JPH0723718U - ドア吊り込み治具 - Google Patents
ドア吊り込み治具Info
- Publication number
- JPH0723718U JPH0723718U JP5835293U JP5835293U JPH0723718U JP H0723718 U JPH0723718 U JP H0723718U JP 5835293 U JP5835293 U JP 5835293U JP 5835293 U JP5835293 U JP 5835293U JP H0723718 U JPH0723718 U JP H0723718U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- support portion
- hanging jig
- main body
- jig
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 重量がある大型扉等であっても、一人で安全
に吊り込みを行うことができるドア吊り込み治具を提供
することを目的とする。 【構成】 支持部3に揺動自在に軸支した本体2の一端
にペダル部2bを設け、支持部3を挾んだ他端にはドア
の支承部9を水平方向、かつ上下方向に所定範囲回動可
能に装着した。
に吊り込みを行うことができるドア吊り込み治具を提供
することを目的とする。 【構成】 支持部3に揺動自在に軸支した本体2の一端
にペダル部2bを設け、支持部3を挾んだ他端にはドア
の支承部9を水平方向、かつ上下方向に所定範囲回動可
能に装着した。
Description
【0001】
本考案は、ドアの吊り込みに使用する治具に係り、特に、重量がある大型扉の 吊り込みを一人で行うことを可能とする治具に関するものである。
【0002】
一般に、開口部へのドアの取り付けは、開口部の枠に取り付けたヒンジにドア を吊り込むことによって行う。この吊り込みは、軽量ドアの場合は一人で行うこ とができる場合もあるが、重量がある大型扉等の場合は二人以上で吊り込み作業 を行っているのが実情である。 また、ドアに重量がある場合は、吊り込み作業自体危険を伴うものであり、吊 り込み作業に際しては十分な安全性を考慮する必要もあった。
【0003】
本考案は、上記従来技術に照らして、これを改善することを課題として創案さ れたものであって、重量がある大型扉等の場合であっても一人で安全に吊り込み を行うことができるドア吊り込み治具を提供することを目的とする。
【0004】
上記課題を達成するため、本考案が採用した治具は、支持部に揺動自在に軸支 した本体の一端にはペダル部を設け、支持部を挾んだ他端にはドアの支承部を水 平方向、かつ上下方向に所定範囲回動可能に装着したことを特徴とするものであ る。
【0005】
ドアを支承部に載置し、ドアの上部に手を添えながら、ペダル部を脚で押し下 げることにより、ドアを軽く持ち上げることができる。 ドアの支承部は、水平方向、および上下方向に所定範囲回動するので、ドアを 持ち上げた状態で、任意高さ、枠との寄り等を調整しながら吊り込みができる。
【0006】
以下、本考案を図示する一実施例に基いて詳細に説明する。 図1、図2はそれぞれ本考案のドア吊り込み治具の側面図、平面図であり、ド ア吊り込み治具1の本体2は、軸4を介して支持部3に揺動自在に軸支されてい る。支持部3の底にはプレ−ト3aが設けてあり、ドア吊り込み治具1を床面に 水平に載置できるようになっている。ドア吊り込み治具1の本体2の一端には、 ペダル部2aが形成されており、一方、他端には、ブラケット5、ブラケット5 に設けた二本の舌状プレ−ト7を介してドアの支承部9が装着してある。
【0007】 ドアの吊り込み治具1の本体2は、軸6を介してブラケット5に軸支されてお り、ドアの支承部9は軸6を支軸として上下方向に回動できるようになっている 。本体2のブラケット5側の端部は斜め下方に向けて切り欠いてあり、該斜面2 bの最端部11がブラケット5の内側に当接することにより、ドアの支承部9が 下方に回動することを規制している。また、上記本体2の端部に形成した斜面2 bが、ドアの支承部9の上方の回動範囲を規制している。
【0008】 ブラケット5とドアの支承部9は、舌状プレ−ト7を介して、軸8により連結 してあり、ドアの支承部9は軸8を支軸として水平方向に回動できるようになっ ている。ドアの支承部9は断面L字形状を有し、側壁と、ドアの肉厚と略同幅を 有する底部とからなる。ドアが当接する部位にはゴム等の弾性部材10が設けて あり、ドアに傷が付くのを防止すると共に、作業中にドアが左右に摺動しバラン スが崩れることがないようになっている。ドアの支承部9の側壁には、ブラケッ ト5に向かってストッパ−12が延設してあり、ドアの支承部9の回動時に、ス トッパ−12がブラケット5に当接することにより、ドアの支承部9の水平方向 の回動範囲を規制している。
【0009】 叙上のように構成されたドア吊り込み治具1を用いた吊り込み作業について、 図3に基づいて説明する。まず、ドア14を予め開口部13の枠のヒンジ側に合 わせて立てかける。次いで、ドア14の下端を支承部9に差込み、ドアの上部に 手を添えながら、ペダル部2aを脚で押し下げると、テコの原理で、軸4を支軸 としてドア14が軽く持ち上がる。この時、本体2の最端部11がブラケット5 の内側に当接するのでドア支承部9が下方に回動することが規制される。さらに 、ドア14を軽く持ち上げた状態で、軸6あるいは軸8により、ドア支承部9を 上方に回動させたり、水平に回動させることができるので、任意高さ、枠との寄 りを調整しながら図示しないヒンジにドア14を吊り込むことができる。 また、本実施例では、ドアの支承部9の上下方向、水平方向の回動を、それぞ れ、本体2の最端部11および斜面2bとブラケット5、ストッパ−12とブラ ケット5により規制しているので、作業中に、ドア14が前方に倒れたり、水平 方向に大きく回動することがなく、安全な作業を確保している。
【0010】
これを要するに本考案は、支持部に揺動自在に軸支した本体の一端にはペダル 部を設け、支持部を挾んだ他端にはドアの支承部を水平方向、かつ上下方向に所 定範囲回動可能に装着したことを特徴とするドア吊り込み治具に係るものである から、本考案の治具を用いることにより、重量がある大型扉等の場合であっても 一人で安全に吊り込みを行うことができ、ドアの吊り込み作業における作業効率 を向上させることができる。 ドアの支承部は水平方向、上下方向に所定範囲回動可能であるので、ドアを持 ち上げた状態で微調整をしながらドアをヒンジに吊り込むことができ、作業にお ける融通性がある。
【図1】本考案のドア吊り込み治具の側面図。
【図2】本考案のドア吊り込み治具の平面図。
【図3】本考案のドア吊り込み治具の使用状態を示す
図。
図。
1 ドア吊り込み治具 2 本体 2a ペダル部 2b 斜面 3 支持部 3a プレ−ト 4 軸 5 ブラケット 6 軸 7 舌状プレ−ト 8 軸 9 ドア支承部 10 弾性部材 11 端部 12 ストッパ− 13 開口部 14 ドア
Claims (1)
- 【請求項1】 支持部に揺動自在に軸支した本体の一端
にはペダル部を設け、支持部を挾んだ他端にはドアの支
承部を水平方向、かつ上下方向に所定範囲回動可能に装
着したことを特徴とするドア吊り込み治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5835293U JPH0723718U (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | ドア吊り込み治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5835293U JPH0723718U (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | ドア吊り込み治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0723718U true JPH0723718U (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=13081935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5835293U Pending JPH0723718U (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | ドア吊り込み治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723718U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006151541A (ja) * | 2004-11-26 | 2006-06-15 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ用基礎台の据付装置 |
EP2837753A1 (en) * | 2013-08-15 | 2015-02-18 | Stanley Black & Decker, Inc. | Panel Lifter |
JP2019011671A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 文化シヤッター株式会社 | 建材用リフト装置 |
JP2021104206A (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-26 | 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. | 洗濯機設置用治具 |
-
1993
- 1993-10-01 JP JP5835293U patent/JPH0723718U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006151541A (ja) * | 2004-11-26 | 2006-06-15 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ用基礎台の据付装置 |
EP2837753A1 (en) * | 2013-08-15 | 2015-02-18 | Stanley Black & Decker, Inc. | Panel Lifter |
JP2019011671A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 文化シヤッター株式会社 | 建材用リフト装置 |
JP2021104206A (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-26 | 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. | 洗濯機設置用治具 |
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