JPH0748608Y2 - スタッカ構造 - Google Patents

スタッカ構造

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JPH0748608Y2
JPH0748608Y2 JP1989071781U JP7178189U JPH0748608Y2 JP H0748608 Y2 JPH0748608 Y2 JP H0748608Y2 JP 1989071781 U JP1989071781 U JP 1989071781U JP 7178189 U JP7178189 U JP 7178189U JP H0748608 Y2 JPH0748608 Y2 JP H0748608Y2
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浩之 大久保
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、紙状又は板状媒体を収納するのに利用される
スタッカ構造に関する。
〈従来の技術〉 従来のスタッカ構造を第9図により説明する。
従来のスタッカ構造41は、ボックス形状から成る媒体収
納部42と、該媒体収納部42の上面に設けた開口43と、該
媒体収納部42の前面42aに設けた手挿入用間隙44と、該
手挿入用間隙44に連続していてかつ該媒体収納部42の底
部42b前側に設けた手挿入空間45とから構成されてい
る。
又前記媒体収納部42の後面42c側には、排出用ローラ
(図示せず)を備えた媒体排出部46が設けられている。
更に該媒体収納部42の後面42cには媒体排出口47が設け
られている。
次に、上記した従来のスタッカ構造41の使用例を第10図
及び第11図により説明する。
第10図に示す如く、媒体30は媒体排出部46の排出用ロー
ラ48によって媒体排出口47から排出され、媒体収納部42
に収納される。
収納された媒体30を媒体収納部42から取り出すには、第
11図で示す如く、手挿入用間隙44及び手挿入空間45に手
を挿入して、媒体30を手で掴持する。そして媒体30を上
方に持ち上げて、開口43から取り出す。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記した従来のスタッカ構造では、媒体
を手で掴持しつつ上方に持ち上げて取り出すので、取り
出し難い。
又手挿入空間が媒体収納空間の底部前側に設けられてい
るので、外観を損なってしまう。
〈課題を解決するための手段〉 この考案は、上記課題を解決する為に成されたもので、
媒体の材質を問わずに媒体を取り出し易くするとともに
外観に優れたスタッカ構造を提供することを目的とす
る。
即ち、ボックス形状でかつ上面及び前面が開口された媒
体収納部と、この媒体収納部の底壁下側かつ前面側に配
置されかつ回動自在に支持された軸と、この軸に一端側
が設けられた複数個のガイド支持部と、このガイド支持
部の他端側が挿通されるものであって前記媒体収納部の
底壁に設けられた複数個の支持部挿通孔と、前記媒体収
納部の底壁上かつ前面側に配置された底板と前記媒体収
納部の前面側に配置された側板とから成り傾動自在に配
設されたものであって、前記側板に手挿入用間隙が形成
されるとともに、前記底板に複数個の長孔が形成され、
かつ前記長孔に貫通させたねじにより前記底板の下面側
が前記各ガイド支持部の他端側に取り付けられた媒体ガ
イドとから構成されたことを特徴とするものである。
〈作用〉 上記構成のスタッカ構造では、 (a) 媒体ガイドは媒体収納部の底壁上かつ前面側に
配置された底板と媒体収納部の前面側に配置された側板
とから成ることから、その側板が傾動されると、該側板
とともに底板も傾動される。しかも、回動自在に支持さ
れた軸にガイド支持部の一端側が設けられ、媒体ガイド
の底板は媒体収納部の底壁の支持部挿通孔に挿通された
該ガイド支持部の他端側に取り付けられていることか
ら、媒体ガイドおよびガイド支持部は軸の回りに一体に
なって回動される。
又、前記軸は媒体収納部の底壁下側かつ前面側に配置さ
れ、底板は媒体収納部の底壁上かつ前面側に配置されて
いることから、側板とは反対側の底板の上端辺は上方に
回動される。
その時、媒体収納部に収納されている媒体は、側板とは
反対側の底板の上端辺によって、かつ該底板の幅方向の
全てにわたって、その手前側が確実に上方に押し上げら
れ担持される。その為、どのような材質の媒体であって
も媒体は手前側に斜め上方に持ち上げられる状態になる
ので、その媒体の手前下側には手を挿入することができ
る十分な空間が形成される。したがって、その空間に手
