JPH0747718B2 - 建物仕上素地継目被覆貼付け材料の製造方法 - Google Patents
建物仕上素地継目被覆貼付け材料の製造方法Info
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- JPH0747718B2 JPH0747718B2 JP2050314A JP5031490A JPH0747718B2 JP H0747718 B2 JPH0747718 B2 JP H0747718B2 JP 2050314 A JP2050314 A JP 2050314A JP 5031490 A JP5031490 A JP 5031490A JP H0747718 B2 JPH0747718 B2 JP H0747718B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建築物の壁面、天井面などに、下地素地とし
て合板、ボード類、セメント木質板を組立て、その表面
を塗料、左官材料、クロスなどの仕上材で仕上げた場合
に、素地の継目(接合部)や破損部分に生じやすい仕上
材のキレツ(亀裂)やフクレ(膨れ)を防止するために
使用する、建物仕上素地継目被覆貼付け材料に関するも
のである。
て合板、ボード類、セメント木質板を組立て、その表面
を塗料、左官材料、クロスなどの仕上材で仕上げた場合
に、素地の継目(接合部)や破損部分に生じやすい仕上
材のキレツ(亀裂)やフクレ(膨れ)を防止するために
使用する、建物仕上素地継目被覆貼付け材料に関するも
のである。
建築物の壁面、天井面などに、下地素地として合板、ボ
ード類、セメント木質板などを使用した場合、地震ある
いは交通機関による震動や、湿気・温度変化による膨張
・収縮によって、素地に歪が生じ、素地の継目や破損部
分において、経時的に、表面仕上材のキレツやフクレが
生じやすい。
ード類、セメント木質板などを使用した場合、地震ある
いは交通機関による震動や、湿気・温度変化による膨張
・収縮によって、素地に歪が生じ、素地の継目や破損部
分において、経時的に、表面仕上材のキレツやフクレが
生じやすい。
そこで、そのようなキレツやフクレの発生を防止するた
めに、仕上材の施工前に下地調整が行われ、素地の継目
や破損部分などに紗布を接着剤で貼り付けたり、ガムテ
ープを貼り付けることが行われている。
めに、仕上材の施工前に下地調整が行われ、素地の継目
や破損部分などに紗布を接着剤で貼り付けたり、ガムテ
ープを貼り付けることが行われている。
しかし、紗布を貼り付けた場合は、紗布自体の水分によ
る伸縮が大きいために、経時的に、その部分で仕上材の
下地素地からの剥離が生じるという問題があった。
る伸縮が大きいために、経時的に、その部分で仕上材の
下地素地からの剥離が生じるという問題があった。
また、ガムテープを貼り付ける場合は、作業性が優れて
いるものの、ガムテープに使用されている感圧接着剤の
経時的な劣化により、仕上材がガムテープと共に素地か
ら剥離するという問題があった。また、ガムテープや貼
付した部分とそうでない部分とで、塗料や左官材料など
の下地素地への浸透度合が異なるため、乾燥後の仕上材
に光沢あるいは色調の差異が生じるという問題もあっ
た。
いるものの、ガムテープに使用されている感圧接着剤の
経時的な劣化により、仕上材がガムテープと共に素地か
ら剥離するという問題があった。また、ガムテープや貼
付した部分とそうでない部分とで、塗料や左官材料など
の下地素地への浸透度合が異なるため、乾燥後の仕上材
に光沢あるいは色調の差異が生じるという問題もあっ
た。
また、寒冷紗状のガラス繊維製織物に感圧接着剤を塗布
したものを使用することも提案されている。しかし、こ
のものは、ガラス繊維糸の太さのために、仕上材塗布後
も網目模様が残りやすく、ガラス繊維製織物を貼付した
上面をさらにパテ処理しなければならない場合が多く、
しかも、ガラス繊維であるため、アルカリ分の強い素地
に貼付した場合に白化するという問題があった。
したものを使用することも提案されている。しかし、こ
のものは、ガラス繊維糸の太さのために、仕上材塗布後
も網目模様が残りやすく、ガラス繊維製織物を貼付した
上面をさらにパテ処理しなければならない場合が多く、
しかも、ガラス繊維であるため、アルカリ分の強い素地
に貼付した場合に白化するという問題があった。
そのため、本発明者は、先に、ポリオレフィン系フィル
ムに細やかな割れ目を入れて割繊維にしたものを縦横に
連続的に積層し繊維交叉点を熱融着して得られる割繊維
不織布の片面の繊維部分のみに感圧接着剤を塗布するこ
とによって、現場での貼付作業が容易で、かつ仕上材の
下地素地への密着性が良好で、しかも仕上材の光沢ある
いは色調の差異が生じない建物仕上素地網目被覆貼付け
材料を開発し、これについて既に特許を得た(特許第1,
301,127号)。
ムに細やかな割れ目を入れて割繊維にしたものを縦横に
連続的に積層し繊維交叉点を熱融着して得られる割繊維
不織布の片面の繊維部分のみに感圧接着剤を塗布するこ
とによって、現場での貼付作業が容易で、かつ仕上材の
下地素地への密着性が良好で、しかも仕上材の光沢ある
いは色調の差異が生じない建物仕上素地網目被覆貼付け
材料を開発し、これについて既に特許を得た(特許第1,
301,127号)。
上記の建物仕上素地継目被覆貼付け材料では、基材の割
繊維不織布がきわめて薄いフィルム状の不織布であるた
め、寒冷紗状のものに比べて下地素地に対する密着性が
良好で、かつ仕上面に段違いを生じることが少ない。さ
らに、基材の割繊維不織布は割繊維を縦横に連続的に積
層し繊維交叉点を熱融着したものであるから、多孔質、
すなわち組織繊維面以外は網目状に多数の孔があいてい
て、感圧接着剤はその繊維部分にのみ塗布されているの
で、仕上材を塗布した際に、仕上材がその孔部分から直
接素地面に浸透し、その結果、基材の割繊維不織布が下
地素地に密着されやすく、また仕上材に光沢あるいは色
調の差異が生じないという長所を有している。
繊維不織布がきわめて薄いフィルム状の不織布であるた
め、寒冷紗状のものに比べて下地素地に対する密着性が
良好で、かつ仕上面に段違いを生じることが少ない。さ
らに、基材の割繊維不織布は割繊維を縦横に連続的に積
層し繊維交叉点を熱融着したものであるから、多孔質、
すなわち組織繊維面以外は網目状に多数の孔があいてい
て、感圧接着剤はその繊維部分にのみ塗布されているの
で、仕上材を塗布した際に、仕上材がその孔部分から直
接素地面に浸透し、その結果、基材の割繊維不織布が下
地素地に密着されやすく、また仕上材に光沢あるいは色
調の差異が生じないという長所を有している。
しかしながら、使用者からは、より使いやすく、かつ性
能的にもより優れた建物仕上素地継目被覆貼付け材料が
求められていて、建物仕上素地継目被覆貼付け材料を製
造する者にとっては、そのような要求に応えていかなけ
ればならない状況にある。
能的にもより優れた建物仕上素地継目被覆貼付け材料が
求められていて、建物仕上素地継目被覆貼付け材料を製
造する者にとっては、そのような要求に応えていかなけ
ればならない状況にある。
したがって、本発明は、上記のような要求に応えるた
め、より使いやすく、かつ性能的にもより優れた建物仕
上素地継目被覆貼付け材料を提供することを目的とす
る。
め、より使いやすく、かつ性能的にもより優れた建物仕
上素地継目被覆貼付け材料を提供することを目的とす
る。
本発明は、上記の割繊維不織布の両面に繊維部分のみに
カチオン型感圧接着剤を塗布し、上記カチオン型感圧接
着剤上に剥離紙を重ねてなる建物仕上素地継目被覆貼付
け材料を次の方法によって製造することにより、上記目
的を達成したものである。
カチオン型感圧接着剤を塗布し、上記カチオン型感圧接
着剤上に剥離紙を重ねてなる建物仕上素地継目被覆貼付
け材料を次の方法によって製造することにより、上記目
的を達成したものである。
すなわち、本発明は、回転速度が異なる2本のローラー
を使用し、使用直前に混合した二液型のカチオン型感圧
接着剤を回転速度の遅い方のローラーに塗布し、これら
の2本のローラー間の隙間に上記の割繊維不織布を通過
させ、上記の割繊維不織布の一方の面の繊維部分には、
回転速度の遅い方のローラーに塗布されたカチオン型感
圧接着剤を転写させ、割繊維不織布の他方の面の繊維部
分には、割繊維不織布の網目状の孔を通して、回転速度
の遅い方のローラーから回転速度の速い方のローラーに
拭き取られたカチオン型感圧接着剤を転写させて、割繊
維不織布の繊維部分のみにカチオン型感圧接着剤を塗布
し、その割繊維不織布を加熱ゾーンに引き取り、加熱に
よりカチオン型感圧接着剤に内部反応を起こさせて、下
地素地に対して初期接着する程度の濡れ性を持ち得る範
囲内で粘度を上昇させ、ついで上記カチオン型感圧接着
剤上に剥離紙を重ねることによって、建物仕上素地継目
被覆貼付け材料を製造したものである。
を使用し、使用直前に混合した二液型のカチオン型感圧
接着剤を回転速度の遅い方のローラーに塗布し、これら
の2本のローラー間の隙間に上記の割繊維不織布を通過
させ、上記の割繊維不織布の一方の面の繊維部分には、
回転速度の遅い方のローラーに塗布されたカチオン型感
圧接着剤を転写させ、割繊維不織布の他方の面の繊維部
分には、割繊維不織布の網目状の孔を通して、回転速度
の遅い方のローラーから回転速度の速い方のローラーに
拭き取られたカチオン型感圧接着剤を転写させて、割繊
維不織布の繊維部分のみにカチオン型感圧接着剤を塗布
し、その割繊維不織布を加熱ゾーンに引き取り、加熱に
よりカチオン型感圧接着剤に内部反応を起こさせて、下
地素地に対して初期接着する程度の濡れ性を持ち得る範
