JPH0746605A - 信号処理回路 - Google Patents

信号処理回路

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Publication number
JPH0746605A
JPH0746605A JP5189663A JP18966393A JPH0746605A JP H0746605 A JPH0746605 A JP H0746605A JP 5189663 A JP5189663 A JP 5189663A JP 18966393 A JP18966393 A JP 18966393A JP H0746605 A JPH0746605 A JP H0746605A
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JP
Japan
Prior art keywords
color difference
signal
processing circuit
circuit
color
Prior art date
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Pending
Application number
JP5189663A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Yamaguchi
淳史 山口
Ryoji Asada
良次 浅田
Ryoji Kanekawa
良治 金川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5189663A priority Critical patent/JPH0746605A/ja
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  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像の高輝度領域における白つぶれ現象を軽
減し、高輝度領域の色再現機能を備えた信号処理回路を
提供する。 【構成】 新たな構成要素として、ニー処理回路101
により圧縮される前のRGB撮像信号が入力され、その
中の信号レベルの最大値を検出する最大映像レベル検出
回路104と、マトリクス処理回路103より出力され
る色差信号I,Qのゲインを補正するための色差信号ゲ
イン補正回路105,106とを設ける。そして、最大
映像レベル検出回路104検出された最大映像信号レベ
ルにより、マトリクス処理回路103より出力される色
差信号I,Qのゲインを調節し、ニー処理によって圧縮
されてしまった色差信号の振幅を補正することで、いわ
ゆる色飛び現象を軽減し、高輝度な画像の色彩を再現す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像の高輝度領域にお
ける白つぶれ現象を軽減し、高輝度領域の色再現機能を
備えた信号処理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の3板式カラーカメラにおけ
る信号処理回路の構成について説明する。
【0003】図3は従来の3板式カラーカメラにおける
信号処理回路の構成を示すブロック図である。図3にお
いて、101は撮像素子から得られる広いダイナミック
レンジの信号を規定値以内に圧縮するニー処理回路、1
02は受像器側のテレビモニターにおける発光特性を補
正するためのガンマ処理回路、103は映像信号伝送の
ためにRGB信号よりNTSC,PAL,SECAM方
式等に必要な輝度,色差信号を得るためのマトリクス処
理回路である。
【0004】以上のように構成された従来の3板式カラ
ーカメラにおける信号処理回路について、以下その動作
を説明する。
【0005】通常、撮像素子から得られるRGB信号の
ダイナミックレンジは600%程度であり、100%以
上のRGB信号が入力された場合は、100%以上のR
GB信号についてのみ一定の比率で圧縮するニー処理回
路101が設けられている。
【0006】図4は、このニー処理を説明するための特
性図である。すなわち、ニー処理回路101では、撮像
素子から得られる入射光量に比例した600%までのR
GB信号について、100%を越える信号を圧縮し、全
て出力最大レベル内の信号へと変換している。
【0007】今撮影画面中に、ある色彩をもつ通常輝度
の物体があったとする。この物体のRGB信号が図4中
のR0,G0,B0であるとすると、ニー処理により同
図のr0,g0,b0に変換される。この場合、色差
(r−g,b−g)について考えると、同図に示すとお
り、入力信号が本来もつA,Bという大きさの色差が、
a0,b0という大きさへ変換される。しかしながら、
同じ色差の大きさをもった輝度の高い信号R1,G1,
B1がニー処理回路101に入力されると、同様に同図
に示すようにr1,g1,b1に変換され、このとき変
換後のr1,g1,b1の色差信号の大きさは、先ほど
のa0,b0の大きさより小さく圧縮されたa1,b1
に変換される。
【0008】ニー処理回路101で変換されたRGB信
号は、ガンマ処理回路102へ入力されガンマ処理を施
された後、マトリクス処理回路103で輝度信号Y,色
差信号I,Q等に変換され伝送される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、撮像画像中に高輝度領域が存在した場合、
撮像素子から得られる広いダイナミックレンジの信号を
規定値以内に圧縮するニー処理が作動し、色差信号の振
幅は非常に小さく圧縮されてしまうため、再生された高
