JPH074758U - ガラス風除室 - Google Patents

ガラス風除室

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JPH074758U
JPH074758U JP3676993U JP3676993U JPH074758U JP H074758 U JPH074758 U JP H074758U JP 3676993 U JP3676993 U JP 3676993U JP 3676993 U JP3676993 U JP 3676993U JP H074758 U JPH074758 U JP H074758U
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JP
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door
pit
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automatic door
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JP3676993U
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尚男 大山
茂尚 当麻
健一 稲村
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Shimizu Corp
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Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】風除室の天面、壁面をガラス板からなる仕様と
し、出入口における自動ドアの扉開閉機構部を隠すとと
もに、扉周りの無感知エリアを生じさせないようにし
て、出入口を強調させずに透明感が演出された風除室を
得て、そして他の検出手段を不要にする。 【構成】出入口に対応する床部にピット18を形成し
て、ピット18に自動ドア3の扉開閉駆動部17を配置
し、風除室1の床材を上面に備えるとともに前記床材下
に出入口への近接物を検知する電子マット26を備えた
ピット点検蓋23で前記ピット18の点検口を覆い、該
ピット点検蓋23を、自動ドア3の扉15の移動用空間
27に近接配置した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、出入口を引き戸形式の自動ドアにより開閉する風除室に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来から建物の出入口に自動ドアを設置する場合にはドアの開動作に伴って建 物の内部と外部との間で生じ易い空気の流れを抑えるために、風除室を設けてそ の風除室の屋外側と屋内側とに自動ドアを設置することが多い。そしてこのよう な風除室は建物の玄関として外観を整えるためにガラス板を壁面として多用した 仕様としており、この風除室の壁面の一部として構成される自動ドアの扉も強化 ガラス板が使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで風除室に自動ドアを設ける場合、出入口の上に上部幕板を設け、自動 ドアの扉を支持してこれを移動動作させるための機構や駆動源からなる扉開閉駆 動部を前記上部幕板内に隠蔽させるようにしたり、風除室自体に天井が設けられ ている場合にはその天井裏に扉開閉駆動部を配置して、扉開閉駆動部が見えない ように工夫されている。また出入口に回転自動ドアをを組み込むようにした開き 戸形式では、旋回する扉の荷重を受けるようにするためにヒンジが必要となって いる。 しかしながら、天面および四周側面にガラス板を使用して風除室を構成しよう とすると、自動ドアの設ける際に上述したように上部幕板が必要になったり、回 転式の場合にはヒンジが使用されたりして、前記上部幕板やヒンジが際立って目 立つようになり、このため、ガラス板を使用して透明感を演出しつつも出入口が 強調されてしまうという問題がある。
【0004】 また従来の自動ドアにおいては、出入口への接近物の検出に電子マットを用い て扉の開動作を行うようにした構成のものがあるが、前記電子マットの特性によ って導体(金属等)から距離を空けており、このため自動ドアの扉枠、レールな どの導体から約30cm程度の無感知エリアを他の検知手段を用いてカバーする 必要があった。
【0005】 そこで本考案は、風除室の天面、壁面をガラス板からなる仕様とし、出入口を 自動ドアにて開閉するようにした際に、その扉開閉機構部を隠すとともに、扉周 りの無感知エリアを生じさせないようにすることを課題とし、出入口を強調させ ずに透明感が演出された風除室を得て、そして他の検出手段を不要にすることを 目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記した課題を考慮してなされたもので、出入口を自動ドアにより開 閉可能に設けた風除室であって、前記出入口に対応する床部にピットを形成して 、該ピットに前記自動ドアの扉開閉駆動部を配置し、風除室の床材を上面に備え るとともに前記床材下に出入口への近接物を検知する電子マットを備えたピット 点検蓋で前記ピットの点検口を覆い、該ピット点検蓋を、自動ドアの扉の移動用 空間に近接配置したことを特徴とすることを特徴とするガラス風除室を提供して 、上記した課題を解消するものである。
【0007】
【作用】
本考案においては、出入口に対応して床部にピットが設けられ、そのピットに 扉開閉駆動部が配置されるため、ピット点検口を覆う点検蓋により扉開閉駆動部 が隠蔽されるようになる。また電子マットが床材面から下がった位置に配置され ているため床面との間にレベル差があり、扉などに付設された導体の移動動作な どを感知しないようになる。
【0008】
【実施例】
