JPH0748512B2 - 異物検査装置の測定条件設定法 - Google Patents

異物検査装置の測定条件設定法

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JPH0748512B2
JPH0748512B2 JP22342589A JP22342589A JPH0748512B2 JP H0748512 B2 JPH0748512 B2 JP H0748512B2 JP 22342589 A JP22342589 A JP 22342589A JP 22342589 A JP22342589 A JP 22342589A JP H0748512 B2 JPH0748512 B2 JP H0748512B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体ウェハ上に付着した異物個数を検出す
る異物検査装置の測定条件設定法に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は一般的な異物検査装置を示すブロック系統図で
ある。同図において、1はウェハのロード・アンロード
を行なう搬送部、2は搬送部1から送られてきたウェハ
を受け取り、測定時にウェハをX−YまたはR−θ方向
に動かすステージ部、3はステージ部2の上部に設けら
れ、ステージ部2にセットされたウェハにレーザ光等を
照射し、異物に当たった場合に生じる散乱光を検出する
光学部、4は測定を行なうための条件を入力する操作パ
ネル、5は入力測定条件および検出した異物の個数、ウ
ェハ内での分布等を表示する表示装置、6は測定結果を
プリントアウトするための出力装置、7は符号1〜6の
各機器を制御するためのプログラム等を記憶するための
主記憶装置、8は符号1〜7の各機器を制御するための
中央処理装置である。
次に、第5図は異物の検出原理を説明するための説明図
である。同図において、11は被測定ウェハ、12はウェハ
11上に付着した異物、13は異物検査装置光学部3内に設
けられ、被測定ウェハ11に照射するレーザ光14を発する
レーザ源、15はレーザ光14が異物12に照射された際に発
生する散乱光、16は散乱光15を受光するようウェハ11の
上部に設けられた受光素子、17は受光素子16に接続され
たホトマルである。
第6図は、第5図で説明される原理によって得られたホ
トマル出力電圧と異物の粒子径の関係を示す一例のグラ
フである。
また、第7図は異物を大きさ別に区切る際の方法を説明
するためのグラフである。
上記の構成によってウェハ上に付着した異物の粒子径別
個数を測定した結果の出力例を第8図に示す。異物粒子
径別に区切られた単数または複数(第8図では3つ)の
チャネル(CH1,CH2,CH3)にカウントされた異物の個数
(CH1のl個,CH2のm個,CH3のn個、および全体のl+
m+n個)がヒストグラムや数値等によって出力され
る。この場合の各チャネルに対応する粒子径は、例えば
CH1で0.3〜0.5μm、CH2で0.5〜1μm、CH3で1μm以
上という具合に、装置の能力に応じてユーザが任意に設
定することができる。ただし、対応粒子径はCH1の粒子
径<CH2の粒子径<CH3の粒子径の関係にある。
第9図は、以上のような構成の異物検査装置Aと同装置
Bとの検出感度のレベル合わせ(同一ウェハを測定した
場合ほぼ近い測定結果が出ること)の方法を示すフロー
チャートである。
次に動作について説明する。異物検査装置でウェハを測
定する場合、第4図の搬送部1に被測定ウェハをウェハ
キャリアごとセットする。測定条件を操作パネル4と表
示装置によって入力した後、ウェハは1枚ずつステージ
部2に搬送され、光学部3でウェハ上の異物の検出を行
ない、その結果が表示装置5および出力装置6へ出力さ
れる。測定終了後ウェハはステージ部2から搬送部1へ
受けわたされ、元のキャリアまたはアンローダ用のキャ
リアにもどされる。
次に検出についての詳細を説明する。第5図において、
ウェハ11上にレーザ源13からのレーザ光14を照射する。
この際ウェハ11を載せたステージがX−Y方向またはR
−θ方向に移動することにより、レーザ光14はウェハ全
面を走査する。走査中に異物に遭遇すれば、第5図のよ
うに、異物12に当たったレーザ光14は散乱光15となり、
上部の受光素子16に入り、光信号としてホトマル17に入
り、電気信号(電圧値)に変換される。このホトマル17
からの出力電圧値と異物の粒子径には一例として第6図
のような関係がある。よって、第7図のようにホトマル
出力電圧値を或る電圧値(V1,V2,V3)で区切ることによ
り、検出した粒子の大きさa,b,cを分別することができ
る。
このように検出した異物を3つのチャネルに分けカウン
トし、出力した結果の一例が第8図に示すものである。
次に、このような構成の異物検査装置において複数の装
置間のレベル合わせをする従来の方法について説明す
る。第9図はその方法を示すフローチャートである。装
置Aと装置Bとのレベル合わせをする場合、まず装置A
のウェハを測定し、出力結果を出力させる(ステップ2
1,22)。次に、装置Bに、Aでの感度より高いと予測さ
れる感度に対応する測定条件(例えばV1の値を装置Aで
の値より下げる)を入力し(ステップ23)、先に装置A
で測定したのと同一ウェハを装置Bで測定し、結果を出
力する(ステップ24,25)。この結果を装置Aの結果と
照合し、装置Aと同等の結果(トータルの値で±20%以
内)でない場合は、装置Bの感度を順次下げて(例えば
V1の値を少し上げて)装置Aと同等の結果(トータル
値)となる時のV1を求める(ステップ26)。次にV1を固
定し、同様にしてV2の値を順次変えることによりV2の値
を決定し、次にV1,V2を固定しV3の値を順次変えて行きV
3の値を決定する。結果的に装置AとBとでトータルお
よび各チャネルの異物検出数が±20%以内でレベル合わ
せできる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の異物検査装置間のレベル合わせは以上のように行
なわれていたので、レベルが合うまで装置Bの測定条件
設定(ステップ23)を人が測定毎にしなければならず、
ずっと装置につきっきりで作業するため、非常に面倒で
