JPH0746531Y2 - マーキング機の活字選択装置 - Google Patents
マーキング機の活字選択装置Info
- Publication number
- JPH0746531Y2 JPH0746531Y2 JP1992054434U JP5443492U JPH0746531Y2 JP H0746531 Y2 JPH0746531 Y2 JP H0746531Y2 JP 1992054434 U JP1992054434 U JP 1992054434U JP 5443492 U JP5443492 U JP 5443492U JP H0746531 Y2 JPH0746531 Y2 JP H0746531Y2
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- Japan
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- selection
- assembly
- gear
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、チューブ等の各種被マ
ーキング材料に文字、記号等をマーキングするのに用い
られるマーキング機のマーキングすべき活字を選択する
活字選択装置の改良に関するものである。
ーキング材料に文字、記号等をマーキングするのに用い
られるマーキング機のマーキングすべき活字を選択する
活字選択装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種の被マーキング材料にマーキングを
施すマーキング機は、被マーキング材料に着色テープを
介して押し付けられる複数の活字輪を重ねて組立てられ
た活字組立体を有するが、このマーキング機は、この活
字組立体の各活字輪の所定の活字を選択する選択歯車か
ら成る活字選択装置を備えている。マーキングすべき文
字、記号等のマーキング用活字は、活字組立体の任意の
活字輪の駆動歯車に選択歯車を噛み合わせ、この選択歯
車を回転してマーキング位置に選択される。
施すマーキング機は、被マーキング材料に着色テープを
介して押し付けられる複数の活字輪を重ねて組立てられ
た活字組立体を有するが、このマーキング機は、この活
字組立体の各活字輪の所定の活字を選択する選択歯車か
ら成る活字選択装置を備えている。マーキングすべき文
字、記号等のマーキング用活字は、活字組立体の任意の
活字輪の駆動歯車に選択歯車を噛み合わせ、この選択歯
車を回転してマーキング位置に選択される。
【0003】従来技術のマーキング機は、その選択歯車
の回転を所定の抵抗で行い、且つ活字輪の選択された活
字を位置決めするために、活字組立体の各活字輪の駆動
歯車と相応する各見出しリング用の駆動歯車との間に噛
み合わせられた複数の中間歯車のすべての歯車に一括し
て弾発的に係入するローラ状の位置決め杆を備えている
(例えば、特公昭59−28182号公報参照)。この
位置決め杆は、その両端をレバーを介して1対のばねに
よって中間歯車に向けて付勢してこれらの中間歯車に押
し込んでこの中間歯車、活字輪用駆動歯車を介して選択
歯車の回転に所定の抵抗を付与すると共にすべての活字
輪の所定の活字をマーキング位置に位置決めしている。
の回転を所定の抵抗で行い、且つ活字輪の選択された活
字を位置決めするために、活字組立体の各活字輪の駆動
歯車と相応する各見出しリング用の駆動歯車との間に噛
み合わせられた複数の中間歯車のすべての歯車に一括し
て弾発的に係入するローラ状の位置決め杆を備えている
(例えば、特公昭59−28182号公報参照)。この
位置決め杆は、その両端をレバーを介して1対のばねに
よって中間歯車に向けて付勢してこれらの中間歯車に押
し込んでこの中間歯車、活字輪用駆動歯車を介して選択
歯車の回転に所定の抵抗を付与すると共にすべての活字
輪の所定の活字をマーキング位置に位置決めしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この従来技術のマーキ
ング機においては、位置決め杆は、その両端に設けられ
た押し付けばねによってすべての中間歯車に押し込んで
いるので、これらの中間歯車に噛み合うすべての活字輪
の選択された所定の活字をマーキング位置に位置決めす
ることができるが、選択歯車が1つの活字輪用駆動歯車
に噛み合ってその任意の活字をマーキング位置に選択す
る場合に、活字組立体の長手方向の位置、 即ち活字輪用
駆動歯車との噛み合い位置によって回転抵抗が変化する
ため、活字の選択動作を円滑に行うことができなかっ
た。
ング機においては、位置決め杆は、その両端に設けられ
た押し付けばねによってすべての中間歯車に押し込んで
いるので、これらの中間歯車に噛み合うすべての活字輪
の選択された所定の活字をマーキング位置に位置決めす
ることができるが、選択歯車が1つの活字輪用駆動歯車
に噛み合ってその任意の活字をマーキング位置に選択す
る場合に、活字組立体の長手方向の位置、 即ち活字輪用
駆動歯車との噛み合い位置によって回転抵抗が変化する
ため、活字の選択動作を円滑に行うことができなかっ
た。
【0005】更に詳細にのべると、複数の中間歯車に一
括して係入する長い位置決め杆の両端をばねで押し付け
ると、位置決め杆の端部ではこの端部に相応する一方の
ばねの力のみが作用し他方のばねが作用しないため、位
