JPH074854A - 竪形マツフル炉 - Google Patents
竪形マツフル炉Info
- Publication number
- JPH074854A JPH074854A JP24991393A JP24991393A JPH074854A JP H074854 A JPH074854 A JP H074854A JP 24991393 A JP24991393 A JP 24991393A JP 24991393 A JP24991393 A JP 24991393A JP H074854 A JPH074854 A JP H074854A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- pine
- muffle
- furnace body
- vertical
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- Granted
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- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
- Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属ストリップ等の被熱物を還元性ガス或い
は無酸化性ガス等の雰囲気ガス中で連続的に熱処理する
竪形のマツフル炉に関し、寿命となったマッフルの交換
が容易にできるようにする。 【構成】 鉛直姿態に配置された筒状の断熱炉体１内に
鉛直に搬送される被熱物１８を囲う筒状のマツフル７を
設けてなる竪形マツフル炉であって、該マツフル７の上
端に蛇腹状筒１３を連結するとともに該断熱炉体１を支
持するガイドレール３を水平に設け、該断熱炉体１を縦
方向に２分割し、その分割された断熱炉体１の一方を前
記マツフル７と共に該ガイドレール３に沿って水平移動
可能なるようにした。
は無酸化性ガス等の雰囲気ガス中で連続的に熱処理する
竪形のマツフル炉に関し、寿命となったマッフルの交換
が容易にできるようにする。 【構成】 鉛直姿態に配置された筒状の断熱炉体１内に
鉛直に搬送される被熱物１８を囲う筒状のマツフル７を
設けてなる竪形マツフル炉であって、該マツフル７の上
端に蛇腹状筒１３を連結するとともに該断熱炉体１を支
持するガイドレール３を水平に設け、該断熱炉体１を縦
方向に２分割し、その分割された断熱炉体１の一方を前
記マツフル７と共に該ガイドレール３に沿って水平移動
可能なるようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は金属ストリップ等の被熱
物を還元性ガス或いは無酸化性ガス等の雰囲気ガス中で
連続的に熱処理する竪形のマツフル炉に関するものであ
る。
物を還元性ガス或いは無酸化性ガス等の雰囲気ガス中で
連続的に熱処理する竪形のマツフル炉に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】竪形マツフル炉は横形のマツフル炉より
も設置スペースを要さない利点があるものであって従来
からステンレスストリップ，高ニツケル合金ストリップ
等の被熱物の連続光輝焼鈍用として汎用されている。
も設置スペースを要さない利点があるものであって従来
からステンレスストリップ，高ニツケル合金ストリップ
等の被熱物の連続光輝焼鈍用として汎用されている。
【０００３】また一般に断熱炉体内において被熱物を囲
っていて該被熱物を酸化から保護しているマツフルはそ
の外周面がバーナ火炎にさらされ酸化すると共に高温度
になってクリープ変形を起こすために１〜３年で寿命と
なる。このため定期的に交換しなければならない。
っていて該被熱物を酸化から保護しているマツフルはそ
の外周面がバーナ火炎にさらされ酸化すると共に高温度
になってクリープ変形を起こすために１〜３年で寿命と
なる。このため定期的に交換しなければならない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記竪形マツ
フル炉の場合は横形と違ってマツフルの交換作業が非常
に大変であった。即ち竪形マツフル炉では加熱帯，冷却
帯等が鉛直な一直線上に連続しておりマツフルを炉長方
向には取り出せないためにマツフル交換のために炉体の
側壁を解体せねばならず、こうした解体および再構築の
ために非常にコストが掛るという問題があつた。
フル炉の場合は横形と違ってマツフルの交換作業が非常
に大変であった。即ち竪形マツフル炉では加熱帯，冷却
帯等が鉛直な一直線上に連続しておりマツフルを炉長方
向には取り出せないためにマツフル交換のために炉体の
側壁を解体せねばならず、こうした解体および再構築の
ために非常にコストが掛るという問題があつた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
しようとするもので、鉛直姿態に配置された筒状の断熱
炉体内に鉛直に搬送される被熱物を囲う筒状のマツフル
を設けてなる竪形マツフル炉であって、該マツフルの上
端に蛇腹状筒を連結するとともに該断熱炉体を支持する
ガイドレールを水平に設け、該断熱炉体を縦方向に２分
割し、その分割された断熱炉体の一方を前記マツフルと
共に該ガイドレールに沿って水平移動可能なるようにし
たことを特徴とする竪形マツフル炉である。
しようとするもので、鉛直姿態に配置された筒状の断熱
炉体内に鉛直に搬送される被熱物を囲う筒状のマツフル
を設けてなる竪形マツフル炉であって、該マツフルの上
端に蛇腹状筒を連結するとともに該断熱炉体を支持する
ガイドレールを水平に設け、該断熱炉体を縦方向に２分
割し、その分割された断熱炉体の一方を前記マツフルと
共に該ガイドレールに沿って水平移動可能なるようにし
