JPH0747256Y2 - ラックピニオン式ステアリング装置 - Google Patents

ラックピニオン式ステアリング装置

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Publication number
JPH0747256Y2
JPH0747256Y2 JP9187789U JP9187789U JPH0747256Y2 JP H0747256 Y2 JPH0747256 Y2 JP H0747256Y2 JP 9187789 U JP9187789 U JP 9187789U JP 9187789 U JP9187789 U JP 9187789U JP H0747256 Y2 JPH0747256 Y2 JP H0747256Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
housing
rubber boot
joint
steering device
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP9187789U
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English (en)
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JPH0333773U (ja
Inventor
徹 西條
健吾 野田
真人 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ラックピニオン式ステアリング装置に関し、
特に当該ステアリング装置において使用されるゴムブー
ツの保護構造に関する。
〔従来の技術〕
ラックピニオン式ステアリング装置の一つとして、筒状
のハウジングにラックが軸方向へ移動可能に組付けられ
るとともに、同ラックの前記ハウジング外に突出する端
部にラックエンド継手が組付けられてなり、かつ前記ハ
ウジングと前記ラック間が一端にて前記ハウジングに固
定され他端にて前記ラックエンド継手に固定されるゴム
ブーツによって被覆されるとともに、前記ラックエンド
継手の前記ハウジングの端部への当接によって前記ラッ
クの軸方向移動が阻止されるようにしてなるものが例え
ば実開昭63−104173号公報に示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記したステアリング装置においては、ゴムブーツ外周
への着氷,泥付着等により同ゴムブーツの上方部分の一
部が下方へ変形することがあり、かかる場合においてラ
ックが軸方向へ移動してラックエンド継手がハウジング
の端部に近接すると、ゴムブーツの上方部分の一部がラ
ックエンド継手とハウジングの端部間に挟まれ破損する
おそれがある。上記した問題はゴムブーツの外周にプロ
テクタを設けてゴムブーツ外周への着氷,泥付着等を防
止することによ解消することも可能であるが、かかる場
合にはコスト,重量的にデメリットがある。
本考案は、上記した問題をコスト,重量的な問題なく解
決するためになされたものであり、ゴムブーツのかみ込
み破損防止を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本考案においては、ハ
ウジングの端部またはラックエンド継手のハウジングに
当接する端部における上方部位に、ゴムブーツの一部を
収容可能な所定の切欠を設けた。
〔考案の作用・効果〕
本考案においては、ゴムブーツ外周への着氷,泥付着等
により同ゴムブーツの上方部分の一部が下方へ変形した
状態にてラックが軸方向へ移動してラックエンド継手が
ハウジングの端部に近接しても、下方へ変形したゴムブ
ーツの上方部分の一部がハウジングの端部またはラック
エンド継手の端部に設けた所定の切欠内に収容されてラ
ックエンド継手とハウジングの端部間に挟まれるとはな
く、ゴムブーツのかみ込みによる破損は的確に防止され
る。また、本考案はハウジングの端部またはラックエン
ド継手のハウジングに当接する端部における上方部位に
所定の切欠を設けるといった簡単な構造によってゴムブ
ーツを保護できるものであり、ゴムブーツの外周に着
氷,泥付着等を防止するプロテクタを設けてゴムブーツ
を保護する場合に比して安価に実施できかつ軽量化を図
ることもできる。
〔実施例〕
以下に、本考案の一実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本考案を実施してなる車両用ラックピニオン式
ステアリング装置を示していて、同ステアリング装置に
おいては、図示しない車体に組付けられる筒状のハウジ
ング11にラック12が軸方向へ移動可能に組付けられてい
る。ラック12は、ハウジング11に回転可能に組付けたピ
ニオン13の回転(図示しないステアリングホイールの回
動操作によりなされる)によって軸方向へ移動されるも
のであり、その両端12a,12bはそれぞれハウジング11外
に突出して各ラックエンド継手14,15を介して各タイロ
ッド16,17に連結されている。
ラック12の図示左端12aにおいて、ハウジング11とラッ
ク12間がゴムブーツ21によって被覆されていて、ラック
エンド継手14の右端14aがハウジング11の左端部11aに当
接することによってラック12の右動が阻止されるように
なっている。ゴムブーツ21は、一端にてハウジング11に
固定されかつ他端にてラックエンド継手14のソケット部
外周に固定されていて、ラック12の左端部外周を保護し
