JPH0747353Y2 - 化粧用コンパクト容器 - Google Patents

化粧用コンパクト容器

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JPH0747353Y2
JPH0747353Y2 JP1987161706U JP16170687U JPH0747353Y2 JP H0747353 Y2 JPH0747353 Y2 JP H0747353Y2 JP 1987161706 U JP1987161706 U JP 1987161706U JP 16170687 U JP16170687 U JP 16170687U JP H0747353 Y2 JPH0747353 Y2 JP H0747353Y2
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JP
Japan
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wall
cylinder
container
small
fitted
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JP1987161706U
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JPH0166383U (ja
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治夫 土田
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、クリーム状物収納用の小容器付きの化粧用コン
パクト容器に係る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 クリーム状化粧料を収納したチューブ容器および白粉等
を収納したコンパクト容器が広く知られているが、それ
等はそれぞれ別個独立の容器であるため、使用の際に一
方の容器が見あたらなかったり、或いは一方の容器を携
帯し忘れる等の不便があった。
本案は、化粧用コンパクト容器内にクリーム状物収納用
の小容器を着脱自在に嵌合させるよう形成することで、
両容器を一体的に取り扱うことができる化粧用コンパク
トを設けた。
「課題を解決するための手段」 四角形状の底壁38周縁から起立する周壁32の一方側壁の
前後両部から保持壁部39a,39bを側方へ突設して、これ
等保持壁部と周壁32の一方側壁とで上下および側面開口
の嵌合凹部39を形成し、かつ周壁32後部に、該周壁上面
および嵌合凹部39上面を閉塞する蓋体34後部を枢着させ
たコンパクト容器体1と、上記嵌合凹部39内へ着脱自在
に嵌合させたクリーム状物収納用の小容器2とからな
り、該小容器を、後端面閉塞かつ前端面開口の角筒部4
上面後部に小凹部23を形成すると共に、角筒部4の一方
側壁後部に形成した横穴3の奥壁に透孔を穿設し、該透
孔周縁にシリンダ7を、横穴3と同軸に連結し、かつ該
シリンダの奥側端面を閉塞する閉塞壁にシリンダ7と角
筒部4との各内部を連通する吸込み孔8を、かつシリン
ダ7上壁に該シリンダ内と上記小凹部23内を連通する吐
出孔10を、それぞれ穿設した容器本体6と、上記角筒部
4の前部内面へ角筒部4内後方への摺動が可能に嵌合さ
せた摺動蓋5と、上記横穴3内へ摺動可能かつ抜き出し
不能に嵌合させた押込み板17内面から棒部20を突設し、
かつ該棒部先端部に付設した筒状ピストン12を上記シリ
ンダ7内面へ嵌合させた操作部材24と、該操作部材を外
方へ付勢する復帰ばね13と、上記シリンダ7内奥部へ嵌
着させた円板中央部を舌片状に切り離して、該切り離し
部を上記閉塞壁内面へ着座させて上記吸上げ孔8を閉塞
した吸込み弁体9と、上記小凹部23内へ嵌合させた円板
中央部を舌片状に切り離して、該切り離し部を小凹部23
の底壁上面へ着座させて上記吐出孔10を閉塞する吐出弁
体11とで形成し、上記嵌合凹部39内へ、該嵌合凹部の側
面開口側に押込み板17を位置させて小容器2を嵌合さ
せ、かつ該小容器と嵌合用凹部39内面とに、小容器2を
嵌合凹部39内に保持する係合手段を形成した。