置決め杆はその長手方向の位置に応じて中間歯車及びそ
れに噛み合う活字輪に作用するばね圧力が変化し、位置
決め杆の端部付近では一方のばね力が働くのみでばね圧
力が最も小さく、中間では両側のばねが働いてばね圧力
が最も高くなる。従って、選択歯車が活字輪組立体の端
部側の活字輪用駆動歯車に噛み合ってその活字輪の活字
を選択動作する場合には、小さな抵抗で選択動作が行わ
れるが、選択歯車が中間の活字輪用駆動歯車に噛み合っ
てその活字輪を選択動作する場合には、大きな抵抗で選
択動作が行なわれる。このように、活字輪の選択位置に
よって活字の選択動作時に受ける選択歯車の回転抵抗が
異なると、活字の選択時に選択すべき活字を通り過ぎて
選択歯車を回転したり、選択すべき活字に到達するのに
時間がかかったりして活字の選択動作を円滑に行なうこ
とができない欠点があった。
括して係入する長い位置決め杆の両端をばねで押し付け
ると、位置決め杆の端部ではこの端部に相応する一方の
ばねの力のみが作用し他方のばねが作用しないため、位
置決め杆はその長手方向の位置に応じて中間歯車及びそ
れに噛み合う活字輪に作用するばね圧力が変化し、位置
決め杆の端部付近では一方のばね力が働くのみでばね圧
力が最も小さく、中間では両側のばねが働いてばね圧力
が最も高くなる。従って、選択歯車が活字輪組立体の端
部側の活字輪用駆動歯車に噛み合ってその活字輪の活字
を選択動作する場合には、小さな抵抗で選択動作が行わ
れるが、選択歯車が中間の活字輪用駆動歯車に噛み合っ
てその活字輪を選択動作する場合には、大きな抵抗で選
択動作が行なわれる。このように、活字輪の選択位置に
よって活字の選択動作時に受ける選択歯車の回転抵抗が
異なると、活字の選択時に選択すべき活字を通り過ぎて
選択歯車を回転したり、選択すべき活字に到達するのに
時間がかかったりして活字の選択動作を円滑に行なうこ
とができない欠点があった。
【0006】本考案の目的は、上記の欠点を回避し、選
択動作すべき活字輪の位置に拘らず活字の選択動作を円
滑に行なうことができると共にすべての活字輪を位置決
めすることができるマーキング機の活字選択装置を提供
することにある。
択動作すべき活字輪の位置に拘らず活字の選択動作を円
滑に行なうことができると共にすべての活字輪を位置決
めすることができるマーキング機の活字選択装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の1つの課題解決
手段は、被マーキング材料に着色テープを介して押し付
けられる複数の活字輪を重ねて組立てられた活字組立体
を支持する可動フレームに支持されこの活字組立体の軸
線に平行な軸線に沿って摺動自在に支持された摺動フレ
ームとこの摺動フレームに回転自在に支持され活字組立
体の各活字輪の所定の活字を選択する選択歯車と摺動フ
レームに取付けられて選択歯車の両側に配置され選択歯
車に噛み合う活字輪以外の他の複数の活字輪に一括して
係入してこれらの他の複数の活字輪の回転を抑制する1
対の回転止め部材とから成る活字 選択組立体と、この活
字選択組立体の回転止め部材を活字選択組立体の選択歯
車に噛み合う活字輪以外の他の複数の活字輪に係入した
まま活字選択組立体を活字組立体の軸線に平行な軸線に
沿って移動して選択歯車を任意の活字輪に噛み合わせる
活字選択組立体移動手段とを備え、活字選択組立体は、
摺動フレームに取付けられ選択歯車に弾発的に係入する
係入部材を更に有することを特徴とするマーキング機の
活字選択装置を提供することにある。本考案の第2の課
題解決手段は、上記第1の課題解決手段によるマーキン
グ機の活字選択装置であって、係入部材は、摺動フレー
ムに枢支された揺動フレームの先端に取付けられたロー
ラから成り、揺動フレームにはローラが選択歯車に押し
付けられるように付勢する押し付けばねが設けられ、押
し付けばねのばね力を調整する押し付け調整ねじが押し
付けばねに係合していることを特徴とするマーキング機
の活字選択装置を提供することにある。 本考案の第3の
課題解決手段は、上記第1又は第2の課題解決手段によ
るマーキング機の活字選択装置であって、活字選択組立
体移動手段は、選択歯車を回転駆動する選択軸に取付け
られたハンドルから成っていることを特徴とするマーキ
ング機の活字選択装置を提供することにある。
手段は、被マーキング材料に着色テープを介して押し付
けられる複数の活字輪を重ねて組立てられた活字組立体
を支持する可動フレームに支持されこの活字組立体の軸
線に平行な軸線に沿って摺動自在に支持された摺動フレ
ームとこの摺動フレームに回転自在に支持され活字組立
体の各活字輪の所定の活字を選択する選択歯車と摺動フ
レームに取付けられて選択歯車の両側に配置され選択歯
車に噛み合う活字輪以外の他の複数の活字輪に一括して
係入してこれらの他の複数の活字輪の回転を抑制する1
対の回転止め部材とから成る活字 選択組立体と、この活
字選択組立体の回転止め部材を活字選択組立体の選択歯
車に噛み合う活字輪以外の他の複数の活字輪に係入した
まま活字選択組立体を活字組立体の軸線に平行な軸線に
沿って移動して選択歯車を任意の活字輪に噛み合わせる
活字選択組立体移動手段とを備え、活字選択組立体は、
摺動フレームに取付けられ選択歯車に弾発的に係入する
係入部材を更に有することを特徴とするマーキング機の
活字選択装置を提供することにある。本考案の第2の課