を入れることによって媒体が掴持し易くなる。
(b) 媒体ガイドの底板に複数個の長孔が形成され、
この長孔に貫通されたねじにより前記底板の下面側がガ
イド支持部の他端側に取り付けられたことから、媒体の
大きさに応じて媒体ガイドの取り付け位置が調整され
る。その為、収納される媒体の大きさに対応して収納ス
ペースが設定されるので、媒体は収納される際に揃えら
れる。
〈実施例〉 本考案の実施例を図に基づいて説明する。
第1図はスタッカ構造1を示す斜視図であり、第2図は
第1図中の側面図である。
スタッカ構造1は以下のような構成を成す。
即ち、ボックス形状でかつ上面及び前面が開口された媒
体収納部2が設けられている。
該媒体収納部2の底壁3には、複数個の支持部挿通孔4
が設けられている。
又該媒体ガイド5は、前記媒体収納部2の前面側に配置
された側板6と該媒体収納部2の底壁3上でかつ前面側
に配置された底板7とによって略L字形状に形成された
ものから成り、該媒体収納部2の前面側に手挿入用間隙
Wが設けられて回動自在に配設されている。
該底板7の奥行寸法lは、媒体30の寸法Lに対してl<
L/2成る関係を有する。よって、該媒体ガイド5を傾動
した際に、該底板7が回動されるとともに媒体30の一端
側を担持し、前記底壁3と媒体30との間に手を挿入する
ことができる十分な空間、即ち手挿入空間21が形成され
る。
前記媒体ガイド5は、該底板7に形成された長孔15に貫
通されたねじ9で前記支持部挿通孔4の夫々に挿通させ
たガイド支持部8の他端側に取り付けられている。
媒体ガイド5を取り付ける際には、媒体ガイド5を円滑
に回動させる為に媒体ガイド5と前記底壁3との間に隙
間10が設けられる。
又媒体ガイド5の底板7の先端下部7aは該底板3に当接
される。
前記ガイド支持部8の一端側は、軸11に固設されてい
る。該軸11は、前記媒体収納部2の底壁3の下側でかつ
前面側、即ち該媒体収納部2の前面下方のパネル12の裏
側に設けた軸受部13によって回動自在に支持されてい
る。又該軸11にはトーションばね14が設けられている。
該トーションばね14は、一端がガイド支持部8に係止さ
れ、他端が前記底壁3の裏面3aに当接されている。そし
てガイド支持部8が矢印E方向に付勢される。
又、前記媒体ガイド5の底板7に形成された長孔15は、
具体的には第7図に示す如く、例えば底板7の奥行方向
と長孔15の長径方向とを略一致させた状態に形成されて
いる。
次に前記スタッカ構造1の使用例を第3図乃至第6図に
より説明する。
第3図に示す如く、媒体排出部46に設けた排出用ローラ
48によって媒体排出口47から排出された紙状、又は薄板
状の媒体30は媒体収納部2に収納される。
この時、媒体ガイド5は、トーションばね14(第1図参
照)によって付勢されたガイド支持部8に支持されると
ともに底板7に先端下部7aが底板3に当接されている。
次に、第4図に示す如く手によって媒体ガイド5を手前
側に傾動する。この媒体ガイド5は媒体収納部2の前面
側に配置された側板6と媒体収納部2の底壁3上かつ前
面側に配置された底板7とから成ることから、その側板
6が傾動されると、それとともに底板7も傾動される。
しかも、回動自在に支持された軸11にガイド支持部8の
一端側が設けられ、媒体ガイド5の底板7は媒体収納部
2の底壁3の支持部挿通孔4に挿通された該ガイド支持
部8の他端側に取り付けられていることから、媒体ガイ
ド5およびガイド支持部8は軸11の回りを一体になって
回動される。
又、前記軸11は媒体収納部2の底壁3の下側かつ前面側
に配置され、さらに底板7は該底壁3上かつ前面側に配
置されていることから、側板6とは反対側の底板7の上
端辺7bは上方に回動される。
その時、媒体収納部2に収納されている媒体30は、側板
6とは反対側の底板7の上端辺7bによって、かつ該底板
7の幅方向の全てにわたって、その手前側が確実に上方
に押し上げられ担持される。その為、どのような材質の
媒体30であっても媒体30は手前側斜め上方に持ち上げら
れる状態になるので、その媒体30の手前下側には手を十
分に挿入することができる手挿入空間21が形成される。
したがって、その手挿入空間21に手を入れることによっ
て媒体30が掴持し易くなる。
この時、ガイド支持部8が支持部挿通孔4の周辺部4aに
当接して、媒体ガイド5が必要以上に傾動するのを制止
する。
更に第5図に示す如く、手挿入用間隙Wから手挿入空間
21に手を挿入して媒体30を掴持し、手前側斜め上方でか
つ側板6に沿って持ち上げる。
又、この媒体ガイド5には、手挿入用間隙Wが形成され
ていることから、手を媒体収納部2に挿入し易くなって
いる。
