JPH07465U - 玩具吊上げ用掴み爪装置 - Google Patents

玩具吊上げ用掴み爪装置

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JPH07465U
JPH07465U JP3065593U JP3065593U JPH07465U JP H07465 U JPH07465 U JP H07465U JP 3065593 U JP3065593 U JP 3065593U JP 3065593 U JP3065593 U JP 3065593U JP H07465 U JPH07465 U JP H07465U
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智徳 寺井
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智徳 寺井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 玩具を吊り上げる爪の掴み強さを可変にす
る。 【構成】 吊り枠1に複数の爪2を開閉可能に吊り下げ
支持し、吊り枠1上にソレノイド4及び該ソレノイドに
よって昇降駆動されるプランジャ5を配備し、プランジ
ャ5と前記爪2とをリンク3を介して枢支連結し、プラ
ンジャ5の上方にて吊り枠1上に押しボルト8を螺合
し、押しボルト8とプランジャ5との間に圧縮バネ7を
介装して構成される。押しボルト8の締込み量の調節に
よって、バネ7を介してプランジャ5を下向き押圧する
力、即ち、爪2を閉じる力を調節できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、縫いぐるみ玩具、球体カプセル入り玩具等の玩具を吊り上げるため の掴み爪装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ボックス内に縫いぐるみ玩具、球体カプセル入り玩具等の多数の玩具を収容し 、掴み爪装置を具えたクレーンを操作して、玩具を吊り上げるゲーム機が実施さ れている。
【0003】 上記ゲーム機の掴み爪装置は、図4に示す如く、吊り枠(1)に複数の爪(2)( 2)を開閉可能に吊り下げ支持し、吊り枠(1)上にソレノイド(4)及び該ソレノ イドによって昇降駆動されるプランジャ(5)を配備し、プランジャ(5)の下部に 昇降板(6)を取り付け、該昇降板(6)と前記爪(2)とをリンク(3)を介して枢支 連結して構成される。 ソレノイド(4)に通電すると、プランジャ(5)が上昇し、昇降板(6)及びリン ク(3)を介して爪(2)を開き側に回動させる。
【0004】 上記爪(2)(2)が開いた状態で、掴み爪装置を吊り上げ対象玩具位置へ下降さ せる。下降位置にてソレノイド(4)への通電が自動的に遮断され、掴み爪装置を 上昇させると、プランジャ(5)は、ソレノイド(4)に対して相対的に下降し、吊 り枠(1)上に設けた当りボルト(16)に当り、吊り枠(1)と一体に上昇する。 即ち、掴み爪装置の上昇時、爪(2)(2)は自重で閉じ、爪(2)(2)間の玩具を 掴む。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記の如く、爪(2)は、自重で閉じるため、爪の掴み力を調節することはでき ない。重い玩具、滑り易い玩具等、玩具の種類によっては、吊り上げ途上で、爪 (2)が玩具の重量に耐えられずに、勝手に開き、或いは、爪(2)(2)間から玩具 が滑り落ちて、殆ど吊り上げることができず、玩具の種類を選ばねばならなかっ た。 本考案は、爪(2)(2)の閉じ力を調節可能となすことにより、玩具の種類によ って、爪の掴み力を調節でき、上記問題を解決できる掴み爪装置を明らかにする ものである。
【0006】
【課題を解決する手段】
本考案の掴み爪装置は、吊り枠(1)に複数の爪(2)を開閉可能に吊り下げ支持 し、吊り枠(1)上にソレノイド(4)及び該ソレノイドによって昇降駆動されるプ ランジャ(5)を配備し、プランジャ(5)の下部に昇降板(6)を取り付け、該昇降 板(6)と前記爪(2)とをリンク(3)を介して枢支連結し、昇降板(6)の昇降によ って爪(2)を回動させ、爪(2)(2)間を開閉する玩具吊上げ用掴み爪装置に於て 、プランジャ(5)の上方にて吊り枠(1)上に押しボルト(8)を螺合し、押しボル ト(8)とプランジャ(5)との間に圧縮バネ(7)を介装して構成される。
【0007】 又、押しボルトに替えて、ソレノイド(4)の上方に、補助ソレノイド(4a)及び 該補助ソレノイドによって昇降する補助プランジャ(5a)を配備し、補助プランジ ャ(5a)の下端を圧縮バネ(7)に対向させて掴み爪装置を構成できる。