たことを特徴とする竪形マツフル炉である。
【０００６】
【実施例】次に図１〜図４に従い本発明の一実施例を説
明する。図において、１は断熱性の耐火レンガにより円
筒状に構築された断熱炉体で、該断熱炉体１の両側にフ
レーム２，２が築造され、該フレーム２，２上に水平な
ガイドレール３，３が敷設されている。断熱炉体１の両
側外面に突設されたブラケット４，４には車輪５，５が
夫々設けられ、該車輪５，５をガイドレール３，３上に
乗敷することで該断熱炉体１は車輪５，５を介してガイ
ドレール３，３上に支持される。７は該断熱炉体１内に
設けられた円筒状のマツフルである。マツフル７の下端
にはそのフランジ部８にボルトナット９を止着して入口
スロート１０を連接している。またマツフル７の上端に
はフランジ部１１にボルトナット１２を止着して蛇腹状
筒１３を連結している。
明する。図において、１は断熱性の耐火レンガにより円
筒状に構築された断熱炉体で、該断熱炉体１の両側にフ
レーム２，２が築造され、該フレーム２，２上に水平な
ガイドレール３，３が敷設されている。断熱炉体１の両
側外面に突設されたブラケット４，４には車輪５，５が
夫々設けられ、該車輪５，５をガイドレール３，３上に
乗敷することで該断熱炉体１は車輪５，５を介してガイ
ドレール３，３上に支持される。７は該断熱炉体１内に
設けられた円筒状のマツフルである。マツフル７の下端
にはそのフランジ部８にボルトナット９を止着して入口
スロート１０を連接している。またマツフル７の上端に
はフランジ部１１にボルトナット１２を止着して蛇腹状
筒１３を連結している。
【０００７】１４は図示しない構築物に支持された冷却
室、１５，１５はその冷気循環用のフアンを示し、該冷
却室１４の下端はフランジ部１６に止着されたボルトナ
ット１７によって蛇腹状筒１３の上端に連結されてい
る。被熱物である金属ストリツプ１８は転向ロール１９
を転回しシールロール２３を通って入口スロート１０に
導びかれマツフル７内を上昇動する。そして図示しない
バーナ等による間接加熱によって所定温度に加熱され、
冷却室１４にて冷却される。そして保護筒２２中の転向
ロール２０，２１を旋回して下降しシールロール２４を
通して外部に導出され転向ロール２５を転回して水平に
移行する。
室、１５，１５はその冷気循環用のフアンを示し、該冷
却室１４の下端はフランジ部１６に止着されたボルトナ
ット１７によって蛇腹状筒１３の上端に連結されてい
る。被熱物である金属ストリツプ１８は転向ロール１９
を転回しシールロール２３を通って入口スロート１０に
導びかれマツフル７内を上昇動する。そして図示しない
バーナ等による間接加熱によって所定温度に加熱され、
冷却室１４にて冷却される。そして保護筒２２中の転向
ロール２０，２１を旋回して下降しシールロール２４を
通して外部に導出され転向ロール２５を転回して水平に
移行する。
【０００８】しかして本発明は、図３，図４に示したよ
うに断熱炉体１を縦方向に分割して、本体部１ａと副体
部１ｂとに２分割し、その分離部分には夫々フランジ２
６，２７を設け該フランジ２６，２７を接合することに
よりこの断熱炉体１が形成されるようにすると共に、そ
の一方の本体部１ａを前記ブラケット４，４，車輪５，
５によりガイドレール３，３上に移動可能なるように支
持する。
うに断熱炉体１を縦方向に分割して、本体部１ａと副体
部１ｂとに２分割し、その分離部分には夫々フランジ２
６，２７を設け該フランジ２６，２７を接合することに
よりこの断熱炉体１が形成されるようにすると共に、そ
の一方の本体部１ａを前記ブラケット４，４，車輪５，
５によりガイドレール３，３上に移動可能なるように支
持する。
【０００９】このように構成した竪形マツフル炉では、
マツフル７を交換するに際して先ずフランジ部１１をボ
ルトナット１２を外して蛇腹状筒１３より離脱し該蛇腹
状筒１３を収縮させ、またフランジ部８のボルトナット
９を外して入口スロート１０を離す。そしてフランジ２
６，２７を離し本体部１ａをマツフル７と共にガイドレ
ール３上に車輪５，５を転動させることにより図２に一
点鎖線で示したように水平に横移動させる。こうするこ
とによつて本体部１ａおよびマツフル７を副体部１ｂか
ら離脱することができるのでクレーン車等を使用して新
らしいマツフルに交換することができる。こうして交換
を終えたら本体部１ａをガイドレール３．３に沿って元
に戻しフランジ２６，２７を接合するだけで交換作業を
短時間で行なうことができるものである。
マツフル７を交換するに際して先ずフランジ部１１をボ
ルトナット１２を外して蛇腹状筒１３より離脱し該蛇腹
状筒１３を収縮させ、またフランジ部８のボルトナット
９を外して入口スロート１０を離す。そしてフランジ２
６，２７を離し本体部１ａをマツフル７と共にガイドレ
ール３上に車輪５，５を転動させることにより図２に一
点鎖線で示したように水平に横移動させる。こうするこ
とによつて本体部１ａおよびマツフル７を副体部１ｂか
ら離脱することができるのでクレーン車等を使用して新
らしいマツフルに交換することができる。こうして交換
を終えたら本体部１ａをガイドレール３．３に沿って元
に戻しフランジ２６，２７を接合するだけで交換作業を
短時間で行なうことができるものである。
【００１０】
【発明の効果】このように本発明の竪形マツフル炉によ
れば、マツフル交換を容易ならしめ交換に必要なコスト
を軽減できる有益な効果がある。
れば、マツフル交換を容易ならしめ交換に必要なコスト
を軽減できる有益な効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示した竪形マツフル炉の縦
断面図。
断面図。
【図２】図１の要部の側面図。
【図３】断熱炉体の水平断面図。
【図４】分離時の断熱炉体の水平断面図。
１ 断熱炉体 １ａ 本体部 １ｂ 副体部 ２ フレーム ３ ガイドレール ４ ブラケット ５ 車輪 ７ マツフル １３ 蛇腹状筒 １８ 金属ストリップ ２６，２７ フランジ
Claims (1)
- 【請求項１】 鉛直姿態に配置された筒状の断熱炉体内
に鉛直に搬送される被熱物を囲う筒状のマツフルを設け
てなる竪形マツフル炉であって、該マツフルの上端に蛇
腹状筒を連結するとともに該断熱炉体を支持するガイド
レールを水平に設け、該断熱炉体を縦方向に２分割し、
その分割された断熱炉体の一方を前記マツフルと共に該
ガイドレールに沿って水平移動可能なるようにしたこと
を特徴とする竪形マツフル炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5249913A JP2757751B2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 竪形マツフル炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5249913A JP2757751B2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 竪形マツフル炉 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26581785A Division JPS62127426A (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 | 竪形マツフル炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH074854A true JPH074854A (ja) | 1995-01-10 |
| JP2757751B2 JP2757751B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=17200061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5249913A Expired - Lifetime JP2757751B2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 竪形マツフル炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2757751B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100431449B1 (ko) * | 1999-12-29 | 2004-05-14 | 주식회사 포스코 | 수직 소둔로 머플 이동용 클램프 장치 |
| CN103320582A (zh) * | 2013-07-09 | 2013-09-25 | 中冶南方(武汉)威仕工业炉有限公司 | 一种立式光亮退火炉马弗管更换装置及方法 |
| CN103343194A (zh) * | 2013-07-09 | 2013-10-09 | 中冶南方(武汉)威仕工业炉有限公司 | 一种立式光亮退火炉炉体拆卸系统及方法 |
| CN103343214A (zh) * | 2013-07-09 | 2013-10-09 | 中冶南方(武汉)威仕工业炉有限公司 | 一种立式光亮退火炉马弗更换系统及方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6132391A (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-15 | 松下電器産業株式会社 | 高周波加熱装置 |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP5249913A patent/JP2757751B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6132391A (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-15 | 松下電器産業株式会社 | 高周波加熱装置 |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100431449B1 (ko) * | 1999-12-29 | 2004-05-14 | 주식회사 포스코 | 수직 소둔로 머플 이동용 클램프 장치 |
| CN103320582A (zh) * | 2013-07-09 | 2013-09-25 | 中冶南方(武汉)威仕工业炉有限公司 | 一种立式光亮退火炉马弗管更换装置及方法 |
| CN103343194A (zh) * | 2013-07-09 | 2013-10-09 | 中冶南方(武汉)威仕工业炉有限公司 | 一种立式光亮退火炉炉体拆卸系统及方法 |
| CN103343214A (zh) * | 2013-07-09 | 2013-10-09 | 中冶南方(武汉)威仕工业炉有限公司 | 一种立式光亮退火炉马弗更换系统及方法 |
| CN103343214B (zh) * | 2013-07-09 | 2016-03-30 | 中冶南方(武汉)威仕工业炉有限公司 | 一种立式光亮退火炉马弗更换系统及方法 |
| CN103343194B (zh) * | 2013-07-09 | 2016-04-13 | 中冶南方(武汉)威仕工业炉有限公司 | 一种立式光亮退火炉炉体拆卸系统及方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2757751B2 (ja) | 1998-05-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |