JPH0748503Y2 - 包装用トレイ - Google Patents

包装用トレイ

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JPH0748503Y2
JPH0748503Y2 JP8194189U JP8194189U JPH0748503Y2 JP H0748503 Y2 JPH0748503 Y2 JP H0748503Y2 JP 8194189 U JP8194189 U JP 8194189U JP 8194189 U JP8194189 U JP 8194189U JP H0748503 Y2 JPH0748503 Y2 JP H0748503Y2
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JP
Japan
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folding
wall
side wall
packaging tray
flanges
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Application number
JP8194189U
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JPH0323017U (ja
Inventor
勝見 広島
Original Assignee
古林紙工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は食品の包装に用いられる包装用トレイに関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、加工食品などの食品を包装する包装用トレイ
は、紙材にポリエチレンフィルムなどのプラスチックフ
ィルムを被覆して防水加工したものを、その展開図形状
に型によって打ち抜くとともに、折り目を形成してその
折り目に沿って組み立てたものである。
このような包装用トレイは、第6図に示すように、方形
状の底壁21の四方の端縁に側壁22、23を立設し、この側
壁22、23の端縁の間に折り込み壁24を中折れ線25を介し
て折り畳んで一方の側壁23に沿わせて設け、さらに、折
り込み壁24と側壁22、23の上縁にそれぞれフランジ26、
27、28を付設したものである。この包装用トレイは、フ
ランジ27、28の端部29、30同士を重ね合せるとともに、
それぞれフランジ26に重ね合せて、ヒートシールし、さ
らに、膜板状の蓋部材31で包装用トレイの上面開口を被
覆し、ついでフランジ27、28の上面にヒートシールなど
の手法によって固着することにより、蓋部材31に緊張力
を与えてトレイ形状を保持していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記した従来の包装用トレイでは、フランジお
よびその端部同士が一平面内で固着されたことによって
のみ保形されたものであるため、蓋部材をフランジに固
着しなければ外力によって変形しやすく、たとえば同形
状で高さの異なる包装用トレイを着脱自在に重ね合わせ
てシュリンクフィルムで包装するなどの他の包装用途に
転用できない問題点を有していた。
この考案は、上記の問題点を解決し、包装用トレイが蓋
部材によって保形されない場合においても、外力によっ
て変形し難く、内容食品を安定して保持し得るようにす
ることを技術的課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するため、この考案においては、方形
状の底壁の四方の端縁に側壁を立設し、隣接する前記側
壁端縁の間に折り込み壁を前記端縁方向の中折れ線を介
して折り畳んで一方の側壁に沿わせて設け、この折り込
み壁と前記側壁の上縁にそれぞれフランジを設け、その
フランジの隣り合う端部を重ね合せて固着した包装用ト
レイにおいて、前記中折れ線によって区分けされた折り
込み壁の2つの折り込み片のうち、一方の折り込み片の
上部に切り欠きを形成し、この切り欠きを介して他方の
折り込み片を前記側壁に固着した構成を採用したのであ
る。
〔作用〕
上記したように構成されるこの考案に係る包装用トレイ
は、フランジを含む平面と、側壁に沿う平面の相異なる
2つの固着方向をもって組み立てられ、しかも固着面積
が増加しており、外力に対して変形し難く、壊れ難い。
〔実施例〕
この考案の実施例を以下、第1図乃至第5図に基づいて
説明する。
第1図に示す包装用トレイは、食品を収容した状態で電
子レンジによって加熱調理することができるよう、ポリ
塩化ビニリデンなどの耐熱性のプラスチックフィルムを
約0.02〜0.03mm厚の紙材の一方の面(内面)にラミネー
