JPH0465886B2 - - Google Patents
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- JPH0465886B2 JPH0465886B2 JP60265817A JP26581785A JPH0465886B2 JP H0465886 B2 JPH0465886 B2 JP H0465886B2 JP 60265817 A JP60265817 A JP 60265817A JP 26581785 A JP26581785 A JP 26581785A JP H0465886 B2 JPH0465886 B2 JP H0465886B2
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- JP
- Japan
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- matsufuru
- furnace body
- furnace
- vertical
- adiabatic
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 235000008331 Pinus X rigitaeda Nutrition 0.000 description 2
- 235000011613 Pinus brutia Nutrition 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 229910000990 Ni alloy Inorganic materials 0.000 description 1
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- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
- Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は金属ストリツプ等の被熱物を還元性ガ
ス或いは無酸化性ガス等の雰囲気ガス中で連続的
に熱処理する竪形のマツフル炉に関するものであ
る。
ス或いは無酸化性ガス等の雰囲気ガス中で連続的
に熱処理する竪形のマツフル炉に関するものであ
る。
[従来の技術とその問題点]
竪形マツフル炉は横形のマツフル炉よりも設置
スペースを要さない利点があるものであつて従来
からステンレスストリツプ、高ニツケル合金スト
リツプ等の被熱物の連続光輝焼鈍用として汎用さ
れている。
スペースを要さない利点があるものであつて従来
からステンレスストリツプ、高ニツケル合金スト
リツプ等の被熱物の連続光輝焼鈍用として汎用さ
れている。
また一般に断熱炉体内において被熱物を囲つて
いて該被熱物を酸化から保護しているマツフルは
その外周面がバーナ火炎にされされ酸化すると共
に高温度になつてクリープ変形を起こすために1
〜3年で寿命となる。このため定期的に交換しな
ければならない。
いて該被熱物を酸化から保護しているマツフルは
その外周面がバーナ火炎にされされ酸化すると共
に高温度になつてクリープ変形を起こすために1
〜3年で寿命となる。このため定期的に交換しな
ければならない。
しかるに上記竪形マツフル炉の場合に横形と違
つてその交換作業が非常に大変であつた。従来の
竪形マツフル炉は第4図に水平断面を示したよう
に断熱炉体aの一側に炉体全長にわたる開口部b
を形成し、該開口部に蓋体cを嵌着し、その嵌着
部の互いをフランジd、eの接合により固着でき
るように構成し、マツフルfを交換するに際して
は該蓋体cを外ずして開口部bからマツフルfを
側方に取り出し得るようにしなければならなかつ
た。即ち、竪形炉では加熱帯、冷却帯等が鉛直な
一直線上に連続しておりマツフルを炉長方向には
取り出せないためこのように側方に開口部bを設
けなければならなかつたが、こうすると断熱炉体
aの炉構造が非常に複雑になり構築が難しくなる
という問題があつた。
つてその交換作業が非常に大変であつた。従来の
竪形マツフル炉は第4図に水平断面を示したよう
に断熱炉体aの一側に炉体全長にわたる開口部b
を形成し、該開口部に蓋体cを嵌着し、その嵌着
部の互いをフランジd、eの接合により固着でき
るように構成し、マツフルfを交換するに際して
は該蓋体cを外ずして開口部bからマツフルfを
側方に取り出し得るようにしなければならなかつ
た。即ち、竪形炉では加熱帯、冷却帯等が鉛直な
一直線上に連続しておりマツフルを炉長方向には
取り出せないためこのように側方に開口部bを設
けなければならなかつたが、こうすると断熱炉体
aの炉構造が非常に複雑になり構築が難しくなる
という問題があつた。
[問題点を解決するための手段]
本発明は上記問題点を解決しようとするもの
で、鉛直姿態に配置された筒状の断熱炉体内に鉛
直に搬送される被熱物を囲う筒状のマツフルを設
けてなる竪形マツフル炉であつて、該断熱炉体を
支持するガイドレールを水平に設けて該断熱炉体
を該ガイドレールに沿つて水平移動可能なるよう
にしたことを特徴とする竪形マツフル炉である。
で、鉛直姿態に配置された筒状の断熱炉体内に鉛
直に搬送される被熱物を囲う筒状のマツフルを設
けてなる竪形マツフル炉であつて、該断熱炉体を
支持するガイドレールを水平に設けて該断熱炉体
を該ガイドレールに沿つて水平移動可能なるよう
