JPH074703B2 - ワーク保持具 - Google Patents

ワーク保持具

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JPH074703B2
JPH074703B2 JP63141808A JP14180888A JPH074703B2 JP H074703 B2 JPH074703 B2 JP H074703B2 JP 63141808 A JP63141808 A JP 63141808A JP 14180888 A JP14180888 A JP 14180888A JP H074703 B2 JPH074703 B2 JP H074703B2
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保 加藤
孝道 安達
武 笠原
均 中川
豊 三島
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は基本部材に対してワークを所定位置に保持する
ワーク保持具に関する。
<従来の技術> 自動車ボデーの組立において、アンダボデーとサイドボ
デーを溶接結合する場合、サイドボデーは保持具に支持
固定されると共に搬送機によって搬送されたアンダボデ
ーに対して位置決めされる。
保持具の表面には、サイドボデーの適宜箇所を位置決め
支持する支持具と、サイドボデーを固定するための固定
具とが多数設けられている。保持具は多車種のサイドボ
デーに対応させるため、位置決め支持するポイント毎に
複数の支持具を設け、シリンダ等の駆動手段によって適
用する支持具だけを突出させるようにしている。また、
固定具も複数のサイドボデーに適用可能な位置に設けら
れ、選択的に使用されている。
車種の変更によってサイドボデーの形状が変わった場
合、今まで使用していた支持具を没動させると共に新た
な支持具を突出動させ、新たに突出した支持具によって
変更になったサイドボデーの適宜箇所を位置決め支持す
る。
従ってこの保持具によると、一つの保持具で複数種類の
サイドボデーを保持することが可能である。
<発明が解決しようとする課題> 車のモデルチェンジ等に伴ない上述した保持具によって
新しい形のサイドボデーを保持する場合、使用しなくな
った支持具と新たに使用する支持具を交換する必要があ
る。この場合、一つの位置決め支持ポイントには複数の
支持具が設けられているため、支持具を一つ交換した時
に全ての支持具に対し始めから精度出しを行なう必要が
あった。一つのポイントに複数の支持具が設けられ、支
持具のポイントが多数あるため、出没駆動源の配管,配
線も複雑で数も非常に多いものである。従って支持具を
一種類交換するには作業工数が非常に多くなり長期の交
換時間を要しラインを長期間にわたって停止させる必要
があった。また、交換を行なわない支持具の精度出しも
やり直しているため、個々の支持具の取付状態誤差が許
容範囲内であっても、交換前と交換後では保持具全体の
支持具の取付状態が変化し、交換しない支持具による位
置決め支持に悪影響を及ぼすことがあった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、複数種類の
ワークを保持することが可能で、しかも一つのワークに
対する保持具の変更が他のワークに対する保持具に影響
を与えずに短時間で行なえるワーク保持具を提供するこ
とを目的とする。
<課題を解決するための手段> 上記目的を達成するための本発明の構成は、基本部材に
対してワークを所定位置に保持するワーク保持具におい
て、ワーク投入位置と前記基本部材に対する前記所定位
置との間を独立したガイドレールを介して往復移動可能
な一対の基台と、軸心を回転中心にして前記一対の基台
間に回転自在に支持され複数の割出し位置に対応して周
面を有するベース柱と、前記基台に設けられ前記ベース
柱を回転させて前記割出し位置を決定する回転駆動装置
と、前記ベース柱の前記各周面毎に設けられ前記ワーク
を固定支持する保持具と、前記一対の基台を往復移動さ
せる一対のエアシリンダと、前記一対の基台にその移動
方向にそれぞれ設けられた一対のラックと、該一対のラ
ックにそれぞれ噛み合う一対のピニオンが設けられ前記
ガイドレールに回転軸線が直交するピニオン軸とを有
し、前記一対の基台の往復移動と同期させる同期手段
と、を備えたことを特徴とする。
<作用> ベース柱の周面に設けられた保持具によってワークを保
持し、エアシリンダの駆動により一対の基台をガイドレ
ールに沿って移動させることにより基本部材に対してワ
ークを所定位置に保持する。この時、一対の基台はラッ
ク及びピニオン軸からなる同期手段によって同調して移
動する。ワークが変更なった場合、回転駆動装置によっ
てベース柱を割出し回転して変更になったワークに対応
した保持具をワーク保持位置に位置決めする。保持具の