囲内で粘度を上昇させ、ついで上記カチオン型感圧接着
剤上に剥離紙を重ねることによって、建物仕上素地継目
被覆貼付け材料を製造したものである。
本発明の建物仕上素地継目被覆貼付け材料において、カ
チオン型感圧接着剤は、基材の割繊維不織布と下地素地
としてのセメント木質板、合板、クロス、ボード類との
間の初期接着媒体であると共に、割繊維不織布と仕上材
とを接着するためのものであるが、本発明において、感
圧接着剤として、特にカチオン型感圧接着剤を用いてい
るのは、基材の割繊維不織布および仕上材の塗料、左官
材料などが強くアニオンに帯電するため、接着媒体とし
てカチオン型のものを用いる方が、優れた接着効果が得
られるからである。また、本発明において、カチオン型
感圧接着剤として二液型のものを用いるのは、二液型の
カチオン型感圧接着剤は、低粘度で塗布し、加熱して、
粘度を上昇させることができるので、本発明の建物仕上
素地継目被覆貼付け材料の製造方法において、二液型の
方が好都合であるからである。すなわち、カチオン型感
圧接着剤を下地素地に対して初期接着する程度の接着力
にとどめるには、カチオン型感圧接着剤の粘度をある程
度高くしなければならないが、カチオン型感圧接着剤の
粘度が高くなると表面張力も高くなり、カチオン型感圧
接着剤が割繊維不織布の網目を塞いでしまい、割繊維不
織布の繊維部分にのみカチオン型感圧接着剤を塗布する
ことができなくなるが、二液型のカチオン型感圧接着剤
は、塗布時は低粘度で、塗布後に加熱して内部反応を起
こさせて粘度を上昇させることができるので、割繊維不
織布の繊維部分にのみカチオン型感圧接着剤を塗布し、
かつ下地素地に対して初期接着する程度の接着力にする
ために粘度を高めるのに好都合であるからである。な
お、カチオン型感圧接着剤の下地素地に対する接着力を
初期接着する程度にとどめるのは、カチオン型感圧接着
剤の下地素地に対する接着力が割繊維不織布に対する接
着力よりも高くなると、建物仕上素地継目被覆貼付け材
料を下地素地に一旦貼付けた後、適正位置に貼付けなお
そうとしたときに、カチオン型感圧接着剤が下地素地側
にとられてしまい、割繊維不織布側に残らなくなるの
で、建物仕上素地継目被覆貼付け材料の貼付けなおしが
非常にしにくくなるからであり、また、仕上材の塗布後
は、仕上材が割繊維不織布の網目を通して下地素地に接
着し、建物仕上素地継目被覆貼付け材料を押さえ込むの
で、下地素地に対してカチオン型感圧接着剤が仕上材の
塗布後も強力な接着力を保持している必要がないからで
ある。
チオン型感圧接着剤は、基材の割繊維不織布と下地素地
としてのセメント木質板、合板、クロス、ボード類との
間の初期接着媒体であると共に、割繊維不織布と仕上材
とを接着するためのものであるが、本発明において、感
圧接着剤として、特にカチオン型感圧接着剤を用いてい
るのは、基材の割繊維不織布および仕上材の塗料、左官
材料などが強くアニオンに帯電するため、接着媒体とし
てカチオン型のものを用いる方が、優れた接着効果が得
られるからである。また、本発明において、カチオン型
感圧接着剤として二液型のものを用いるのは、二液型の
カチオン型感圧接着剤は、低粘度で塗布し、加熱して、
粘度を上昇させることができるので、本発明の建物仕上
素地継目被覆貼付け材料の製造方法において、二液型の
方が好都合であるからである。すなわち、カチオン型感
圧接着剤を下地素地に対して初期接着する程度の接着力
にとどめるには、カチオン型感圧接着剤の粘度をある程
度高くしなければならないが、カチオン型感圧接着剤の
粘度が高くなると表面張力も高くなり、カチオン型感圧
接着剤が割繊維不織布の網目を塞いでしまい、割繊維不
織布の繊維部分にのみカチオン型感圧接着剤を塗布する
ことができなくなるが、二液型のカチオン型感圧接着剤
は、塗布時は低粘度で、塗布後に加熱して内部反応を起
こさせて粘度を上昇させることができるので、割繊維不
織布の繊維部分にのみカチオン型感圧接着剤を塗布し、
かつ下地素地に対して初期接着する程度の接着力にする
ために粘度を高めるのに好都合であるからである。な
お、カチオン型感圧接着剤の下地素地に対する接着力を
初期接着する程度にとどめるのは、カチオン型感圧接着
剤の下地素地に対する接着力が割繊維不織布に対する接
着力よりも高くなると、建物仕上素地継目被覆貼付け材
料を下地素地に一旦貼付けた後、適正位置に貼付けなお
そうとしたときに、カチオン型感圧接着剤が下地素地側
にとられてしまい、割繊維不織布側に残らなくなるの
で、建物仕上素地継目被覆貼付け材料の貼付けなおしが
非常にしにくくなるからであり、また、仕上材の塗布後
は、仕上材が割繊維不織布の網目を通して下地素地に接
着し、建物仕上素地継目被覆貼付け材料を押さえ込むの
で、下地素地に対してカチオン型感圧接着剤が仕上材の
塗布後も強力な接着力を保持している必要がないからで
