JPH0747241Y2 - フットブレーキのロック装置 - Google Patents
フットブレーキのロック装置Info
- Publication number
- JPH0747241Y2 JPH0747241Y2 JP1989034366U JP3436689U JPH0747241Y2 JP H0747241 Y2 JPH0747241 Y2 JP H0747241Y2 JP 1989034366 U JP1989034366 U JP 1989034366U JP 3436689 U JP3436689 U JP 3436689U JP H0747241 Y2 JPH0747241 Y2 JP H0747241Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- locked
- brake
- lock lever
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車軸ウインチ等を有する作業車両、高所作
業車等を含む自動車全般に用いることが出来るフットブ
レーキのロック装置に関するものである。
業車等を含む自動車全般に用いることが出来るフットブ
レーキのロック装置に関するものである。
(従来の技術) 車軸ウインチを用いてのウインチ作業車は作業に際して
サイドブレーキ又はハンドブレーキをかけることができ
ないため、車輪に輪止めをかけているだけである。
サイドブレーキ又はハンドブレーキをかけることができ
ないため、車輪に輪止めをかけているだけである。
しかしながらこの輪止めだけでは当該車両に充分な制動
力が得られず、安全なウインチ作業ができない。
力が得られず、安全なウインチ作業ができない。
また高所作業車等の車体を油圧ジャッキ等で地面から浮
かせて作業をするものは、輪止めをかけるとともにサイ
ドブレーキ又はハンドブレーキをかけて作業を行ってい
る。
かせて作業をするものは、輪止めをかけるとともにサイ
ドブレーキ又はハンドブレーキをかけて作業を行ってい
る。
しかしこの作業が僅かな傾斜地面であった場合、上記油
圧ジャッキを下げる際両側の後輪が同時に着地しないこ
とがあり、その場合デフの差動機構により後輪の一方が
回転して輪止めが外れてしまい、当該車両が傾斜地を自
走してしまう恐れがある。
圧ジャッキを下げる際両側の後輪が同時に着地しないこ
とがあり、その場合デフの差動機構により後輪の一方が
回転して輪止めが外れてしまい、当該車両が傾斜地を自
走してしまう恐れがある。
そこでこれらの作業に際しフットブレーキのブレーキを
かけた状態でロックする装置が考えられた。これは第5
図に示す如く、車の運転席の床面に台座50を固定し、こ
の台座50に一端をピン51により回動自在に軸支したネジ
棒52を設け、このネジ棒52の先端に蝶ナット53を螺着
し、一方ブレーキペタルレバー54の一側から受け金具55
を張設し、この受け金具55の先端部一側に切り込み56を
穿っているもので、ブレーキペタルレバー54をブレーキ
を掛けた状態で、上記ネジ棒52を床面から起こし、上記
受け金具55の切り込み56に嵌め、上記蝶ナット53を締め
付けることにより上記ブレーキペタルをロックするもの
がある。
かけた状態でロックする装置が考えられた。これは第5
図に示す如く、車の運転席の床面に台座50を固定し、こ
の台座50に一端をピン51により回動自在に軸支したネジ
棒52を設け、このネジ棒52の先端に蝶ナット53を螺着
し、一方ブレーキペタルレバー54の一側から受け金具55
を張設し、この受け金具55の先端部一側に切り込み56を
穿っているもので、ブレーキペタルレバー54をブレーキ
を掛けた状態で、上記ネジ棒52を床面から起こし、上記
受け金具55の切り込み56に嵌め、上記蝶ナット53を締め
付けることにより上記ブレーキペタルをロックするもの
がある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記ロック装置は、不要時には運転席の床
面、特にフットブレーキの下方にネジ棒等を倒して横た
えているため、運転時にフットブレーキペタルを押す
と、このロック装置にペタルが当ったりしてブレーキペ
タルがかかりにくくなるおそれがあり、このロック装置
が邪魔である。またこの装置は受け金具55がブレーキペ