そして第6図に示す如く、媒体収納部2から媒体30を取
り出すと、媒体ガイド5は、トーションばね14(第1図
参照)の反発力によって所定の位置に戻る。
一方、前記図7によって説明した如く、前記媒体ガイド
5の底板7には長孔15が設けられていることから、媒体
ガイド5をガイド支持部8に取り付ける位置は媒体30の
大きさに合わせて適宜変えることが可能になる。
即ち、第8図に示す様に、長孔15を設けた媒体ガイド5
は、長孔15に貫通させたねじ9によってガイド支持部8
に取り付けられる。このとき、媒体30を収納するのに適
した寸法に媒体収納部2の奥行寸法Dが調整される。但
し媒体ガイド5を傾動した後、媒体ガイド5の底板7の
上端辺7bで媒体収納部2に収納された媒体30の一端側を
担持して、媒体30と底板3との間に手挿入空間を形成す
る為に、底板7の奥行寸法lは、媒体の寸法Lに対して
l<L/2成る関係に保たれる。
なお、上記スタッカ構造では、媒体ガイド5の傾動によ
り媒体30の一端側に手挿入空間21が形成されるので、手
挿入空間を媒体収納部の底壁前方に設ける必要がなくな
り、外観を良好なものにできる。
〈考案の効果〉 以上、説明した様に本考案によれば、 側板と底板とからなる媒体ガイドが傾動可能にかつ
軸回りに回動可能に設けたので、側板の傾動によって底
板の上端辺が上方に回動され、底板の幅方向の全てにわ
たって、どのような材質の媒体であっても手前側斜め上
方に持ち上げることができる。その為、媒体の手前下側
に手を挿入することができる十分な空間を形成すること
ができる。したがって、その空間に手を入れることによ
って媒体が掴持し易くなる。よって、媒体の取り出しが
極めて容易にできる。
媒体ガイドの底板に複数個の長孔が形成され、この
長孔に貫通されたねじにより底板がガイド支持部に取り
付けられるので、媒体の大きさに応じて媒体ガイドの取
り付け位置を変えることができる。その為、収納される
媒体の大きさに応じて収納スペースを設定することがで
きるので、媒体を揃えて収納することが可能になる。よ
って、媒体の取り出しがより一層容易になる。
等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を説明するスタッカ構造の説
明図、 第2図は、第1図中の部分破砕側面図、 第3図乃至第6図は、使用例の説明図、 第7図は、他の媒体ガイドの斜視図、 第8図は、第1図中の媒体ガイドの取付け説明図、 第9図は、従来のスタッカ構造の説明図、 第10図乃至第11図は、従来のスタッカ構造の使用状態説
明図である。 1……スタッカ構造,2……媒体収納部,3……底壁,4……
支持部挿通孔,5……媒体ガイド,6……側板,7……底板,8
……ガイド支持部,9……ねじ,11……軸,15……長孔,21
……手挿入空間,30……媒体,W……手挿入用間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボックス形状でかつ上面及び前面が開口さ
    れた媒体収納部と、 前記媒体収納部の底壁下側かつ前面側に配置されかつ回
    動自在に支持された軸と、 前記軸に一端側が設けられた複数個のガイド支持部と、 前記ガイド支持部の他端側が挿通されるものであって前
    記媒体収納部の底壁に設けられた複数個の支持部挿通孔
    と、 前記媒体収納部の底壁上かつ前面側に配置された底板と
    前記媒体収納部の前面側に配置された側板とから成り傾
    動自在に配設されたものであって、前記側板に手挿入用
    間隙が形成されるとともに、前記底板に複数個の長孔が
    形成され、かつ前記長孔に貫通させたねじにより前記底
    板の下面側が前記各ガイド支持部の他端側に取り付けら
    れた媒体ガイドとから構成されたことを特徴とするスタ
    ッカ構造。
JP1989071781U 1989-06-20 1989-06-20 スタッカ構造 Expired - Lifetime JPH0748608Y2 (ja)

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JPH0312851U JPH0312851U (ja) 1991-02-08
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US4067597A (en) * 1976-07-19 1978-01-10 Caterpillar Tractor Co. Latch assembly
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