JPH0748180Y2 - 片手鍋 - Google Patents

片手鍋

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JPH0748180Y2
JPH0748180Y2 JP9441891U JP9441891U JPH0748180Y2 JP H0748180 Y2 JPH0748180 Y2 JP H0748180Y2 JP 9441891 U JP9441891 U JP 9441891U JP 9441891 U JP9441891 U JP 9441891U JP H0748180 Y2 JPH0748180 Y2 JP H0748180Y2
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JP
Japan
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handle
pan
outer peripheral
handle body
shaft
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Application number
JP9441891U
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English (en)
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JPH0544013U (ja
Inventor
仁 山内
Original Assignee
三和鶴工業株式会社
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Publication date
Application filed by 三和鶴工業株式会社 filed Critical 三和鶴工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、把手本体を鍋周辺に回
動できるようにした携帯用に便利な片手鍋に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の片手鍋は多種あるが、
えば、図8に示すものは、鍋a の外周面に固定した把手
取付金具b の軸孔c に平面円弧状の一対の把手d の基端
軸e を嵌合して、上記把手d を鍋a の外周面に接するよ
うに縦軸廻りに回動できるものであ
【0003】このようなものであると、把手d,d が縦軸
廻りに回動自在であるので、把手d,d を把持した状態
で、鍋a が左右に移動して不安定な状態となる欠点があ
ることから、従来から図9に示すようなものがある。
図9に示すものは、鍋a'の外周面に固定した把手取付
金具b'の軸孔c'にL字状の把手本体d'の基端軸e'を嵌合
して、該把手本体d'を横軸廻りに回動自在とし、把手本
体d'先端の把手部f が鍋a'の上端開口を閉塞する蓋体g
上に接当する折畳み姿勢と、把手本体d'が鍋a'の外周面
側に接当すると共に把手部f が鍋の外周面側から側方に
突出する使用姿勢とに姿勢変更自在としたものであっ
た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】図9に示す従来のもの
にあっては、把手本体d'は単に横軸廻りに回動自在に取
り付けられているだけなので、使用姿勢において、自由
に上方に回動し、不安定であると共に、蓋体g 上に回動
して折り畳んだ状態で、把手部f を把持して持ち上げる
ことができないという問題がある
【0005】そこで、本考案は、上記問題点に鑑み、使
用姿勢において安定した把持状態を得ることができると
共に、蓋体上に把手部を回動して折り畳んだ状態で、把
手部を把持して持ち運ぶことができる片手鍋を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、次の技術的手段を講じた。すなわち、鍋
の外周面に把手取付部材を固定し、この把手取付部材
、把手本体先端の把手部が鍋の上端開口を閉塞する蓋
体上に接当する折畳み姿勢と、把手本体が鍋の外周面側
に接当すると共に把手部が鍋の外周面側から側方に突出
する使用姿勢とに姿勢変更自在となるように、把手本体
基端部の軸を横軸廻りに回動自在に支持した片手鍋にお
いて、 上記把手取付部材の、把手本体基端部の軸を支持
する支持部分を、バネ板により形成し、把手本体基端部
の軸の断面形状を、前記バネ板の付勢力によって把手本
体基端部の軸を、把手本体が回動するように押圧可能
で、且つ、折畳み姿勢では把手部が蓋体上に押圧され、
使用姿勢では把手本体が鍋の外周面側に押圧されるよう
にバネ板の付勢力が切換え可能な形状に形成したことを
特徴としている。
【0007】
【作用】本考案によれば、使用姿勢では、バネ板の付勢
力によって把手本体が鍋の外周面に押圧されて、該使用
姿勢が保持され、把手部を安定した状態で把持すること
ができる。 また、折畳み姿勢では、バネ板の付勢力によ
って把手部が鍋の蓋体上に押圧され、これによって、該
折畳み姿勢で、把手部を把持して持ち運ぶことができ、
さらに把手部により蓋体を押圧しているので、圧力鍋と
しても利用することができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。図1及び図2において、符号1 は鍋、2 は蓋体で、
この蓋体2 の中央凹部3 には摘み4 がネジ5 で取り付け
られ、この摘み4 と上記蓋体2 の上面は面一に形成され
ている。
【0009】上記鍋1 の一外周面にはバネ性を有する金
属板よりなる把手取付部材6 がビス, 溶接などにより固
定され、この把手取付部材6 は、図3及び図4に示すよ
うに、正面視略逆三角形に、平面視は鍋1 の外周面と合
致する円弧状に形成され、上部中央には切込み7,7 が入
れられ、その中間部は外方には略くの字状に屈曲されて
バネ板8 に形成され、このバネ板8 とその両側のバネ板
9,9 により台形状の軸溝11に形成されている。
【0010】12,12 は後述する把手本体15の移動を阻止
する阻止片、13は取付用孔であり、リベット13' により
