JP2529631B2 - 理学治療器 - Google Patents
理学治療器Info
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- JP2529631B2 JP2529631B2 JP4047828A JP4782892A JP2529631B2 JP 2529631 B2 JP2529631 B2 JP 2529631B2 JP 4047828 A JP4047828 A JP 4047828A JP 4782892 A JP4782892 A JP 4782892A JP 2529631 B2 JP2529631 B2 JP 2529631B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は聴取される音楽にマッチ
させたリズミカルな刺激を患部に与え治療効果を高める
理学治療器に関するものである。
させたリズミカルな刺激を患部に与え治療効果を高める
理学治療器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、理学治療器としては、使用者に対
し電流を断続的に流し、筋肉の収縮作用等を利用して治
療効果を与えて肩凝り等を解消するための低周波治療器
が見受けられるも、かかる低周波治療器は単に電流を一
定のサイクル（低周波）で繰り返し患部に与えるだけで
あるため、長時間にわたって使用すると、この単調な刺
激に対して感覚が麻痺したり、飽きたりすることによ
り、十分なる治療効果を期待することが出来ず、又単調
であるがために本来緊張して血液が鬱血しておこる肩凝
りを治療すべきものであるが、単調ゆえ緊張状態のまま
で患部を刺激する結果と成り、このため緊張をほぐす刺
激であるにもかかわらず、更に患部を悪化させる欠点を
有していた。そして、この欠点を解消するものとして
は、実開昭５８−７３２３８号公報、実開昭６０−１７
７５４号公報の低周波治療器が知られているが、いずれ
の治療器にあっても、音信号の強弱に合わせてアナログ
的に出力電圧にも強弱を持たせたものに過ぎず、このた
め出力電圧が実質的に患部に刺激として与えられない程
度まで下がると、全く患部に対する治療効果が望めない
ばかりでなく、原音楽との間に間が抜けてしまい刺激が
リズミカルで無くなって本来音信号に出力電圧を合わせ
ているにもかかわらず全く合わなくなる欠点を有し、し
かも、特に音信号の一部分若しくは全体の出力値が急激
に高くなるものにも対応させているため、患部への治療
効果を有する出力電圧レベルより遥かに高くなるため、
前記と逆にその刺激が治療効果を通り越して苦痛の領域
にまで達し、使用することが出来なくなり治療器として
致命的な重大欠点を有し、又実開昭６３−４０９５２号
公報の様に筋肉の固有振動周期にほぼ等しい周波数の矩
形波電圧のパルス幅を変更するものが知られているも、
しかしながら、かかる治療器を単に上記の実開昭５８−
７３２３８号公報、実開昭６０−１７７５４号公報の治
療器に適応しただけでは上述の致命的な欠点は依然とし
て解消されない欠点を有している。
し電流を断続的に流し、筋肉の収縮作用等を利用して治
療効果を与えて肩凝り等を解消するための低周波治療器
が見受けられるも、かかる低周波治療器は単に電流を一
定のサイクル（低周波）で繰り返し患部に与えるだけで
あるため、長時間にわたって使用すると、この単調な刺
激に対して感覚が麻痺したり、飽きたりすることによ
り、十分なる治療効果を期待することが出来ず、又単調
であるがために本来緊張して血液が鬱血しておこる肩凝
りを治療すべきものであるが、単調ゆえ緊張状態のまま
で患部を刺激する結果と成り、このため緊張をほぐす刺
激であるにもかかわらず、更に患部を悪化させる欠点を
有していた。そして、この欠点を解消するものとして
は、実開昭５８−７３２３８号公報、実開昭６０−１７
７５４号公報の低周波治療器が知られているが、いずれ
の治療器にあっても、音信号の強弱に合わせてアナログ
的に出力電圧にも強弱を持たせたものに過ぎず、このた
め出力電圧が実質的に患部に刺激として与えられない程
度まで下がると、全く患部に対する治療効果が望めない