「作用」 便宜上、シリンダ7内にクリーム状物が充満しているも
のとして説明すると、小容器2は、第1図の二点鎖線が
示すようにコンパクト容器体1の嵌合凹部39内へ嵌合さ
せた状態、または嵌合凹部39から取り外した状態で使用
することができ、いずれかの状態から、押込み板17を介
して筒状ピストン12を復帰ばね13の付勢に抗して押し込
むと、シリンダ7内のクリーム状物が加圧されて、吐出
弁体11の弁板が開弁し、吐出孔10から吐出される。押込
み板17の押込みを解放すると、復帰ばね13が弾性復元し
て、筒状ピストン12が原位置に戻るため、シリンダ7内
が負圧化して、吸込み弁体9の弁板が開弁し、角筒部4
内のクリーム状物が吸込み孔8からシリンダ7内へ吸込
まれ、かつ摺動蓋5が前方へ摺動して角筒部4内の負圧
化を解消する。
「実施例」 1はコンパクト容器体であり、該コンパクト容器体は、
四角形状の底壁38周縁から起立する周壁32の一方側壁の
前後両部から保持壁部389a,39bを側方へ突設して、これ
等保持壁部と周壁32の一方側壁とで、上下および側面開
口の嵌合凹部39を形成し、また、該嵌合凹部の奥壁前後
両部に穿設した係合孔41の開口縁に係合突部(図示せ
ず)を、かつ保持壁部39a,39b内面に係合突条40を、そ
れぞれ付設し、更に、上記周壁32後部に、該周壁上面お
よび嵌合凹部39上面を閉塞する蓋体34の後部を枢着さ
せ、該蓋体押上げ用の押釦35を上記周壁32の前部に穿設
した凹部36の左右両側壁へ枢着させている。
2はポンプ機構付きの小容器であり、該小容器は、容器
本体6、操作部材24、復帰ばね13、摺動蓋5、吸込み弁
体9および吐出弁体11から形成されている。
容器本体6は、後端面閉塞かつ前端面開口の角筒部4上
面後部に小凹部23を、かつ角筒部4の一方側壁後部に、
開口縁前後に係合突起を付設した横穴3を、それぞれ穿
設し,該横穴の奥壁に穿設した透孔周縁にシリンダ7
を、横穴3と同軸に連結すると共に、該シリンダを横穴
3の開口側方向へ延長形成し、また、シリンダ7の奥側
端面を閉塞する閉塞壁に該シリンダと角筒部4との各内
部を連通する吸込み孔8を、かつシリンダ7上壁に該シ
リンダ内と上記小凹部23内を連通する吐出孔10を、それ
ぞれ穿設し、更に、角筒部4の他方側壁前後両部から突
設した係合板16,16の対向面に係合突起16a,16aを付設
し、また更に、角筒部4前端部分に切欠き溝14を、かつ
角筒部4の後端壁外面に係合凹溝15を、それぞれ穿設
し、第1図が示すように小容器2を取り外した状態から
嵌合凹部39内へ嵌合させる際、切欠き溝14および係合凹
溝15内に既述係合突条40を摺動させて、既述係合孔41内
へ係合板16を案内するよう形成している。該容器本体内
にはクリーム状の化粧料を収納させる。
操作部材24は、既述横穴3内へ摺動可能に押込み板17を
嵌合させると共に、該押込み板の周縁前後両部に、上下
に割溝を穿設した側板18,18を付設し、かつ両側板の上
下両端部に付設した係合突起19…を、既述横穴3開口縁
の係合突起へ係合させて抜き出しを防止し、また、押込
み板17内面から突設した棒部20外面に短筒を嵌着させ、
該短筒先端部に付設した筒状ピストン12を既述シリンダ
7内面へ嵌合させている。
復帰ばね13は、既述横穴3の奥壁面と押込み板7内面と
の間に介装させて上記操作部材2を外方へ付勢してい
る。
摺動蓋5は、角形の縦板前後両周縁に付設した弾性周壁
を角筒部4の前部内面に、水密かつ該角筒部内負圧化に
よる後方摺動が可能に嵌合させている。
吸込み弁体9は、既述シリンダ7内奥部へ嵌着させた円
板の中央部を舌片状に切り離して、該切り離し部をシリ
ンダ7の奥側端面の閉塞壁内面へ着座させて既述吸上げ
孔8を閉塞させている。
吐出弁体11は、既述小凹部23内へ嵌合させた円板の中央
部を舌片状に切り離して、該切り離し部を小凹部23の底
壁上面へ着座させて既述吐出孔10を閉塞させている。
以上構成とした小容器2は、第1図が示すように、既述
嵌合凹部39から取り外した状態で使用することもできる
が、常時は、嵌合凹部39内へ、該嵌合凹部の側面開口側
に押込み板17を位置させた状態で着脱自在に嵌合させて
あり、該嵌合状態を保持するために、既述係合孔41内へ
