JPH0747837A - 自動車フロントガラス用防虫・防塵装置 - Google Patents

自動車フロントガラス用防虫・防塵装置

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JPH0747837A
JPH0747837A JP5193298A JP19329893A JPH0747837A JP H0747837 A JPH0747837 A JP H0747837A JP 5193298 A JP5193298 A JP 5193298A JP 19329893 A JP19329893 A JP 19329893A JP H0747837 A JPH0747837 A JP H0747837A
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JP
Japan
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windshield
transparent plate
automobile
insect
dust
Prior art date
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Pending
Application number
JP5193298A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Niwa
隆 丹羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Giken Co Ltd
Original Assignee
Giken Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車走行中に、虫や泥の飛沫などの塵埃が
フロントガラスに正面衝突して付着すると、運転者の視
界が悪くなり運転に支障を来すうえ、この虫や泥はワイ
パーでは除去し難い問題があった。本発明はかかる課題
を解決することを目的とする。 【構成】 透明合成樹脂材より上端部1aが屈曲する細
長いの透明板1を設け、透明板1の両端に設けた支持脚
2をボンネットのない型式の自動車Cのフロント面両端
に取り付けたとき、透明板1が、ワイパーの作動を妨げ
ない間隔を挟んでフロントガラスGの下部領域G1 を被
覆し、フロントガラスGより遠ざかる方向に屈曲する透
明板1の上端縁1aは上方を向いている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車運転中にフロン
トガラス面に虫や泥の飛沫などの塵が付着し、運転者の
視界を妨げることを防止するボンネットのない型式の自
動車フロントガラス用防虫・防塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フロントガラスのワイパーは、雨天時に
自動車を走行するときに、フロントガラス面に停滞して
視界を妨げる雨水を拭き取って、運転者の視界を良好に
保持する効果は大きい。しかし、高速走行中に多数の虫
が、走行中の自動車のフロントガラスに激しく衝突して
付着したり、雨天走行時には前車の跳ね上げた泥の飛沫
がフロントガラスに付着して視界が妨げられることがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前方の視界が妨げられ
ると運転が危険になり、ワイパーを操作してフロントガ
ラスに付着した虫を除去しようとすると、つぶれた虫が
フロントガラスの油膜の原因になり前方が見え難くなる
問題がある。又、塵の中でもフロントガラスに付着した
泥はワイパーでは除去し難い問題がある。本発明はかか
る課題を解決することを目的としており、ボンネットの
ない自動車(キャブオーバー型自動車或いは箱型自動
車)が走行中に受ける風を利用し、虫や泥などの塵がフ
ロントガラスに付着しないようにしたことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自動車フロントガラス用防虫・防塵装置
は、ポリカーボネイトやアクリルなどの透明合成樹脂材
より、細長い板状に形成され、上端部がわずかに屈曲す
る形状を有し、自動車のフロントガラスの下部領域を被
覆し、運転を妨げない上下幅を有する透明板を設け、該
透明板の長手方向両端に支持脚を設け、該支持脚をボン
ネットのない型式の自動車のフロント面の左右両端に固
定したときに、上記透明板は、ワイパーの作動を妨げな
い間隔を挟んでフロントガラス面の下部領域とほぼ平行
であり、上記透明板の上端部がフロントガラスから遠ざ
かる方向に向いていることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】上記のように構成されたボンネットのない式の
自動車フロントガラス用防虫・防塵装置は、透明板がフ
ロントガラスの下部領域とほぼ平行であり、且つ、フロ
ントガラスの下部領域のみを被覆している。従って、運
転者が前方確認に必要な中央領域や、上方の標識を監視
するに必要な上部領域は被覆していないので、運転者の
注意力を妨げない。又、透明板はフロントガラスの下部
領域の視界もほとんど妨げない。
【0006】透明板の上端部は、フロントガラスから遠
ざかる方向に屈曲して上方に向いてるので、ボンネット
のない型式の自動車(例えばキャブオーバー型自動車)
が走行すると、透明板の前面に衝突した空気が、透明板
の上方に吹上げられる上昇流となり、フロントガラスに
接近する虫や泥の飛沫などを上方に巻き上げる。又、透
明板の下端縁とフロント面との間には空気が進入する開
口が形成されるので、透明板の下方のフロント面に当た
る空気が、透明板下端部の開口を経由してフロントガラ
スに平行に流れる補助上昇流が形成される。
【0007】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
すると、図1及び図2はボンネットのない型式の自動車
の一例としてキャブオーバー型自動車Cに取り付けられ
た自動車フロントガラス用防虫・防塵装置Aの斜視図及
び側面図であり、図3及び図4は自動車フロントガラス
用防虫・防塵装置Aの正面図及び平面図である。自動車
フロントガラス用防虫・防塵装置Aは、透明板1と、透
明板1の両端部にもうけられる支持脚2と、支持脚2を
自動車のフロント面に止着するねじ3とにより構成され
る(図1参照)。
【0008】透明板1は、ポリカーボネイトや耐衝撃性
