JPH0747013A - マスカラ用アプリケータ - Google Patents

マスカラ用アプリケータ

Info

Publication number
JPH0747013A
JPH0747013A JP3327994A JP3327994A JPH0747013A JP H0747013 A JPH0747013 A JP H0747013A JP 3327994 A JP3327994 A JP 3327994A JP 3327994 A JP3327994 A JP 3327994A JP H0747013 A JPH0747013 A JP H0747013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hollow structure
applicator
shuttle
gap
handle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3327994A
Other languages
English (en)
Inventor
Michel Vandromme
ミシェル・ヴァンドローム
Charles Pileur
シャルル・ピルール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YVES SAINT LAURENT SARL
Yves Saint Laurent Parfums SA
Original Assignee
YVES SAINT LAURENT SARL
Yves Saint Laurent Parfums SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from FR9301314A external-priority patent/FR2701209B1/fr
Priority claimed from FR9301315A external-priority patent/FR2701197B1/fr
Application filed by YVES SAINT LAURENT SARL, Yves Saint Laurent Parfums SA filed Critical YVES SAINT LAURENT SARL
Publication of JPH0747013A publication Critical patent/JPH0747013A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B7/00Bristle carriers arranged in the brush body
    • A46B7/02Bristle carriers arranged in the brush body in an expanding or articulating manner
    • A46B7/023Bristle carriers arranged in the brush body in an expanding or articulating manner where the bristle carrier retracts or collapses, i.e. for storage
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/26Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball
    • A45D40/262Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball using a brush or the like
    • A45D40/265Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball using a brush or the like connected to the cap of the container
    • A45D40/267Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball using a brush or the like connected to the cap of the container comprising a wiper
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B3/00Brushes characterised by the way in which the bristles are fixed or joined in or on the brush body or carrier
    • A46B3/18Brushes characterised by the way in which the bristles are fixed or joined in or on the brush body or carrier the bristles being fixed on or between belts or wires