【0008】
【作用及び効果】
押しボルト(8)の締込み量の調節によって、バネ(7)を介してプランジャ(5) を下向き押圧する力、即ち、爪(2)を閉じる力を調節できる。 従って、玩具の重量、形状、滑り易さ等に応じて、押しボルト(8)の締め込み 量を調整し、爪(2)(2)の閉じ力を、ゲーム機として相応しい確率で玩具が掴め る様に調整できる。
【0009】 押しボルトに替えて、補助プランジャ(5a)によってバネ(7)を介してプランジ ャ(5)を押圧し、爪(2)(2)の閉じ力を切換える場合、ゲームの10回に1回の 割合、20回に1回の割合等、任意の割合で、或いは不定期的に補助ソレノイド (4a)に通電して、爪(2)(2)の閉じ力を強くし、このときの玩具の吊り上げ確率 を高めることもできる。
【0010】
【実施例】
(第1実施例) 図1、図2は、押しボルト(8)によって爪(2)の閉じ力を調節する掴み爪装置 を示しており、実施例の場合、爪(2)は3本である。 吊り枠(1)は、下板(11)と上板(12)を繋ぎ板(13)にて連結した略コ字状に形成 され、上板(12)には掴み爪装置を吊り下げるための吊り部(17)が設けられている 。
【0011】 下板(11)の中央部に、後記の如く爪の閉じ位置を規制するための当りボルト(1 6)が螺合され、該当りボルト(16)を中心に120゜の間隔を存して支持片(14)(1 4)(14)が下向きに突設され、各支持片(14)に爪(2)が垂直面内で回動可能に枢支 されている。 爪(2)は、横板(21)の外端から外膨らみの円弧板(22)を下向きに延長して形成 されており、横板(21)の内端が枢軸(15)によって前記下板(11)の支持片(14)に枢 支されている。
【0012】 吊り枠(1)の繋ぎ板(13)には、下板(11)の上位置に対応してソレノイド(4)が 取り付けられ、該ソレノイド(4)の軸心に設けた貫通孔(41)にプランジャ(5)が スライド可能に配備される。 プランジャ(5)の軸心には、上端に開口する深穴(51)が開設され、該深穴(51) に圧縮バネ(7)及び上端閉塞の筒体(83)がスライド可能に嵌まっている。 バネ(7)の力は、ソレノイド(4)によるプランジャ(5)の引き上げ力よりも弱 い。
【0013】 プランジャ(5)の下端に昇降板(6)がビス(61)止めされ、該昇降板(6)にはビ ス(61)を中心に120゜の間隔を存して下向きに支持片(62)(62)(62)が、突設さ れる。 上記昇降板(6)の各支持片(62)と、爪(2)の横板(21)の外端とがリンク(3)に よって枢支(31)(32)連結される。
【0014】 昇降板(6)をプランジャ(5)に固定するビス(61)が、前記吊り枠(1)の当りボ ルト(16)に当ってプランジャ(5)の下降位置が規制され、この状態で各爪(2)は 、閉じる。 爪(2)の閉じ状態は、当りボルト(16)の締付け量の調節によって、微調整可能 である。
【0015】 吊り枠(1)の上板(12)には、プランジャ(5)の真上位置にて押しボルト(8)が 螺合され、押しボルト(8)の下端は、前記プランジャ(5)内の筒体(83)に対向し ている。 押しボルト(8)のボルト頭(81)と吊り枠(1)の上板(12)との間に、緩み防止用 バネ(82)が介装されている。
【0016】 然して、ソレノイド(4)への通電を遮断した状態、即ち、爪(2)が自重で閉じ ている状態で、押しボルト(8)を締め込んで、バネ(7)を圧縮し、プランジャ( 5)を下向きにバネ付勢する。 プランジャ(5)に対するバネ付勢は、昇降板(6)及びリンク(3)を介して爪( 2)に作用し、爪(2)は閉じ方向にバネ力を受ける。
【0017】 押しボルト(8)の締め込み量によって、バネ(7)を介してプランジャ(5)を下 向き押圧する力、即ち、爪(2)を閉じるバネ力を調節できる。 従って、玩具の重量、形状、滑り易さ等に応じて、押しボルト(8)の締め込み 量を調整し、爪(2)(2)の閉じ力を、ゲーム機として相応しい確率で玩具が掴め る様に調整できる。
【0018】 ソレノイド(4)に通電した際、バネ(7)力に抗してプランジャ(5)が上昇し、 昇降板(6)及びリンク(3)を介して爪(2)(2)が枢軸(15)を中心に外側に回転し 、爪(2)(2)(2)間の玩具(9)を開放できる。
【0019】 (第2実施例) 図3は、爪(2)の掴み力を2段に自動切換え出来る掴み爪装置を示している。 前記第1実施例の押しボルト(8)に代えて、補助プランジャ(5a)によってソレ ノイド(4)内のバネ(7)を圧縮する点が異なるだけあり、第1実施例と共通の構 成は、説明を省略する。
【0020】 吊り枠(1)の上板(12)上に補助ソレノイド(4a)を固定し、該補助ソレノイド(4 a)の軸心に開設した貫通孔(41a)に、補助プランジャ(5a)をスライド可能に挿通 している。補助ソレノイド(4a)へ通電することにより、補助プランジャ(5a)を強 制的に下向きにスライドさせることができる。 補助プランジャ(5a)には下向きに押し軸(80)が突設され、該押し軸(80)が、ソ レノイド(4)内の筒体(83)に対向している。
【0021】 爪(2)が閉じるタイミングに合わせて、補助ソレノイド(4a)に通電すれば、補 補助プランジャ(5a)が強制的に下向きに移動して、ソレノイド(4)内のバネ(7) 押圧し、爪(2)の閉じ力を大きくできる。 補助ソレノイド(4a)に通電しない場合、バネ(7)には補助プランジャ(5a)の重 量のみが作用するだけであり、爪(2)の閉じ力は弱い。
【0022】 従って、例えばゲームの10回に1回の割合で定期的に、或いは不定期に補助 ソレノイド(4a)に通電す様に回路(図示せず)を構成し、補助ソレノイド(4a)への 通電時、通電遮断時の爪(2)(2)の閉じ力を切換えることができる。 ゲーム機を操作する者は、爪の閉じ力が何時切換わるのか、分からないため、 一層興味深く、玩具吊り上げゲームを楽しむことができる。
【0023】 本考案は、上記実施例の構成に限定されることはなく、実用新案登録請求の範 囲で種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の掴み爪装置の斜面図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】第2実施例の断面図である。
【図4】従来例の断面図である。
【符号の説明】
(1) 吊り枠 (2) 爪 (3) リンク (4) ソレノイド (5) プランジャ (6) 昇降板 (7) バネ (8) 押しボルト (4a) 補助ソレノイド (5a) 補助プランジャ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊り枠(1)に複数の爪(2)を開閉可能に
    吊り下げ支持し、吊り枠(1)上にソレノイド(4)及び該
    ソレノイドによって昇降駆動されるプランジャ(5)を配
    備し、プランジャ(5)の下部に昇降板(6)を取り付け、
    該昇降板(6)と前記爪(2)とをリンク(3)を介して枢支
    連結し、昇降板(6)の昇降によって爪(2)を回動させ、
    爪(2)(2)間を開閉する玩具吊上げ用掴み爪装置に於
    て、プランジャ(5)の上方にて、吊り枠(1)上に押しボ
    ルト(8)を螺合し、押しボルト(8)とプランジャ(5)と
    の間に圧縮バネ(7)を介装し、押しボルト(8)の締込み
    量の調節によって、爪(2)の閉じ力を調整できることを
    特徴とする玩具吊上げ用掴み爪装置。
  2. 【請求項2】 吊り枠(1)に複数の爪(2)を開閉可能に
    吊り下げ支持し、吊り枠(1)上にソレノイド(4)及び該
    ソレノイドによって昇降駆動されるプランジャ(5)を配
    備し、プランジャの下部に昇降板(6)を取り付け、該昇
    降板(6)と爪(2)とをリンク(3)を介して枢支連結し、
    昇降板(6)の昇降によって爪(2)を回動させ、爪(2)
    (2)間を開閉する玩具吊上げ用掴み爪装置に於て、ソレ
    ノイド(4)の上方に補助ソレノイド(4a)及び該補助ソレ
    ノイドによって昇降する補助プランジャ(5a)を配備し、
    補助プランジャ(5a)とプランジャ(5)との間に圧縮バネ
    (7)を介装している玩具吊上げ用掴み爪装置。
JP3065593U 1993-06-08 1993-06-08 玩具吊上げ用掴み爪装置 Expired - Lifetime JPH0749987Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043303A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Namco Ltd 物体把持装置及びそれを用いた景品獲得ゲーム装置
JP2009066158A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Sega Corp 景品取得ゲーム装置
JP2018102810A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 株式会社アガツマ 家庭用クレーンゲーム機

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