JPH074804Y2 - いびき防止器 - Google Patents
いびき防止器Info
- Publication number
- JPH074804Y2 JPH074804Y2 JP1295093U JP1295093U JPH074804Y2 JP H074804 Y2 JPH074804 Y2 JP H074804Y2 JP 1295093 U JP1295093 U JP 1295093U JP 1295093 U JP1295093 U JP 1295093U JP H074804 Y2 JPH074804 Y2 JP H074804Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- snoring
- circuit
- intermittent
- switch circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、いびき防止器に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来、リストバンドを介してユーザの手
首に装着されるいびき防止器が公知である。
首に装着されるいびき防止器が公知である。
【0003】公知のいびき防止器は、マイクロフォン
と、前記マイクロフォンから生じる信号を受けて、所定
の高電圧の下で微弱電流を発生するブロッキング発振回
路と、前記発振回路から出力された電流を放電せしめる
端子とを具備している。
と、前記マイクロフォンから生じる信号を受けて、所定
の高電圧の下で微弱電流を発生するブロッキング発振回
路と、前記発振回路から出力された電流を放電せしめる
端子とを具備している。
【0004】そこで、ユーザが旅先等、いびきをかくと
近隣者に迷惑がかかることを憂慮するような場合は、い
びき防止器を手首に装着したまま就寝し、手動スイッチ
をONにしておけば、いびき防止器が駆動される。ユー
ザがいびきを発すると、マイクロフォンにより感知さ
れ、該マイクロフォンから信号が発せられる。この信号
は、増幅器により増幅された後、ブロッキング発振回路
に入力され、これによりブロッキング発振回路から微弱
電流が発せられる。ユーザの人体には、一対の端子が接
触せしめられており、一方の端子はアースされ、他方の
端子からは前記微弱電流が放電される。このため、ユー
ザの手首には電気的刺激が与えられる。
近隣者に迷惑がかかることを憂慮するような場合は、い
びき防止器を手首に装着したまま就寝し、手動スイッチ
をONにしておけば、いびき防止器が駆動される。ユー
ザがいびきを発すると、マイクロフォンにより感知さ
れ、該マイクロフォンから信号が発せられる。この信号
は、増幅器により増幅された後、ブロッキング発振回路
に入力され、これによりブロッキング発振回路から微弱
電流が発せられる。ユーザの人体には、一対の端子が接
触せしめられており、一方の端子はアースされ、他方の
端子からは前記微弱電流が放電される。このため、ユー
ザの手首には電気的刺激が与えられる。
【0005】一般的に、いびきをかいている時、外部か
ら人体に物理的刺激を与えると、一定時間はいびきを停
止することが知られており、このため、前記電気的刺激
が与えられると、ユーザのいびきは停止する。その後、
所定時間経過後、ユーザが再度いびきをかくと、前記と
同様に、再度ユーザの手首に電気的刺激を与え、再びい
びきを停止せしめる。以後は、これを繰り返すので、そ
の結果、連続したいびきは防止される。
ら人体に物理的刺激を与えると、一定時間はいびきを停
止することが知られており、このため、前記電気的刺激
が与えられると、ユーザのいびきは停止する。その後、
所定時間経過後、ユーザが再度いびきをかくと、前記と
同様に、再度ユーザの手首に電気的刺激を与え、再びい
びきを停止せしめる。以後は、これを繰り返すので、そ
の結果、連続したいびきは防止される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】従来公知のいびき防止
器は、マイクロフォンがいびきを感知して信号を発する
と、ブロッキング発振回路から、所定時間の間、連続的
に、所定の高電圧の下で微弱電流を発生させている。
器は、マイクロフォンがいびきを感知して信号を発する
と、ブロッキング発振回路から、所定時間の間、連続的
に、所定の高電圧の下で微弱電流を発生させている。
【0007】このように、比較的高電圧の下で電流を連
続的に発生させるため、従来公知のいびき防止器は、比
較的大型のコイルを必要とし、その結果、いびき防止器
の全体がコンパクトでなく大型化するという問題があ
る。しかも、いびき音が感知されている間は、連続して
電流を発生させるため、消費電量が大きくバッテリーの
消耗時間の点にも問題がある。
続的に発生させるため、従来公知のいびき防止器は、比
較的大型のコイルを必要とし、その結果、いびき防止器
の全体がコンパクトでなく大型化するという問題があ
る。しかも、いびき音が感知されている間は、連続して
電流を発生させるため、消費電量が大きくバッテリーの
消耗時間の点にも問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
したいびき防止器を提供するものであり、その手段とし
て構成したところは、人体に接触せしめられる第一端子
及び第二端子と、前記第二端子に断続的にアース電位を
形成せしめる断続的アース手段と、いびき音を感知した
とき前記第一端子に短時間のみ電流を供給する断続的電
流供給手段とから成る点にある。
したいびき防止器を提供するものであり、その手段とし
て構成したところは、人体に接触せしめられる第一端子
及び第二端子と、前記第二端子に断続的にアース電位を
形成せしめる断続的アース手段と、いびき音を感知した
とき前記第一端子に短時間のみ電流を供給する断続的電
流供給手段とから成る点にある。
【0009】本考案の実施態様において、前記断続的ア
ース手段は、第二端子とアースの間で開閉されるスイッ
チ回路と、該スイッチ回路を開閉せしめる発振回路とか
ら構成することができる。
ース手段は、第二端子とアースの間で開閉されるスイッ
チ回路と、該スイッチ回路を開閉せしめる発振回路とか
ら構成することができる。
【0010】また、本考案の実施態様において、前記断
続的電流供給手段は、第一端子に発振回路を介して所定
電圧で電流を供給する昇圧チョッパ回路と、前記昇圧チ
ョッパ回路と電源との間で開閉されるスイッチ回路と、
いびき音を感知して信号を出力するマイクロフォンと、
前記信号を受けて前記スイッチ回路を短時間のみ閉路せ
しめる単安定マルチバイブレータとから構成することが
できる。
続的電流供給手段は、第一端子に発振回路を介して所定
電圧で電流を供給する昇圧チョッパ回路と、前記昇圧チ
ョッパ回路と電源との間で開閉されるスイッチ回路と、
いびき音を感知して信号を出力するマイクロフォンと、
前記信号を受けて前記スイッチ回路を短時間のみ閉路せ
しめる単安定マルチバイブレータとから構成することが
できる。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明
する。
する。
【0012】図1及び図2に示すように、いびき防止器
は、人体に接触せしめられる第一端子1及び第二端子2
と、前記第二端子2に断続的にアース電位を形成せしめ
る断続的アース手段3と、いびき音を感知したとき前記
第一端子1に短時間のみ微弱電流を供給する断続的電流
供給手段4とから成り、全体をハウジングに内装されて
いる。図示省略しているが、ハウジングは、従来の公知
例と同様に、リストバンドを介してユーザの手首に装着
可能であり、装着時に、第一端子1及び第二端子2をユ
ーザの手首に接触せしめる。尚、本考案のいびき防止器
は、従来に比し全体としてコンパクト化することが可能
であり、例えば、腕時計のハウジングに内蔵せしめるこ
とが可能である。
は、人体に接触せしめられる第一端子1及び第二端子2
と、前記第二端子2に断続的にアース電位を形成せしめ
る断続的アース手段3と、いびき音を感知したとき前記
第一端子1に短時間のみ微弱電流を供給する断続的電流
供給手段4とから成り、全体をハウジングに内装されて
いる。図示省略しているが、ハウジングは、従来の公知
例と同様に、リストバンドを介してユーザの手首に装着
可能であり、装着時に、第一端子1及び第二端子2をユ
ーザの手首に接触せしめる。尚、本考案のいびき防止器
は、従来に比し全体としてコンパクト化することが可能
であり、例えば、腕時計のハウジングに内蔵せしめるこ
とが可能である。
【0013】前記断続的アース手段3は、第二端子2と
アース5の間で開閉されるスイッチ回路6と、該スイッ
チ回路6を開閉せしめる発振回路7とから構成されてお
り、例えば、発振回路7によりスイッチ回路6を約0.
22秒間隔でON・OFFさせる。従って、第二端子2
は、約0.22秒間隔で断続的にアース電位を形成せし
められる。
アース5の間で開閉されるスイッチ回路6と、該スイッ
チ回路6を開閉せしめる発振回路7とから構成されてお
り、例えば、発振回路7によりスイッチ回路6を約0.
22秒間隔でON・OFFさせる。従って、第二端子2
は、約0.22秒間隔で断続的にアース電位を形成せし
められる。
【0014】前記断続的電流供給手段4は、第一端子1
に発振回路8を介して所定電圧で電流を供給する昇圧チ
ョッパ回路9と、前記昇圧チョッパ回路9と電源10と
の間で開閉されるスイッチ回路11と、いびき音を感知
して信号を出力するマイクロフォン12と、マイクロフ
ォン12から出力された信号を増幅する増幅器13と、
この増幅された信号を受けて前記スイッチ回路11を短
時間のみ閉路せしめる単安定マルチバイブレータ14と
から構成されている。
に発振回路8を介して所定電圧で電流を供給する昇圧チ
ョッパ回路9と、前記昇圧チョッパ回路9と電源10と
の間で開閉されるスイッチ回路11と、いびき音を感知
して信号を出力するマイクロフォン12と、マイクロフ
ォン12から出力された信号を増幅する増幅器13と、
この増幅された信号を受けて前記スイッチ回路11を短
時間のみ閉路せしめる単安定マルチバイブレータ14と
から構成されている。
【0015】従って、マイクロフォン12がいびき音を
感知すると、単安定マルチバイブレータ14によりスイ
ッチ回路11が単発的に短時間の間のみONされ、昇圧
チョッパ回路9に短時間の間だけ電力を供給する。そこ
で、昇圧チョッパ回路9からは、所定の電圧、例えば、
150Vの電圧の下で、第一端子1に微弱電流が供給さ
れる。
感知すると、単安定マルチバイブレータ14によりスイ
ッチ回路11が単発的に短時間の間のみONされ、昇圧
チョッパ回路9に短時間の間だけ電力を供給する。そこ
で、昇圧チョッパ回路9からは、所定の電圧、例えば、
150Vの電圧の下で、第一端子1に微弱電流が供給さ
れる。
【0016】人体が感じる電気的刺激は、初めの瞬間に
特に強烈に感じることが知られている。このため、従来
公知例のように、連続的に電流を供給しなくても、断続
的に刺激を与えることにより、従来と同様の刺激感を与
えることが可能であり、いびきを停止させることができ
る。
特に強烈に感じることが知られている。このため、従来
公知例のように、連続的に電流を供給しなくても、断続