Landscapes

  • Brushes (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アプリケータに1回分のマスカラを付けてま
ゆ毛に塗布し、まつ毛にくし入れできて、きれいな化粧
が得られるように既存の装置を改良すること。 【構成】 このアプリケータは中空の塗布構造体(4)
を有しており、その構造体には、マスカラを充填できる
外周隙間が設けられている。アプリケータはさらに、構
造体(4)内に密着状に係合してマスカラを充填できる
第1位置と、くし入れ段階用に前記隙間を露出させる第
2位置との間を並進移動するシャトル(52)を有して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、(まつ毛、眉毛用の)
アイメイクアップ用、特に一般的にマスカラと呼ばれる
まつ毛に塗布する化粧品用のアプリケータ、及びそのよ
うなアプリケータを備えた保管及び塗布アセンブリに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】もちろん、様々な形式のアプリケータ
や、マスカラ及び同等物を保管及び塗布するための様々
な装置がすでに市販されている。しかし、既存の装置で
は、適量の化粧品をまつ毛または眉毛に塗布するととも
に、塗布した後に例えばまつ毛の最終的な入念なくし入
れを行うことは、特にこの作業は各まつ毛を他のまつ毛
からできる限り離す必要があることから、実際には無理
であることが経験からわかっている。これは、塗布する
マスカラの量を各ユーザの形態及び要求に合わせること
を原理的に可能にするいわゆる「調節式」装置にも特に
当てはまることがわかっている。また、アプリケータに
余分な化粧品が充填された時、各塗布後にも一定量のマ
スカラがアプリケータに残り、次の塗布作業のためにア
プリケータに再充填する必要がある時、この残ったマス
カラがアプリケータに対応した本体内のタンクにまだ入
っている化粧品を「汚染する」可能性がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、きれ
いな化粧が得られるように既存の装置を改良することで
あり、アプリケータに1回分のマスカラを付けてまつ毛
に塗布できるようにしなければならないまつ毛に入念に
くし入れしなければならないという要求を組み合わせた
解決方法を提供している。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明による
アプリケータは、ハンドルと、ハンドルに連結された軸
線方向に細長い中空構造体(塗布構造体)と、シャトル
とを有している。中空構造体は、マスカラ(または同等
物)を充填できる、その中空構造体の内部と外部との間
を連通させる外周隙間を有しており、シャトルは、それ
が中空構造体内に密着状に係合して隙間と向き合うこと
によって、その隙間に適量のマスカラを充填できるよう
にする第1位置と、これらの隙間を露出させる第2位置
との間を構造体の軸線に従って移動可能である。このた
め、第1位置では、シャトルは隙間によって形成された
空所への化粧品の充填を助ける。くし入れ段階では、シ
ャトルが中空構造体から離れるため、それの隙間をまつ
毛が自由に通過でき、まつ毛は互いに正確に分離され
る。
【0005】さらに、この充填/塗布とくし入れとの組
み合わせのため、本発明の別の特徴によれば、塗布構造
体が、その隙間の位置においてその軸線に沿ってほぼそ
れに一致してコイル状に巻き付けられて、好ましくは螺
旋体として形成されている。おそらくは螺旋体を毛で覆
うことができ、それによってユーザが見慣れている一般
的で従来通りの「ブラシ」の外観を与えることができ
る。
【0006】できる限りまつ毛の性質を尊重すると共
に、多少は目立つ所望の化粧特性を尊重するため、塗布
隙間の断面を軸方向に変化させるための調整手段を上記
コイル状構造体に設けることも提案されている。この隙
間を調整できる中空構造体は、先に一部分未使用となっ
て螺旋体に残った化粧品によってタンク内の化粧品が
「汚染」される危険を抑えることもできる。このため、
化粧した後、ユーザは巻線部分を互いに接触するまで縮
めることができる。
【0007】別の解決方法として、塗布構造体を実質的
に、外側が滑らかである、一連の半径方向開口を設けた
管で形成することができる。そのようなアプリケータに
加えて、本発明は当然ながら、特にマスカラを収容する
タンク本体をこのアプリケータの上方に設けて、当然な
がらその一端部を開放して、アプリケータ構造体をマス
カラに接触させてそれを充填できるようにしたことを特
徴とする保管及び塗布アセンブリを提供している。
【0008】以下の詳細な説明から明らかになるよう