題解決手段は、上記第1の課題解決手段によるマーキン
グ機の活字選択装置であって、係入部材は、摺動フレー
ムに枢支された揺動フレームの先端に取付けられたロー
ラから成り、揺動フレームにはローラが選択歯車に押し
付けられるように付勢する押し付けばねが設けられ、押
し付けばねのばね力を調整する押し付け調整ねじが押し
付けばねに係合していることを特徴とするマーキング機
の活字選択装置を提供することにある。 本考案の第3の
課題解決手段は、上記第1又は第2の課題解決手段によ
るマーキング機の活字選択装置であって、活字選択組立
体移動手段は、選択歯車を回転駆動する選択軸に取付け
られたハンドルから成っていることを特徴とするマーキ
ング機の活字選択装置を提供することにある。
【0008】
【作用】このように、選択歯車と一緒に移動する係入部
材を選択歯車に直接弾発的に係入すると、選択歯車がど
この活字選択位置にあっても常に同じばね圧力によって
選択歯車を回転することができるので、選択歯車の位置
に拘らず、選択動作を円滑に行なうことができ、またこ
の選択歯車によって選択されるべき活字輪以外の活字輪
にはこの選択歯車と一緒に移動する1対の回り止め部材
のいずれかがが常に係入しているので、選択されるべき
活字輪以外の活字輪は、活字選択動作中及びマーキング
中に回転することがなく、従って所定の文字、数字等の
活字を整然とマーキングすることができる。尚、この選
択歯車及び回り止め部材を含む活字選択組立体は、活字
組立体が取付けられている可動フレームに取付けれて活
字組立体との関係を一定に維持したまま活字組立体と一
緒に昇降するので、マーキング中の回り止め機能をも合
わせて有する。 また、係入部材は、選択歯車自体が取付
けられている摺動フレームに枢支された揺動フレームの
先端に取付けられて選択歯車に係入するようにばね付勢
されるローラから成り、押し付けばねのばね圧を押し付
け調整ねじによって調整することができると、マーキン
グ機の初期設定及び長期の使用によるばね圧力の変動の
補償をに容易に行うことができる。 活字選択組立体は、
選択歯車を回転駆動するハンドルを持って容易に移動す
ることができ、選択歯車と回り止め部材との移動及びそ
の後に続く活字選択動作とを連続して迅速に行うことが
でき、活字輪の活字選択の作業性を向上することができ
る。
材を選択歯車に直接弾発的に係入すると、選択歯車がど
この活字選択位置にあっても常に同じばね圧力によって
選択歯車を回転することができるので、選択歯車の位置
に拘らず、選択動作を円滑に行なうことができ、またこ
の選択歯車によって選択されるべき活字輪以外の活字輪
にはこの選択歯車と一緒に移動する1対の回り止め部材
のいずれかがが常に係入しているので、選択されるべき
活字輪以外の活字輪は、活字選択動作中及びマーキング
中に回転することがなく、従って所定の文字、数字等の
活字を整然とマーキングすることができる。尚、この選
択歯車及び回り止め部材を含む活字選択組立体は、活字
組立体が取付けられている可動フレームに取付けれて活
字組立体との関係を一定に維持したまま活字組立体と一
緒に昇降するので、マーキング中の回り止め機能をも合
わせて有する。 また、係入部材は、選択歯車自体が取付
けられている摺動フレームに枢支された揺動フレームの
先端に取付けられて選択歯車に係入するようにばね付勢
されるローラから成り、押し付けばねのばね圧を押し付
け調整ねじによって調整することができると、マーキン
グ機の初期設定及び長期の使用によるばね圧力の変動の
補償をに容易に行うことができる。 活字選択組立体は、
選択歯車を回転駆動するハンドルを持って容易に移動す
ることができ、選択歯車と回り止め部材との移動及びそ
の後に続く活字選択動作とを連続して迅速に行うことが
でき、活字輪の活字選択の作業性を向上することができ
る。
【0009】
【実施例】本考案の実施例を図面を参照して詳細にのべ
ると、図1は本考案に係る活字選択装置10を備えたマ
ーキング機12を概略的に示し、このマーキング機12
は、機台18と、この機台18上に設けられマーキング
すべき被マーキング材料14を受ける材料受台20と、
複数の活字輪24をヒータ22の外周上に軸線方向に並
べて重ねて組立てられた活字組立体26と、この活字組
立体26を保持する1対の可動フレーム28、28’
(図6参照)を含みこの活字組立体26を着色テープ1
6を介して材料受台20上の被マーキング材料14に向
けて押し付けるように昇降する活字組立体昇降手段30
とから成っている。
ると、図1は本考案に係る活字選択装置10を備えたマ
ーキング機12を概略的に示し、このマーキング機12
は、機台18と、この機台18上に設けられマーキング
すべき被マーキング材料14を受ける材料受台20と、
複数の活字輪24をヒータ22の外周上に軸線方向に並
べて重ねて組立てられた活字組立体26と、この活字組
立体26を保持する1対の可動フレーム28、28’
(図6参照)を含みこの活字組立体26を着色テープ1
6を介して材料受台20上の被マーキング材料14に向
けて押し付けるように昇降する活字組立体昇降手段30
とから成っている。
【0010】活字組立体昇降手段30は、可動フレーム
28、28’を上下に揺動するように機台18に枢支す
る枢支部材又は機台18に設けられて可動フレーム2
8、28’を上下に摺動自在に係合する垂直案内部材か
ら成っているが、これらの詳細な説明は省略する。