ある。
また、カチオン型感圧接着剤を割繊維不織布の両面(た
だし、繊維部分のみ)に塗布するのは、カチオン型感圧
接着剤により、基材の割繊維不織布と下地素地とを接着
して現場での貼付け作業を容易にすると共に、割繊維不
織布と仕上材との接着を良好にするためである。
だし、繊維部分のみ)に塗布するのは、カチオン型感圧
接着剤により、基材の割繊維不織布と下地素地とを接着
して現場での貼付け作業を容易にすると共に、割繊維不
織布と仕上材との接着を良好にするためである。
ここで、本発明の建物仕上素地継目被覆貼付け材料と前
記先発明のそれとを比較すると、先発明の建物仕上素地
継目被覆貼付け材料では割繊維不織布の片面にのみ感圧
接着剤を塗布し、その感圧接着剤面を素地に貼付けてい
たが、本発明の建物仕上素地継目被覆貼付け材料では割
繊維不織布の両面にカチオン型感圧接着剤を塗布してい
るので、割繊維不織布と仕上材との接着強度も向上す
る。
記先発明のそれとを比較すると、先発明の建物仕上素地
継目被覆貼付け材料では割繊維不織布の片面にのみ感圧
接着剤を塗布し、その感圧接着剤面を素地に貼付けてい
たが、本発明の建物仕上素地継目被覆貼付け材料では割
繊維不織布の両面にカチオン型感圧接着剤を塗布してい
るので、割繊維不織布と仕上材との接着強度も向上す
る。
また、先発明では、感圧接着剤として、特に指定せず、
通常の感圧接着剤、例えばフタル酸系樹脂を主剤とする
感圧接着剤などを使用していたが、本発明では、カチオ
ン型感圧接着剤を用いることにより、基材の割繊維不織
布および仕上材がアニオンに帯電することを利用して、
通常の接着力に加えて、イオン結合的接着効果を取り入
れて、基材の割繊維不織布と仕上材との接着効果を高め
ている。
通常の感圧接着剤、例えばフタル酸系樹脂を主剤とする
感圧接着剤などを使用していたが、本発明では、カチオ
ン型感圧接着剤を用いることにより、基材の割繊維不織
布および仕上材がアニオンに帯電することを利用して、
通常の接着力に加えて、イオン結合的接着効果を取り入
れて、基材の割繊維不織布と仕上材との接着効果を高め
ている。
本発明において使用するカチオン型感圧接着剤は、感圧
接着剤の主剤となる樹脂がカチオン性に帯電したもので
あって、例えば、アクリル酸、メタクリル酸などの不飽
和カルボン酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、
アクチル酸ブチル、アクリル酸オクチル、メタクリル酸
メチルなどの不飽和カルボン酸エステル、酢酸ビニルな
どのホモポリマーまたはこれらのモノマー間のコポリマ
ー、あるいは前記モノマーとアクリロニトリル、マレイ
ン酸、フマール酸、エチレン、塩化ビニル、スチレン、
ブタジエンなどのモノマーとのコポリマーなどが例示で
き、特にアクリル酸エステルおよび酢酸ビニル系のポリ
マーが好適である。そして、前記ポリマーは第2級また
は第3級アミン塩、あるいは第4級アンモニウム塩など
によってカチオン型に変性されている。
接着剤の主剤となる樹脂がカチオン性に帯電したもので
あって、例えば、アクリル酸、メタクリル酸などの不飽
和カルボン酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、
アクチル酸ブチル、アクリル酸オクチル、メタクリル酸
メチルなどの不飽和カルボン酸エステル、酢酸ビニルな
どのホモポリマーまたはこれらのモノマー間のコポリマ
ー、あるいは前記モノマーとアクリロニトリル、マレイ
ン酸、フマール酸、エチレン、塩化ビニル、スチレン、
ブタジエンなどのモノマーとのコポリマーなどが例示で
き、特にアクリル酸エステルおよび酢酸ビニル系のポリ
マーが好適である。そして、前記ポリマーは第2級また
は第3級アミン塩、あるいは第4級アンモニウム塩など
によってカチオン型に変性されている。
カチオン型感圧接着剤としては、大別して、一液型、二
液型の2種類あるが、本発明においては、二液型の方
が、低粘度で塗布し、加熱して、粘度を上昇させること
ができるなど、作業性面で有利であることから、前記の
ように、二液型のカチオン型感圧接着剤を用いる。
液型の2種類あるが、本発明においては、二液型の方
が、低粘度で塗布し、加熱して、粘度を上昇させること
ができるなど、作業性面で有利であることから、前記の
ように、二液型のカチオン型感圧接着剤を用いる。
本発明の建物仕上素地継目被覆貼付け材料において、基
材として用いる割繊維不織布は、前記先発明のものと同
様であるが、この割繊維不織布は、ポリエチレン、ポリ
プロピレンなどのポリオレフィン系フィルムに細やかな
割れ目を入れて割繊維したものを縦横に連続的に積層し
繊維交叉点を熱融着したものであって、薄いフィルム状
の不織布であるから、下地素地に対する密着性が良好
で、また仕上面に段差を生じることが少ない。また、割