に、アプリケータと本体とは互いに恒久的に連結するこ
とができるが、特に塗布時に互いに分離可能にすること
もでき、それぞれの構造に利点がある。マスカラタンク
をハンドルの内部に配置してそれがアプリケータに恒久
的に連結されている場合、好ましくはシャトルをスポン
ジ状のものでマスカラ「スポンジ」のように形成して、
軸方向に摺動可能に取り付けることによって、一方向で
はタンクまで挿入され、反対方向ではアプリケータの中
空構造体に係合してそれに必要量を供給できるようにす
る。
【0009】本発明のさらなる特徴及び利点は、添付の
図面を参照した以下の説明から明らかになるであろう。
ここで、「マスカラ」とは、特にまつ毛または眉毛に用
いられる多少はペースト状または半液体状の化粧品を含
むものであると理解されたい。
【0010】
【実施例】まず、図1及び2は、アプリケータ1及びマ
スカラを収容している本体2とを示している。このアセ
ンブリが閉鎖位置にある時、アプリケータに取り付けら
れた塗布手段4が本体内の位置にあって、マスカラが充
填されるようになっている(蓋がほぼ閉じられている図
2を参照されたい)。さらに正確に言えば、アプリケー
タを分離することができる本体2は、中空の密封ケース
で構成されており、図示の場合、それは断面が円形の筒
形で、2つの管部材6、8の端部同士を軸方向に連結し
て形成されている。部材6だけが一端部で閉鎖されてマ
スカラタンク10を形成しており、これは2つの部材
6、8がはめ合わされている位置で外部に開放してお
り、密封状態を確保するために本体2の内側のその位置
に少なくとも1つの従来形ドライヤガスケット12が配
置されている。
【0011】閉鎖位置にある時、本体とアプリケータと
の間に摩擦インターロックが得られ、これはハンドル1
4の位置に別の外周環状密封ガスケット16と当接肩部
18とを有している。図示のように、アプリケータは、
ハンドル14の軸方向延長部分に中空構造体(塗布構造
体でもある)4を有しており、本例ではこれ自体が中空
の円筒形で断面が円形である。塗布構造体4は、好まし
くは構造体の軸線13に対して直角方向を向いて塗布構
造体の内側と外側とがつながれる外周隙間20(図5)
を有している。
【0012】本例では、構造体はその軸線13に沿って
ほぼそれに一致してコイル状に巻き付けられて、螺旋体
を形成しているため、隙間なく互いに連結して1つのね
じれスロットを形成している。ここで、螺旋体は1本の
ワイヤを2つ折りにして形成されている(2本のワイヤ
で形成してもよい)。2本線にしたワイヤ22をより合
わせてより線を形成して、それに例えばプラスチック材
からなる比較的短い毛または剛毛を、隙間20へ少なく
とも部分的に延びるように取り付けることができる。こ
のように中空構造体4はより線を巻き付けたコイル「ば
ね」を形成している。したがって、以下においては塗布
構造体すなわち中空構造体4を単にばねということもあ
る。
【0013】図示の例では、ワイヤの一部分だけがこの
ような形状であって、残りの部分(56)は螺旋体を形
成しないで軸線13に平行に延在し、終端部がフック2
6になっている。図示のように、ハンドルと同軸的な剛
性のロッド28の一端部が固定ヘッド28aを介してハ
ンドルに固定され、その他端部に中空構造体4が取り付
けられている。このロッドによって構造体4がハンドル
に連結されており、ロッドと螺旋体との間に環状断面の
空間30(図3)が形成されるようにロッドの直径が定
められる。
【0014】図1〜5に示されている構造体は調整可能
であり、アプリケータは、ばね4の一端部をハンドルに
対して固定した状態に維持して軸方向反対側の端部に軸
方向に移動する作用を加えることができる調整手段を有
している。調整手段は第1には、螺旋体の第1自由端部
4aを固定する手段であり、本例ではこれはロッドの自
由端部側に設けられた溝32で構成されている。調整手
段にはさらに、螺旋体の第2端部4bに形成されたフッ
ク26を取り付けた中空部材34を付勢する手段を有し
ている。
【0015】この部材34は、ハンドル14内を軸線1
3に沿って並進移動するキャリッジを形成しており、ハ
ンドル内の位置によって、各部分が互いに離れたり接近
したりする方向に移動して、構造体の壁表面を形成して
いる螺旋体の各巻線が隙間を互いに離させたり近づけた
りする。
【0016】この動作のため、キャリッジ34に異なっ
た断面積の2つの部分34a、34bが設けられてい
る。小さい方の断面積の第1部分34aにねじが付けら
れており、そのねじは中空駆動部材38内に設けられた
ねじ部分36のねじと協働する。この部材38は、ハン
ドル内を回転自在に取り付けられているが、その後部が
外周肩部40の位置でねじ付きリング42によって、ま
た前部ではその端部38aがガイド溝44の始端部に当