28、28’を上下に揺動するように機台18に枢支す
る枢支部材又は機台18に設けられて可動フレーム2
8、28’を上下に摺動自在に係合する垂直案内部材か
ら成っているが、これらの詳細な説明は省略する。
【0011】この活字組立体26の各活字輪24は、図
2(A)及び図5に示すように、それぞれ歯車32から
成り、マーキングすべき文字、記号等の活字34は、こ
の歯車32の歯上に形成されている。この歯車32は、
活字を印字(マーキング)する印字機能と活字選択の目
的で回転する回転機能とを持たせるために、歯と凹部の
底との間を結ぶ面の傾斜角(圧力角)が15°以下、好
ましくは12°乃至8°、最も好ましくは約10°であ
るように形成される。尚、図2(A)において符号36
は隣り合う歯車32の間に配置されたスペーサリングで
ある。
2(A)及び図5に示すように、それぞれ歯車32から
成り、マーキングすべき文字、記号等の活字34は、こ
の歯車32の歯上に形成されている。この歯車32は、
活字を印字(マーキング)する印字機能と活字選択の目
的で回転する回転機能とを持たせるために、歯と凹部の
底との間を結ぶ面の傾斜角(圧力角)が15°以下、好
ましくは12°乃至8°、最も好ましくは約10°であ
るように形成される。尚、図2(A)において符号36
は隣り合う歯車32の間に配置されたスペーサリングで
ある。
【0012】着色テープ16は、図1に示すように、着
色テープロール38から図示しない案内手段を介してマ
ーキング位置に繰出され、送給ローラ40によって送給
されつつ巻取ボビン42に巻取られる。尚、送給ローラ
40及び巻取ボビン42は、可動フレーム28、28’
の昇降に連動して回転するが、その具体的な機構は本考
案の要旨に関係しないので、その詳細な説明を省略す
る。
色テープロール38から図示しない案内手段を介してマ
ーキング位置に繰出され、送給ローラ40によって送給
されつつ巻取ボビン42に巻取られる。尚、送給ローラ
40及び巻取ボビン42は、可動フレーム28、28’
の昇降に連動して回転するが、その具体的な機構は本考
案の要旨に関係しないので、その詳細な説明を省略す
る。
【0013】本発明の活字選択装置10は、図3乃至図
6に示すように、活字組立体26の1つの活字輪(歯車
32)24に噛み合う選択歯車44と、この選択歯車4
4の両側に配置され活字組立体26の選択すべき活字輪
以外の他の活字輪(歯車32)24に一括して係入して
これらの他の活字輪24の回転を抑制する1対の回転止
め部材46とから成る活字選択組立体48と、この活字
選択組立体48の回転止め部材46を活字組立体26の
対応する複数の活字輪(選択歯車44に噛み合っている
活字輪24以外の他の活字輪)24に係入したまま活字
組立体26の軸線に平行な軸線に沿って移動して選択歯
車44を任意の活字輪24に噛み合わせる活字選択組立
体移動手段72とを備えている。この活字選択組立体4
8は、活字組立体26の軸線に平行になるように可動フ
レーム28、28’間に取付けられた支持軸50(図6
参照)に支持された後にのべる摺動フレーム58に取付
けられている。選択歯車44の選択軸44aにはハンド
ル45(図4参照)が取付けられていてこのハンドル4
5を回転することによって活字輪24の活字をマーキン
グ位置に選択することができる。また、このハンドル4
5は、活字選択組立体48の選択歯車44を任意の活字
輪24に噛み合わせるように活字選択組立体48全体を
軸線方向に移動するのにも用いられて摺動フレーム58
と共に活字選択組立体移動手段72を構成している。
尚、図3において符号25はマーキング位置にある活字
34を確認するために歯車32の歯の間の見出し表示を
透視する見出し板である。
6に示すように、活字組立体26の1つの活字輪(歯車
32)24に噛み合う選択歯車44と、この選択歯車4
4の両側に配置され活字組立体26の選択すべき活字輪
以外の他の活字輪(歯車32)24に一括して係入して
これらの他の活字輪24の回転を抑制する1対の回転止
め部材46とから成る活字選択組立体48と、この活字
選択組立体48の回転止め部材46を活字組立体26の
対応する複数の活字輪(選択歯車44に噛み合っている
活字輪24以外の他の活字輪)24に係入したまま活字
組立体26の軸線に平行な軸線に沿って移動して選択歯
車44を任意の活字輪24に噛み合わせる活字選択組立
体移動手段72とを備えている。この活字選択組立体4
8は、活字組立体26の軸線に平行になるように可動フ
レーム28、28’間に取付けられた支持軸50(図6
参照)に支持された後にのべる摺動フレーム58に取付
けられている。選択歯車44の選択軸44aにはハンド
ル45(図4参照)が取付けられていてこのハンドル4
5を回転することによって活字輪24の活字をマーキン
グ位置に選択することができる。また、このハンドル4
5は、活字選択組立体48の選択歯車44を任意の活字
輪24に噛み合わせるように活字選択組立体48全体を
軸線方向に移動するのにも用いられて摺動フレーム58
と共に活字選択組立体移動手段72を構成している。
尚、図3において符号25はマーキング位置にある活字
34を確認するために歯車32の歯の間の見出し表示を
透視する見出し板である。
【0014】活字選択組立体48は、特に図5及び図6
に示すように、摺動フレーム54に取付けられ選択歯車
44に弾発的に係入する係入部材52を更に有してい
