現象と指称されている)において、その膨
出した接着剤が左右側板(2)a,(2)bの内面に付着
して支持部(3)a,(3)bに対する筒状巻芯の自由な
回転を拘束する惧れはなく、常に接着テープを支障なく
使用することができる。
第5,6図は、本考案の他の実施例を示し、本例のテープ
切断刃体(16)は金属板により構成してあり、上端部に
鋸歯状の切断刃(16)aを突設し、その下部に、両側を
横断面コ字状に折曲して抱持部(16)bを形成してあ
る。
一方、ホルダー本体(1)の両側板(2)a,(2)bの
両アーム片(4)a,(4)b間を連結する連結片(5)
を、垂直状に形成すると共に、その上部を肉厚に形成
し、その上部(5)′の両側部にスリット(15)a,(1
5)bに形成し、そのスリット(15)a,(15)bの上方
から前記抱持部(16)a,(16)bを係挿することによ
り、連結片(5)aの上部(5)′を抱持して、テープ
切断刃(16)を装着し、かつ、前記連結片(5)aの上
面を円弧状に形成して、テープの接着保持部(17)とし
てある。
考案の効果 以上のように本考案による接着テープ用ホルダーは、テ
ープ切断刃体とホルダー本体との二部品で構成され、し
かもホルダー本体は合成樹脂成形によって作成されるの
で、製作が極めて容易で、安価に得られ、かつ、従来の
ように、ホルダー本体に支持部材を組付ける作業を要し
ないので、取り扱いに便利であり、またホルダー本体と
別体構成のテープ切断刃体を、装着テープの切断に最も
適した材料から作成し得るので、接着テープの切断機能
を向上することができると共に、ホルダー本体が安価に
得られ、さらに左右側板上部に形成したカット部を使用
して指により接着テープの外周に容易に制動を付与する
ことができて、接着テープの引出し操作に便利であり、
さらにまた本願によれば、支持部の根元部に筒状巻芯の
側面が当接する鍔部を有しているので、経時的変化によ
り接着テープの側面から膨出する接着剤が、左右側板に
対し付着して接着テープの使用を不便にする惧れも解消
できるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は総体側面
図、第2図は縦断側面図、第3図は一部切欠した上面
図、第4図は要部の分割拡大斜視図、第5図は他の実施
例の縦断側面図、第6図は要部の拡大分解斜視図であ
る。 図中、(1)はホルダー本体、(2)a,(2)bは側
板、(2)cはカット部、(2)dは軸孔、(3)a,
(3)bは環状支持部、(3)a2,(3)b2は鍔部、
(4)a,(4)bはアーム片、(5)aは装着部、
(6),(16)はテープ切断刃体、(6)a,(16)aは
切断刃、(7),(17)は接着保持部、(15)aはスリ
ット、(T)は接着テープである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭54−105990(JP,U) 実公 昭40−4639(JP,Y1) 実公 昭39−29480(JP,Y1) 実公 昭29−5789(JP,Y1)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状巻芯に巻回された接着テープの幅より
    やや広い間隔で対峙し、中央部に軸孔を有した左右側板
    の夫々の上部にカット部を形成し、各内面に、接着テー
    プの筒状巻芯を回転可能に支持すると共に、根元部に前
    記筒状巻芯の側面が当接する鍔部を有した環状の支持部
    を対設し、かつ、前記両側板の外周縁に、対向して、前
    方に延びるアーム片を突設すると共に、該両アーム片の
    先端間を、上部に装着部を有した連結片によって一体に
    連結した合成樹脂材から成るホルダー本体の前記装着部
    に、切断刃を有した別体構成のテープ切断刃体を装着
    し、かつ、前記テープ切断刃体乃至連結片の上部に、テ
    ープの接着保持部を形成したことを特徴とする接着テー
    プ用ホルダー。
  2. 【請求項2】アーム片を、上向きL字状に形成した実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の接着テープ用ホルダ
    ー。
  3. 【請求項3】装着部を、前方下向きに傾斜した板状片よ
    り構成し、またテープ切断刃体を、硬質の合成樹脂製と
    して、その前縁に上向きの切断刃を、後縁部に、下向き
    U字状に屈曲して前記装着部を係挿する係挿部を夫々一
    体に形成すると共に、テープ切断刃体の後部上面を、接
    着保持部とした実用新案登録請求の範囲第1項または第
    2項記載の接着テープ用ホルダー。
  4. 【請求項4】装着部を、連結片の上部左右側部にスリッ
    トを夫々設けることにより形成し、またテープ切断刃体
    を、金属製とすると共に、上縁に切断刃を突設し、その
    下部両側縁をコ字状に屈曲して抱持部を形成し、これを
    前記連結片のスリットに係挿することにより、前記連結
    片の上部にテープ切断刃体を抱持して取り付け、かつ、
    連結片の上面を接着保持部とした実用新案登録請求の範
    囲第1項または第2項記載の接着テープ用ホルダー。
JP1987179686U 1987-11-27 1987-11-27 接着テープ用ホルダー Expired - Lifetime JPH0748612Y2 (ja)

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JP1987179686U JPH0748612Y2 (ja) 1987-11-27 1987-11-27 接着テープ用ホルダー

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JPH0185364U JPH0185364U (ja) 1989-06-06
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ID=31471232

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS3929480Y1 (ja) * 1960-11-07 1964-10-06
JPS54105990U (ja) * 1978-01-12 1979-07-26

Also Published As

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JPH0185364U (ja) 1989-06-06

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