タルレバー54に固定されているため、ネジ棒53の台座50
をこの受け金具55の切り込み56の位置に正確に合わせな
ければならず、設置上精度を要する。
面、特にフットブレーキの下方にネジ棒等を倒して横た
えているため、運転時にフットブレーキペタルを押す
と、このロック装置にペタルが当ったりしてブレーキペ
タルがかかりにくくなるおそれがあり、このロック装置
が邪魔である。またこの装置は受け金具55がブレーキペ
タルレバー54に固定されているため、ネジ棒53の台座50
をこの受け金具55の切り込み56の位置に正確に合わせな
ければならず、設置上精度を要する。
またこのロック装置はブレーキペタルのロックに際し、
ネジ棒52を床面から引き上げ、ブレーキペタルレバー54
に張設された受け金具55の切り込み56に嵌め入れ、さら
にこの上から蝶ナット53を回して締め付けるため、ブレ
ーキペタルにロック装置をかけるのに手間がかかるもの
である。
ネジ棒52を床面から引き上げ、ブレーキペタルレバー54
に張設された受け金具55の切り込み56に嵌め入れ、さら
にこの上から蝶ナット53を回して締め付けるため、ブレ
ーキペタルにロック装置をかけるのに手間がかかるもの
である。
この考案はこれらの作業車両は無論、他の一般車輌をも
含む自動車全般に使用できるフットブレーキのロック装
置であって、運転の際は邪魔にならず、かつロックをか
ける作業が極めて迅速に行える装置を提供し上記課題を
解決せんとするものである。
含む自動車全般に使用できるフットブレーキのロック装
置であって、運転の際は邪魔にならず、かつロックをか
ける作業が極めて迅速に行える装置を提供し上記課題を
解決せんとするものである。
(課題を解決するための手段) そこでこの考案は、自動車の運転席のブレーキペタルの
近傍の床面に被係止具を固定する。そしてこの被係止具
に着脱自在に係止したフック等の係止片を一端に有する
シャフトを設け、このシャフトの他端を別途設けた筒体
の一端開口部から中空孔に挿入し、この筒体内に入れた
シャフトの一端に設けた鍔と筒体下部の中空孔内周縁と
の間に、当該シャフトの大部分を常時筒体内に引き込む
ように付勢するバネを設け、この筒体に、ブレーキペタ
ルレバーに係止自在な下向き鍵片を一端に有するロック
レバーの他端の透孔に上記筒体を遊貫して当該ロックレ
バーを係止したフットブレーキのロック装置である。そ
して上記ロックレバーはその一端の透孔に筒体を遊貫せ
しめただけのものであるが、その先端がこの透孔箇所に
対して上方に上がったり、下方に下がったりして斜めに
なると透孔の内周縁が筒体外周に当り、そこでロックレ
バーは係止される。従って筒体の任意の位置で係止でき
るものである。
近傍の床面に被係止具を固定する。そしてこの被係止具
に着脱自在に係止したフック等の係止片を一端に有する
シャフトを設け、このシャフトの他端を別途設けた筒体
の一端開口部から中空孔に挿入し、この筒体内に入れた
シャフトの一端に設けた鍔と筒体下部の中空孔内周縁と
の間に、当該シャフトの大部分を常時筒体内に引き込む
ように付勢するバネを設け、この筒体に、ブレーキペタ
ルレバーに係止自在な下向き鍵片を一端に有するロック
レバーの他端の透孔に上記筒体を遊貫して当該ロックレ
バーを係止したフットブレーキのロック装置である。そ
して上記ロックレバーはその一端の透孔に筒体を遊貫せ
しめただけのものであるが、その先端がこの透孔箇所に
対して上方に上がったり、下方に下がったりして斜めに
なると透孔の内周縁が筒体外周に当り、そこでロックレ
バーは係止される。従って筒体の任意の位置で係止でき
るものである。
(作用) 上記シャフトはシャフトの一端の係止片を自動車の床面
に被係止具から外すことができ、不要時にはこのロック
装置の被係止具のみが残り、他の物は運転席下の床面以
外の、運転に邪魔にならない場所に自由に置くことがで
きる。そしてフットブレーキをかけた状態でロックする
必要があるときは上記シャフトの下端の係止片を上記被
係止具に引っ掛け、筒体をバネの力に抗して引き上げ、
筒体に一端を摺動自在に装着したロックレバーの下向き
鍵片を、ブレーキをかけた状態のブレーキペタルレバー
に掛ければよい。これによりブレーキペタルレバーは上
方へ回動しようとするが、この力で上記ロックレバーの
下向き鍵片を有する側が持ち上がり、他方の筒体を遊貫
した透孔箇所は筒体外周に斜めに係止され、筒体ごと上
方へ上がろうとするが、しかしながらこの筒体はバネの
力により下方へ押されているため、結局ブレーキペタル
レバーはこのロックレバーに押えられ、上方へ上がらな
い。この状態でロックされる。
に被係止具から外すことができ、不要時にはこのロック
装置の被係止具のみが残り、他の物は運転席下の床面以
外の、運転に邪魔にならない場所に自由に置くことがで
きる。そしてフットブレーキをかけた状態でロックする
必要があるときは上記シャフトの下端の係止片を上記被
係止具に引っ掛け、筒体をバネの力に抗して引き上げ、
筒体に一端を摺動自在に装着したロックレバーの下向き
鍵片を、ブレーキをかけた状態のブレーキペタルレバー
に掛ければよい。これによりブレーキペタルレバーは上
方へ回動しようとするが、この力で上記ロックレバーの
下向き鍵片を有する側が持ち上がり、他方の筒体を遊貫
した透孔箇所は筒体外周に斜めに係止され、筒体ごと上
方へ上がろうとするが、しかしながらこの筒体はバネの
力により下方へ押されているため、結局ブレーキペタル
レバーはこのロックレバーに押えられ、上方へ上がらな
い。この状態でロックされる。
この時、テコの原理によりロックレバーの鍵型屈曲部内
側が力点となり、上記力点と反対に位置するロックレバ
ーの他の先端部が支点となり、筒体の外周縁とロックレ
バーの上記透孔の内周縁とが接する筒体の2箇所の接点
が作用点となっている。
側が力点となり、上記力点と反対に位置するロックレバ
ーの他の先端部が支点となり、筒体の外周縁とロックレ
バーの上記透孔の内周縁とが接する筒体の2箇所の接点
が作用点となっている。
次にこのロック状態を解除するには筒体をバネの力に抗
して引き上げると、ロックレバーの透孔箇所と下向き鍵
片箇所とが略水平になり、ロックレバーの筒体外周の係
止が解け、筒体に沿ってロックレバーは摺動し、これに
よりロックレバーの一端の下向き鍵片がブレーキペタル
レバーから外れる。これによりブレーキペタルレバーは
上方へ上がり、ブレーキは解除される。
して引き上げると、ロックレバーの透孔箇所と下向き鍵
片箇所とが略水平になり、ロックレバーの筒体外周の係
止が解け、筒体に沿ってロックレバーは摺動し、これに
よりロックレバーの一端の下向き鍵片がブレーキペタル
レバーから外れる。これによりブレーキペタルレバーは
上方へ上がり、ブレーキは解除される。
(実施例) 以下この考案の実施例を図について説明する。自動車の
床板1の上面に台座2を置き、これと相応する箇所の床
板1の下面に当接板3を当て、これらの台座2、床板1
及び当接板3をボルト4、4で夫々貫通させ、当接板3
下面から突出する各ボルト4端にナット5を螺着し、床
板1に台座2を固定する。この台座2の上面には逆U字
型の被係止片6を突設している。この被係止片6に着脱
自在なフック7を下端に有するシャフト8を設け、一方
このシャフト8の上部が自体の中空孔9を遊貫する筒体
10を設ける。この筒体10の中空孔9の上端は閉口し、下
端は開口している。上記シャフト8はこの下端開口部か
ら筒体10の中空孔9に挿入され、中空孔9内のシャフト
8の一端には鍔11が固定されている。そしてこの中空孔
9の下端開口部内周には内周縁12が固定され、これらの
鍔11に上端を、内周縁12に下端を夫々当接して、シャフ
ト8の外周にスプリングバネ13が巻き付けられている。
このスプリングバネ13の力によりシャフト8は下端部を
除き常時筒体10の中空孔9内に引き込まれるように付勢
されている。また筒体10の上端には略T字型の把手14が
突設されている。そして一端に下向き鍵片15を有し、他
端に透孔16を有するロックレバー17が、その透孔16に上
記筒体10を遊貫して筒体10に係止されている。
床板1の上面に台座2を置き、これと相応する箇所の床
板1の下面に当接板3を当て、これらの台座2、床板1
及び当接板3をボルト4、4で夫々貫通させ、当接板3
下面から突出する各ボルト4端にナット5を螺着し、床
板1に台座2を固定する。この台座2の上面には逆U字
型の被係止片6を突設している。この被係止片6に着脱
自在なフック7を下端に有するシャフト8を設け、一方
このシャフト8の上部が自体の中空孔9を遊貫する筒体
10を設ける。この筒体10の中空孔9の上端は閉口し、下
端は開口している。上記シャフト8はこの下端開口部か
ら筒体10の中空孔9に挿入され、中空孔9内のシャフト
8の一端には鍔11が固定されている。そしてこの中空孔
9の下端開口部内周には内周縁12が固定され、これらの
鍔11に上端を、内周縁12に下端を夫々当接して、シャフ
ト8の外周にスプリングバネ13が巻き付けられている。
このスプリングバネ13の力によりシャフト8は下端部を
除き常時筒体10の中空孔9内に引き込まれるように付勢
されている。また筒体10の上端には略T字型の把手14が
突設されている。そして一端に下向き鍵片15を有し、他
端に透孔16を有するロックレバー17が、その透孔16に上
記筒体10を遊貫して筒体10に係止されている。
次にこの実施例のロック装置を用いてフットブレーキを
かけた状態でロックするには、上記被係止具6にフック
7を引っ掛け、ブレーキペタル18をブレーキをかけた状
態(図示省略)にしておき、第2図に示す如く把手14を
手でもって筒体10をスプリングバネ13の力に抗して引き
上げる。これによりロックレバー17が筒体10に沿って摺
動下降する。そこで上記ブレーキペタルレバー18aにロ
ックレバー17の下向き鍵片15を引っ掛け、手を把手14か
らはなす。するとブレーキペタルレバー18aは上方へ戻
ろうとするが、ロックレバー17は第1図に示す如くその
下向き鍵片15端が上方へ上がり、ロックレバー17が斜め
に傾き、その透孔16の内周縁が筒体10の外周に係止さ
れ、かつ筒体10はスプリングバネ13の力により下方へ押
し下がる。この様にしてブレーキペタル18は、第3図に
示す如く、ロックレバー17に係止されてブレーキをかけ
た状態にロックされる。
かけた状態でロックするには、上記被係止具6にフック
7を引っ掛け、ブレーキペタル18をブレーキをかけた状
態(図示省略)にしておき、第2図に示す如く把手14を
手でもって筒体10をスプリングバネ13の力に抗して引き
上げる。これによりロックレバー17が筒体10に沿って摺
動下降する。そこで上記ブレーキペタルレバー18aにロ
ックレバー17の下向き鍵片15を引っ掛け、手を把手14か
らはなす。するとブレーキペタルレバー18aは上方へ戻
ろうとするが、ロックレバー17は第1図に示す如くその
下向き鍵片15端が上方へ上がり、ロックレバー17が斜め
に傾き、その透孔16の内周縁が筒体10の外周に係止さ
れ、かつ筒体10はスプリングバネ13の力により下方へ押
し下がる。この様にしてブレーキペタル18は、第3図に
示す如く、ロックレバー17に係止されてブレーキをかけ
た状態にロックされる。
この様に高所作業や車軸ウインチ等の作業中フットブレ
ーキをかけた状態にしておけば、平地では勿論、傾斜他
においても例え輪止めがずれても当該作業車両は動かな
い。従ってこれらの作業に際し輪止めをかけておかなく
とも、車両はその動きを阻止される。
ーキをかけた状態にしておけば、平地では勿論、傾斜他
においても例え輪止めがずれても当該作業車両は動かな
い。従ってこれらの作業に際し輪止めをかけておかなく
とも、車両はその動きを阻止される。
またこの様にフットブレーキをかけた状態でロックして
おくと、その間中作業車両のブレーキランプが点灯して
いることとなり、当該車両のバッテリーがあがってしま
うという危惧があるが、これには車両の電気系統回路に
走行、作業の区別による切換スイッチを設け、作業中に
は上記ブレーキランプの回路が開路し、ブレーキペタル
を踏んでもブレーキランプが点灯しないように構成すれ
ば上記問題を容易に回避できる。この回路の構成として
は、例えば第4図に示すように切換スイッチ20を作業側
端子20−2に入れると、リレーコイル21が励磁され、ブ
レーキランプ回路22の常閉型スイッチ23がオフとなり開
路される。この状態ではブレーキペタルを踏んでもブレ
ーキランプ24は点灯しない。また上記切換スイッチ20を
走行側端子20−1に入れると、通常通りの走行用の電気
回路となり、上記リレーコイル21がオフとなり、上記ブ
レーキランプ回路22の常閉型スイッチ23は閉じたままと
なる。従ってブレーキペタルを踏むことによりブレーキ
ランプ24は点灯する。なお図中25はバッテリー、26はキ
ースイッチ、27はヒューズボックス、28はブレーキラン
プ回路の開路表示用ランプである。
おくと、その間中作業車両のブレーキランプが点灯して
いることとなり、当該車両のバッテリーがあがってしま
うという危惧があるが、これには車両の電気系統回路に
走行、作業の区別による切換スイッチを設け、作業中に
は上記ブレーキランプの回路が開路し、ブレーキペタル
を踏んでもブレーキランプが点灯しないように構成すれ
ば上記問題を容易に回避できる。この回路の構成として
は、例えば第4図に示すように切換スイッチ20を作業側
端子20−2に入れると、リレーコイル21が励磁され、ブ
レーキランプ回路22の常閉型スイッチ23がオフとなり開
路される。この状態ではブレーキペタルを踏んでもブレ
ーキランプ24は点灯しない。また上記切換スイッチ20を
走行側端子20−1に入れると、通常通りの走行用の電気
回路となり、上記リレーコイル21がオフとなり、上記ブ
レーキランプ回路22の常閉型スイッチ23は閉じたままと
なる。従ってブレーキペタルを踏むことによりブレーキ
ランプ24は点灯する。なお図中25はバッテリー、26はキ
ースイッチ、27はヒューズボックス、28はブレーキラン
プ回路の開路表示用ランプである。
(考案の効果) この考案は以上の構成であり、このロック装置は不要時
には運転席下の床面に被係止具のみを突出させているだ
けであり、この被係止具はシャフト下端の係止片を係止
するだけの小さなものである。従って運転、特にブレー
キペタル等の操作に邪魔にならない。また使用時には別
途筒体の付いたシャフト及びロックレバーを持ち出し、
当該シャフト下端の係止片を上記被係止具へ引っ掛け、
筒体を持ち上げ、ロックレバーをブレーキペタルに引っ
掛けて筒体をはなせばブレーキペタルをブレーキをかけ
た状態でロックすることができ、操作が極めて簡単であ
る。このロックレバーは単に筒体を一端に設けた透孔に
遊貫しただけのものですが、テコの原理を利用してお
り、ブレーキベダルレバーが復帰しようとする力でロッ
クレバーの鍵型屈曲部を押し上げるためこれを力点と
し、上記力点と反対に位置するロックレバーの他の先端
部を支点として、この支点を中心にロックレバーが回転
しようとする際、筒体の外周縁とロックレバーの上記透
孔の内周縁とが接する筒体の2箇所の接点を作用点とし
ているので、極めて容易且つ確実にロックすることがで
きる。しかもロックレバーはロックを解除した際は筒体
に沿って容易に摺動できかつ任意の筒体外周箇所で係止
することが出来、それ故被係止体の設置位置もさほど精
度を要さない。またこの様なロックレバーであるためブ
レーキペタルの大小、床面からの高さが種々のものであ
っても使用することができ、汎用性がある。
には運転席下の床面に被係止具のみを突出させているだ
けであり、この被係止具はシャフト下端の係止片を係止
するだけの小さなものである。従って運転、特にブレー
キペタル等の操作に邪魔にならない。また使用時には別
途筒体の付いたシャフト及びロックレバーを持ち出し、
当該シャフト下端の係止片を上記被係止具へ引っ掛け、
筒体を持ち上げ、ロックレバーをブレーキペタルに引っ
掛けて筒体をはなせばブレーキペタルをブレーキをかけ
た状態でロックすることができ、操作が極めて簡単であ
る。このロックレバーは単に筒体を一端に設けた透孔に
遊貫しただけのものですが、テコの原理を利用してお
り、ブレーキベダルレバーが復帰しようとする力でロッ
クレバーの鍵型屈曲部を押し上げるためこれを力点と
し、上記力点と反対に位置するロックレバーの他の先端
部を支点として、この支点を中心にロックレバーが回転
しようとする際、筒体の外周縁とロックレバーの上記透
孔の内周縁とが接する筒体の2箇所の接点を作用点とし
ているので、極めて容易且つ確実にロックすることがで
きる。しかもロックレバーはロックを解除した際は筒体
に沿って容易に摺動できかつ任意の筒体外周箇所で係止
することが出来、それ故被係止体の設置位置もさほど精
度を要さない。またこの様なロックレバーであるためブ
レーキペタルの大小、床面からの高さが種々のものであ
っても使用することができ、汎用性がある。
この様にこの考案のロック装置は作業車両の作業中は勿
論、他の一般の自動車であっても極めて容易にブレーキ
をかけた状態でフットブレーキをロックすることができ
る。さらにシャフトとロックレバーを使ってのテコの原
理を利用するものであることから、ロック装置としても
構成が極めて簡素でコンパクト化されている。
論、他の一般の自動車であっても極めて容易にブレーキ
をかけた状態でフットブレーキをロックすることができ
る。さらにシャフトとロックレバーを使ってのテコの原
理を利用するものであることから、ロック装置としても
構成が極めて簡素でコンパクト化されている。
図はこの考案の実施例を示し、第1図はこの考案のロッ
ク装置の断面図、第2図は同ロック装置の筒体を引き上
げた状態を示す断面図、第3図は同ロック装置の使用状
態を示す斜視図、第4図は同ロック装置に付随する電気
系統回路の作業、走行切換回路図、第5図は従来例のロ
ック装置の使用状態を示す斜視図である。 なお図中1は床板、2は台座、6は被係止具、7はフッ
ク、8はシャフト、9は中空孔、10は筒体、11は鍔、12
は内周縁、13はスプリングバネ、15は下向き鍵片、16は
透孔、17はロックレバー、18はブレーキペタルである。
ク装置の断面図、第2図は同ロック装置の筒体を引き上
げた状態を示す断面図、第3図は同ロック装置の使用状
態を示す斜視図、第4図は同ロック装置に付随する電気
系統回路の作業、走行切換回路図、第5図は従来例のロ
ック装置の使用状態を示す斜視図である。 なお図中1は床板、2は台座、6は被係止具、7はフッ
ク、8はシャフト、9は中空孔、10は筒体、11は鍔、12
は内周縁、13はスプリングバネ、15は下向き鍵片、16は
透孔、17はロックレバー、18はブレーキペタルである。
Claims (1)
- 【請求項1】車のブレーキペタルの近傍の床面に被係止
具を固定し、この被係止具に着脱自在に係止した係止片
を一端に有するシャフトの他端を筒体内に挿入し、この
筒体内のシャフトに設けた鍔と筒体下部の内周縁との間
に、常時当該シャフトが筒体内方に引き込まれるように
付勢したバネを設け、この筒体の外周に、自体の一側に
設けた孔内に筒体を遊貫するロックレバーを係止し、こ
のロックレバーの他側に上記ブレーキペタルのレバーに
係止自在な下向き鍵片を有することを特徴とする、フッ
トブレーキのロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989034366U JPH0747241Y2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | フットブレーキのロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989034366U JPH0747241Y2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | フットブレーキのロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02125877U JPH02125877U (ja) | 1990-10-17 |
JPH0747241Y2 true JPH0747241Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=31538775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989034366U Expired - Lifetime JPH0747241Y2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | フットブレーキのロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747241Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6085048A (ja) * | 1983-10-14 | 1985-05-14 | Akira Tsujigahira | ブレ−キペダルストツパ |
-
1989
- 1989-03-28 JP JP1989034366U patent/JPH0747241Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02125877U (ja) | 1990-10-17 |
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