る。図示の実施例では、係入部材52は、揺動フレーム
54の先端に軸支されたローラ56から成り、揺動フレ
ーム54は、摺動フレーム58にピン60によって揺動
自在に枢支されている。尚、図示の実施例では、揺動フ
レーム54は、本体部分54Aとこの本体部分54Aに
ねじ55によって固定され先端にローラ56が取付けら
れたローラ支持片54Bとから成っている。
に示すように、摺動フレーム54に取付けられ選択歯車
44に弾発的に係入する係入部材52を更に有してい
る。図示の実施例では、係入部材52は、揺動フレーム
54の先端に軸支されたローラ56から成り、揺動フレ
ーム54は、摺動フレーム58にピン60によって揺動
自在に枢支されている。尚、図示の実施例では、揺動フ
レーム54は、本体部分54Aとこの本体部分54Aに
ねじ55によって固定され先端にローラ56が取付けら
れたローラ支持片54Bとから成っている。
【0015】活字選択組立体移動手段72を構成する摺
動フレーム58は、特に図6に示すように、可動フレー
ム28、28’の間に取付けられた支持軸50にスラス
トベアリング62を介して取付けられている。1対の回
転止め部材46は、摺動フレーム58まで延びる後方延
長部46aを有し、この後方延長部46aは、ねじ64
によって摺動フレーム58に固定されている。従って、
1対の回転止め部材46は、摺動フレーム58の摺動に
よって活字組立体26の軸線に平行な軸線に沿って選択
歯車44と共に移動すると共に、この移動の間、選択歯
車44が選択するために噛み合っている1つの活字輪2
4以外の他の複数の活字輪24に一括して係入したまま
の状態にあってこれらの他の活字輪24を位置決めして
いる。
動フレーム58は、特に図6に示すように、可動フレー
ム28、28’の間に取付けられた支持軸50にスラス
トベアリング62を介して取付けられている。1対の回
転止め部材46は、摺動フレーム58まで延びる後方延
長部46aを有し、この後方延長部46aは、ねじ64
によって摺動フレーム58に固定されている。従って、
1対の回転止め部材46は、摺動フレーム58の摺動に
よって活字組立体26の軸線に平行な軸線に沿って選択
歯車44と共に移動すると共に、この移動の間、選択歯
車44が選択するために噛み合っている1つの活字輪2
4以外の他の複数の活字輪24に一括して係入したまま
の状態にあってこれらの他の活字輪24を位置決めして
いる。
【0016】揺動フレーム54の後端には摺動フレーム
58の縦孔58aに差し込まれている押し付けピン66
が係合し、この押し付けピン66は、縦孔58aにねじ
込まれている押し付け調整ねじ68によって選択歯車4
4への押し付け力が調整される押し付けばね70に係合
している。従って、押し付け調整ねじ68のねじ込み量
を調整することによって揺動フレーム54を介してロー
ラ56の選択歯車44への押し付け力を調整することが
できる。
58の縦孔58aに差し込まれている押し付けピン66
が係合し、この押し付けピン66は、縦孔58aにねじ
込まれている押し付け調整ねじ68によって選択歯車4
4への押し付け力が調整される押し付けばね70に係合
している。従って、押し付け調整ねじ68のねじ込み量
を調整することによって揺動フレーム54を介してロー
ラ56の選択歯車44への押し付け力を調整することが
できる。
【0017】次に、本考案の活字選択装置10を備えた
マーキング機12の使用状態をのべると、材料受台20
上にマーキンすグすべきチューブ等の被マーキング材料
12を配置し、また着色テープ14を着色テープロール
38からマーキング位置に繰出し、送給ローラ40を経
て巻取ボビン42に巻き付ける。尚、活字組立体26
は、活字選択組立体48をそのハンドル45を持って支
持軸50に沿って活字組立体26の軸線方向に移動して
選択歯車44を各活字輪24に噛み合わせ、この選択歯
車44を回転して所定のマーキング用活字34を予めマ
ーキング位置に選択する。また、活字組立体26は、内
蔵するヒータ22によって予め所定温度に加熱されてい
る。
マーキング機12の使用状態をのべると、材料受台20
上にマーキンすグすべきチューブ等の被マーキング材料
12を配置し、また着色テープ14を着色テープロール
38からマーキング位置に繰出し、送給ローラ40を経
て巻取ボビン42に巻き付ける。尚、活字組立体26
は、活字選択組立体48をそのハンドル45を持って支
持軸50に沿って活字組立体26の軸線方向に移動して
選択歯車44を各活字輪24に噛み合わせ、この選択歯
車44を回転して所定のマーキング用活字34を予めマ
ーキング位置に選択する。また、活字組立体26は、内
蔵するヒータ22によって予め所定温度に加熱されてい
る。
【0018】この状態で、活字組立体昇降手段30によ
って可動フレーム28、28’を押し下げて活字組立体
26を着色テープ16を介して被マーキング材料14に
押し付ける。その結果、加熱されている活字組立体26
の各活字輪24の選択されているマーキング用活字34
が着色テープ16を介して被マーキング材料14に圧接
されるので、被マーキング材料14に所定のマーキング
が施される。
って可動フレーム28、28’を押し下げて活字組立体
26を着色テープ16を介して被マーキング材料14に
押し付ける。その結果、加熱されている活字組立体26
の各活字輪24の選択されているマーキング用活字34
が着色テープ16を介して被マーキング材料14に圧接
されるので、被マーキング材料14に所定のマーキング
が施される。
【0019】活字選択組立体48は、選択歯車44がど
の選択位置にあってもこの選択歯車44に常に係入しな
がら(噛み合いながら)選択歯車44と一緒に移動する
ローラ56を有し、このローラ56は、押し付け調整ね
じ68のねじ込み量によって設定された押し込み力で押
し付けばね70を介して押し付けピン66によって揺動
する揺動フレーム54によって選択歯車44に弾発的に
押し付けられているので、選択歯車44がどの位置にあ
っても常に同じ押し付け力で押し付けられ、選択歯車4
4を一定の回転抵抗で回転することができる。従って、
活字の選択時に選択すべき活字を通り過ぎて選択歯車を
回転し過ぎたり、選択すべき活字に到達するのに時間が
かかったりすることがなく、活字の選択動作を円滑に行
なうことができる。また、選択歯車44の両側にあって
この選択歯車44と一緒に移動する1対の回転止め部材
46が選択歯車44に噛み合っている活字輪24以外の
他の複数の活字輪24に噛み合っているので、これらの
他の活字輪24も回転止めされてこれらの活字輪24の
選択されている所定の活字がマーキング位置に維持され
る。従って、活字組立体26のすべての活字輪24は、
マーキング時に、選択歯車44及び1対の回転止め部材
46によって位置決めされ、被マーキング材料12に所
定の活字を整然とマーキングすることができる。 回転止
め部材46が選択歯車44の両側に設けられているの
は、選択歯車44が活字組立体26の中間に位置する場
合にはその両側の回転止め部材46の各半部が選択歯車
44に噛み合っている活字輪24の両側の活字輪群に係
入し、また選択歯車44が活字組立体26の一方の端部
側の活字輪24に噛み合っている場合には相応する一方
の回転止め部材46が他のすべての活字輪24に係入
し、選択歯車44が活字組立体26の他方の端部側の活
字輪24に噛み合っている場合には相応する他方の回転
止め部材46が他のすべての活字輪24に係入するよう
にするためである。 活字選択組立体48が活字組立体2
6の軸線に平行な軸線に沿って移動する際、選択歯車4
4及び1対の回転止め部材46は、活字組立体26の隣
り合う活字輪24の整列している凹部(隣り合う歯の間
の空間)内を相互に横切って移動するが、この場合、選
択歯車44は、ばね押し付けされているローラ56を弾
発的に踊らせながら移動する。
の選択位置にあってもこの選択歯車44に常に係入しな
がら(噛み合いながら)選択歯車44と一緒に移動する
ローラ56を有し、このローラ56は、押し付け調整ね
じ68のねじ込み量によって設定された押し込み力で押
し付けばね70を介して押し付けピン66によって揺動
する揺動フレーム54によって選択歯車44に弾発的に
押し付けられているので、選択歯車44がどの位置にあ
っても常に同じ押し付け力で押し付けられ、選択歯車4
4を一定の回転抵抗で回転することができる。従って、
活字の選択時に選択すべき活字を通り過ぎて選択歯車を
回転し過ぎたり、選択すべき活字に到達するのに時間が
かかったりすることがなく、活字の選択動作を円滑に行
なうことができる。また、選択歯車44の両側にあって
この選択歯車44と一緒に移動する1対の回転止め部材
46が選択歯車44に噛み合っている活字輪24以外の
他の複数の活字輪24に噛み合っているので、これらの
他の活字輪24も回転止めされてこれらの活字輪24の
選択されている所定の活字がマーキング位置に維持され
る。従って、活字組立体26のすべての活字輪24は、
マーキング時に、選択歯車44及び1対の回転止め部材
46によって位置決めされ、被マーキング材料12に所
定の活字を整然とマーキングすることができる。 回転止
め部材46が選択歯車44の両側に設けられているの
は、選択歯車44が活字組立体26の中間に位置する場
合にはその両側の回転止め部材46の各半部が選択歯車
44に噛み合っている活字輪24の両側の活字輪群に係
入し、また選択歯車44が活字組立体26の一方の端部
側の活字輪24に噛み合っている場合には相応する一方
の回転止め部材46が他のすべての活字輪24に係入
し、選択歯車44が活字組立体26の他方の端部側の活
字輪24に噛み合っている場合には相応する他方の回転
止め部材46が他のすべての活字輪24に係入するよう
にするためである。 活字選択組立体48が活字組立体2
6の軸線に平行な軸線に沿って移動する際、選択歯車4
4及び1対の回転止め部材46は、活字組立体26の隣
り合う活字輪24の整列している凹部(隣り合う歯の間
の空間)内を相互に横切って移動するが、この場合、選
択歯車44は、ばね押し付けされているローラ56を弾
発的に踊らせながら移動する。
【0020】尚、上記実施例では、活字輪24がそれ自
体選択歯車44に噛み合って選択的に駆動されることが
できる歯車32から成っているが、図2(B)に示すよ
うに、活字輪24自体は歯車ではなく、活字輪24の側
面に駆動歯車32Aを一体に固定して選択歯車44をこ
の駆動歯車32Aに噛み合わせるようにした活字組立体
26にも本考案を適用することができる。
体選択歯車44に噛み合って選択的に駆動されることが
できる歯車32から成っているが、図2(B)に示すよ
うに、活字輪24自体は歯車ではなく、活字輪24の側
面に駆動歯車32Aを一体に固定して選択歯車44をこ