接することによって並進移動できないようにロックされ
ている。これらの溝44は、ハンドル14の内壁の一定
長さ部分に渡って軸線13に平行に形成されており、キ
ャリッジ34の大きい方の断面積の部分34bに設けら
れた長手方向外周突起41がそれにはまって摺動できる
ようになっている。
【0017】外側では、このキャリッジを作動させるた
めにさらに、軸線13回りに回転自在に取り付けられて
いるが、ハンドル14の後部で並進方向には固定されて
いる回転リング46が設けられており、ねじ48及びロ
ックスタッド50が回転運動を部材38上のリング46
に加える。
【0018】本発明によれば、特に図3及び4に示され
ているように、アプリケータ1はさらにシャトル52を
有しており、本例ではこれは(過大な摩擦を伴わない
で)ロッド28の外周に沿って摺動でき、また螺旋体内
へ比較的密着状に挿入されてその巻線とほぼ接触するこ
とができる適当な内径及び外径の中空管によって形成さ
れている。
【0019】管52の保持カラー52aまでの長さはハ
ンドル端部で最大伸張状態とした時のばねの長さに適合
した長さである。シャトルは、例えば金属またはプラス
チック材で形成でき、凹凸のない滑らかな外表面を備え
ていることが好ましく、またマスカラを浸透させないも
のでなければならない。
【0020】その全長に渡って、シャトル52は軸線1
3にほぼ平行な長手方向スロット54を有しており、そ
の中をワイヤの直線部分56が自在に通ることができ
る。この部分56はまた、ロッドのヘッド28a及びキ
ャリッジ34の前壁に形成された同軸的開口28c、3
4cも通過自在である。
【0021】ユーザが化粧をしたい時、本体であるケー
ス2を取り外し、必要に応じて巻線のピッチを適合させ
て、シャトルを第1位置(図1、2及び4の上昇位置)
に置くが、この位置ではシャトルは構造体4に係合して
当接し、構造体の内部と外部との間の連通を遮断する。
次に、構造体をタンク10に挿入して、そこでそれにマ
スカラを充填すると、マスカラは巻線の周囲、剛毛内及
び巻線間に形成された収容部分内に収容される。塗布
後、まつ毛に入念にくし入れするため、ユーザはシャト
ルをロッドに沿ってその第2位置(図3の降下位置)ま
で摺動させることによって隙間20を露出させることが
でき、この時に本例ではシャトルはロッドのヘッド28
aに当接する。くし入れのため、ユーザは、所望の化粧
ができるように再び巻線のピッチを変更することができ
る。
【0022】さらに、図4では塗布構造体の巻線が緊張
位置にあって、ほぼ最大間隔の状態に示されており、キ
ャリッジが実際に完全に後退している。図1〜3は、同
じアプリケータの巻線の緊張が緩い状態を示している。
くし入れ後、シャトルを再び螺旋体の内部へ挿入し、ケ
ースを元の位置へ戻すことができる。
【0023】図6〜9はアプリケータの変更例を参照番
号1’で示している。図6は、一方に蓋キャップ58
を、他方に外装体62を備えた中空のハンドル60を有
するアセンブリを示している。このハンドルは、その開
放端部からハンドルの軸線に一致した軸線61を有する
コイルばね64からなる塗布構造体を突き出している。
図示のように、外装体62の内部には外部作動ホィール
68に固定されたライナー66が設けられている。
【0024】この例では、単線を巻き付けて形成された
螺旋体に剛毛が設けられていない。ワイヤはほぼ平滑な
表面を備え、凹凸部分がないことが好都合であり、その
断面は2〜3/10mmにすることができる。特に、金
属ワイヤを用いることができ、プラスチックフィラメン
トでもよい。
【0025】先行実施例と同様に、螺旋体はその第1軸
方向端部64aの位置で第1端部巻線が固定連結ロッド
74の自由端部74aに設けられた溝72にはめ込まれ
て固定されている。このロッドは軸線61に沿ってハン
ドル60の後部まで延びており、そこで回転ホィール6
8に連結されている。螺旋体は反対側の軸方向端部64
bで第2端部巻線がキャリッジ70に固定されている。
このキャリッジは巻線を調整するためのものであるか
ら、それには外装体に固定された調節リング78内に形
成された雌ねじと協働する外周ねじが設けられており、
それにより調整リングは回転可能に取り付けられてい
る。
【0026】対応の摺動路80を用いたインデックス装
置によって、リング78の回転移動に伴ってキャリッジ
70に軸線61に従った並進移動を与えることができ
る。この装置の特徴の1つは、「ばね」64にマスカラ
を供給する方法である。実際に、これを行うため、ここ
で使用されているものは、例えば開放または閉鎖セルを
備えたポリウレタンフォーム等の吸収パッドのようにマ
スカラを含浸させることができるシャトル82であり、
これが軸線61に沿ってハンドル、もっと正確に言えば
それのタンク部分84の内部とばね螺旋体の内部との間