鍋1 に固着されている。上記把手取付部材6 の軸溝11に
は、図5〜7に示すように、略L字状の把手本体15の基
端部に形成した断面長方形又は楕円形の軸16が圧入され
ていて、把手本体15が横軸廻りに回動自在であると共
に、バネ板8 の付勢力によって軸16が押圧されている。
【0011】上記構成によって、把手本体15は、図1に
示すように、把手本体15の先端部の合成樹脂製把手部17
が蓋体2 上に接当した状態の折畳み姿勢と、図2に示す
ように、把手本体15が鍋1 の外周面側に接当し且つ把手
部17が鍋1 の外周面側から側方に突出状とされた使用姿
勢とに姿勢変更自在とされている。 また、折畳み姿勢で
は把手部17が蓋体2 上に押圧され、使用姿勢では把手本
体15が鍋1 の外周面側に押圧されるように、バネ板8,9
の付勢力が切換え可能とされている。なお、18及び19は
指先押入凹所である。
【0012】上記構成によば、バネ板8,9 よりなる軸
溝11に把手本体15の基端部に形成した長方形又は楕円形
の軸16を圧入したので、使用姿勢では、把手部17により
鍋1を安定した状態で把持することができると共に、
畳み姿勢では、把手部17を把持して持ち運ぶことがで
き、さらに把手部17により蓋体2 を押圧しているので、
圧力鍋としても利用することができる。
【0013】なお、上記の軸16は把手本体15の両端部を
押圧変形させたが、この軸16,16 は連続した貫通軸とし
てもよい。この場合、その両端部を把手部17内に密挿さ
せる。
【0014】
【考案の効果】本考案によれば、把手取付部材の、把手
本体基端部の軸を支持する支持部分を、バネ板により形
成し、把手本体基端部の軸の断面形状を、前記バネ板の
付勢力によって把手本体基端部の軸を、把手本体が回動
するように押圧可能で、且つ、折畳み姿勢では把手部が
蓋体上に押圧され、使用姿勢では把手本体が鍋の外周面
側に押圧されるように、バネ板の付勢力が切換え可能な
形状に形成したので、使用姿勢において、該姿勢が安定
し、したがって安定した把持状態を得ることができると
共に、蓋体上に把手部を回動して折り畳んだ状態で、把
手部を把持して持ち運ぶことができ、さらに把手部によ
り蓋体を押圧しているので、圧力鍋としても利用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す折り畳み状態の一部縦断
側面図である。
【図2】使用姿勢での一部縦断側面図である。
【図3】把手取付部材の横断平面図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】把手本体の裏面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】図5の一部の平面図である。
【図8】公知技術の一例を示す片手鍋の平面図である。
【図9】従来の鍋の一部縦断側面図である。
【符号の説明】
1 鍋 2 蓋体 6 把手取付部材 8 バネ板 9 バネ板 11 軸溝 15 把手本体 16 軸 17 把手部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍋の外周面に把手取付部材を固定し、こ
    の把手取付部材に、把手本体先端の把手部が鍋の上端開
    口を閉塞する蓋体上に接当する折畳み姿勢と、把手本体
    が鍋の外周面側に接当すると共に把手部が鍋の外周面側
    から側方に突出する使用姿勢とに姿勢変更自在となるよ
    うに、把手本体基端部の軸を横軸廻りに回動自在に支持
    した片手鍋において、 上記把手取付部材の、把手本体基端部の軸を支持する支
    持部分を、バネ板により形成し、把手本体基端部の軸の
    断面形状を、前記バネ板の付勢力によって把手本体基端
    部の軸を、把手本体が回動するように押圧可能で、且
    つ、折畳み姿勢では把手部が蓋体上に押圧され、使用姿
    勢では把手本体が鍋の外周面側に押圧されるように、バ
    ネ板の付勢力が切換え可能な形状に形成した ことを特徴
    とする片手鍋。
JP9441891U 1991-11-18 1991-11-18 片手鍋 Expired - Lifetime JPH0748180Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9441891U JPH0748180Y2 (ja) 1991-11-18 1991-11-18 片手鍋

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JP9441891U JPH0748180Y2 (ja) 1991-11-18 1991-11-18 片手鍋

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Publication Number Publication Date
JPH0544013U JPH0544013U (ja) 1993-06-15
JPH0748180Y2 true JPH0748180Y2 (ja) 1995-11-08

Family

ID=14109693

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Families Citing this family (3)

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KR100891298B1 (ko) * 2008-11-03 2009-04-06 (주)드림셰프 주방용기
KR200459273Y1 (ko) * 2009-09-02 2012-03-22 최진홍 개선된 야외용 압력밥솥 손잡이
KR102130262B1 (ko) * 2020-02-28 2020-07-06 김완수 가압코펠

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JPH0544013U (ja) 1993-06-15

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