ばかりでなく、原音楽との間に間が抜けてしまい刺激が
リズミカルで無くなって本来音信号に出力電圧を合わせ
ているにもかかわらず全く合わなくなる欠点を有し、し
かも、特に音信号の一部分若しくは全体の出力値が急激
に高くなるものにも対応させているため、患部への治療
効果を有する出力電圧レベルより遥かに高くなるため、
前記と逆にその刺激が治療効果を通り越して苦痛の領域
にまで達し、使用することが出来なくなり治療器として
致命的な重大欠点を有し、又実開昭６３−４０９５２号
公報の様に筋肉の固有振動周期にほぼ等しい周波数の矩
形波電圧のパルス幅を変更するものが知られているも、
しかしながら、かかる治療器を単に上記の実開昭５８−
７３２３８号公報、実開昭６０−１７７５４号公報の治
療器に適応しただけでは上述の致命的な欠点は依然とし
て解消されない欠点を有している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は使用者の好み
に応じた音楽のメロディーにマッチさせた電流（断続
波）を、リラックスした状態で患部に与え、理学的治療
の一種である低周波治療の効果を高める理学治療器を提
供せんとするものである。
に応じた音楽のメロディーにマッチさせた電流（断続
波）を、リラックスした状態で患部に与え、理学的治療
の一種である低周波治療の効果を高める理学治療器を提
供せんとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術に
基づく感覚の麻痺、治療効果が伴わない等の課題に鑑
み、断続的に通電する電流を原音楽のメロディーに同期
させ、原音楽のメロディーにマッチした刺激をリラック
スした状態の使用者に与えることを要旨とする理学治療
器を提供して上記欠点を解消せんとしたものである。
基づく感覚の麻痺、治療効果が伴わない等の課題に鑑
み、断続的に通電する電流を原音楽のメロディーに同期
させ、原音楽のメロディーにマッチした刺激をリラック
スした状態の使用者に与えることを要旨とする理学治療
器を提供して上記欠点を解消せんとしたものである。
【０００５】以下本発明の理学治療器は電流を低周波に
て断続的に導子を介して出力する治療器である。
て断続的に導子を介して出力する治療器である。
【０００６】そして、この治療器はエンベローブ抽出手
段、パルス発生手段、パルス設定手段を有している。
段、パルス発生手段、パルス設定手段を有している。
【０００７】エンベローブ抽出手段は入力される原音楽
の波形の上側包絡線を抽出するものであり、又パルス発
生手段はエンベローブの出力波形における出力電圧のス
レシホールドレベルを越える時点を検出してパルスをワ
ンショット発生させるものであり、又パルス設定手段は
パルスの波高値を一定と成し、且つパルス幅を、筋肉の
攣縮反応時間より大なる様に設定するものである。
の波形の上側包絡線を抽出するものであり、又パルス発
生手段はエンベローブの出力波形における出力電圧のス
レシホールドレベルを越える時点を検出してパルスをワ
ンショット発生させるものであり、又パルス設定手段は
パルスの波高値を一定と成し、且つパルス幅を、筋肉の
攣縮反応時間より大なる様に設定するものである。
【０００８】
【作用】本発明にあっては、入力された原音楽における
波形のエンベローブを抽出し、このエンベローブの出力
波形の出力電圧における一定のスレシホールドレベルに
て筋肉の攣縮反応時間より大となるパルス幅と成し、且
つ波高値を一定と成したパルスに対応させた電流を導子
を介して与えるのである。
波形のエンベローブを抽出し、このエンベローブの出力
波形の出力電圧における一定のスレシホールドレベルに
て筋肉の攣縮反応時間より大となるパルス幅と成し、且
つ波高値を一定と成したパルスに対応させた電流を導子
を介して与えるのである。
【０００９】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
すると、１は本発明に係る理学治療器であり、該理学治
療器１はメロディー同期回路２、低周波電流発生回路３
より構成している。
すると、１は本発明に係る理学治療器であり、該理学治