つぎに本考案を図1から図5に示す一実施例に基づいて詳細に説明する。 図中1はガラス風除室で、該風除室1は図に示すように、天面A、四方側面B ,C,D,Eがガラス板から形成され、正面となる側面Bにおいて設けられた開 口2に自動ドア3が設置されているとともに、背面となる側面Cにおいて設けら れた開口4に同様にしてガラス板からなる通路部5が連続している(開口4にお いても自動ドア3が設置されている)。前記天面Aは三枚のガラス板6,7,8 を並設してなり、側面Bでは天地に亘る左右のガラス板9,11とこの間にして 開口2の上部に位置する短寸のガラス板10とを並設してなるものである。また 側面D,Eはそれぞれ一枚のガラス板12,13からなり、側面Cも詳しくは説 明しないが開口4回りが複数枚のガラス板14から構成されている。 なお図2はガラス風除室1の側面Bを示し、図3はガラス風除室1の平面を、 そして図4は断面を示している。
【0009】 上記風除室1の開口2,4に設けられた自動ドア3は、例えば図2の側面Bに おける開口2に設置された自動ドア3で例示するように、それぞれ強化ガラス板 からなる一対の扉15が側面方向に開く引き戸形式のものであって、扉15それ ぞれはその移動時に、開口2,4の上縁に沿って設けられた細いレール16に案 内される。そして前記扉15を動作させる扉開閉駆動部17は、図4に示すよう に、開口2,4に対応した床部に形成された排水機能付きピット18の内部に配 置されている。 前記扉開閉駆動部17は扉15それぞれに対応して設置されるものであって、 図5に示すように、ピット18中で組み上げられたフレーム19に取付固定され た駆動エンジン20と、前記フレーム19に対して移動可能に取り付けられ扉1 5の下端を受けてこの扉15全体を支持する台車21とからなるものである。そ して前記駆動エンジン20の動作によって台車21が移動し、扉15が開閉移動 動作するように設けられている。
【0010】 上記扉開閉駆動部17を配置したピット18の点検口22は、ピット点検蓋2 3によって覆われている。詳しくは図5に示すように、ピット点検蓋23は非帯 電性の架台24を介して床部の高さに設定されており、上面側に石板などからな る床材25を配置するとともに、その下部に電子マット26を配置した積層構造 となっている。電子マット26は出入口への接近物を検知するものであって、そ の検知を行うと上記扉開閉駆動部17を動作させて扉の開動作を行わせるように 設けられている。そしてこのピット点検蓋23は図4,5に示すように、自動ド アの扉15の移動用空間27に近接配置されている。 このように電子マット26を備えたピット点検蓋23はその電子マット26を 床材25の下部に位置させているため、扉などに付設された物体を出入口の接近 物として検出するようなことがなくなり、そして上記したようにこのピット点検 蓋23を扉の移動用空間27に近接させ、すなわち電子マット26を移動用空間 27に近接させて、自動ドア4周りに無検知エリアが生じないようになっている 。 なお、上記電子マットはピット点検蓋にのみに備えられているものではなく、 風除室1内の床部を構成している床材の下部や自動ドアが面している所定領域の 範囲で床材の下部に配置されている。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の風除室は、出入口を自動ドアにより開閉可能に 設けた風除室であって、前記出入口に対応する床部にピットを形成して、該ピッ トに前記自動ドアの扉開閉駆動部を配置し、風除室の床材を上面に備えるととも に前記床材下に出入口への近接物を検知する電子マットを備えたピット点検蓋で 前記ピットの点検口を覆い、該ピット点検蓋を、自動ドアの扉の移動用空間に近 接配置したことを特徴とするものである。このように出入口の床部にピットを形 成して自動ドアの扉開閉駆動部を配置するようにしているため、従来のような出 入口上部に上部帯板を設ける構成をとる必要がなくなり、風除室をガラス板で構 成した場合においてもその出入口が強調されることのない透明感のある風除室が 得られるようになる。さらに自動ドアの開動作を行わせる電子マットが床材の下 部に配置された状態で扉の移動用空間に近接されていることから、従来ん生じて いた無感知エリアが生じないようになり、他の検出手段を必要としなくなるなど 、実用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るガラス風除室の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】一実施例における正面を示す説明図である。
【図3】同じく一実施例における平面を示す説明図であ
る。
【図4】同じく一実施例における断面を示す説明図であ
る。
【図5】同じく一実施例における扉開閉駆動部周りを示
す説明図である。
【符号の説明】
1…風除室 2,4…開口 3…自動ドア 15…自動ドアの扉 16…レール 17…扉開閉駆動部 18…ピット 20…駆動エンジン 21…台車 22…点検口 23…ピット点検蓋 25…床材 26…電子マット 27…移動用空間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】出入口を自動ドアにより開閉可能に設けた
    風除室であって、前記出入口に対応する床部にピットを
    形成して、該ピットに前記自動ドアの扉開閉駆動部を配
    置し、風除室の床材を上面に備えるとともに前記床材下
    に出入口への近接物を検知する電子マットを備えたピッ
    ト点検蓋で前記ピットの点検口を覆い、該ピット点検蓋
    を、自動ドアの扉の移動用空間に近接配置したことを特
    徴とすることを特徴とするガラス風除室。
JP1993036769U 1993-06-14 1993-06-14 ガラス風除室 Expired - Lifetime JP2589371Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993036769U JP2589371Y2 (ja) 1993-06-14 1993-06-14 ガラス風除室

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993036769U JP2589371Y2 (ja) 1993-06-14 1993-06-14 ガラス風除室

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH074758U true JPH074758U (ja) 1995-01-24
JP2589371Y2 JP2589371Y2 (ja) 1999-01-27

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