を往復移動する。
【0027】使用の際に、パッドはユーザによって直接
的に押し引きされるのではなく、ハンドル60の内部に
延在している作動ロッドまたは管86を介して行われ
る。パッド及びその管の両者は軸線61に沿って中央通
路を有しており、それにロッド74が挿通されている。
【0028】作動ロッド86の後部にプレート88が設
けられており、これは、軸線61に平行にライナーに貫
設された2つの長手方向スロット90、90’を通っ
て、外装体62の内壁に形成された螺旋ねじ形の溝92
に横方向に係合している。
【0029】このように、2つのおそらく相補的な作動
方法が可能である。すなわち、第1に、適当な測定量の
マスカラを塗布しなければならない時、ユーザはキャッ
プ58を取り外して、例えば最初に調節リング78を作
動させて巻線のピッチを適合させ、それらを互いに接近
するように(図7)、または間隔が広くなるように(図
6)移動させる。
【0030】パッド82がタンクの内部にある(図6及
び7)とすると、ユーザはホィール68を作動させてパ
ッドを取り出すが、これはドライヤ94を形成している
従来形密封ガスケットを通過する時に圧縮されるため、
それには所望量のマスカラが付着するだけとなる(図
8)。
【0031】次にパッド82が螺旋体64の内部に入っ
て、巻線及び中間隙間65が満たされる位置を取る(図
8及び9)。マスカラを塗布するには、ユーザはパッド
を後退させた状態(図6)または延出させた状態(図
9)で装置を使用することができる。まつ毛にくし入れ
をして最適な分離を行うためには、パッドをハンドル内
へ後退させて隙間を露出させる。もちろん、ユーザはい
つでもホィールの位置及び巻線間の間隔を調節すること
ができる。
【0032】図10及び11を参照すれば、図6〜9に
示されている実施例の螺旋体64以外の塗布手段を考え
ることができることがわかるであろう。例えば、特にこ
の螺旋体を小さい直線状の中空管98に代えることがで
きる。この管は、その長さ方向の自由端部98a寄りの
部分に一連の横方向開口100をその軸線61にほぼ直
交する方向に設けていることから、マスカラ充填及び塗
布構造体を形成している。これらの開口は、特に管(本
例では円筒形で円形断面)の外周の少なくとも半分に渡
って約3〜5cmの長さで延在している。
【0033】図11に示されているように、管98は先
行実施例の枠構造体に含まれるハンドル60に、特にカ
ラー102を介して上記キャリッジ70に、管の軸線6
1がハンドルの軸線に一致するように固定されている。
もちろん、本例ではキャリッジ70の並進方向の作動
は、中空構造体98を軸方向に移動させることができる
だけである。従って、キャリッジ70及び外装体62を
互いに固着する、例えばそれらを一体に形成することが
考えられる。
【0034】開口100にマスカラを供給するため、ホ
ィール68を動作させることによってパッド82を軸方
向に変位させて、パッドを管98の内部に密着状に挿入
して前記スロット位置まで進ませると、マスカラは通常
は毛細管作用によってその内部に保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアプリケータの第1実施例の構造
及び作動原理を中央長手方向断面で示している。
【図2】本発明によるアプリケータの第1実施例の構造
及び作動原理を中央長手方向断面で示している。
【図3】本発明によるアプリケータの第1実施例の構造
及び作動原理を中央長手方向断面で示している。
【図4】本発明によるアプリケータの第1実施例の構造
及び作動原理を中央長手方向断面で示している。
【図5】図3のVで示された部分の詳細な拡大断面図で
ある。
【図6】本発明によるアプリケータの第2実施例の構造
及び作動原理を中央長手方向断面で示している。
【図7】本発明によるアプリケータの第2実施例の構造
及び作動原理を中央長手方向断面で示している。
【図8】本発明によるアプリケータの第2実施例の構造
及び作動原理を中央長手方向断面で示している。
【図9】本発明によるアプリケータの第2実施例の構造
及び作動原理を中央長手方向断面で示している。
【図10】塗布構造体の実施例の自由端部の拡大斜視図
である。
【図11】図5〜8に示されている装置の螺旋塗布構造
体を図10に示されている中空管に代えた全体装置を示
している。
【符号の説明】
4 塗布構造体 14 ハンドル 20 隙間 52 シャトル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルと、 ハンドルに連結されて、マスカラの塗布を行う中空構造
    体とシャトルとを有しており、前記中空構造体は軸線方
    向に細長く、かつ前記マスカラを充填できる外周隙間を
    有しており、前記外周隙間は中空構造体の軸線にほぼ直