繊維不織布は、割繊維を縦横に連続的に積層し繊維交叉
点を熱融着したものであるから、多孔質、すなわち組織
繊維面以外は網目状に多数の孔があいており、感圧接着
剤はその繊維部分のみに塗布されているので、仕上材を
塗布した際に、仕上材がその孔部分から直接素地面に浸
透し、その結果、基材の割繊維不織布が素地に密着され
やすく、また割繊維不織布による仕上材の光沢や色調の
差異が生じない。さらに、割繊維不織布は、割繊維素片
自体が巾を持ったフィルムであるため、繊維同士の接合
が、通常の丸味を帯びた織糸で織り上げた織布のような
点接合ではなく、面接合になるので、直角交叉方向の
力、すなわち繊維の長さ方向の力に対してはもとより、
対角線方向の力に対しても強く、建築物の壁面、天井面
にかかる震動や、湿気・温度変化による膨張・収縮によ
って、切断したり、ちぎれることが少なく、素地の継目
や破損部分における表面仕上材の経時的なキレツやフク
レの発生を防止できるので、貼付け材料の基材として非
常に適している。
材として用いる割繊維不織布は、前記先発明のものと同
様であるが、この割繊維不織布は、ポリエチレン、ポリ
プロピレンなどのポリオレフィン系フィルムに細やかな
割れ目を入れて割繊維したものを縦横に連続的に積層し
繊維交叉点を熱融着したものであって、薄いフィルム状
の不織布であるから、下地素地に対する密着性が良好
で、また仕上面に段差を生じることが少ない。また、割
繊維不織布は、割繊維を縦横に連続的に積層し繊維交叉
点を熱融着したものであるから、多孔質、すなわち組織
繊維面以外は網目状に多数の孔があいており、感圧接着
剤はその繊維部分のみに塗布されているので、仕上材を
塗布した際に、仕上材がその孔部分から直接素地面に浸
透し、その結果、基材の割繊維不織布が素地に密着され
やすく、また割繊維不織布による仕上材の光沢や色調の
差異が生じない。さらに、割繊維不織布は、割繊維素片
自体が巾を持ったフィルムであるため、繊維同士の接合
が、通常の丸味を帯びた織糸で織り上げた織布のような
点接合ではなく、面接合になるので、直角交叉方向の
力、すなわち繊維の長さ方向の力に対してはもとより、
対角線方向の力に対しても強く、建築物の壁面、天井面
にかかる震動や、湿気・温度変化による膨張・収縮によ
って、切断したり、ちぎれることが少なく、素地の継目
や破損部分における表面仕上材の経時的なキレツやフク
レの発生を防止できるので、貼付け材料の基材として非
常に適している。
剥離紙としては、基材の割繊維不織布からのカチオン型
感圧接着剤の転着がなく、容易に引き剥がすことができ
るものであることが要求され、例えば、クラフト紙や、
ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルムなどの
ポリオレフィン系フィルムなどに、シリコーンオイルや
パラフィンワックスを塗布したものが好ましい。
感圧接着剤の転着がなく、容易に引き剥がすことができ
るものであることが要求され、例えば、クラフト紙や、
ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルムなどの
ポリオレフィン系フィルムなどに、シリコーンオイルや
パラフィンワックスを塗布したものが好ましい。
本発明において、上記割繊維不織布の両面の繊維部分の
みへのカチオン型感圧接着剤の塗布は、次に示すように
行われる。
みへのカチオン型感圧接着剤の塗布は、次に示すように
行われる。
カチオン型感圧接着剤の塗布にあたっては、回転速度が
異なる2本のローラーを使用し、カチオン型感圧接着剤
としては二液型のものを用いて使用直前に混合し、回転
速度の遅い方のローラーに上記カチオン型感圧接着剤を
塗布し、ローラー間の隙間に割繊維不織布を通過させ
る。
異なる2本のローラーを使用し、カチオン型感圧接着剤
としては二液型のものを用いて使用直前に混合し、回転
速度の遅い方のローラーに上記カチオン型感圧接着剤を
塗布し、ローラー間の隙間に割繊維不織布を通過させ
る。
そうすると、回転速度の遅い方のローラーに塗布された
カチオン型感圧接着剤は、回転速度の遅い方のローラー
から回転速度の速い方のローラーに拭き取られる。その
際、カチオン型感圧接着剤の一部は、割繊維不織布の網
目状の孔を通して、回転速度の遅い方のローラーから回
転速度の速い方のローラーの方に拭き取られる。
カチオン型感圧接着剤は、回転速度の遅い方のローラー
から回転速度の速い方のローラーに拭き取られる。その
際、カチオン型感圧接着剤の一部は、割繊維不織布の網
目状の孔を通して、回転速度の遅い方のローラーから回
転速度の速い方のローラーの方に拭き取られる。
割繊維不織布の一方の面の繊維部分には、回転速度の遅
い方のローラーに塗布されたカチオン型感圧接着剤が転
写される。
い方のローラーに塗布されたカチオン型感圧接着剤が転
写される。
また、割繊維不織布の他方の面の繊維部分には、回転速
度の速い方のローラーに拭き取られたカチオン型感圧接
着剤が転写される。
度の速い方のローラーに拭き取られたカチオン型感圧接
着剤が転写される。
そして、回転速度の遅い方のローラーから割繊維不織布
の網目状の孔部分に入り込んだカチオン型感圧接着剤
は、回転速度の速い方のローラーに拭き取られるので、
割繊維不織布の孔部分にはカチオン型感圧接着剤は存在
しなくなり、割繊維不織布の両面の繊維部分のみにカチ
オン型感圧接着剤が塗布されることになる。
の網目状の孔部分に入り込んだカチオン型感圧接着剤
は、回転速度の速い方のローラーに拭き取られるので、
割繊維不織布の孔部分にはカチオン型感圧接着剤は存在
しなくなり、割繊維不織布の両面の繊維部分のみにカチ
オン型感圧接着剤が塗布されることになる。
上記のようにして、割繊維不織布の両面の繊維部分のみ
にカチオン型感圧接着剤を塗布した後、割繊維不織布は
加熱ゾーンに引き取られ、加熱によりカチオン型感圧接
着剤が内部反応を起こして粘度が上昇し、素地に対して
初期接着する程度の濡れ性を持ち得る範囲内で粘度を上
昇させ、ついでカチオン型感圧接着剤上に剥離紙を両面
から重ね、建物仕上素地継目被覆貼付け材料が作製され
る。そして、使用にあたっては、持ち運びや貼付け作業
が容易なように細幅状に裁断される。
にカチオン型感圧接着剤を塗布した後、割繊維不織布は
加熱ゾーンに引き取られ、加熱によりカチオン型感圧接
着剤が内部反応を起こして粘度が上昇し、素地に対して
初期接着する程度の濡れ性を持ち得る範囲内で粘度を上
昇させ、ついでカチオン型感圧接着剤上に剥離紙を両面
から重ね、建物仕上素地継目被覆貼付け材料が作製され
る。そして、使用にあたっては、持ち運びや貼付け作業
が容易なように細幅状に裁断される。
つぎに本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1〜2図は本発明の建物仕上素地継目被覆貼付け材料
を示すもので、第1図はその要部拡大縦断面図であり、
第2図はその一部切欠平面図である。
を示すもので、第1図はその要部拡大縦断面図であり、
第2図はその一部切欠平面図である。
図中、(1)は割繊維不織布であり、この割繊維不織布
(1)はポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィル
ムなどのポリオレフィン系フィルムに細やかな割れ目を
入れて割繊維にしたものを縦横に連続的に積層し繊維交
叉点を熱融着して得られたものであり、多孔質、すなわ
ち組織繊維面以外は孔(1a)があいていて、前記の方法
によって、その両面の繊維部分にのみカチオン型感圧接
着剤(2),(2)が塗布されている。
(1)はポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィル
ムなどのポリオレフィン系フィルムに細やかな割れ目を
入れて割繊維にしたものを縦横に連続的に積層し繊維交
叉点を熱融着して得られたものであり、多孔質、すなわ
ち組織繊維面以外は孔(1a)があいていて、前記の方法
によって、その両面の繊維部分にのみカチオン型感圧接
着剤(2),(2)が塗布されている。
そして、上記カチオン型感圧接着剤(2),(2)上に
は剥離紙(3),(3)が重ねられ、それによって、建
物仕上素地網目被覆貼付け材料が作製されている。
は剥離紙(3),(3)が重ねられ、それによって、建
物仕上素地網目被覆貼付け材料が作製されている。
本実施例において、上記割繊維不織布(1)としては、
高密度ポリエチレンフィルムから作製した厚み0.083mm
(83μm)のものが用いられ、カチオン型感圧接着剤
(2),(2)には、東洋インク社製の二液型カチオン
型感圧接着剤が用いられている。そして、剥離紙
(3),(3)はクラフト紙にシリコーンオイルを塗布
したものである。
高密度ポリエチレンフィルムから作製した厚み0.083mm
(83μm)のものが用いられ、カチオン型感圧接着剤
(2),(2)には、東洋インク社製の二液型カチオン
型感圧接着剤が用いられている。そして、剥離紙
(3),(3)はクラフト紙にシリコーンオイルを塗布
したものである。
上記建物仕上素地継目被覆貼付け材料を、建物仕上素地
の継目部分に貼付けるには、まず、片面の剥離紙(3)
をカチオン型感圧接着剤(2)から剥がし、該面のカチ
オン型感圧接着剤(2)側から素地に継目を覆うように
して貼付ける。貼付け後、他方の面の剥離紙(3)をカ
チオン型感圧接着剤(2)から引き剥がし、その上から
仕上材を塗布することによって仕上げが行われる。
の継目部分に貼付けるには、まず、片面の剥離紙(3)
をカチオン型感圧接着剤(2)から剥がし、該面のカチ
オン型感圧接着剤(2)側から素地に継目を覆うように
して貼付ける。貼付け後、他方の面の剥離紙(3)をカ
チオン型感圧接着剤(2)から引き剥がし、その上から
仕上材を塗布することによって仕上げが行われる。
上記建物仕上素地継目被覆貼付け材料は、基材の割繊維
不織布(1)が薄いフィルム状の不織布であり、かつカ
チオン型感圧接着剤(2)が塗布されているので、素地
への貼付け作業が容易である。また、上記貼付け材料
は、両面の剥離紙(3),(3)を除いた状態では、厚
みが0.1mm程度の薄いものであるから、貼付け材料によ
る仕上面の段違いがほとんど生じない。
不織布(1)が薄いフィルム状の不織布であり、かつカ
チオン型感圧接着剤(2)が塗布されているので、素地
への貼付け作業が容易である。また、上記貼付け材料
は、両面の剥離紙(3),(3)を除いた状態では、厚
みが0.1mm程度の薄いものであるから、貼付け材料によ
る仕上面の段違いがほとんど生じない。
また、割繊維不織布(1)は、多孔質で、組織繊維面以
外は網目状に多数の孔(1a)があいていて、カチオン型
感圧接着剤(2)はその繊維部分にのみ塗布されている
ので、仕上材を塗布した際に、その孔(1a)から仕上材
が直接素地面に浸透し、仕上材が素地に直接密着するの
で、その仕上材によっても、割繊維不織布(1)が素地
に密着するようになる。また、割繊維不織布(1)と仕
上材との間もカチオン型感圧接着剤(2)によって強固
に接着されるので、割繊維不織布(1)と仕上材との剥
離も生じにくい。もとより、割繊維不織布(1)による
仕上材の光沢あるいは色調の差異も少ない。
外は網目状に多数の孔(1a)があいていて、カチオン型
感圧接着剤(2)はその繊維部分にのみ塗布されている
ので、仕上材を塗布した際に、その孔(1a)から仕上材
が直接素地面に浸透し、仕上材が素地に直接密着するの
で、その仕上材によっても、割繊維不織布(1)が素地
に密着するようになる。また、割繊維不織布(1)と仕
上材との間もカチオン型感圧接着剤(2)によって強固
に接着されるので、割繊維不織布(1)と仕上材との剥
離も生じにくい。もとより、割繊維不織布(1)による
仕上材の光沢あるいは色調の差異も少ない。
さらに、基材の割繊維不織布(1)は、直角交叉方向の
力に対してはもとより、対角線方向の力に対しても強
く、しかも割繊維自身の有する強い抗張力、柔軟性が加
わって、経時的に、基材が切断したり、ちぎれたりする
ことがなく、素地の継目や破損部分における仕上材の経
時的なキレツやフクレの発生を防止できる。
力に対してはもとより、対角線方向の力に対しても強
く、しかも割繊維自身の有する強い抗張力、柔軟性が加
わって、経時的に、基材が切断したり、ちぎれたりする
ことがなく、素地の継目や破損部分における仕上材の経
時的なキレツやフクレの発生を防止できる。
以上説明したように、本発明によれば、現場で貼付け作
業が容易で、かつ基材の割繊維不織布と仕上材との接着
が強力で、しかも素地と仕上材とが直接密着でき、かつ
段差がほとんど生じず、また仕上材の光沢あるいは色調
に差異が生じず、それ自身の強度が大きくて経時的な破
損が少なく、素地の継目や破損部分における経時的な仕
上材のキレツやフクレの発生を防止できる建物仕上素地
継目被覆貼付け材料が提供される。
業が容易で、かつ基材の割繊維不織布と仕上材との接着
が強力で、しかも素地と仕上材とが直接密着でき、かつ
段差がほとんど生じず、また仕上材の光沢あるいは色調
に差異が生じず、それ自身の強度が大きくて経時的な破
損が少なく、素地の継目や破損部分における経時的な仕
上材のキレツやフクレの発生を防止できる建物仕上素地
継目被覆貼付け材料が提供される。
第1〜2図は本発明の建物仕上素地継目被覆貼付け材料
を示すもので、第1図はその要部拡大縦断面図であり、
第2図はその一部切欠平面図である。 (1)……割繊維不織布、 (2)……カチオン型感圧接着剤、 (3)……剥離紙、
を示すもので、第1図はその要部拡大縦断面図であり、
第2図はその一部切欠平面図である。 (1)……割繊維不織布、 (2)……カチオン型感圧接着剤、 (3)……剥離紙、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JKP JLE E04F 13/00 G 9127−2E B 9127−2E
Claims (1)
- 【請求項1】回転速度が異なる2本のローラーを使用
し、使用直前に混合した二液型のカチオン型感圧接着剤
(2)を回転速度の遅い方のローラーに塗布し、これら
の2本のローラー間の隙間に、ポリオレフィン系フィル
ムに細やかな割れ目を入れて割繊維にしたものを縦横に
連続的に積層し、繊維交叉点を熱融着して得られる割繊
維不織布(1)を通過させ、上記割繊維不織布(1)の
一方の面の繊維部分には、回転速度の遅い方のローラー
に塗布されたカチオン型感圧接着剤(2)を転写させ、
割繊維不織布(1)の他方の面の繊維部分には、割繊維