療器１はメロディー同期回路２、低周波電流発生回路３
より構成している。
【００１０】メロディー同期回路２は適宜選択可能なる
原音楽のメロディーを出力するメロディーＩＣ（ＳＶＭ
７５７０等）からなるメロディー発生回路４、若しくは
外部マイク回路５の出力側に、必要に応じて具有させる
増幅機能と、所定の高周波成分（１０００ヘルツ以上）
のカット機能を有するオペアンプ（Ｔ３５８等）、アナ
ログスイッチ（４０６６等）等から成るフイルター回路
６を接続している。
原音楽のメロディーを出力するメロディーＩＣ（ＳＶＭ
７５７０等）からなるメロディー発生回路４、若しくは
外部マイク回路５の出力側に、必要に応じて具有させる
増幅機能と、所定の高周波成分（１０００ヘルツ以上）
のカット機能を有するオペアンプ（Ｔ３５８等）、アナ
ログスイッチ（４０６６等）等から成るフイルター回路
６を接続している。
【００１１】７はメロディー同期回路２を構成するエン
ベローブ抽出回路であり、該エンベローブ抽出回路７は
フイルター回路６の出力側に接続され、かかるフイルタ
ー回路６からの出力される波形Ｗ２における上側包絡線
であるエンベローブを抽出するものにして、本実施例で
はオペアンプ（Ｔ３５８等）、アナログスイッチ（４０
６６等）等から成るピークホールド回路によってピーク
ホールドした後に、放電時定数を持たせることによりエ
ンベローブを抽出し、かかるエンベローブに基づく波形
Ｗ３を出力する様に成している。
ベローブ抽出回路であり、該エンベローブ抽出回路７は
フイルター回路６の出力側に接続され、かかるフイルタ
ー回路６からの出力される波形Ｗ２における上側包絡線
であるエンベローブを抽出するものにして、本実施例で
はオペアンプ（Ｔ３５８等）、アナログスイッチ（４０
６６等）等から成るピークホールド回路によってピーク
ホールドした後に、放電時定数を持たせることによりエ
ンベローブを抽出し、かかるエンベローブに基づく波形
Ｗ３を出力する様に成している。
【００１２】８はメロディー同期回路２を構成するタイ
マ用ＩＣ（５５５等）から成るワンショットパルス回路
であり、該ワンショットパルス回路８はエンベローブ抽
出回路７の出力側に、必要に応じて設ける増幅機能を有
するオペアンプ（ＴＡ７５３５８等）から成る増幅回路
９を介して接続され、かかるエンベローブ抽出回路７に
より抽出されて出力された波形Ｗ３の出力電圧における
所定のスレシホールドレベルＳを越える時点である各ポ
イントＰを検出して一定の波高値と成したパルスＷ４を
ワンショット発生させ、このパルスＷ４を低周波電流発
生回路３へ入力する様に接続している。
マ用ＩＣ（５５５等）から成るワンショットパルス回路
であり、該ワンショットパルス回路８はエンベローブ抽
出回路７の出力側に、必要に応じて設ける増幅機能を有
するオペアンプ（ＴＡ７５３５８等）から成る増幅回路
９を介して接続され、かかるエンベローブ抽出回路７に
より抽出されて出力された波形Ｗ３の出力電圧における
所定のスレシホールドレベルＳを越える時点である各ポ
イントＰを検出して一定の波高値と成したパルスＷ４を
ワンショット発生させ、このパルスＷ４を低周波電流発
生回路３へ入力する様に接続している。
【００１３】又、ワンショットパルス回路８にはパルス
Ｗ４のパルス幅Ｔを、使用者の筋肉の反応時間、即ち低
周波電流発生回路３より出力される低周波電流の通電時
と切断時との時間間隔を、筋肉の攣縮反応時間より大な
る様に設定する不感帯機能を具有させている。
Ｗ４のパルス幅Ｔを、使用者の筋肉の反応時間、即ち低
周波電流発生回路３より出力される低周波電流の通電時
と切断時との時間間隔を、筋肉の攣縮反応時間より大な
る様に設定する不感帯機能を具有させている。
【００１４】又、低周波電流発生回路３はＭＰＵ（ＴＭ
Ｐ４７Ｃ４４０ＡＦ等）から成り、メロディー発生回路
４と外部マイク回路５との切り換え等の各種機能の選
択、各種使用状態を表示（発光ダイオード等）させる機
能等を具有し、上記各回路と関連して接続している。
Ｐ４７Ｃ４４０ＡＦ等）から成り、メロディー発生回路
４と外部マイク回路５との切り換え等の各種機能の選
択、各種使用状態を表示（発光ダイオード等）させる機
能等を具有し、上記各回路と関連して接続している。
【００１５】尚、上記各回路の詳細なる構成は種々のも
のが存在しているため、上述の様に各機能を有すること
が出来るものであれば何も回路的には限定されず、又同
様に各回路に使用している各部品においても同等なる機
能のものを使用することも可能である。
のが存在しているため、上述の様に各機能を有すること
が出来るものであれば何も回路的には限定されず、又同
様に各回路に使用している各部品においても同等なる機
能のものを使用することも可能である。
【００１６】次に本発明に係る理学治療器の作用につい
て説明すると、メロディー発生回路４、若しくは外部マ
イク回路５より出力された原音楽における波形Ｗ１はフ
イルター回路６を通過することにより、高周波成分（１
０００ヘルツ以上）がカットされた波形Ｗ２と成り、こ
れによりエンベローブ抽出回路７におけるエンベローブ
の抽出を容易にしている。
て説明すると、メロディー発生回路４、若しくは外部マ
イク回路５より出力された原音楽における波形Ｗ１はフ
イルター回路６を通過することにより、高周波成分（１
０００ヘルツ以上）がカットされた波形Ｗ２と成り、こ
れによりエンベローブ抽出回路７におけるエンベローブ
の抽出を容易にしている。
【００１７】次に、エンベローブ抽出回路７では上記波
形Ｗ２をピークホールドした後、放電時定数を持たせる
ことにより波形Ｗ２の上側の包絡線であるエンベローブ
を抽出し、このエンベローブに基づいた波形Ｗ３をワン
ショットパルス回路８に入力している。
形Ｗ２をピークホールドした後、放電時定数を持たせる
ことにより波形Ｗ２の上側の包絡線であるエンベローブ
を抽出し、このエンベローブに基づいた波形Ｗ３をワン
ショットパルス回路８に入力している。
【００１８】次に、ワンショットパルス回路８では入力
された波形Ｗ３の出力電圧における一定値、即ち本実施
例では出力電圧の概ね中間値をスレシホールドレベルＳ
と成し、かかるスレシホールドレベルＳを越えた時点で
ある各ポイントＰを検出し、所定のパルス幅Ｔにして且
つ、波高値を一定と成したパルスＷ４をワンショット発
生させている。
された波形Ｗ３の出力電圧における一定値、即ち本実施
例では出力電圧の概ね中間値をスレシホールドレベルＳ
と成し、かかるスレシホールドレベルＳを越えた時点で
ある各ポイントＰを検出し、所定のパルス幅Ｔにして且
つ、波高値を一定と成したパルスＷ４をワンショット発
生させている。
【００１９】尚、上記スレシホールドレベルＳの設定値
は原音楽のメロディーの種類等によって適宜変更可能で
ある。
は原音楽のメロディーの種類等によって適宜変更可能で
ある。
【００２０】又、ワンショットパルス回路８において原
音楽のメロディー途中におけるテンポの速い部分では、
スレシホールドレベルＳを越えた隣合うポイントＰの時
間間隔Ｇが短時間となり、これに対応させてパルス幅Ｔ
１を極めて小（上記時間間隔Ｇより小）となすパルスＷ
５にすると、筋肉の攣縮反応時間より小となるため、こ
の連続したパルスＷ５が使用者にとって極めて不快、即
ち短時間の内にこの連続したパルスＷ５に対応する低周
波電流が人体に通電されると筋肉の攣縮途中に更に刺激
が与えられて痛みが伴う不快感となるため、本発明では
ワンショットパルス回路８により発生させるパルスＷ４
のパルス幅Ｔを筋肉の攣縮反応時間より大となる様に設
定して出力している。
音楽のメロディー途中におけるテンポの速い部分では、
スレシホールドレベルＳを越えた隣合うポイントＰの時
間間隔Ｇが短時間となり、これに対応させてパルス幅Ｔ
１を極めて小（上記時間間隔Ｇより小）となすパルスＷ
５にすると、筋肉の攣縮反応時間より小となるため、こ
の連続したパルスＷ５が使用者にとって極めて不快、即
ち短時間の内にこの連続したパルスＷ５に対応する低周
波電流が人体に通電されると筋肉の攣縮途中に更に刺激
が与えられて痛みが伴う不快感となるため、本発明では
ワンショットパルス回路８により発生させるパルスＷ４
のパルス幅Ｔを筋肉の攣縮反応時間より大となる様に設
定して出力している。
【００２１】そして、この出力によって低周波電流発生
回路３を作動させて使用者の体の表面に密着される導子
１０を介して上記パルスＷ４に対応させた断続的にして
且つ、出力値を一定と成した低周波電流を与えることに
より、耳より入った原音楽のメロディーとマッチした一
定の刺激が筋肉に与えられる。
回路３を作動させて使用者の体の表面に密着される導子
１０を介して上記パルスＷ４に対応させた断続的にして
且つ、出力値を一定と成した低周波電流を与えることに
より、耳より入った原音楽のメロディーとマッチした一
定の刺激が筋肉に与えられる。
【００２２】
【発明の効果】要するに本発明は、電流を低周波にて断
続的に導子１０を介して出力する治療器において、入力
される原音楽の波形のエンベローブを抽出する手段と、
このエンベローブの出力波形における出力電圧のスレシ
ホールドレベルＳを越える時点を検出してパルスＷ４を
ワンショット発生させる手段と、かかるパルスＷ４の波
高値を一定と成し、且つパルス幅Ｔを、筋肉の攣縮反応
時間より大なる様に設定する手段を備えたので、パルス
Ｗ４の出力値が常に一定であるため、音楽の一部分や、
若しくは全体の強弱変化があっても常に一定の刺激を患
部に与えることが出来ることにより、従来における実開
昭５８−７３２３８号公報、実開昭６０−１７７５４号
公報に見られる治療器の致命的な重大欠点である処の出
力過小による治療効果が全く得られない点、原音楽と刺
激との不一致による非リズミカルな点、さらには治療器
としての非現実的な点である出力過大によって発生する
患部での苦痛を全く無くすことが出来ると共に、音楽の
メロディーのメリハリのある個所に一致させたパルスＷ
４に基づく刺激を患部に与えることが出来る。
続的に導子１０を介して出力する治療器において、入力
される原音楽の波形のエンベローブを抽出する手段と、
このエンベローブの出力波形における出力電圧のスレシ
ホールドレベルＳを越える時点を検出してパルスＷ４を
ワンショット発生させる手段と、かかるパルスＷ４の波
高値を一定と成し、且つパルス幅Ｔを、筋肉の攣縮反応
時間より大なる様に設定する手段を備えたので、パルス
Ｗ４の出力値が常に一定であるため、音楽の一部分や、
若しくは全体の強弱変化があっても常に一定の刺激を患
部に与えることが出来ることにより、従来における実開
昭５８−７３２３８号公報、実開昭６０−１７７５４号
公報に見られる治療器の致命的な重大欠点である処の出
力過小による治療効果が全く得られない点、原音楽と刺
激との不一致による非リズミカルな点、さらには治療器
としての非現実的な点である出力過大によって発生する
患部での苦痛を全く無くすことが出来ると共に、音楽の
メロディーのメリハリのある個所に一致させたパルスＷ
４に基づく刺激を患部に与えることが出来る。
【００２３】而もパルスＷ４のパルス幅Ｔを、筋肉の攣
縮反応時間より大と成しているため、メロディー途中に
おけるテンポの速い部分においても体感的に不快（チク
チクとなる痛み）となることもなく、又使用者の好みに
応じた聴取される音楽により神経の興奮が静められてリ
ラックスした状態で低周波電流（断続波）を患部に与え
ることが出来、加えてこの低周波電流は音楽のメロディ
ーにマッチさせたリズミカルなものであることにより、
この刺激に対し長時間使用しても感覚が麻痺することも
なく、従ってリラックスした状態における治療効果とリ
ズミカルな刺激による治療効果との相乗効果により、従
来に比し理学的治療の一種である低周波治療の効果を飛
躍的に向上させることが出来る等その実用的効果甚だ大
なるものである。
縮反応時間より大と成しているため、メロディー途中に
おけるテンポの速い部分においても体感的に不快（チク
チクとなる痛み）となることもなく、又使用者の好みに
応じた聴取される音楽により神経の興奮が静められてリ
ラックスした状態で低周波電流（断続波）を患部に与え
ることが出来、加えてこの低周波電流は音楽のメロディ
ーにマッチさせたリズミカルなものであることにより、
この刺激に対し長時間使用しても感覚が麻痺することも
なく、従ってリラックスした状態における治療効果とリ
ズミカルな刺激による治療効果との相乗効果により、従
来に比し理学的治療の一種である低周波治療の効果を飛
躍的に向上させることが出来る等その実用的効果甚だ大