にしたことを特徴とする竪形マツフル炉である。
[実施例]
次に第1図〜第3図に従い本発明の一実施例を
説明する。図において、1は断熱性の耐火レンガ
により円筒状に構築された断熱炉体で、該断熱炉
体1の両側にフレーム2,2が築造され、該フレ
ーム2,2上に水平なガイドレール3,3が敷設
されている。断熱炉体1の両側外面に突設された
ブラケツト4,4には車輪5,5が夫々設けら
れ、該車輪5,5をガイドレール3,3上に乗載
することで該断熱炉体1は車輪5,5を介してガ
イドレール3,3上に支持される。6,6…は断
熱炉体1内に火炎を吹出すバーナ、7は該断熱炉
体1内に設けられた円筒状のマツフルである。マ
ツフル7の下端にはそのフランジ部8にボルトナ
ツト9を止着して入口スロート10を連接してい
る。またマツフル7の上端にはフランジ部11に
ボルトナツト12を止着して蛇腹状筒13を連結
している。14は図示しない構築物に支持された
冷却室、15,15はその冷気循環用のフアンを
示し、該冷却室14の下端はフランジ16に止着
されたボルトナツト17によつて蛇腹状筒13の
止端に連結されている。被熱物である金属ストリ
ツプ18は転向ロール19を転回しシールロール
23を通つて入口スロート10に導びかれマツフ
ル7内を上昇動する。そしてバーナ6,6…の間
接加熱によつて所定温度に加熱され、冷却室14
にて冷却される。そして保護筒22中の転向ロー
ル20,21を旋回して下降しシールロール24
を通して外部に導出され転向ロール25を転回し
て水平に移行する。
説明する。図において、1は断熱性の耐火レンガ
により円筒状に構築された断熱炉体で、該断熱炉
体1の両側にフレーム2,2が築造され、該フレ
ーム2,2上に水平なガイドレール3,3が敷設
されている。断熱炉体1の両側外面に突設された
ブラケツト4,4には車輪5,5が夫々設けら
れ、該車輪5,5をガイドレール3,3上に乗載
することで該断熱炉体1は車輪5,5を介してガ
イドレール3,3上に支持される。6,6…は断
熱炉体1内に火炎を吹出すバーナ、7は該断熱炉
体1内に設けられた円筒状のマツフルである。マ
ツフル7の下端にはそのフランジ部8にボルトナ
ツト9を止着して入口スロート10を連接してい
る。またマツフル7の上端にはフランジ部11に
ボルトナツト12を止着して蛇腹状筒13を連結
している。14は図示しない構築物に支持された
冷却室、15,15はその冷気循環用のフアンを
示し、該冷却室14の下端はフランジ16に止着
されたボルトナツト17によつて蛇腹状筒13の
止端に連結されている。被熱物である金属ストリ
ツプ18は転向ロール19を転回しシールロール
23を通つて入口スロート10に導びかれマツフ
ル7内を上昇動する。そしてバーナ6,6…の間
接加熱によつて所定温度に加熱され、冷却室14
にて冷却される。そして保護筒22中の転向ロー
ル20,21を旋回して下降しシールロール24
を通して外部に導出され転向ロール25を転回し
て水平に移行する。
しかしてこのように構成された竪形マツフル炉
ではマツフル7を交換するに際して先ずフランジ
11をボルトナツト12を外して蛇腹状筒13よ
り離脱し該蛇腹状筒13を収縮させる。またフラ
ンジ8のボルトナツト9を外して入口スロート1
0を離す。そして、ガイドレール3上に車輪5,
5を転動させ断熱炉体1を第2図に一点鎖線で示
したように水平に横移動させる。こうすることに
よつてマツフル7の上方には障害となるものがな
くなるのでクレーン等によつてこれを抜き出すこ
とができる。そして新らしいマツフルを断熱炉体
1内に設定することができこうして交換を終えた
ら断熱炉体1をガイドレール3,3に沿つて元に
戻すことで短時間に交換作業を行なうことができ
るものである。
ではマツフル7を交換するに際して先ずフランジ
11をボルトナツト12を外して蛇腹状筒13よ
り離脱し該蛇腹状筒13を収縮させる。またフラ
ンジ8のボルトナツト9を外して入口スロート1
0を離す。そして、ガイドレール3上に車輪5,
5を転動させ断熱炉体1を第2図に一点鎖線で示
したように水平に横移動させる。こうすることに
よつてマツフル7の上方には障害となるものがな
くなるのでクレーン等によつてこれを抜き出すこ
とができる。そして新らしいマツフルを断熱炉体
1内に設定することができこうして交換を終えた
ら断熱炉体1をガイドレール3,3に沿つて元に
戻すことで短時間に交換作業を行なうことができ
るものである。
なお、第4図に示したように縦割状に2分割さ
れた断熱炉体をセツトした場合にその一方のみを
ガイドレール3に沿つて移動できるようにするこ
とでもマツフルの交換は容易にできるようにな
る。
れた断熱炉体をセツトした場合にその一方のみを
ガイドレール3に沿つて移動できるようにするこ
とでもマツフルの交換は容易にできるようにな
る。
[発明の効果]
以上実施例について説明したように本発明の竪
形マツフル炉は、マツフル交換を容易ならしめる
顕著な効果がある。
形マツフル炉は、マツフル交換を容易ならしめる
顕著な効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示した竪形マツフ
ル炉の縦断面図、第2図はその要部の側面図、第
3図はその断熱炉体の水平断面図である。第4図
は従来の竪形マツフル炉の断熱炉体の水平断面図
である。 1……断熱炉体、2……フレーム、3……ガイ
ドレール、4……ブラケツト、5……車輪、7…
…マツフル。