の駆動歯車32Aに噛み合わせるようにした活字組立体
26にも本考案を適用することができる。
【0021】また、上記実施例では、係入部材52がロ
ーラ56の形態であるのが示されているが、押し付けば
ねによる押し付け力以外に選択歯車44に回転抵抗を与
えることがなければ、他の任意の形態とすることができ
る。
ーラ56の形態であるのが示されているが、押し付けば
ねによる押し付け力以外に選択歯車44に回転抵抗を与
えることがなければ、他の任意の形態とすることができ
る。
【0022】
【考案の効果】本考案によれば、上記のように、選択歯
車と共に移動して選択歯車に直接弾発的に係入する係入
部材を有し、この係入部材の押し付け力によって選択歯
車を回転する際の回転抵抗を定めているので、選択歯車
が活字輪の駆動歯車に噛み合う位置に拘らず、選択歯車
の回転を常に一定の力で回転することができ、従って選
択すべき活字を通り過ぎて選択歯車を回転し過ぎたり、
選択すべき活字に到達するのに時間がかかったりするこ
とがなく、活字の選択動作を円滑に行なうことができる
実益がある。
車と共に移動して選択歯車に直接弾発的に係入する係入
部材を有し、この係入部材の押し付け力によって選択歯
車を回転する際の回転抵抗を定めているので、選択歯車
が活字輪の駆動歯車に噛み合う位置に拘らず、選択歯車
の回転を常に一定の力で回転することができ、従って選
択すべき活字を通り過ぎて選択歯車を回転し過ぎたり、
選択すべき活字に到達するのに時間がかかったりするこ
とがなく、活字の選択動作を円滑に行なうことができる
実益がある。
【0023】また、この選択歯車の両側にはこの選択歯
車に噛み合う活字輪以外の他の複数の活字輪に一括して
噛み合いながら選択歯車と共に移動する1対の回転止め
部材を有し、従って活字組立体の各活字輪を位置決めす
る別個の位置決め手段を必要とすることなく、選択歯車
が噛み合う活字輪とそれ以外の活字輪とのすべての活字
輪を位置決めすることができる。従って、マーキング時
に、活字組立体と共にこの活字組立体に係入したまま活
字選択組立体が下降して、選択歯車と回り止め部材とが
すべての活字輪を回り止めしつつマーキングを良好に行
うことができる。
車に噛み合う活字輪以外の他の複数の活字輪に一括して
噛み合いながら選択歯車と共に移動する1対の回転止め
部材を有し、従って活字組立体の各活字輪を位置決めす
る別個の位置決め手段を必要とすることなく、選択歯車
が噛み合う活字輪とそれ以外の活字輪とのすべての活字
輪を位置決めすることができる。従って、マーキング時
に、活字組立体と共にこの活字組立体に係入したまま活
字選択組立体が下降して、選択歯車と回り止め部材とが
すべての活字輪を回り止めしつつマーキングを良好に行
うことができる。
【0024】係入部材が選択歯車自体が取付けられてい
る摺動フレームに枢支された揺動フレームの先端に取付
けられて選択歯車に向けてばね付勢されるローラから成
り、このローラを押し付ける押し付けばねのばね圧を押
し付け調整ねじによって調整することができるので、マ
ーキング機の初期設定及び長期の使用によるばね圧力の
変動の補償をに容易に行うことができる。
る摺動フレームに枢支された揺動フレームの先端に取付
けられて選択歯車に向けてばね付勢されるローラから成
り、このローラを押し付ける押し付けばねのばね圧を押
し付け調整ねじによって調整することができるので、マ
ーキング機の初期設定及び長期の使用によるばね圧力の
変動の補償をに容易に行うことができる。
【0025】活字選択組立体は、選択歯車を回転駆動す
るハンドルを持って容易に移動することができ、選択歯
車と回り止め部材との移動及びその後に続く活字選択動
作とを連続して迅速に行うことができ、活字輪の活字選
択の作業性を向上することができる。
るハンドルを持って容易に移動することができ、選択歯
車と回り止め部材との移動及びその後に続く活字選択動
作とを連続して迅速に行うことができ、活字輪の活字選
択の作業性を向上することができる。
【図1】本考案に係る活字選択装置を備えたマーキング
機の概略系統図である。
機の概略系統図である。
【図2】活字組立体の異なる例の一部の一半部の正面図
であり、同図(A)は活字輪自体が歯車である場合、同
図(B)は活字輪自体は歯車でなくその側面に別個の駆
動歯車が固定されている場合を示す。
であり、同図(A)は活字輪自体が歯車である場合、同
図(B)は活字輪自体は歯車でなくその側面に別個の駆
動歯車が固定されている場合を示す。
【図3】本発明の活字選択装置の側断面図である。
【図4】本発明の活字選択装置に用いられる活字選択組
立体の選択歯車と回転止め部材との関係を示す正面図で
ある。
立体の選択歯車と回転止め部材との関係を示す正面図で
ある。
【図5】本発明の活字選択装置の要部の拡大断面図であ
る。
る。
【図6】図5の活字選択装置の要部のVI−VI線断面
図である。
図である。
10 活字選択装置 12 マーキング機 14 被マーキング材料 16 着色テープ 18 機台 20 材料受台 22 ヒータ 24 活字輪 25 見出し板 26 活字組立体 28 可動フレーム 28’ 可動フレーム 30 活字組立体昇降手段 32 歯車 34 活字 36 スペーサリング 38 着色テープロール 40 送給ローラ 42 巻取ボビン 44 選択歯車 45 ハンドル 46 回転止め部材 48 活字選択組立体 50 支持軸 52 係入部材 54 揺動フレーム 54A 本体部分 54B ローラ支持片 55 ねじ 56 ローラ 58 揺動フレーム 60 ピン 62 スラストベアリング 64 ねじ 66 押し付けピン 68 押し付け調整ねじ 70 押し付けばね72 活字選択組立体移動手段
Claims (3)
- 【請求項1】 被マーキング材料に着色テープを介して
押し付けられる複数の活字輪を重ねて組立てられた活字
組立体を支持する可動フレームに前記活字組立体の軸線
に平行な軸線に沿って摺動自在に支持された摺動フレー
ムと前記摺動フレームに回転自在に支持され前記活字組
立体の各活字輪の所定の活字を選択する選択歯車と前記
摺動フレームに取付けられて前記選択歯車の両側に配置
され前記選択歯車に噛み合う活字輪以外の他の複数の活
字輪に一括して係入して前記他の複数の活字輪の回転を
抑制する1対の回転止め部材とから成る活字選択組立体
と、前記活字選択組立体の前記回転止め部材を前記活字
選択組立体の選択歯車に噛み合う活字輪以外の他の複数
の活字輪に係入したまま前記活字選択組立体を前記活字
組立体の軸線に平行な軸線に沿って移動して前記選択歯
車を任意の活字輪に噛み合わせる活字選択組立体移動手
段とを備え、前記活字選択組立体は、前記摺動フレーム
に取付けられ前記選択歯車に弾発的に係入する係入部材
を更に有することを特徴とするマーキング機の活字選択
装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のマーキング機の活字選
択装置であって、前記係入部材は、前記摺動フレームに
枢支された揺動フレームの先端に取付けられたローラか
ら成り、前記揺動フレームには前記ローラが前記選択歯
車に押し付けられるように付勢する押し付けばねが設け
られ 、前記押し付けばねのばね力を調整する押し付け調
整ねじが前記押し付けばねに係合していることを特徴と
するマーキング機の活字選択装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のマーキング機の
活字選択装置であって、前記活字選択組立体移動手段
は、前記選択歯車を回転駆動する選択軸に取付けられた
ハンドルから成っていることを特徴とするマーキング機
の活字選択装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992054434U JPH0746531Y2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | マーキング機の活字選択装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992054434U JPH0746531Y2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | マーキング機の活字選択装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH069945U JPH069945U (ja) | 1994-02-08 |
JPH0746531Y2 true JPH0746531Y2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=12970611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992054434U Expired - Lifetime JPH0746531Y2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | マーキング機の活字選択装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0746531Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3818826A (en) * | 1972-07-28 | 1974-06-25 | Farrington Business Mach | Recessed keyboard imprinter |
JPS5180416A (ja) * | 1975-01-09 | 1976-07-14 | Oguchi Seippon Kk | Kinzokuhakuchochakuki |
JPS5928182A (ja) * | 1982-08-10 | 1984-02-14 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
JPH0310503A (ja) * | 1989-06-08 | 1991-01-18 | Oki Electric Ind Co Ltd | 電圧制御発振器 |
-
1992
- 1992-07-13 JP JP1992054434U patent/JPH0746531Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH069945U (ja) | 1994-02-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960416 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |