JPH04225780A - 竪形炉 - Google Patents

竪形炉

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JPH04225780A
JPH04225780A JP41484890A JP41484890A JPH04225780A JP H04225780 A JPH04225780 A JP H04225780A JP 41484890 A JP41484890 A JP 41484890A JP 41484890 A JP41484890 A JP 41484890A JP H04225780 A JPH04225780 A JP H04225780A
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JP
Japan
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muffle
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furnace
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suspended
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JP41484890A
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Kenji Kawate
賢治 川手
Ichiro Matsumura
一郎 松村
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Daido Steel Co Ltd
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Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中空の炉体と、上記炉体
を上下に貫通しかつ上端において吊られている被処理材
挿通用のマッフルとから成る竪形炉に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は上記マッフルの全長を同一の材料
で同厚に形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような竪形炉では
、マッフルの重量はその長さに応じた重さになり、それ
が全てマッフル上端の吊部に荷重負担となって加わる。 この為その吊部での制限応力を超えぬようにする為には
マッフルの長さが制限され、炉の大型化が制限される問
題点があった。
【0004】本願発明は上記従来技術の問題点(技術的
課題)を解決する為になされたもので、マッフルにおけ
る主体部の板厚を薄く形成してマッフルの軽量化を図り
、マッフル上端の吊り部の負担を軽くできて炉の長大化
を図ることができるようにした竪形炉を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
、本願発明における竪形炉は、中空の炉体と、上記炉体
を上下に貫通しかつ上端において吊られている被処理材
挿通用のマッフルとから成る竪形炉において、上記マッ
フルのうちの炉体内に位置する主体部を、炉体の上方に
突出する連結部の構成材料、及び、マッフルの昇温降温
による伸び縮みにより炉体の下端から下方へ出没する出
没部の構成材料とは異質な耐熱度の高い材料で構成した
ものである。
【0006】
【作用】被処理材はマッフル内に挿通され、そこの雰囲
気ガス中において加熱される。
【0007】
【実施例】以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。図1において、熱処理装置1は基礎2上に建てられ
た建屋3に設けられている。4a〜4eは建屋3におけ
る多数のフロアーを示す。上記熱処理装置1は加熱炉5
と、徐冷室6と、冷却室7とを図示の如く縦に連ねて構
成してある。先ず加熱炉5について説明する。10は中
空の炉体で、炉殻11と、その内面の耐火物製の内張1
2とから構成してある。炉体10の内部には、図示はせ
ぬが周知の如く加熱手段例えばバーナ或いは電熱ヒータ
が備えてある。次に13はマッフルで、炉体10内を上
下に貫通する状態に吊設してある。吊設の構造は、フロ
アー4dに紙面と垂直な方向への移動を自在に備えられ
ているマッフル支持台車14にマッフル13の上端の吊
部13’が連結されている。即ち、マッフル13の上端
にフランジ25を溶接によって固着し、そのフランジ2
5を台車14に取付けてある。そしてマッフル13はそ
の支持台車14から吊り下がった状態となっている。1
5はマッフル13における被処理材の装入口、16は抽
出口を夫々示す。17はマッフル13の装入口に設けら
れた周知の入口シール装置、18はカウンターウェイト
で、入口シール装置17の重量と釣り合わせることによ
って入口シール装置17の重量をマッフル13に掛けぬ
ように設けられたものである。19はシール用の伸縮継
手で、筒状に構成されており、その上端は炉体10の下
面に、下端はマッフル13の下端に夫々連結されている
。20はマッフル13の上端と徐冷室6とを接続する伸
縮継手である。次に徐冷室6及び冷却室7は何れも周知