不織布(1)の網目状の孔を通して、回転速度の遅い方
のローラーから回転速度の速い方のローラーに拭き取ら
れたカチオン型感圧接着剤(2)を転写させて、割繊維
不織布(1)の両面の繊維部分のみにカチオン型感圧接
着剤(2)を塗布し、その両面の繊維部分のみにカチオ
ン型感圧接着剤(2)が塗布された割繊維不織布(1)
を加熱ゾーンに引き取り、加熱によりカチオン型感圧接
着剤(2)に内部反応を起こさせて、素地に対して初期
接着する程度の濡れ性を持ち得る範囲内で粘度を上昇さ
せ、ついで上記カチオン型感圧接着剤(2)上に剥離紙
(3)を重ねることを特徴とする建物仕上素地継目被覆
貼付け材料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2050314A JPH0747718B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 建物仕上素地継目被覆貼付け材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2050314A JPH0747718B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 建物仕上素地継目被覆貼付け材料の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03252480A JPH03252480A (ja) | 1991-11-11 |
JPH0747718B2 true JPH0747718B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=12855437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2050314A Expired - Lifetime JPH0747718B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 建物仕上素地継目被覆貼付け材料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747718B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020531641A (ja) * | 2017-08-25 | 2020-11-05 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 損傷のない取り外しを可能にする接着性物品 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7130490B2 (ja) * | 2018-08-08 | 2022-09-05 | 日東電工株式会社 | 粘着テープ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5277422A (en) * | 1975-12-22 | 1977-06-29 | Noriyuki Kitamura | Material to be coated on seam of finishing foundation of building |
JPS5476636A (en) * | 1977-11-30 | 1979-06-19 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Hydrophilic pressure-sensitive adhesive composition |
JPS5587342U (ja) * | 1978-12-11 | 1980-06-16 |
-
1990
- 1990-02-28 JP JP2050314A patent/JPH0747718B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
大森英三著「アクリル酸エステルとそのポリマー〔▲II▼〕」昭和51年7月10日(株)昭晃堂P.314〜315 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020531641A (ja) * | 2017-08-25 | 2020-11-05 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 損傷のない取り外しを可能にする接着性物品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03252480A (ja) | 1991-11-11 |
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