    交する方向に形成されており、中空構造体の内部と外部
    との間を連通させており、前記シャトルは、前記シャト
    ルが中空構造体内に密着状に係合して前記隙間と向き合
    うことによって、前記構造体に適量のマスカラを充填で
    きるようにする第1位置と、前記隙間が露出する第2位
    置との間を中空構造体の軸線に沿ってい移動可能である
    ことを特徴とするマスカラ用アプリケータ。
  2. 【請求項2】 ハンドルに連結されたロッドを有してお
    り、そのロッドの周囲に前記シャトルが摺動可能に取り
    付けられており、前記ロッドは中空構造体の内部にまで
    延びていて、中空構造体の軸方向の一方の端部がそのロ
    ッドの自由端部に取り付けられ、他端がハンドルに連結
    されたキャリッジに固定され、そのキャリッジを移動さ
    せることによって、構造体の壁表面を移動させて隣接し
    た隙間を分離させるか、互いに接近させることによって
    前記開口の断面を変化させることができることを特徴と
    する請求項1のアプリケータ。
  3. 【請求項3】 まつ毛または眉毛用の化粧品を保管及び
    塗布するためのアセンブリであって、 化粧品用アプリケータと、前記化粧品用のタンクを形成
    している本体とを有しており、 前記化粧品用アプリケータは、 ハンドルと、ハンドルに連結されて、化粧品の塗布を行
    う中空構造体と、 シャトルとを有しており、 前記中空構造体は軸線方向に細長く、かつ前記化粧品を
    充填できる外周隙間を有しており、前記隙間は中空構造
    体の軸線にほぼ直交する方向に形成されて中空の内部と
    外部との間を連通させており、 前記シャトルは、前記シャトルが中空構造体内に密着状
    に係合して前記隙間と向き合うことによって、前記中空
    構造体に適量の化粧品を充填できるようにする第1位置
    と、前記隙間が露出する第2位置との間を中空構造体の
    軸線に沿って移動可能であり、 前記タンクはアプリケータから分離可能であり、前記本
    体にアプリケータ用の開口が設けられており、アプリケ
    ータを第1方向へ本体内にタンクまで挿入することによ
    って化粧品を染み込ませることができ、また反対方向に
    本体部分から抜き出すことによって適量の前記化粧品を
    取り出すことができるようにしたことを特徴とするアセ
    ンブリ。
  4. 【請求項4】 まつ毛または眉毛用の化粧品を保管及び
    塗布するためのアセンブリであって、 化粧品用アプリケータと、 前記化粧品を保管するためのタンクを形成している本体
    とを有しており、 前記化粧品用アプリケータは、ハンドルと、ハンドルに
    連結されて、化粧品の塗布を行う中空構造体と、シャト
    ルとを有しており、 前記中空構造体は軸線方向に細長く、かつ前記化粧品を
    充填できる外周隙間を有しており、前記隙間は中空構造
    体の軸線にほぼ直交する方向に形成されてその内部と外
    部との間を連通させており、 前記シャトルは、前記シャトルが中空構造体内に密着状
    に係合して前記隙間と向き合うことによって、前記中空
    構造体に適量の化粧品を充填できるようにする第1位置
    と、前記隙間が露出する第2位置との間を中空構造体の
    軸線に沿って移動可能であり、 前記本体は開口を備えて少なくとも部分的に中空である
    ハンドルの内部に配置されており、実質的に前記化粧品
    を染み込ませることができる素材で構成されているシャ
    トルは、シャトルがタンクの内部に隠れて前記化粧品を
    充填される前記第2位置と、シャトルが中空構造体にマ
    スカラを供給する第1位置との間を並進移動できること
    を特徴とするアセンブリ。
JP3327994A 1993-02-05 1994-02-07 マスカラ用アプリケータ Pending JPH0747013A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9301314A FR2701209B1 (fr) 1993-02-05 1993-02-05 Ensemble pour le stockage et l'application d'un mascara.
FR9301314 1993-02-05
FR9301315A FR2701197B1 (fr) 1993-02-05 1993-02-05 Applicateur de mascara et ensemble comprenant un tel applicateur et un corps de stockage du mascara.
FR9301315 1993-02-05

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0747013A true JPH0747013A (ja) 1995-02-21

Family

ID=26230077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3327994A Pending JPH0747013A (ja) 1993-02-05 1994-02-07 マスカラ用アプリケータ

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0610107A1 (ja)
JP (1) JPH0747013A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7121284B2 (en) 2001-10-23 2006-10-17 L'oreal S.A. Product applicator for eyelashes and/or eyebrows, and method of product application
JP2010538727A (ja) * 2007-09-18 2010-12-16 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー らせん状アプリケータ表面及び供給源を備えるアプリケータシステム
KR101157017B1 (ko) * 2011-10-17 2012-06-21 백운 화장용 솔
WO2016137106A1 (ko) * 2015-02-23 2016-09-01 (주)연우 무빙 와이퍼가 구비된 마스카라 용기
JP2018501073A (ja) * 2015-01-06 2018-01-18 ロレアル 組成物を収容する内部空間を有する美容用アプリケータ

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2724296B1 (fr) * 1994-09-12 1997-06-20 Sanofi Sa Ensemble applicateur pour produit cosmetique, tel un mascara
FR2754685B1 (fr) * 1996-10-18 1999-01-08 Lvmh Rech Dispositif applicateur de mascara
US7886397B2 (en) * 2003-03-03 2011-02-15 L'oreal S.A. Applicator and application device including the applicator
US8079373B2 (en) * 2007-09-18 2011-12-20 The Proctor & Gamble Company Applicator with helical applicator surface
CN101897512B (zh) * 2009-05-31 2012-07-04 苏州洽兴塑胶有限公司 可膨胀睫毛刷
FR2961385B1 (fr) * 2010-06-16 2015-03-20 Oreal Dispositif pour l'application d'un produit sur les cils et/ou sourcils
FR2961382B1 (fr) 2010-06-17 2012-08-17 Oreal Ensemble de conditionnement et d'application d'un produit cosmetique sur les cils.
CN114504181B (zh) * 2020-11-16 2023-08-01 广东一芙化妆品有限公司 具备消毒功能的化妆品涂抹装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910204A (ja) * 1983-06-06 1984-01-19 Taamo:Kk 係合具
US4498490A (en) * 1982-07-23 1985-02-12 Max Factor & Co. Adjustable product applicator