労力を使う(1つの条件の設定につき約1〜3時間)と
いう問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、装置のレベル合わせ又は感度校
正を自動で速く簡単にできる装置を得ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題を解決するために本発明は、半導体ウェ
ハ上に付着した或る大きさ以上の異物を検出し、その異
物の個数を単一または複数の大きさ別にそれぞれ算出す
る異物検査装置の測定条件設定法において、ウェハを測
定する際にあらかじめ異物個数を入力し、その入力した
異物個数と同等の異物個数が検出されるような測定条件
を自動設定するようにしたものである。
〔作用〕
本発明による異物検査装置の測定条件設定法は、異物個
数を入力し、ウェハをセットし、一度の測定だけで求め
たい測定条件が求まる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第1
図は本発明による異物検査装置の条件設定方法の一実施
例を説明するためのフローチャート、第2図は装置間の
レベル合わせをする際に自動的に条件を設定する場合の
フローチャート、第3図は条件設定を具体的に示すグラ
フである。
次に動作について説明する。装置AとBとでレベル合わ
せをする場合、第2図のようにまず装置Aでウェハを測
定し(ステップ31)、異物個数を出力させる(ステップ
32)。次に、装置Bに装置Aでの測定結果である異物個
数を入力し(ステップ33)、装置Bでウェハを測定する
ために必要な測定条件を初期設定する(ステップ34)。
この際感度については装置Aの感度より高いと予測され
る条件を入力しておく。次にステップ31において装置A
で測定したのと同じウェハを装置Bで測定する(ステッ
プ35)。この測定結果をもとにして装置Aと同等感度と
なるように装置Bの測定条件が自動設定され(ステップ
36)、その後求められた測定条件および測定結果が出力
される(ステップ37)。
次に、この自動設定(ステップ36)の方法について詳細
に説明する(第1図,第3図参照)。まずウェハを測定
して得られる異物個数は、ホトマル電圧値をn段階(n
は50以上)に区切り、その区切りごとにカウントされ、
記憶される(ステップ41,第3図)。以後の計算はすべ
てこの記憶されたカウント数を用い、測定は一度しか行
なわない。このカウント数をホトマル上限値から下降方
向へ向かって1段階ずつ積算し、あらかじめ入力された
装置Aでのトータル検出数と同等となるまで続ける(ス
テップ42,43,第3図(a))。個数が同等となった時、
最後に加算した段階のホトマル電圧値を装置BでのV1の
値と決定する(ステップ44)。次に、カウント数を上記
のように決定したV1からホトマル電圧値上昇方向へ向か
って1段階ずつ積算し、装置AでのCH1の検出数と同等
になるまで続ける(ステップ45,46,第3図(b))。個
数が同等となった時のホトマる電圧値を装置BでのV2と
決定する。次に同様にして、カウント数をV2からホトマ
ル電圧値上昇方向へ向かって1段階ずつ積算し、装置A
でのCH2の検出数と同等になるまで続ける(ステップ48,
49,第3図(c))。この時のホトマル電圧値を装置B
でのV3の値と決定する。
なお、上記実施例では、レーザ散乱型異物検査装置につ
いて説明したが、ある異物の大きさ以上の異物個数を出
力する装置ならば他の方式のものでも本発明は適用可能
であり、装置AとBとが違った機種の装置であってもよ
い。また、ウェハでなく、マスク等の異物検査装置でも
良い。
また、上記実施例では装置間のレベル合わせについて説
明したが、同一装置で或る期間経過した後、感度較正を
行なうためにも使える。すなわち、上記実施例における
装置Bを或る期間経過した後の装置Aと置き換えれば全
く同じステップで感度較正ができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、ウェハを測定する際にあ
らかじめ異物個数を入力し、その入力した異物個数と同
等の異物個数が検出されるような測定条件を自動設定す
ることにより、測定の条件設定を簡単、迅速に行なうこ
とができ、大幅に労力を少なくでき、また、これによ
り、条件設定のための測定数を容易に増やすことができ
るので、感度の信頼性を向上させることができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による異物検査装置の条件設定方法の一
実施例を説明するためのフローチャート、第2図は装置
間のレベル合わせをする際に自動的に条件を設定する場
合のフローチャート、第3図は条件設定を具体的に示す
グラフ、第4図は一般的な異物検査装置を示すブロック
系統図、第5図はレーザ散乱方式の異物検査の原理を示
す説明図、第6図は粒子径とホトマル出力電圧の関係の
一例を示すグラフ、第7図は粒子径の大きさ別に異物を
区分するための電圧値を説明する説明図、第8図は異物
検出数の一例を示すグラフ、第9図は従来例における装
置間レベル合わせのフローチャートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体ウェハ上に付着した或る大きさ以上
    の異物を検出し、その異物の個数を単一または複数の大
    きさ別にそれぞれ算出する異物検査装置の測定条件設定
    法において、ウェハを測定する際にあらかじめ異物個数
    を入力し、その入力した異物個数と同等の異物個数が検
    出されるような測定条件を自動設定することを特徴とす
    る異物検査装置の測定条件設定法。
JP22342589A 1989-08-30 1989-08-30 異物検査装置の測定条件設定法 Expired - Lifetime JPH0748512B2 (ja)

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JP4233374B2 (ja) * 2003-04-17 2009-03-04 株式会社小野測器 計測作業統合プログラム、計測システム
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