の構造のもので、夫々被処理材を徐冷及び急冷できるよ
うになっている。22, 23はデフレクターロールで
、被処理材である金属ストリップSの案内をする為のも
のである。
【0008】上記のような熱処理装置においては、被処
理材である金属ストリップSは、デフレクターロール2
2に案内され、入口シール装置17を通り、マッフル1
3内にその装入口15から入る。そしてマッフル13内
を通過する過程でそこの雰囲気ガス中で所定の高温度に
加熱される。加熱された金属ストリップSは抽出口16
から出て徐冷室6に至り、そこで徐冷された後冷却室7
に至って所定の冷却が行われ、デフレクターロール23
を通って次段に送られる。
【0009】次に図2の(A) には上記マッフル13
の詳細が示される。上記マッフル13は大別して炉体1
0の内部に位置する主体部13Aと、吊部13’と主体
部13Aの上端とを連結すべく炉体10の上方に突出し
ている連結部13Bと、マッフルの昇温降温による伸び
縮みにより炉体の下端から下方へ出没する出没部13C
から成る。マッフル13の構造は、夫々筒状に形成され
ている多数の要素13a〜13gを、それらの外周面が
面一となるように溶接して一体化した構造となっている
。要素13b〜13fで構成される主体部13Aは、図
2の(B) に示されるように非常に高温例えば100
0〜1100℃となる為、耐熱度の高い材料例えばイン
コネル600 で形成される。主体部13Aの要素にお
いて要素13c〜13eは、各々の要素とそれよりも下
側にある要素の合計重量に耐えられるだけの厚み(例え
ば上から順に9mm、7mm、5mm)で形成され、又
要素13bは同様の合計重量に耐えることができ、かつ
図2の(B) に示されるような大きな温度勾配による
応力にも耐えられる厚み(例えば12mm) に形成さ
れる。又要素13fはそれにかかる重量はさほど大きく
ない為、主として図2の(B) に示されるような大き
な熱応力に耐えて自身の歪及び変形を防止するに足る強
度の得られる厚み(例えば8mm) に形成される。一
方要素13aで構成される連結部13B及び要素13g
で構成される出没部13Cは、図2の(B) から明ら
かなようにさほど高温にならない為、比較的低い温度に
おいて充分な強度のある材料例えばSUS310S等の
材料で形成される。要素13aの厚みはマッフル13の
全体の重量に耐え得る厚みに形成されるが、その温度は
さほど高温にならぬ為、比較的薄い厚み(例えば8mm
) で足りる。要素13gの厚みは前記要素13fと同
様にして定められる(例えば8mm)。尚26, 27
は夫々装入口15と抽出口16に設けた耐火物シールを
夫々示す。
【0010】
【発明の効果】以上のように本願発明にあっては、吊下
状のマッフル13を備えてその中に被処理材Sを通すよ
うにしているから、被処理材Sを加熱する場合、マッフ
ル13内の良質の雰囲気ガス中で、しかもマッフル13
に対する被処理材Sの非接触状態を容易に保った状態で
加熱ができるは勿論のこと、
【0011】上記の如き吊下状のマッフル13を備える
ものでも、上記マッフル13のうちの炉体10内に位置
する主体部13Aを、炉体10の上方に突出する連結部
13Bの構成材料、及び、マッフル13の昇温降温によ
る伸び縮みにより炉体10の下端から下方へ出没する出
没部13Cの構成材料とは異質な耐熱度の高い材料で構
成したから、上記主体部13Aの板厚を薄く形成してマ
ッフル13の軽量化を図り、マッフル上端の吊り部13
’ の負担を軽くできて炉の長大化を図ることのできる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱処理装置の縦断面図。
【図2】(A) はマッフルの詳細を示す縦断面図、(
B) はマッフル内における各部の温度を示すグラフ。
【符号の説明】
10  炉体 13  マッフル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  中空の炉体と、上記炉体を上下に貫通
    しかつ上端において吊られている被処理材挿通用のマッ
    フルとから成る竪形炉において、上記マッフルのうちの
    炉体内に位置する主体部を、炉体の上方に突出する連結
    部の構成材料、及び、マッフルの昇温降温による伸び縮
    みにより炉体の下端から下方へ出没する出没部の構成材
    料とは異質な耐熱度の高い材料で構成したことを特徴と
    する竪形炉。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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NL1002856C2 (nl) * 1996-04-12 1997-10-15 Thermtec B V Verticale gloeioven voor een bandbehandelingsinstallatie.
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KR100791664B1 (ko) * 2000-06-29 2008-01-03 페테르 에브너 띠 금속판 열처리용 탑형가열로

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