輝度領域における色の判別はほとんど不可能であるとい
う問題点を有していた。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、画像の高輝度領域における白つぶれ現象を軽減し、
高輝度領域の色再現機能を備えた信号処理回路を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の信号処理回路は、RGB3原色撮像信号の高
輝度部を圧縮し、所定ダイナミックレンジ内での映像信
号の階調性を確保するニー処理回路と、前記ニー処理回
路により圧縮される前の前記RGB撮像信号が入力さ
れ、その中の信号レベルの最大値を検出する最大映像レ
ベル検出回路と、前記ニー処理回路の出力信号より輝度
および2系統の色差信号をつくるマトリクス処理回路
と、前記マトリクス処理回路より出力される2系統の色
差信号のゲインを補正するための色差信号ゲイン補正回
路とを備え、前記検出された最大映像信号レベルにより
独立した2系統の色差信号のゲインを補正することを特
徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明は上記した構成により、最大映像レベル
検出回路が検出した最大映像信号レベルにより、色差信
号ゲイン補正回路で2つの独立した色差信号のゲインを
調節し、ニー処理によって圧縮されてしまった色差信号
の振幅を補正することで、いわゆる色飛び現象を軽減
し、高輝度な画像の色彩を再現することができる。
【0013】また、本発明は上記した構成により、従来
の信号処理回路へ最大映像レベル検出回路と色差信号ゲ
イン補正回路とを追加することで、比較的簡単に実現で
きる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0015】図1は本発明の第1の実施例における色強
調を施した信号処理回路の構成を示すブロック図であ
る。図1において、101は撮像素子から得られる広い
ダイナミックレンジの信号を規定値以内に圧縮するニー
処理回路、102は受像器側のテレビモニターにおける
発光特性を補正するためのガンマ処理回路、103は映
像信号伝送のためにRGB信号をNTSC,PAL,S
ECAM方式等に必要な輝度,色差信号を得るためのマ
トリクス処理回路、104はニー処理を施される前の映
像信号より本来のRGB映像信号レベルの最大値を検出
する最大映像レベル検出回路、105は最大映像レベル
検出回路104が検出したRGB映像信号の最大映像信
号レベルに対応したゲイン補正倍率をI色差信号に掛け
合わせ、I色差信号の振幅を補正するI色差信号ゲイン
補正回路、106はI色差信号ゲイン補正回路105と
同様に最大映像レベル検出回路104が検出したRGB
映像信号の最大映像信号レベルに対応したゲイン補正倍
率をQ色差信号に掛け合わせ、Q色差信号の振幅を補正
するQ色差信号ゲイン補正回路である。
【0016】以上のように構成された本実施例の信号処
理回路について、以下その動作を説明する。
【0017】撮像素子から得られる600%程度の広い
ダイナミックレンジをもつRGB信号は、ニー処理回路
101へ入力されるとともに最大映像レベル検出回路1
04へも入力されRGB映像信号の最大値を検出する。
ニー処理回路101へ入力されたRGB信号は、100
%以上のRGB信号についてのみ一定の比率で圧縮し、
全て出力最大レベル内の信号へ変換され出力される。
【0018】ニー処理回路101で変換されたRGB信
号は、ガンマ処理回路102でガンマ処理を施された
後、マトリクス処理回路103で輝度信号Y,色差信号
I,Qに変換される。変換された色差信号はそれぞれ、
I色差信号はI色差信号ゲイン補正回路105で、Q色
差信号はQ色差信号ゲイン補正回路106で、最大映像
レベル検出回路104により検出された最大映像信号レ
ベルに対応したゲイン補正倍率で増幅,補正することに
より、高輝度画像領域の色強調を行う。
【0019】次に、色差信号ゲイン補正回路における最
大映像信号レベルに対応したゲイン補正倍率で増幅,補
正する方法について、詳しく説明する。
【0020】図2は、本発明のI色差信号ゲイン補正回
路における最大映像信号レベルとI色差信号のゲイン補
正倍率との関係を示す特性図である。横軸が最大映像レ
ベル検出回路104から入力される最大映像信号レベル
で、縦軸は入力された最大映像信号レベルに対するI色
差信号のゲイン補正倍率である。
【0021】I色差信号ゲイン補正回路105では、同
図で示されるような入力される最大映像信号レベルに対
応するゲイン補正倍率で、ニー処理により圧縮されたマ
トリクス回路103からの色差信号を増幅,補正してい
る。
【0022】すなわち、最大映像信号レベルがニー処理
の変換アルゴリズムにおける折れ曲がり点(以下ニーポ
イントと呼ぶ)以下である場合は、I色差信号は圧縮さ
れていないので、I色差信号ゲイン補正回路105にお
けるゲイン補正倍率は1とし無補正とする。最大映像信
号レベルがニーポイント以上のM1であった場合は、図
2に示すように対応するゲイン補正倍率G1を掛けI色
差信号を増幅,補正する。
【0023】なお、I色差信号ゲイン補正回路105の
最大映像信号レベルとゲイン補正倍率の関係は、図2に
示すとおりである必要はなく、最大映像信号レベルに対
応したゲイン補正を行えればどのような関係であっても
構わない。
【0024】また、Q色差信号ゲイン補正回路106の
回路構成についても、最大映像信号レベルに対応してQ
色差信号の振幅を増幅,補正するQ色差信号ゲイン補正
回路106であれば、どの様な構成であっても構わな
い。