アクリルなどの合成樹脂材より、細長い板状に形成さ
れ、自動車Cに取り付けられたときに、フロントガラス
Gの下部領域G1 を被覆し、運転視界を妨げない上下幅
を有し、フロントガラスGの下部領域G1 にほぼ平行と
なり(図4参照)、上端部1aがフロントガラスGより
遠ざかる方向に僅かに屈曲して上方に向いている(図
2、図5(A)参照)。
【0009】透明板1の両端部には下方に突出する支持
脚2が設けられ、支持脚2の下端部に固定片2aが設け
られ、固定片2aに2個の孔4が穿設される(図4参
照)。両固定片2aを自動車Cのフロント面の左右両端
に当接した後に、孔4に挿通したねじ3により防虫・防
塵装置Aをフロント面に固定する。かくして、自動車フ
ロントガラス用防虫・防塵装置Aが、キャブオーバー型
自動車Cに取り付けられる。以上の実施例では、防虫・
防塵装置Aをフロント面にねじ止めしたが、クランプ或
いは接着などの公知の固定手段で取り付けてもよい。
【0010】以上のように構成された防虫・防塵装置A
の取り付け状態及び自動車運転時の作用について説明す
る。取り付け状態では、フロント面に取り付けられた防
虫・防塵装置Aの透明板1は、その長手方向及び幅方向
(図2において上下方向)がフロントガラスGの下部領
域G1 とほぼ平行であり、上端部1aがフロントガラス
Gより遠ざかる方向に僅かに屈曲して上方に向いている
(図2、図5(A)参照)。
【0011】透明板1は、ワイパーの作動を妨げない間
隔を挟んでフロントガラスGの下部領域G1 のみを被覆
し、運転者が前方確認に必要な巾広い中央領域や、上方
の標識を監視するに必要な上部領域は被覆していないの
で、運転者の前方及び周囲の確認を妨げない。又、透明
板1はフロントガラスGの下部領域G1 の視界をもほと
んど妨げない。
【0012】キャブオーバー型自動車Cが走行すると、
透明板1の前面に衝突した空気が、透明板1の前面に沿
って流れ、上端部1aに案内されて上方に吹上げられる
上昇流W1 となり、フロントガラスGに接近する虫や泥
の飛沫を上方に巻き上げる(図2参照)。又、透明板1
の下方の空気がフロント面に当たって上昇し、透明板1
の下端縁とフロント面との間に形成される開口5を経由
して、フロントガラスGに平行に整流される補助上昇流
2 となる。
【0013】以上の実施例では、透明板1の断面形状
を、図5(A)に示すように、フロントガラスGの下部
領域G1 とほぼ平行とし、上端部1aのみをフロントガ
ラスGから遠ざかる方向に屈曲した形状としたが、下端
部1bをフロントガラスGに近づく方向に僅かに屈曲さ
せてもよく(図5(B)参照)、反対に、下端部1bを
フロントガラスGに遠ざかる方向に僅かに屈曲させても
よく(図5(C)参照)、或いは、フロントガラスGか
ら遠ざかる上端部1aの中に、フロントガラスGに僅か
に近づく屈曲部1cを部分的に設けても良い(図5
(D)参照)。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) 本発明の自動車フロントガラス用防虫・防塵装置
は、簡単な構造であり、安価な価格で提供することがで
きる。又、自動車のフロント面に容易に取り付けること
ができる。 (2) 自動車の走行時の空圧を利用して虫や塵の中でも除
去し難い泥の飛沫を吹き飛ばすので、特別の動力装置を
必要としない。 (3) 本発明の自動車フロントガラス用防虫・防塵装置に
より、フロントガラスに虫や泥などの塵埃が付着する虞
が解消した。又、防虫・防塵装置の取り付け位置がフロ
ントガラスの下部領域であり、しかも透明であるので、
運転者の視界を妨げないので、安全に運転できる。 (4) 常時取り付けたままでよく、取り外しなどの面倒な
手間を必要としないので便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャブオーバー型自動車に取り付けられた自動
車フロントガラス用防虫・防塵装置の斜視図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】自動車フロントガラス用防虫・防塵装置の正面
図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図5(A)〜図5(D)は、本発明に使用され
る各種形状の透明板の断面図である。
【符号の説明】
A 自動車フロントガラス用防虫・防塵装置 C キャブオーバー型自動車 G フロントガラス G1 下部領域 W1 上昇流 W2 補助上昇流 1 透明板 1a 上端部 2 支持脚 2a 固定片 3 ねじ 4 孔 5 開口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリカーボネイトやアクリルなどの透明
    合成樹脂材より、細長い板状に形成され、上端部がわず
    かに屈曲する形状を有し、自動車のフロントガラスの下
    部領域を被覆し運転視界を妨げない上下幅を有する透明
    板を設け、該透明板の長手方向両端に支持脚を設け、該
    支持脚をボンネットのない型式の自動車のフロント面の
    左右両端に固定したときに、上記透明板は、ワイパーの
    作動を妨げない間隔を挟んでフロントガラス面の下部領
    域とほぼ平行であり、上記透明板の上端部がフロントガ
    ラスから遠ざかる方向に向いていることを特徴とする自
    動車フロントガラス用防虫・防塵装置。
JP5193298A 1993-08-04 1993-08-04 自動車フロントガラス用防虫・防塵装置 Pending JPH0747837A (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4831619A (ja) * 1971-08-28 1973-04-25
JPS4835516A (ja) * 1971-09-01 1973-05-25
JPS59140467A (ja) * 1983-01-31 1984-08-11 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 記録方法
JPS604413A (ja) * 1983-06-22 1985-01-10 Yoshiro Nakamatsu 自動車等用フロントガラス装置
JP3083137B2 (ja) * 1997-08-27 2000-09-04 信吉 清水 写経用紙

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Effective date: 19970506