交換を行なう場合、ベース柱の周面に設けられた複数の
保持具を個別に交換する。
<実 施 例> 第1図には本発明の一実施例に係るワーク保持具の斜
視、第2図にはその動作状況を説明してある。
本実施例では、基本部材としての自動車のアンダボデー
にワークとしてのサイドボデーを所定位置に保持する場
合に適用した例を説明する。
第2図に示すように、サイドボデー1は搬送装置2によ
って搬送されてワーク保持具3に投入され、ワーク保持
具3によって搬送機4で搬送されるアンダボデー5に対
して位置決めされる。
第1図に示すように、フロアベース6には搬送装置2と
アンダボデー5の脇との間に亘って延びるガイドレール
7が二対設けられ、各対のガイドレール7には基台8が
それぞれガイドレール7に沿って移動自在に設けられて
いる。各基台8は移動シリンダ9によって同期して往復
移動されるようになっており、各基台8には移動方向に
沿って延びるラック10が取付けられている。フロアベー
ス6にはガイドレール7に直交する中心軸を有するピニ
オン軸11が回転自在に支持され、ピニオン軸11の両端に
はラック10が噛み合うピニオン12が取付けられている。
つまり、移動シリンダ9の駆動で各基台8が移動する
と、ラック10がピニオン12の噛み合いによってピニオン
軸11が回転して基台8は同調して移動するようになって
いる。
基台8上には軸受台13がそれぞれ設けられ、軸受台13に
は軸受14が設けられている。軸受14にはベース柱15両端
部が回転自在に支持され、軸受14間のベース柱15は四角
柱になっている。尚、ベース柱15の形状は四角柱状に限
定されるものではない。基台8同士はベース柱15によっ
て連結された状態になっている。ベース柱15の各周側面
(四面)にはサブベース16がボルト等によって取外し可
能に固定され、それぞれのサブベース16上には複数の支
持具17及び固定具18が設けられ、支持具17と固定具18が
設けられたサブベース16が保持具19となっている。各サ
ブベース16上の支持具17、固定具18の取付位置や取付状
態はそれぞれ異なり、保持具19毎に異なる種類のサイド
ボデー1が保持されるようになっている。
ベース柱15の一端側は軸受14を貫通して大歯車20が取付
けられ、大歯車20は回転駆動装置21の出力歯車22に噛み
合っている。回転駆動装置21は駆動モータ23及び減速機
からなり、駆動モータ23の駆動が出力歯車22に伝えら
れ、大歯車20を介してベース柱15の割出し回転が行なわ
れる。ベース柱15は割出し回転された後図示しない固定
手段によって割出し回転位置が固定される。
次に上記構成のワーク保持具3の作用を説明する。ワー
ク保持具3は搬送機4を挾んで両側に設けられ、同様の
動作を行なう。A車種用の保持具19AにはA車種のサイ
ドボデー1Aを保持するように支持具17、固定具18が配置
されている。同様にB車種、C車種、D車種用の保持具
19B,19C,19Dには各車種のサイドボデー1B,1C,1Dを保持
するように支持具17、固定具18が配置されている。
まず、サイドボデー1Aを保持する場合を説明する。第2
図に二点鎖線で示すように、保持具19Aが上面となって
ベース柱15が割出し回転されている。搬送装置2が下降
してサイドボデー1Aが保持具19A上に載せられ、サイド
ボデー1Aは保持具19Aの支持具17によって位置決めされ
ると共に固定具18によって保持される。駆動モータ23の
駆動によって減速機、出力歯車22を介して大歯車20を回
転し、ベース柱15を第2図中時計回り方向に90度回転さ
せる。移動シリンダ9の駆動により基台8がガイドレー
ル7に沿って搬送機4側に移動し、サイドボデー1Aをア
ンダボデー5に対して所定位置に位置決めする(第2図
中実線の状態)。基台8の移動によってラック10、ピニ
オン12を介してピニオン軸11が回転するため、各基台8
は同調して移動する。所定の溶接が完了した後、固定具
18による保持を解除し、移動シリンダ9の駆動により基
台8を搬送装置2側に戻し、駆動モータ23の駆動によっ
てベース柱15を第2図中反時計回り方向に90度回転させ
保持具19Aを上面に位置させる。以後上述の動作を繰り
返す。
サイドボデー1B,1C,1Dを保持する場合、駆動モータ23の
駆動によってベース柱15を適宜回転させ、所定の保持具
19B,19C,19Dが上面になるようにして、サイドボデー1A
を保持した動作と同様の動作を行なう。
新しい形のサイドボデー1を保持する場合、例えばサイ
ドボデー1Aの形が新しく変更になった場合、保持具19A
をベース柱15から取外し、新しい形のサイドボデー1に
対応して支持具17、固定具18をサブベース16に取付けて
精度調整を行なう。取付調整後再び保持具19をベース柱
15に固定する。従って、保持具19B,19C,19Dの支持具1
7、固定具18に全く影響を与えることなく新しい形のサ
イドボデー1対応した保持具19を用意することができ、
支持具17、固定具18の交換が短時間で行なえる。
上述したワーク保持具3は、ベース柱15の各周面に一つ
のサイドボデー1専用の保持具19を取付け、ベース柱15
を適宜割出し回転するようにしたので、四種類のサイド
ボデー1の保持に適用することができる。また、一つの
保持具19には一つのサイドボデー1に対応した支持具17
及び固定具18が取付けられているため、サイドボデー1
の形が変更になって支持具17及び固定具18の取付け替え
を行なう場合、変更になる保持具19だけを取外して変更
しない保持具19の支持具17及び固定具18を取外すことな
く新たに支持具17及び固定具18の取付けが行なえる。
<発明の効果> 本発明のワーク保持具は、複数の割出し位置に対応して
周面を有するベース柱の各周面毎に保持具を設け、回転
駆動装置によってベース柱の割出し位置を決定するよう
にしたので、ベース柱を回転させることにより複数種類
のワークの保持に適用することができ、また、一つの割
出し位置には一つのワークが保持されるようになってい
るので、ワークの形状が変更になって保持具の交換を行
う場合に変更になる保持具だけを取外して変更しない保
持具に影響を与えずに交換できる。
この結果、本願発明では、複数種類のワークを保持する
ことが可能で、しかも一つのワークに対する保持具の変
更が他のワークに対する保持具に影響を与えずに短時間
で行える。
また、基台を独立して移動させるようにしているので、
基台と基台の間に空間をとることができる。
この結果、基台と基台との間の空間が支持具と保持具の
突出部を許容することができるので、基台をその分低く
することが可能となり装置全体の大型化を抑制すること
ができる。
この時、基台を駆動させる手段をエアシリンダ装置とし
エアの圧縮性を利用して、基台に設けたラックとピニオ
ン軸のピニオンとにより基台を同期させて移動できるの
で、ワークの角度が変化してしまうことがない。言い換
えれば、エアシリンダ装置に精度の高い同期手段を設け
る必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るワーク保持具の斜視
図、第2図はその動作状況説明図である。 図面中、 1はサイドボデー、 2は搬送装置、 3はワーク保持具、 4は搬送機、 5はアンダボデー、 7はガイドレール、 8は基台、 15はベース柱、 16はサブベース、 17は支持具、 18は固定具、 19は保持具、 21は回転駆動装置である。
フロントページの続き (72)発明者 中川 均 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 三島 豊 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−157076(JP,U) 実開 昭55−124383(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基本部材に対してワークを所定位置に保持
    するワーク保持具において、 ワーク投入位置と前記基本部材に対する前記所定位置と
    の間を独立したガイドレールを介して往復移動可能な一
    対の基台と、 軸心を回転中心にして前記一対の基台間に回転自在に支
    持され複数の割出し位置に対応して周面を有するベース
    柱と、 前記基台に設けられ前記ベース柱を回転させて前記割出
    し位置を決定する回転駆動装置と、 前記ベース柱の前記各周面毎に設けられ前記ワークを固
    定支持する保持具と、 前記一対の基台を往復移動させる一対のエアシリンダ
    と、 前記一対の基台にその移動方向にそれぞれ設けられた一
    対のラックと、該一対のラックにそれぞれ噛み合う一対
    のピニオンが設けられ前記ガイドレールに回転軸線が直
    交するピニオン軸とを有し、前記一対の基台の往復移動
    を同期させる同期手段と、 を備えたことを特徴とするワーク保持具。
JP63141808A 1988-06-10 1988-06-10 ワーク保持具 Expired - Fee Related JPH074703B2 (ja)

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US07/670,171 US5125141A (en) 1988-06-10 1991-03-14 Work holding apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0134953Y2 (ja) * 1985-03-23 1989-10-24

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