JPH0748481A - 繊維状無機充填剤含有樹脂組成物 - Google Patents

繊維状無機充填剤含有樹脂組成物

Info

Publication number
JPH0748481A
JPH0748481A JP21347793A JP21347793A JPH0748481A JP H0748481 A JPH0748481 A JP H0748481A JP 21347793 A JP21347793 A JP 21347793A JP 21347793 A JP21347793 A JP 21347793A JP H0748481 A JPH0748481 A JP H0748481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ethylene
inorganic filler
density
fibrous inorganic
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21347793A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Wakayama
昌弘 若山
Masashi Sugita
昌司 杉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Petrochemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Petrochemicals Co Ltd filed Critical Nippon Petrochemicals Co Ltd
Priority to JP21347793A priority Critical patent/JPH0748481A/ja
Publication of JPH0748481A publication Critical patent/JPH0748481A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車部品、電気電子部品などに広く有効に
利用できる寸法安定性、成形加工性等を低下させずに、
高剛性、曲げ剛性、耐熱性、機械的強度、耐クリープ
性、耐摩耗性を付与した、耐衝撃性に優れた組成物を開
発する。 【構成】 (A)ポリプロピレン系重合体および/また
は密度が0.94g/cm3以上のポリエチレン75〜98
重量%、(B)下記(B1)〜(B3)から選ばれた少なく
とも1種のエチレン(共)重合体(略す)2〜25重量
%、上記(A)+(B)100重量部と、(C)繊維状
無機充填材5〜45重量部を含む繊維状無機充填材含有
樹脂組成物により上記の目的を達成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は繊維状無機充填材含有樹
脂組成物に関し、更に詳しくは、ポリプロピレン系重合
体および/または密度が0.94以上のポリエチレン、
エチレン(共)重合体、および繊維状無機充填材からな
る組成物、または前記組成物に特定の官能基を含有した
ポリオレフィン系樹脂を加えた組成物からなり、射出成
形、押出成形等により、自動車部品、電気電子機器部
品、建築内装材などに有効に利用されうる繊維状無機充
填材含有樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリプロピレン系重合体に繊維状
無機充填材、なかでもガラス繊維を充填することにより
剛性度、耐熱性、耐クリープ性等を改良することは広く
知られているが、ガラス繊維の配向による異方性に起因
する成形品の反り、変形等の問題点があり、これに対し
てタルク、マイカ等の板状フィラーを適当量配合するな
どの工夫がされてきたが(特開昭50−10837号公
報、特開昭59−226041号公報)、これらは機械
的強度や耐衝撃性が低下する欠点があり、また単にポリ
プロピレン系重合体にガラス繊維を混ぜるだけでは、射
出成形時等に樹脂とガラス繊維の剥離を生じて機械的強
度、成形性、寸法安定性等が不十分であり、樹脂をガラ
ス繊維の接着性を改良する目的で、アクリル酸や無水マ
レイン酸で変性したポリオレフィンを配合する方法も当
初から行われてきた(特開昭60−90239号公報、
特開昭61−236844号公報)。
【0003】しかし、これらの方法でも衝撃強度が不十
分で、これを改良するために、さらにエチレンープロピ
レンゴム等のゴム状物質を添加する手法もいろいろ試み
られた(特開昭51−136736号公報、特開昭52
−8045号公報、特開昭60−135442号公
報)。これらの方法では、衝撃強度を高めようとする
と、剛性度や耐熱性が低下する傾向があり、しかも特に
低温下における衝撃強度が不十分であるという欠点があ
るので、その改良が試みられており、ゴム状物質の代わ
りにプロピレンとαーオレフィンとの共重合体を配合す
るなどの技術も提案されている(特開昭60−5844
6号公報)。
【0004】しかしながら、これらの方法ではいずれ
も、用途により剛性、耐熱性、耐衝撃強度、成形品の反
り変形、外観等のバランスの良い物性は必ずしも得られ
ず、更に高レベルの性能が要求される分野への進出には
限界があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、これ
らの問題点を改善し、寸法安定性、成形加工性等を低下
させることなく、高剛性、耐熱性、機械的強度、耐クリ
ープ性等を付与せしめた、耐衝撃性、特に低温下におけ
る耐衝撃性等に優れた組成物であって、外観の優れた自
動車部品、電気電子機器部品、建築内装材などに有効に
利用されうる繊維状無機充填材含有樹脂組成物を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記問題に
鑑み鋭意研究の結果、ポリプロピレン系重合体および/
または密度が0.94以上のポリエチレン、エチレン
(共)重合体、および繊維状無機充填材からなる組成
物、または前記組成物に特定の官能基を含有したポリオ
レフィン系樹脂を加えた組成物により上記の課題を解決
することができることを見いだし本発明を成すに至っ
た。
【0007】本発明の第1の発明は、 (A)ポリプロピレン系重合体および/または密度が0.94g/cm3以上の ポリエチレン 75〜98重量%、 (B)下記(B1)〜(B3)から選ばれた少なくとも1種のエチレン(共)重 合体 2〜25重量%、 (B1)密度が0.86〜0.94g/cm3未満の高圧ラジ
カル重合法による低密度ポリエチレンまたはエチレン・
αーオレフィン共重合体、(B2)エチレンービニルエス
テル共重合体、(B3)エチレンーα,βー不飽和カルボ
ン酸アルキルエステル共重合体、 上記(A)+(B)100重量部と、 (C)繊維状無機充填材 5〜45重量部 を含む繊維状無機充填材含有樹脂組成物を提供するもの
である。
【0008】本発明の第2の発明は、 (A)ポリプロピレン系重合体および/または密度が
0.94g/cm3以上のポリエチレン (B)下記(B1)〜(B3)から選ばれた少なくとも1種
のエチレン(共)重合体(B1)密度が0.86〜0.9
4g/cm3未満の高圧ラジカル重合法による低密度ポリエ
チレンまたはエチレン・αーオレフィン共重合体、(B
2)エチレンービニルエステル共重合体、(B3)エチレ
ンーα,βー不飽和カルボン酸アルキルエステル共重合
体、 上記(A)+(B)100重量部と、 (C)繊維状無機充填材 5〜45重量部 を含む組成物であって、(A)+(B)成分中の、
(A)成分の含有量が75〜98重量%、(B)成分の
含有量が2〜25重量%であり、かつ全重合体成分中
に、下記a〜fから選択された少なくとも1種の官能基
を、全重合体1g当り10-3g当量以下を含有している
ことを特徴とする繊維状無機充填材含有樹脂組成物を提
供するものである。 a:カルボン酸基または酸無水基 b:エポキシ基 c:ヒドロキシル基 d:アミノ基 e:アルケニル環状イミノエーテル基 f:シラン基
【0009】以下本発明の内容を詳述する。本発明で使
用する(A)成分とはポリプロピレン系重合体および/
または密度0.94g/cm3以上のポリエチレンである。
ポリプロピレン系重合体として具体的には、プロピレン
単独重合体(以下、ポリプロピレンと称す)、エチレン
ープロピレンブロック共重合体あるいはランダム共重合
体などの公知のポリプロピレン共重合体またはそれらの
混合物を使用することができ、これらの内ではエチレン
ープロピレンブロック共重合体が好ましい。該ポリプロ
ピレンのMFRは1〜100g/10min.、好ましくは3
〜40g/10min.、さらに好ましくは5〜30g/10mi
n.の範囲から選択するのがよい。
【0010】本発明で使用する(A)成分のもうひとつ
の成分である密度が0.94g/cm3以上のポリエチレン
とは、エチレン単独またはエチレンと炭素数3〜12の
αーオレフィンの共重合体およびそれらの混合物で、具
体的なαーオレフィンとしては、プロピレン、1−ブテ
ン、4−メチル−1−ペンテン、1ーヘキセン、1−オ
クテン、1−ドデセン等を挙げることができる。これら
のαーオレフィンうち特に好ましいのは、プロピレンと
1ーブテンである。その密度は0.94g/cm3〜0.9
8g/cm3の範囲で、MFRは1〜100g/10min.、好
ましくは3〜40g/10min.、さらに好ましくは5〜3
0g/10min.の範囲から選択するのがよい。
【0011】上記(A)ポリプロピレン系重合体および
/または密度が0.94g/cm3以上のポリエチレンの配
合量は75〜98重量%、好ましくは80〜90重量%
である。75重量%より少ないと剛性、成形性、成形加
工性が劣り、98重量%より多いと耐衝撃性、特に低温
下における耐衝撃性に欠けるので、この範囲から選択す
るのがよい。
【0012】本発明における(B)成分としては、(B
1)密度が0.86〜0.94g/cm3未満の高圧ラジカル
重合法による低密度ポリエチレンまたはエチレン・αー
オレフィン共重合体、(B2)エチレンービニルエステル
共重合体、(B3)エチレンーα, βー不飽和カルボン酸
アルキルエステル共重合体から選ばれた少なくとも1種
であるエチレン(共)重合体が挙げられる。
【0013】該(B1)密度0.86〜0.94g/cm3
満の高圧ラジカル重合法による低密度ポリエチレンまた
はエチレン・αーオレフィン共重合体とは、高圧ラジカ
ル重合法による密度0.91〜0.94 g/cm3未満の低
密度ポリエチレンおよび、チーグラー触媒等を用いる高
中低圧法及びその他の公知の方法によるエチレンと炭素
数3〜12のαーオレフィンとの共重合体であり、密度
0.86〜0.91g/cm3未満のエチレン・αーオレフ
ィン共重合体(超低密度ポリエチレン、以下VLDPE
と称す)および密度0.91〜0.94g/cm3未満のエ
チレン・αーオレフィン共重合体(直鎖状低密度ポリエ
チレン、以下LLDPEと称す)である。具体的なαー
オレフィンとしては、プロピレン、1−ブテン、4−メ
チル−1−ペンテン、1ーヘキセン、1−オクテン、1
−ドデセンなどを挙げることができる。これらのうち好
ましいのは1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、1
ーヘキセン、1−オクテンであり、とくに好ましいのは
1ーブテンである。エチレン共重合体中のαーオレフィ
ン含有量は5〜40モル%であることが好ましい。
【0014】該VLDPEとは、密度が0.86g/cm3
〜0.91g/cm3未満であり、示差走査熱量測定法(D
SC)による最大ピーク温度(Tm)50℃以上、好ま
しくは100℃以上、かつ沸騰n−ヘキサン不溶分10
重量%以上の性状を有し、直鎖状低密度ポリエチレンと
エチレン・α−オレフィン共重合体ゴムとの中間の性状
を示すポリエチレンである。さらに詳しくはエチレンと
炭素数3〜12のαーオレフィンとの共重合体であっ
て、このVLDPEはLLDPEが示す高結晶部分とエ
チレン・α−オレフィン共重合体ゴムが示す非晶部分と
を合わせ持つ樹脂であって、前者の特徴である機械的強
度、耐熱性などと、後者の特徴である自己粘着性、ゴム
状弾性、耐低温衝撃性などがバランスよく共存してお
り、本発明に用いるときは極めて有用である。該VLD
PEは、少なくともマグネシウムとチタンを含有する固
体触媒成分に有機アルミニウム化合物を組み合わせた触
媒系を用いて製造することができる。
【0015】該(B2)エチレンービニルエステル共重合
体は、高圧ラジカル重合法で製造されるエチレンを主成
分とするプロピオン酸ビニル、酢酸ビニル、カプロン酸
ビニル、カプリル酸ビニル、ラウリル酸ビニル、ステア
リン酸ビニル、トリフルオル酢酸ビニルなどのビニルエ
ステル単量体および他の不飽和単量体との共重合体であ
る。これらの中でも特に好ましいものとしては、エチレ
ンー酢酸ビニル共重合体を挙げることができる。すなわ
ち、エチレン50〜99.5重量%、酢酸ビニル0.5
〜50重量%および他の不飽和単量体0〜25重量%か
らなる共重合体が好ましい。
【0016】該(B3)エチレンーα,βー不飽和カルボ
ン酸アルキルエステル誘導体との共重合体としては、エ
チレンとα,βー不飽和カルボン酸アルキルエステルお
よび他の不飽和単量体との共重合体、およびそれらの金
属塩、アミド、イミド等が挙げられるが、好ましくは高
圧ラジカル重合法で製造されるエチレンーアクリル酸エ
チル共重合体等を挙げることができる。すなわち、エチ
レン50〜99.5重量%、アクリル酸エチルエステル
0.5〜50重量%および他の不飽和単量体0〜25重
量%からなる共重合体が好ましい。
【0017】上記他の不飽和単量体とは、プロピレン、
ブテンー1、ヘキセンー1、4ーメチルペンテンー1、
オクテンー1、デセンー1等の炭素数3〜10のオレフ
ィン類、C2 〜C3 アルカンカルボン酸のビニルエステ
ル類、アクリル酸またはメタクリル酸メチル、アクリル
酸またはメタクリル酸エチル、アクリル酸またはメタク
リル酸プロピル、グリシジルアクリレートまたはグリシ
ジルメタクリレート等のアクリル酸またはメタクリル酸
エステル類、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、
フマル酸および無水マレイン酸等のエチレン性不飽和カ
ルボン酸またはその無水物類などの群から選ばれた少な
くとも1種である。
【0018】本発明における(B)成分である、エチレ
ン(共)重合体の中では、VLDPEが最も好ましい。
該VLDPEのMFRは0.1〜50g/10min.、好まし
くは0.5〜20g/10min.の範囲から選択するのがよ
い。MFRが0.1g/10min.未満では樹脂組成物の流動
性が悪くなり、50g/10min.を越えると引張強度などの
低下が起こり好ましくない。該エチレン(共)重合体の
配合量は2〜25重量%である。25重量%より多いと
剛性、耐熱性が劣り、2重量%より少ないと耐衝撃性、
特に低温下における耐衝撃性に劣るので、この範囲から
選択するのがよい。
【0019】本発明における(C)成分である繊維状無
機充填材としては、ガラス繊維、ケイ酸カルシウム繊
維、チタン酸カリウム繊維、炭素繊維、セラミックファ
イバー、金属繊維等が挙げられる。これらの中では、ガ
ラス繊維が最も好ましい。
【0020】また、ガラス繊維の形態は特に特定される
ものではなく、ロービング、ストランド、チョップドス
トランド、ミルドファイバー、ガラスパウダーと称され
るストランドの粉砕品等のいずれでも良いが、樹脂との
混合作業上、また、分散性、繊維強化材の点でその平均
径が1〜30μm、好ましくは5〜15μm、長さが1
〜10mm、のチョップドストランドが好ましい。繊維状
無機充填材は補強強化材として機械的強度、剛性、寸法
安定性等を付与するものであるが、径が1μm以下では
凝集など分散の悪化が生じ、30μm以上の場合はアス
ペクト比(L/D)が小さくなり、繊維強化材としての
補強能力が低下する。繊維状無機充填材の配合量は上記
(A)+(B)100重量部に対して5〜45重量部で
ある。5重量部以下では補強強化が十分でなく、45重
量部以上では均一な分散が困難である。
【0021】本発明において繊維状無機充填材を使用す
る場合には、その表面をステアリン酸、オレイン酸等の
脂肪酸またはパラフィン、ワックス、有機シラン、有機
チタネート、エポキシ樹脂等で被覆するなどの表面処理
を施すのが好ましい。
【0022】本発明における繊維状無機充填材含有樹脂
組成物に含有される官能基とは、a:カルボン酸基また
は酸無水基、b:エポキシ基、c:ヒドロキシル基、
d:アミノ基、e:アルケニル環状イミノエーテル基、
f:シラン基から選ばれた少なくとも1種の官能基であ
る。
【0023】上記官能基a:カルボン酸基または酸無水
基を導入する化合物としては、マレイン酸、フマル酸、
シトラコン酸、イタコン酸等のα,β−不飽和ジカルボ
ン酸、アクリル酸、メタクリル酸、フラン酸、クロトン
酸、ビニル酢酸、ペンテン酸等の不飽和モノカルボン
酸,あるいはこれらα,β−不飽和ジカルボン酸または
不飽和モノカルボン酸のエステルまたは無水物等が挙げ
られる。
【0024】b:エポキシ基を導入する化合物として
は、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル等
のグリシジル類、イタコン酸モノグリシジルエステル、
ブテントリカルボン酸モノグリシジルエステル、ブテン
トリカルボン酸ジグリシジルエステル、ブテントリカル
ボン酸トリグリシジルエステル、α−クロロアクリル酸
グリシジルエステル、マレイン酸グリシジルエステル、
クロトン酸グリシジルエステル、フマ−ル酸グリシジル
エステル等のグリシジルエステル類、またはビニルグリ
シジルエ−テル、アリルグリシジルエ−テル、グリシジ
ルオキシエチルビニルエ−テル、スチレン−p−グリシ
ジルエ−テル等のグリシジルエ−テル類、p−グリシジ
ルスチレン等が挙げられるが、特に好ましいものとして
はメタクリル酸グリシジル、アリルグリシジルエ−テル
を挙げることができる。
【0025】c:ヒドロキシル基を導入する化合物とし
ては、1−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
【0026】d:アミノ基を導入する化合物としては、
アミノエチル(メタ)アクリレート、プロピルアミノエ
チル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アク
リレート、ジブチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、アミノプロピル(メタ)アクリレート、フェニルア
ミノエチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシルアミ
ノエチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
【0027】e:アルケニル環状イミノエーテル基を導
入する化合物としては、以下の構造式で表される物であ
る。
【0028】
【化1】
【0029】ここでnは1〜3の整数であり、好ましく
は2および3、より好ましくは2である。またR1 、R
2 、R3 、RはそれぞれC1 〜C12の不活性なアルキル
基および/または水素を示し、アルキル基にはそれぞれ
不活性な置換基があってもよい。ここでいう不活性とは
グラフト反応やその生成物の機能に悪影響を及ぼさない
ことを意味する。またRはすべて同一である必要はな
い。好ましくは R1 =R2 =水素、R3 =水素あるい
はメチル基、R=水素すなわち、2−ビニルおよび/ま
たは2−イソプロペニル−2−オキサゾリン、2−ビニ
ルおよび/または2−イソプロペニル−5,6−ジヒド
ロ−4H−1,3−オキサジンである。これらは単独で
も混合物でもよい。この中でも特に2−ビニルおよび/
または2−イソプロペニル−2−オキサゾリンが好まし
い。
【0030】f:シラン基を導入する化合物としては、
ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラ
ン、ビニルトリアセチルシラン、ビニルトリクロロシラ
ン等が挙げられる。
【0031】これらの官能基の内では無水マレイン酸基
を含有するものが最も好ましい。
【0032】本発明における繊維状無機充填材含有樹脂
組成物に少なくとも1種の該官能基を導入する具体的な
方法としては、該官能基をポリオレフィン系樹脂にグ
ラフトした変性ポリオレフィン系樹脂として導入する方
法、エチレンと該官能基含有化合物とのランダム共重
合体として導入する方法、ポリオレフィン系樹脂と該
官能基とを有機過酸化物等の存在下で押出機等で付加反
応させて導入する方法等が挙げられる。
【0033】上記ポリオレフィン系樹脂としては、ポリ
プロピレン系重合体または密度が0.94g/cm3
上のポリエチレン等の高結晶性ポリオレフィン系樹脂、
密度が0.86〜0.94g/cm3 未満の高圧ラジカ
ル重合法による低密度ポリエチレンまたはエチレン・α
ーオレフィン共重合体、エチレンービニルエステル共重
合体、エチレンーα,βー不飽和カルボン酸アルキルエ
ステル共重合体等のエチレン(共)重合体等が挙げられ
る。これらの内では、密度が0.86〜0.94g/c
3 未満のエチレン・αーオレフィン共重合体が好まし
い。
【0034】また、上記ポリオレフィン系樹脂中の官能
基の含有量は、グラフト変性共重合体の場合においては
樹脂1g当り10-8〜10-5g当量、好ましくは10-7
〜10-6g当量の範囲であり、10-5g当量を超える濃
度の付加量を有するグラフト変性共重合体は製造するこ
とは難しい。また、ランダム共重合体の場合においては
樹脂1g当り10-6〜10-3g当量、好ましくは10-5
〜10-4g当量の範囲で選択される。10-3g当量を超
える濃度の付加量を有するランダム共重合体を製造する
ことは難しい。
【0035】本発明の第2の発明における繊維状無機充
填材含有樹脂組成物は、該官能基が全重合体1g当り1
-3g当量以下の範囲、好ましくは10-8〜10-3の範
囲になるように調製される。10-8〜10-3の範囲に調
製された場合には、引張強度等の機械的強度、耐衝撃性
等の改良効果が著しい。本発明において、全重合体1g
当り含有される官能基の1g当量は、官能基を導入する
化合物の1モルを意味する。これら官能基を含有する変
性ポリオレフィン系樹脂またはエチレンと官能基含有化
合物とのランダム共重合体の中でも特に無水マレイン酸
変性エチレン・αーオレフィン共重合体が好ましく使用
される。
【0036】本発明においては、(A)〜(C)成分お
よび特定の官能基を含有する組成物に対して、本発明の
特性を本質的に損なわない範囲において、無機充填材お
よび難燃剤の少なくとも1種を配合して耐熱性、難燃性
等の特性を付与向上することができる。
【0037】該無機充填材としては、粉粒体、平板状、
針状、または球状の充填材等が挙げられ、具体的には、
炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、
珪酸カルシウム、クレー、珪藻土、タルク、アルミナ、
珪砂、酸化鉄、金属粉、三酸化アンチモン、炭化珪素、
窒化珪素、シリカ、窒化ホウ素、窒化アルミニウム、カ
ーボンブラックなどの粉粒状充填材、マイカ、セリサイ
ト、パイロフィライト、アルミフレークなどの箔状充填
材、カーボングラファイトなどの平板状もしくは鱗片状
充填材等の例を挙げることができる。
【0038】該難燃剤としては、一般に効果のあるとさ
れる難燃剤を使用することができ、目的、用途によって
ハロゲン系難燃剤、リン系難燃剤、無機系難燃剤などの
群から少なくとも1種が選択される。例えば、ハロゲン
系難燃剤等の有機難燃剤は、少量の添加で優れた難燃性
を付与することができ、水酸化マグネシウム等の無機系
難燃剤においては、ハロゲンフリーの組成物を提供する
際に好ましく使用される。
【0039】本発明において無機充填材および難燃剤の
少なくとも1種を使用する場合には、その表面をステア
リン酸、オレイン酸等の脂肪酸またはパラフィン、ワッ
クス、有機シラン、有機チタネート、エポキシ樹脂等で
被覆するなどの表面処理を施すのが好ましい。
【0040】さらに、本発明においては(A)〜(C)
成分および特定の官能基を含有する組成物に対して、各
成分を混合溶融し、成形する際、必要に応じて帯電防止
剤、防曇剤、有機フィラー、酸化防止剤、滑剤、有機あ
るいはは無機系顔料、紫外線防止剤、分散剤、核剤、発
泡剤、架橋剤などの公知の添加剤を、本願発明の特性を
本質的に阻害しない範囲で添加することができる。
【0041】本発明の組成物の調整は、従来の樹脂組成
物調整法として一般に用いられる公知の方法により容易
に調整される。例えば、上記(A)〜(D)成分、所望
により難燃剤、添加剤をタンブラー、リボンブレンダー
またはヘンシェルタイプミキサー等の混合機を使用して
ドライブレンドした後、単軸押出機、二軸押出機等の連
続式溶融混練機により溶融混合し、押出してペレットを
調整することによって該樹脂組成物を得ることができ
る。また、構成成分の一部をドライブレンドして単軸押
出機、二軸押出機等に供給し、構成成分の残部の内、繊
維状無機充填材等の溶融混合時に破壊されやすい成分を
該押出機の中間部からサイドフィードすることにより供
給するなどの方法によりペレットを調整して該樹脂組成
物を得ることができる。本発明においては、これらの方
法の内では、繊維状無機充填材をサイドフィードにより
供給する方法が好ましい。
【0042】該ペレットを、一般的に用いられる射出成
形法、押出成形法等によって本発明の最終成形品に成形
することができる。本発明の組成物は剛性と耐衝撃性を
兼ね備えたているため、例えば、ヒーターケース、クー
リングファン、シートバック、バッテリーケース、ラジ
エーターグリル、エアクリーナーハウジング等の自動車
部品や、モーターファン、モーターカバー、コネクタ
ー、コイルボビン、電動工具ハウジング等の電気部品等
に好適に用いられる。
【0043】
【実施例】次に実施例により本発明を更に詳しく説明す
るが、本発明はこれらによって限定されるものではな
い。実施例および比較例において使用する(A)〜
(C)成分および官能基含有成分を以下に示す。
【0044】(A)成分: A1:ポリプロピレン[密度=0.905g/cm3 、MFR
=8g/10min.、商品名:日石ポリプロ J650G、日
本石油化学(株)製] A2:ポリプロピレン[密度=0.905g/cm3 、MFR
=7g/10min.、商品名:日石ポリプロ J170G、日
本石油化学(株)製]
【0045】(B)成分(エチレン共重合体またはゴ
ム): B1:VLDPE[密度=0.905g/cm3 、MFR=5
g/10min.、Tm=120℃ n−ヘキサン不溶分=94Wt%、商品名:日石ソフト
レックス D9550、日本石油化学(株)製] B2:エチレンー酢酸ビニル共重合体[VA含有量=3W
t%、MFR=0.3g/10min.、商品名:日石レクスロ
ン V152、日本石油化学(株)製] B3:エチレンーアクリル酸エチル共重合体[EA含有量
=10Wt%、MFR=3g/10min.、商品名:日石レク
スロン A3100、日本石油化学(株)製] B4:エチレンープロピレン共重合体ゴム[プロピレン=
27Wt%、MFR=0.7g/10min.、商品名:EP0
7P 日石合成ゴム(株)製]
【0046】(C)成分: C1:グラスファイバー(チョップドストランド) [径=13μm、長さ=3 mm 、商品名:TP69A
日本板硝子(株)製]
【0047】官能基含有成分: a:無水マレイン酸変性エチレン・αーオレフィン共重
合体[密度=0.92g /cm3 、MFR=1.2 g/10mi
n. 、商品名:日石Nポリマー L6200 日本石油
化学(株)製] b: エチレンーグリシジルメタクリレート共重合体[密
度=0.928g/cm3 、MFR=3g/10min. 、商品
名:日石レクスパール RA3050 日本石油化学
(株)製]
【0048】(物性試験方法) 密度 : JIS K6758 準拠 MFR : 〃 〃 引張降伏強さ : 〃 〃 曲げ弾性率 : ASTM D790 〃 荷重たわみ温度: JIS K6758 〃アイソ゛ット 衝撃値 : JIS K7110 〃 成形収縮率 : 100mm×200mm×3mmの形状を
持つ金型に、次に示す条件で試料を射出成形し、成形物
のMD方向の金型に対する寸法を測定した。 (射出成形の条件) 成形機 ISー90B(東芝機械(株)製) 射出圧力 1000 kg/cm2 成形温度 230℃ 金型温度 50℃ 外観 : 成形収縮率測定に用いた成形物を目
視で判定。 ○:良、 △:やや不良 ×:不良
【0049】実施例1:(A)成分であるMFR=8g/
10min.のポリプロピレン80w%と(B)成分であるM
FR=5g/10min.のVLDPE20W%とをタンブラー
ミキサーで混合した後、スクリュー径65mmφ、L/D
=30の同方向二軸押出機で押出温度230℃(シリン
ダー温度230℃、ダイ温度210℃)で溶融混合し、
同時に(C)成分であるグラスファイバー30W%を押
出機の中間部であるサイドフィードから供給して、ペレ
タイザーを通じてペレットを調整した。このようにして
得られた組成物を原料として試験片を作成し、各種試験
の測定結果を表1に示す。
【0050】実施例2〜8:表1に示された配合組成に
より、実施例1と同様に処理した結果を表1に示す。
【0051】
【表1】
【0052】比較例1:(B)成分を用いなかった他は
実施例1と同様に処理した結果を表2に示す。アイゾッ
ト衝撃値が著しく劣る。
【0053】比較例2:(A)成分が40W%、(B)
成分が60W%で、配合割合が請求項の範囲外にある組
成物を用いて実施例1と同様に処理した結果を表2に示
す。曲げ弾性率、荷重たわみ温度が劣り、成形収縮率、
外観も不良であった。
【0054】比較例3:(C)成分を用いなかった他は
実施例1と同様に処理した結果を表2に示す。引張強
さ、曲げ弾性率、荷重たわみ温度、成形収縮率が著しく
劣る。
【0055】比較例4:(B)成分を用いなかった他は
実施例1と同様に処理した結果を表2に示す。アイゾッ
ト衝撃値が著しく劣る。
【0056】比較例5:(C)成分が50W%で、配合
割合が請求項の範囲外である組成物を用いて実施例1と
同様に処理した結果を表2に示す。アイゾット衝撃値が
著しく劣る他、成形収縮率は測定不能で、外観は不良で
あった。
【0057】比較例6:(A)成分が40W%、(B)
成分が60W%で、配合割合が請求項の範囲外にある組
成物を用いて実施例1と同様に処理した結果を表2に示
す。曲げ弾性率、荷重たわみ温度、成形収縮率が劣り、
外観はやや不良であった。
【0058】比較例7:(C)成分を用いなかった他は
実施例1と同様に処理した結果を表2に示す。引張強
さ、曲げ弾性率、荷重たわみ温度、成形収縮率が著しく
劣る。
【0059】比較例8:(B)成分の代わりに、本願発
明の規定以外のエチレンープロピレン共重合体ゴムを用
いた他は実施例3と同様に処理した結果を表2に示す。
引張強さ、成形収縮率が著しく劣り、外観はやや不良で
あった。
【0060】比較例9:(B)成分の代わりに、本願発
明の規定以外のエチレンープロピレン共重合体ゴムを用
いた他は実施例6と同様に処理した結果を表2に示す。
引張強さ、成形収縮率が著しく劣り、外観はやや不良で
あった。
【0061】
【表2】
【0062】
【発明の効果】本発明の繊維状無機充填材含有樹脂組成
物は、(A)ポリプロピレン系重合体および/または密
度が0.94以上のポリエチレンと、(B)特定のエチ
レン(共)重合体の特定組成からなる重合体成分に、特
定量の(C)繊維状無機充填材を配合した組成物、また
は該組成物中に特定の官能基を含有した組成物であっ
て、寸法安定性、成形加工性等を低下させずに、高剛
性、曲げ剛性、耐熱性、機械的強度、耐クリープ性、耐
摩耗性を付与した、耐衝撃性、特に低温下における耐衝
撃性等に優れた組成物である。本発明の繊維状無機充填
材含有樹脂組成物は、自動車部品、電気電子部品、建築
用資材などに広く有効に利用できるので産業上の利用価
値が高い。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)ポリプロピレン系重合体および/または密度が0.94g/cm3以上の ポリエチレン 75〜98重量%、 (B)下記(B1)〜(B3)から選ばれた少なくとも1種のエチレン(共)重 合体 2〜25重量%、 (B1)密度が0.86〜0.94g/cm3未満の高圧ラジ
    カル重合法による低密度ポリエチレンまたはエチレン・
    αーオレフィン共重合体、(B2)エチレンービニルエス
    テル共重合体、(B3)エチレンーα,βー不飽和カルボ
    ン酸アルキルエステル共重合体、 上記(A)+(B)100重量部と、 (C)繊維状無機充填材 5〜45重量部 を含む繊維状無機充填材含有樹脂組成物。
  2. 【請求項2】(A)ポリプロピレン系重合体および/ま
    たは密度が0.94g/cm3以上のポリエチレン (B)下記(B1)〜(B3)から選ばれた少なくとも1種
    のエチレン(共)重合体(B1)密度が0.86〜0.9
    4g/cm3未満の高圧ラジカル重合法による低密度ポリエ
    チレンまたはエチレン・αーオレフィン共重合体、(B
    2)エチレンービニルエステル共重合体、(B3)エチレ
    ンーα,βー不飽和カルボン酸アルキルエステル共重合
    体、 上記(A)+(B)100重量部と、 (C)繊維状無機充填材 5〜45重量部 を含む組成物であって、(A)+(B)成分中の、
    (A)成分の含有量が75〜98重量%、(B)成分の
    含有量が2〜25重量%であり、かつ全重合体成分中
    に、下記a〜fから選択された少なくとも1種の官能基
    を、全重合体1g当り10-3g当量以下を含有している
    ことを特徴とする繊維状無機充填材含有樹脂組成物。 a:カルボン酸基または酸無水基 b:エポキシ基 c:ヒドロキシル基 d:アミノ基 e:アルケニル環状イミノエーテル基 f:シラン基
  3. 【請求項3】 (C)成分の繊維状無機充填材が、ガラ
    ス繊維である請求項1あるいは請求項2記載の繊維状無
    機充填材含有樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 上記官能基を含む重合体が無水マレイン
    酸で変性した密度が0.86〜0.94g/cm3 のポリオ
    レフィン系樹脂であることを特徴とする請求項2記載の
    繊維状無機充填材含有樹脂組成物。
JP21347793A 1993-08-06 1993-08-06 繊維状無機充填剤含有樹脂組成物 Pending JPH0748481A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21347793A JPH0748481A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 繊維状無機充填剤含有樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21347793A JPH0748481A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 繊維状無機充填剤含有樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0748481A true JPH0748481A (ja) 1995-02-21

Family

ID=16639855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21347793A Pending JPH0748481A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 繊維状無機充填剤含有樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0748481A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006143955A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Toray Ind Inc ポリエステル系樹脂組成物およびそれからなる電気電子部品用成形品
JP2007246554A (ja) * 2006-03-13 2007-09-27 Prime Polymer:Kk ポリプロピレン樹脂組成物およびその射出成形物
WO2013035764A1 (ja) 2011-09-08 2013-03-14 日本ポリプロ株式会社 繊維強化ポリプロピレン系樹脂組成物及びその成形体
JP2017193646A (ja) * 2016-04-21 2017-10-26 株式会社Adeka 熱可塑性樹脂組成物およびそれを用いた成形体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006143955A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Toray Ind Inc ポリエステル系樹脂組成物およびそれからなる電気電子部品用成形品
JP2007246554A (ja) * 2006-03-13 2007-09-27 Prime Polymer:Kk ポリプロピレン樹脂組成物およびその射出成形物
WO2013035764A1 (ja) 2011-09-08 2013-03-14 日本ポリプロ株式会社 繊維強化ポリプロピレン系樹脂組成物及びその成形体
JP2017193646A (ja) * 2016-04-21 2017-10-26 株式会社Adeka 熱可塑性樹脂組成物およびそれを用いた成形体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4845146A (en) Flame-retardant olefin polymer composition
WO2006123530A1 (ja) 難燃性熱可塑性樹脂組成物、その成形品および電線
JP2002508023A (ja) ポリオレフィン組成物
JP3280099B2 (ja) 耐摩耗性難燃組成物
JPH06340782A (ja) 無機微小中空体含有樹脂組成物
US5082888A (en) Polypropylene resin composition having high dielectric strength
JP2006056971A (ja) プロピレン系樹脂組成物の製造方法、プロピレン系樹脂組成物、およびそれからなる射出成形体
JP2004156026A (ja) 難燃性樹脂組成物
JPH0748481A (ja) 繊維状無機充填剤含有樹脂組成物
JPS6211745A (ja) 耐熱性にすぐれる難燃性オレフイン重合体組成物
JP3401065B2 (ja) 耐熱性に優れる架橋性高難燃組成物
JPH07179675A (ja) 架橋性高難燃組成物
JPH06179791A (ja) 樹脂組成物
JP3280105B2 (ja) 架橋性難燃組成物
JPH02129245A (ja) 熱可塑性樹脂組成物およびその製造方法
JP3189477B2 (ja) ポリプロピレン樹脂成形品
JPH03231944A (ja) 難燃性樹脂組成物
JPS62225541A (ja) 自消性ポリオレフイン組成物
JPH11181181A (ja) 樹脂組成物
JP2000281841A (ja) 層状珪酸塩複合材料、その製造方法および該複合材料からなる成形体
JP3280104B2 (ja) 耐摩耗性難燃組成物
JP3842226B2 (ja) 難燃性樹脂組成物
JPH06192490A (ja) 熱可塑性樹脂組成物及び樹脂成形品
JPH07173339A (ja) 架橋性高難燃組成物
JPH02173049A (ja) 熱可塑性樹脂組成物およびその製造方法