【0025】また、Q色差信号ゲイン補正回路106の
動作は、I色差信号ゲイン補正回路105の説明でI色
差信号をQ色差信号と置き換えるだけで、I色差信号ゲ
イン補正回路105と同様であるので省略する。
【0026】なお、Q色差信号ゲイン補正回路106に
おける最大映像信号レベルとQ色差信号のゲイン補正倍
率との関係は、I色差信号ゲイン補正回路105と同じ
である必要はないが、I色差信号ゲイン補正回路105
とQ色差信号ゲイン補正回路106の最大映像信号レベ
ルと色差信号のゲイン補正倍率との関係が同じ場合は、
ゲイン補正倍率の算出回路部を共用することができるた
め、回路規模が小さくなることは明かである。
【0027】以上のように本実施例によれば、RGB3
原色撮像信号の高輝度部を圧縮し、所定ダイナミックレ
ンジ内での映像信号の階調性を確保するニー処理回路
と、前記ニー処理回路により圧縮される前の前記RGB
撮像信号が入力され、その中の信号レベルの最大値を検
出する最大映像レベル検出回路と、前記ニー処理回路の
出力信号より輝度および2系統の色差信号I,Qをつく
るマトリクス処理回路と、前記マトリクス処理回路より
出力される2系統の色差信号I,Qのゲインを補正する
ための色差信号ゲイン補正回路とを設けることにより、
最大映像レベル検出回路が検出した最大映像信号レベル
により、I,Q色差信号ゲイン補正回路で2つの独立し
た色差信号I,Qのゲインを調節し、ニー処理によって
圧縮されてしまった色差信号の振幅を補正することで、
いわゆる色飛び現象を軽減し、高輝度な画像の色彩を再
現することができる。
【0028】また、2つの独立な色差信号については、
I色差信号,Q色差信号である必要はなく、R−Y,B
−Yなどの色差信号であっても良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、最
大映像レベル検出回路が検出した最大映像信号レベルに
より、色差信号ゲイン補正回路で2つの独立した色差信
号のゲインを調節し、ニー処理によって圧縮されてしま
った色差信号の振幅を補正することで、いわゆる色飛び
現象を軽減し、高輝度な画像の色彩を再現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における信号処理回路の
構成を示すブロック図
【図2】図1のI色差信号ゲイン補正回路における最大
映像信号レベルとゲイン補正倍率との関係を示す特性図
【図3】従来の信号処理回路の構成を示すブロック図
【図4】ニー処理を説明するための特性図
【符号の説明】
101 ニー処理回路 102 ガンマ処理回路 103 マトリクス処理回路 104 最大映像レベル検出回路 105 I色差信号ゲイン補正回路 106 Q色差信号ゲイン補正回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RGB3原色撮像信号の高輝度部を圧縮
    し、所定ダイナミックレンジ内での映像信号の階調性を
    確保するニー処理回路と、 前記ニー処理回路により圧縮される前の前記RGB撮像
    信号が入力され、その中の信号レベルの最大値を検出す
    る最大映像レベル検出回路と、 前記ニー処理回路の出力信号より輝度および2系統の色
    差信号をつくるマトリクス処理回路と、 前記マトリクス処理回路より出力される2系統の色差信
    号のゲインを補正するための色差信号ゲイン補正回路と
    を備え、 前記検出された最大映像信号レベルにより独立した2系
    統の色差信号のゲインを補正することを特徴とする信号
    処理回路。
JP5189663A 1993-07-30 1993-07-30 信号処理回路 Pending JPH0746605A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5189663A JPH0746605A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 信号処理回路

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JP5189663A JPH0746605A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 信号処理回路

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ID=16245097

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JP (1) JPH0746605A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005057748A (ja) * 2003-07-22 2005-03-03 Hitachi Kokusai Electric Inc 色調補正回路及び色調補正方法
EP2595375A1 (en) 2011-11-18 2013-05-22 Keyence Corporation Image processing apparatus and image processing method

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005057748A (ja) * 2003-07-22 2005-03-03 Hitachi Kokusai Electric Inc 色調補正回路及び色調補正方法
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