なるものである。
【図１】本発明に係る理学治療器のブロック回路であ
る。
る。
【図２】理学治療器におけるメロディー同期回路の主要
回路図である。
回路図である。
【図３】各回路における出力波形を示す図である。
１０ 導子 Ｗ４ パルス Ｓ スレシホールドレベル
Claims (1)
- 【請求項１】 電流を低周波にて断続的に導子を介して
出力する治療器において、入力される原音楽の波形のエ
ンベローブを抽出する手段と、このエンベローブの出力
波形における出力電圧のスレシホールドレベルを越える
時点を検出してパルスをワンショット発生させる手段
と、かかるパルスの波高値を一定と成し、且つパルス幅
を、筋肉の攣縮反応時間より大なる様に設定する手段を
備えたことを特徴とする理学治療器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4047828A JP2529631B2 (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 理学治療器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4047828A JP2529631B2 (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 理学治療器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05212126A JPH05212126A (ja) | 1993-08-24 |
| JP2529631B2 true JP2529631B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=12786215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4047828A Expired - Fee Related JP2529631B2 (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 理学治療器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2529631B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10039240A1 (de) | 2000-08-11 | 2002-02-28 | Hans Ulrich May | Elektrotherapeutisches Gerät |
| KR100670024B1 (ko) * | 2006-05-04 | 2007-01-16 | 동원대학 산학협력단 | 음악의 리듬에 동조되는 저주파 자극기 |
| JP2008017979A (ja) * | 2006-07-12 | 2008-01-31 | Beaunix Co Ltd | 音楽と同期化された低周波刺激装置 |
| JP2014155518A (ja) * | 2013-02-14 | 2014-08-28 | Ya Man Ltd | 低周波刺激装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59920Y2 (ja) * | 1981-11-11 | 1984-01-11 | シ−．エス工業株式会社 | 美容マツサ−ジ装置 |
| JPS6017754U (ja) * | 1983-07-14 | 1985-02-06 | 株式会社ケンウッド | 低周波治療器 |
| JPH0345740Y2 (ja) * | 1986-08-31 | 1991-09-26 |
-
1992
- 1992-02-03 JP JP4047828A patent/JP2529631B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05212126A (ja) | 1993-08-24 |
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