嵌合させた係合板16の係合突起16aを係合孔41開口縁の
係合突部に係合させている。
上記各部材は復帰ばね13を除き適宜合成樹脂材で成形す
る。
「考案の効果」 本案は上記構成とするものであり、コンパクト容器体1
の周壁32の一方側壁の前後両部から保持壁部39a,39bを
側方へ突設して、これ等保持壁部と周壁32の一方側壁と
で上下および側面開口の嵌合凹部39を形成し、該嵌合凹
部内へクリーム状物収納用の小容器2を着脱自在に嵌合
させたから、一方の容器が見あたらないこと、或いは一
方の容器を携帯し忘れることがなく、また、小容器2に
は、シリンダ7、筒状ピストン12、吸込み弁体9および
吐出弁体11からなるポンプを形成してあるから、押込み
板17を介して筒状ピストン12を押し込むことによって、
適量のクリーム状物を容易に吐出させることができ、更
に、小容器2の角筒部4上面後部に吐出孔10を穿設し、
かつ嵌合凹部39内へ、該嵌合凹部の側面開口側に押込み
板17を位置させて小容器2を着脱自在に嵌合させたか
ら、該小容器を嵌合凹部39内へ嵌合させた状態でクリー
ム状物を吐出できると共に、小容器2を嵌合凹部39内か
ら適宜取り外して使用することもでき便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案容器の一実施例の分解斜視図、第2図は
同実施例の小容器の分解斜視図、第3図a,b,c,dは小容
器の横断面図、側面図、a図のA−A′線断面図、正面
図である。 1……コンパクト容器体、2……小容器、5……摺動蓋 6……容器本体、9……吸込み弁体、11……吐出弁体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】四角形状の底壁38周縁から起立する周壁32
    の一方側壁の前後両部から保持壁部39a,39bを側方へ突
    設して、これ等保持壁部と周壁32の一方側壁とで上下お
    よび側面開口の嵌合凹部39を形成し、かつ周壁32後部
    に、該周壁上面および嵌合凹部39上面を閉塞する蓋体34
    後部を枢着させたコンパクト容器体1と、上記嵌合凹部
    39内へ着脱自在に嵌合させたクリーム状物収納用の小容
    器2とからなり、該小容器を、後端面閉塞かつ前端面開
    口の角筒部4上面後部に小凹部23を形成すると共に、角
    筒部4の一方側壁後部に形成した横穴3の奥壁に透孔を
    穿設し、該透孔周縁にシリンダ7を、横穴3と同軸に連
    結し、かつ該シリンダの奥側端面を閉塞する閉塞壁にシ
    リンダ7と角筒部4との各内部を連通する吸込み孔8
    を、かつシリンダ7上壁に該シリンダ内と上記小凹部23
    内を連通する吐出孔10を、それぞれ穿設した容器本体6
    と、上記角筒部4の前部内面へ角筒部4内後方への摺動
    が可能に嵌合させた摺動蓋5と、上記横穴3内へ摺動可
    能かつ抜き出し不能に嵌合させた押込み板17内面から棒
    部20を突設し、かつ該棒部先端部に付設した筒状ピスト
    ン12を上記シリンダ7内面へ嵌合させた操作部材24と、
    該操作部材を外方へ付勢する復帰ばね13と、上記シリン
    ダ7内奥部へ嵌着させた円板中央部を舌片状に切り離し
    て、該切り離し部を上記閉塞壁内面へ着座させて上記吸
    上げ孔8を閉塞した吸込み弁体9と、上記小凹部23内へ
    嵌合させた円板中央部を舌片状に切り離して、該切り離
    し部を小凹部23の底壁上面へ着座させて上記吐出孔10を
    閉塞する吐出弁体11とで形成し、上記嵌合凹部39内へ、
    該嵌合凹部の側面開口側に押込み板17を位置させて小容
    器2を嵌合させ、かつ該小容器と嵌合用凹部39内面と
    に、小容器2を嵌合凹部39内に保持する係合手段を形成
    したことを特徴とする化粧用コンパクト容器。
JP1987161706U 1987-10-22 1987-10-22 化粧用コンパクト容器 Expired - Lifetime JPH0747353Y2 (ja)

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