ている。また、ラックエンド継手14のボールジョイント
部14bは、一端にてラックエンド継手14のソケット部外
周に固定されかつ他端にてラックエンド継手14のロッド
14cに固定されているゴムブーツ22によって被覆され保
護されている。なお、ラック12の左端部外周とラックエ
ンド継手14のボールジョイント部14bを、一端にてハウ
ジング11に固定されかつ他端にてラックエンド継手14の
ロッド14cに固定される単一のゴムブーツによって被覆
して保護することも可能である。
一方、ラック12の図示右端12bにおいては、ハウジング1
1とラック12間がゴムブーツ23によって被覆されてい
て、ラックエンド継手15の左端15aがハウジング11の右
端部11aにクローワッシャ18を介して当接することによ
ってラック12の左動が阻止されるようになっている。ゴ
ムブーツ23は、一端にてハウジング11に固定されかつ他
端にてラックエンド継手15のロッド15cに固定されてい
て、ラック12の右端部外周を保護するとともにラックエ
ンド継手15のボールジョイント部15bを保護している。
しかして、本実施例においては、第1図〜第3図にて示
したように、ハウジング11の左端部11aにおける上方部
位に、ゴムブーツ21の一部を収容可能な所定の切欠11a1
が設けられている。この切欠11a1の形状は、適宜変更可
能であり、軸方向の深さ,周方向の巾等も変更可能であ
る。
このため、本実施例においては、ゴムブーツ21外周への
着氷,泥付着等により同ゴムブーツ21の上方部分の一部
が第4図に示したように下方へ変形した状態にて、ラッ
ク12が軸方向へ移動してラックエンド継手14がハウジン
グ11の左端部11aに近接しても或いは第5図に示したよ
うに当接しても、下方へ変形したゴムブーツ21の上方部
分の一部がハウジング11の左端部11aに設けた所定の切
欠11a1内に収容されてラックエンド継手14とハウジング
11の左端部11a間に挟まれることはなく、ゴムブーツ21
のかみ込みによる破損は的確に防止される。
また、本実施例においては、ハウジング11の左端部11a
における上方部位に所定の切欠11a1を設けるといった簡
単な構造によってゴムブーツ21を保護できるものであ
り、ゴムブーツ21の外周に着氷,泥付着等を防止するプ
ロテクタ(図示省略)を設けてゴムブーツ21を保護する
場合に比して安価に実施できかつ軽量化を図ることもで
きる。
上記実施例においては、ハウジング11の左端部11aにお
ける上方部位に所定の切欠11a1を設けて、下方へ変形し
たゴムブーツ21の上方部分の一部がラックエンド継手14
とハウジング11の左端部11a間に挟まれないようにした
が、ラックエンド継手14のハウジング11に当接する左端
部11aにおける上方部位にゴムブーツ21の一部を収容可
能な所定の切欠を設けて本考案を実施することも可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図に示したハウジングの左端部の縦断側面図、第3図は
同平面図、第4図及び第5図は作用説明図である。 符号の説明 11……ハスジング、11a……左端部、11a1……切欠、12
……ラック、13……ピニオン、14……ラックエンド継
手、21……ゴムブーツ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状のハウジングにラックが軸方向へ移動
    可能に組付けられるとともに、同ラックの前記ハウジン
    グ外に突出する端部にラックエンド継手が組付けられて
    なり、かつ前記ハウジングと前記ラック間が一端にて前
    記ハウジングに固定され他端にて前記ラックエンド継手
    に固定されるゴムブーツによって被覆されるとともに、
    前記ラックエンド継手の前記ハウジングの端部への当接
    によって前記ラックの軸方向移動が阻止されるようにし
    てなるラックピニオン式ステアリング装置において、前
    記ハウジングの端部または前記ラックエンド継手の前記
    ハウジングに当接する端部における上方部位に前記ゴム
    ブーツの一部を収容可能な所定の切欠を設けたことを特
    徴とするラックピニオン式ステアリング装置。
JP9187789U 1989-08-03 1989-08-03 ラックピニオン式ステアリング装置 Expired - Lifetime JPH0747256Y2 (ja)

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JP9187789U JPH0747256Y2 (ja) 1989-08-03 1989-08-03 ラックピニオン式ステアリング装置

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JP9187789U JPH0747256Y2 (ja) 1989-08-03 1989-08-03 ラックピニオン式ステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0333773U JPH0333773U (ja) 1991-04-03
JPH0747256Y2 true JPH0747256Y2 (ja) 1995-11-01

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ID=31641337

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