ル炉の縦断面図、第2図はその要部の側面図、第
3図はその断熱炉体の水平断面図である。第4図
は従来の竪形マツフル炉の断熱炉体の水平断面図
である。 1……断熱炉体、2……フレーム、3……ガイ
ドレール、4……ブラケツト、5……車輪、7…
…マツフル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鉛直姿態に配置された筒状の断熱炉体内に鉛
直に搬送される被熱物を囲う筒状のマツフルを設
けてなる竪形マツフル炉であつて、該断熱炉体を
支持するガイドレールを水平に設けて該断熱炉体
を該ガイドレールに沿つて水平移動可能なるよう
にしたことを特徴とする竪形マツフル炉。 2 断熱炉体を縦割状に2分割し、その分割され
た断熱炉体の一方のみをガイドレールに沿つて水
平移動可能なるようにしたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項に記載の竪形マツフル炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26581785A JPS62127426A (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 | 竪形マツフル炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26581785A JPS62127426A (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 | 竪形マツフル炉 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5249913A Division JP2757751B2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 竪形マツフル炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62127426A JPS62127426A (ja) | 1987-06-09 |
JPH0465886B2 true JPH0465886B2 (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=17422466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26581785A Granted JPS62127426A (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 | 竪形マツフル炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62127426A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0332517Y2 (ja) * | 1986-03-11 | 1991-07-10 | ||
JP3356864B2 (ja) * | 1994-03-31 | 2002-12-16 | 中外炉工業株式会社 | 鋼帯用竪型連続光輝焼鈍炉の加熱帯 |
SI2372281T1 (sl) * | 2010-03-25 | 2014-02-28 | Dronco Gmbh | Peč za toplotno obdelavo večjega števila predmetov |
JP5683376B2 (ja) * | 2011-05-10 | 2015-03-11 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 混合濃度測定用センサー装置 |
CN103343214B (zh) * | 2013-07-09 | 2016-03-30 | 中冶南方(武汉)威仕工业炉有限公司 | 一种立式光亮退火炉马弗更换系统及方法 |
CN103343194B (zh) * | 2013-07-09 | 2016-04-13 | 中冶南方(武汉)威仕工业炉有限公司 | 一种立式光亮退火炉炉体拆卸系统及方法 |
CN105486081B (zh) * | 2015-12-18 | 2017-07-04 | 山东精工电子科技有限公司 | 一种高温可富氧保压烧结的炮弹炉 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6132391A (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-15 | 松下電器産業株式会社 | 高周波加熱装置 |
-
1985
- 1985-11-26 JP JP26581785A patent/JPS62127426A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6132391A (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-15 | 松下電器産業株式会社 | 高周波加熱装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62127426A (ja) | 1987-06-09 |
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