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1070029A (fr) * 1953-01-22 1954-07-15 Dispositif escamotable pour l'application de liquides
US3998235A (en) * 1975-11-24 1976-12-21 Plough, Inc. Adjustable mascara applicator
US4744377A (en) * 1982-07-07 1988-05-17 Avon Products, Inc. Mascara applicator
DE3335093A1 (de) * 1982-09-30 1984-04-26 Revlon, Inc., New York, N.Y. Selbstangetriebener, kosmetischer applikator in einem flexiblen behaeltnis
US4940351A (en) * 1989-07-18 1990-07-10 Mitsubishi Pencil Co., Ltd. Liquid applicator with movable supply tube
DE4032716C1 (en) * 1990-10-15 1992-03-12 Rotring-Werke Riepe Kg, 2000 Hamburg, De Applicator for eyelash cosmetics - has closure attached to housing with seal for housing interior
US5137038A (en) * 1990-12-27 1992-08-11 Maybe Holding Co. Adjustable curve mascara brush

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4498490A (en) * 1982-07-23 1985-02-12 Max Factor & Co. Adjustable product applicator
JPS5910204A (ja) * 1983-06-06 1984-01-19 Taamo:Kk 係合具

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7121284B2 (en) 2001-10-23 2006-10-17 L'oreal S.A. Product applicator for eyelashes and/or eyebrows, and method of product application
JP2010538727A (ja) * 2007-09-18 2010-12-16 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー らせん状アプリケータ表面及び供給源を備えるアプリケータシステム
KR101157017B1 (ko) * 2011-10-17 2012-06-21 백운 화장용 솔
JP2018501073A (ja) * 2015-01-06 2018-01-18 ロレアル 組成物を収容する内部空間を有する美容用アプリケータ
WO2016137106A1 (ko) * 2015-02-23 2016-09-01 (주)연우 무빙 와이퍼가 구비된 마스카라 용기

Also Published As

Publication number Publication date
EP0610107A1 (fr) 1994-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0747013A (ja) マスカラ用アプリケータ
US5040914A (en) Device for the application of cosmetic materials
US8950963B2 (en) Multi-unit cosmetic applicator
KR100445553B1 (ko) 메이크업용 브러시를 포함한 기구, 제조방법 및 어플리케이터
JP4439180B2 (ja) ブラシおよび櫛を一体化した化粧品塗布具
US6616366B1 (en) Applicator brush for liquid or pasty means, especially for decorative cosmetics such as mascara and method for producing same
US4498490A (en) Adjustable product applicator
US11882926B2 (en) Adjustable applicator
CA2393569C (en) Mascara brush with multi-length fibers and method of making the same
US20120167910A1 (en) Cosmetic Applicator with Internal Applicators that can be Pushed Out and Rotated
JPS5950322B2 (ja) 化粧剤パツケ−ジ
US6158913A (en) Mascara unit
JPH08317816A (ja) 化粧製品特にマスカラの充填および塗布用器具
JP2003174929A (ja) 睫または眉毛のためのマスカラ等の化粧製品のアプリケータ
JP2002345549A (ja) 化粧品等のための包装および塗布装置
GB2074443A (en) Cosmetic applicator
JP2011115592A (ja) アプリケータ、特にマスカラアプリケータ、ならびにそれ用の顔料塊詰替用レフィルおよび化粧製品
US20150230587A1 (en) Multiple Cosmetics Press-to-Dispense Cosmeticizing Device
KR200488671Y1 (ko) 화장용 도구 및 이를 포함하는 화장품 용기
KR101284701B1 (ko) 화장용 브러시 및 그 제조방법
JP2013027557A (ja) 液体化粧料塗布容器
JP2019136445A (ja) 塗布具
JPS5926888Y2 (ja) 化粧料容器
WO2019115811A1 (en) Dispensing head for a cosmetic product, associated device and associated application method
KR200233910Y1 (ko) 화장용 펜슬