的に刺激を与えることにより、従来と同様の刺激感を与
えることが可能であり、いびきを停止させることができ
る。
【0017】本考案においては、図3に示すように、第
二端子2(同図B)は、所定時間サイクルT(例えば
0.22秒間隔)でアース電位E2を形成されているの
で、第一端子1(同図A)に所定電圧の下で短時間の間
だけ電流E1を供給せしめた場合でも、第一端子1及び
第二端子2から受ける人体の電気的刺激(同図C)は、
前記サイクルTに応じた断続的な刺激Sとされる。その
結果、優れたいびき防止効果を得られる。
二端子2(同図B)は、所定時間サイクルT(例えば
0.22秒間隔)でアース電位E2を形成されているの
で、第一端子1(同図A)に所定電圧の下で短時間の間
だけ電流E1を供給せしめた場合でも、第一端子1及び
第二端子2から受ける人体の電気的刺激(同図C)は、
前記サイクルTに応じた断続的な刺激Sとされる。その
結果、優れたいびき防止効果を得られる。
【0018】
【考案の効果】本考案によれば、いびき音が連続してい
る場合でも、断続的に繰り返し電気的刺激を与えるもの
であるから、人体の受ける刺激感が強く、いびき防止効
果に優れたものとなる。また、電源からの電力を単発的
に短時間のみ利用するものであるから、消費電量が少な
く、バッテリーの容量が小さくて足り、長時間の使用に
も耐えることができる。しかも、従来のように高電圧を
得るための大型コイルを必要とせず、全体的に軽量かつ
コンパクト化できるので、例えば、腕時計に組み込む
等、利用範囲を広げることができるという効果がある。
る場合でも、断続的に繰り返し電気的刺激を与えるもの
であるから、人体の受ける刺激感が強く、いびき防止効
果に優れたものとなる。また、電源からの電力を単発的
に短時間のみ利用するものであるから、消費電量が少な
く、バッテリーの容量が小さくて足り、長時間の使用に
も耐えることができる。しかも、従来のように高電圧を
得るための大型コイルを必要とせず、全体的に軽量かつ
コンパクト化できるので、例えば、腕時計に組み込む
等、利用範囲を広げることができるという効果がある。
【図1】本考案の1実施例を示すブロック説明図であ
る。
る。
【図2】本考案の1実施例を示す回路図である。
【図3】供給電流と人体に与える電気的刺激との関係を
示す波形図である。
示す波形図である。
1 第一端子 2 第二端子 3 断続的アース手段 4 断続的電流供給手段 6 スイッチ回路 7 発振回路 8 発振回路 9 昇圧チョッパ回路 10 電源 11 スイッチ回路 12 マイクロフォン 14 単安定マルチバイブレータ
Claims (3)
- 【請求項1】 人体に接触せしめられる第一端子及び第
二端子と、前記第二端子に断続的にアース電位を形成せ
しめる断続的アース手段と、いびき音を感知したとき前
記第一端子に短時間のみ電流を供給する断続的電流供給
手段とから成ることを特徴とするいびき防止器。 - 【請求項2】 前記断続的アース手段が、第一端子とア
ースの間で開閉されるスイッチ回路と、該スイッチ回路
を開閉せしめる発振回路とから構成されて成ることを特
徴とする請求項1に記載のいびき防止器。 - 【請求項3】 前記断続的電流供給手段が、第一端子に
発振回路を介して所定電圧で電流を供給する昇圧チョッ
パ回路と、前記昇圧チョッパ回路と電源との間で開閉さ
れるスイッチ回路と、いびき音を感知して信号を出力す
るマイクロフォンと、前記信号を受けて前記スイッチ回
路を短時間のみ閉路せしめる単安定マルチバイブレータ
とから構成されて成ることを特徴とする請求項1又は2
に記載のいびき防止器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1295093U JPH074804Y2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | いびき防止器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1295093U JPH074804Y2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | いびき防止器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0661218U JPH0661218U (ja) | 1994-08-30 |
JPH074804Y2 true JPH074804Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=11819564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1295093U Expired - Lifetime JPH074804Y2 (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | いびき防止器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH074804Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-09 JP JP1295093U patent/JPH074804Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0661218U (ja) | 1994-08-30 |
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