トし、この紙材の他方の面(外面)に外装となる印刷を
施したものをカートンとしている。なお、後述の重ね合
せる位置hには、印刷を施さずにおいて前記プラスチッ
クフィルムを介してのヒートシールを可能としている。
このカートンは、第2図に示すように、方形状の底壁1
の四方の端縁に折り目線2、3を介してそれぞれ側壁
4、5を設け、隣り合う側壁4、5の端縁の間に両端縁
を連結する折り込み壁6を前記端縁方向に延びる中折れ
線7を介して折り畳み自在に形成する。この折り込み壁
6と側壁4、5の外縁には、折り目線8a、9a、10aを介
してそれぞれフランジ8、9、10を設けている。また、
前記した折り込み壁6は、中折れ線7によって、2つの
折り込み片13、14に区分けし、また、側壁5に隣接する
折り込み片13の上部には側壁5の高さに応じて一定巾の
切り欠き15を形成している。
上記のように形成したカートンを組み立てて包装用トレ
イを製造するには、従来と同様に、折り目線2、3、8
a、9a、10aおよび中折れ線7を介してそれぞれ側壁4、
5、フランジ8、9、10および折り込み壁6を折り曲
げ、フランジ9、10の端部11、12同士および端部12とフ
ランジ8を重ね合せてヒートシールする。
このとき、折り込み壁6を側壁5に沿わせた状態とし、
折り込み片14の上部を側壁5の外側hに接着する。この
ようにすると、第3図および第4図に示すように、折り
込み片14は、折り込み片13の上部に形成された切り欠き
15を介して側壁5に固着し、側壁5に沿って固着面が形
成されることとなる。一方、前記したフランジ9、10の
端部11、12同士および端部12とフランジ8は、側壁5に
沿う面と略直交する平面内で固着されている。このよう
にして相異なる固着方向をもって組み立てられた包装用
トレイは、外力に対して変形し難く、堅固なものとな
る。
したがって、包装用トレイAは、第5図に例示するよう
に、米飯などの主食材aを収容し、さらにその上部にカ
レーなどの副食材bを収容した同形状で高さの異なる包
装用トレイBを内装しても、包装用トレイAが変形した
り、フランジ8、9、10などの固着部分が外れたり、破
損することがない。
〔効果〕
以上の説明からも明らかなように、この考案に係る包装
用トレイは、隣接するフランジ同士が固着されているこ
とに加えて、その固着とは固着方向の異なる側壁と折り
込み壁との間で固着されて組み立てられたものであるか
ら、外力によって変形し難く、内容食品を安定して保持
し得るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図はこの考案の実施例を示し、第1図は
組み立て状態を示す斜視図、第2図は展開図、第3図は
要部を説明する側面図、第4図は第3図のIV-IV線断面
図、第5図は使用状態を説明する縦断面図、第6図は従
来例を説明する斜視図である。 1……底壁、4、5……側壁、6……折り込み壁、7…
…中折れ線、8、9、10……フランジ、13、14……折り
込み片、15……切り欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】方形状の底壁の四方の端縁に側壁を立設
    し、隣接する前記側壁端縁の間に折り込み壁を前記端縁
    方向の中折れ線を介して折り畳んで一方の側壁に沿わせ
    て設け、この折り込み壁と前記側壁の上縁にそれぞれフ
    ランジを設け、そのフランジの隣り合う端部を重ね合せ
    て固着した包装用トレイにおいて、 前記中折れ線によって区分けされた折り込み壁の2つの
    折り込み片のうち、一方の折り込み片の上部に切り欠き
    を形成し、この切り欠きを介して他方の折り込み片を前
    記側壁に固着したことを特徴とする包装用トレイ。
JP8194189U 1989-07-11 1989-07-11 包装用トレイ Expired - Lifetime JPH0748503Y2 (ja)

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JPH0323017U JPH0323017U (ja) 1991-03-11
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JP4649685B2 (ja) * 2004-04-30 2011-03-16 有限会社 engineers network 構造部材の連結部材
JP4676885B2 (ja) * 2006-01-04 2011-04-27 富士通セミコンダクター株式会社 バイアス回路
JP5151220B2 (ja) * 2006-10-18 2013-02-27 凸版印刷株式会社 テイクアウト用紙容器
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