JPH0746530Y2 - マーキング機 - Google Patents

マーキング機

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JPH0746530Y2
JPH0746530Y2 JP5352692U JP5352692U JPH0746530Y2 JP H0746530 Y2 JPH0746530 Y2 JP H0746530Y2 JP 5352692 U JP5352692 U JP 5352692U JP 5352692 U JP5352692 U JP 5352692U JP H0746530 Y2 JPH0746530 Y2 JP H0746530Y2
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JP
Japan
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character
type
assembly
marking machine
heater
Prior art date
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JP5352692U
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JPH067938U (ja
Inventor
日出雄 大野
Original Assignee
株式会社シーティーケイ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、電線等を識別
するために種々の文字、記号等を表示して電線に被せら
れる識別用チューブ等の各種被マーキング材料に文字、
記号等をマーキングするのに用いられるマーキング機の
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、電線を識別するために、長いプ
ラスチックチューブに各種文字、記号等をマーキング
し、これを識別単位毎に切断して電線に被せることが行
なわれている。このような長尺のチューブにマーキング
を施すためにヒータを内蔵した活字組立体を備えたマー
キング機が用いられている。
【0003】この種のマーキング機は、マーキングすべ
き被マーキング材料に着色テープを介して押し付けられ
る複数の活字輪をヒータの外周に重ねて組立てられた活
字組立体と、この活字組立体の各活字輪の所定の活字を
選択する活字選択手段とを備え、活字組立体は、ヒータ
の両端板を押込むように配置された1対の押込み部材を
介して1対のフレームの間に着脱自在に取付けられてい
る。
【0004】このマーキング機においては、活字組立体
の各活字輪は、活字選択手段の選択歯車の回転によって
回転して所定のマーキング用活字がマーキング位置に選
択されて所定のマーキングを施すようにしている。従来
技術では、各活字輪がマーキング用活字を選択する際に
回転する時の回転硬さは、ヒータの両端板と押込み部材
との間に配置されたスプリングワッシャによって設定さ
れていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このような従
来技術のマーキング機では、スプリングワッシャのくせ
によって組立後の活字輪の回転硬さが微妙に異なるた
め、組立時の回転硬さの調整が難しく、組立に熟練を必
要とし、特に活字輪は度々に交換することが要求される
ので、交換後活字組立体を再組み付けする都度、活字輪
の回転硬さを調整することが要求されるが、このような
活字輪の交換時の活字輪の回転硬さの調整が困難であっ
た。
【0006】本考案の目的は、上記の欠点を回避し、活
字輪の回転硬さを熟練を必要とすることなく、容易に調
整することができるマーキング機を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の課題を
解決するために、マーキングすべき被マーキング材料に
着色テープを介して押し付けられる複数の活字輪をヒー
タの外周に重ねて組立てられた活字組立体と、この活字
組立体の各活字輪の所定の活字を選択する活字選択手段
とを備え、活字組立体はヒータの両端板を押込むように
配置された1対の押込み部材を介して1対のフレームの
間に着脱自在に取付けられているマーキング機におい
て、一方の押込み部材は相応するフレームにねじ止め
し、他方の押込み部材に衝合しこの他方の押込み部材に
相応するフレームの外側に突出するアジャスタスクリュ
ーと、他方の押込み部材に相応するフレームに固定され
アジャスタスクリューにねじ結合される固定板と、アジ
ャスタスクリューに螺合され固定板に衝合するロックナ
ットとを更に備えていることを特徴とするマーキング機
を提供することにある。尚、1対の押込み部材は、ヒー
タの両端板に直接衝合してもよいし、当て部材を介して
間接的にヒータの両端板に衝合してもよい。
【0008】
【作用】このように、活字組立体が部品によってくせが
あるスプリングワッシャではなく、1つの押込み部材
押込み力をアジャスタスクリューによって調整すると、
活字輪を活字選択手段によって試し回転しながら回転硬
さを確認しつつ適宜に調整することができ、従ってマー
キング機の組立時及び活字輪交換時に活字輪の回転硬さ
を容易に調整することができる。
【0009】
【実施例】本考案の実施例を図面を参照して詳細にのべ
ると、図1は本考案に係るマーキング機10を概略的に
示し、このマーキング機10は、機台16と、この機台
16上に設けられマーキングすべき被マーキング材料1
2を受ける材料受台18と、複数の活字輪22をヒータ
20の外周上に軸線方向に並べて重ねて組立てられた活
字組立体24と、この活字組立体24を保持する1対の
フレーム30、30’を含みこの活字組立体24を着色
テープ14を介して材料受台16上の被マーキング材料
12に向けて押し付けるように昇降する活字組立体昇降
手段26と、活字組立体24の各活字輪22の所定のマ
ーキング用活字を選択する活字選択手段28とを備えて
いる。
【0010】活字組立体昇降手段26は、フレーム30
を上下に揺動するように機台16に枢支する枢支部材又
は機台16に設けられてフレーム30を上下に摺動自在
に係合する垂直案内部材から成っているが、これらの詳
細な説明は省略する。
【0011】この活字組立体24の各活字輪22は、図
4(A)に示すように、それぞれ歯車32から成り、マ
ーキングすべき文字、記号等の活字34は、この歯車3
2の歯上に形成されている。この歯車32は、活字機能
と活字選択の目的で回転する回転機能とを持たせるため
に、歯と凹部の底との間を結ぶ面の傾斜角(圧力角)が
15°以下、好ましくは12°乃至8°、最も好ましく
は約10°であるように形成される。
【0012】活字選択手段28は、図5に示すように、
活字組立体24の1つの活字輪22に噛み合う選択歯車
36と、この選択歯車36の両側に配置され活字組立体
24の他の活字輪22に一括して係入して他の活字輪2
2の回転を抑制する回転止め部材38とから成る活字選
択組立体40から成り、この活字選択組立体40は、フ
レーム30、30’に支持された活字選択軸42の軸線
に沿って移動して適宜の活字輪22に選択歯車36を噛
み合うことができるようにしている。
【0013】活字組立体24は、図2及び図3に示すよ
うに、ヒータ20の両端にあてがわれて左右の最外側の
活字輪22に係合する端板42、42’と、これらの端
板42、42’にそれぞれ係入する1対の当て部材4
4、44’と、これらの当て部材44、44’に係合
て端板42、42’を押し込むように配置された1対の
押込み部材46、46’とを備えている。
【0014】一方の押込み部材46は、フレーム30を
貫通して止めねじ48によってこのフレーム30に固定
されている。尚、図2において符号50は当て部材44
及び押込み部材46がヒータ軸52の端部から抜けるの
を止めるようにヒータ軸52に螺合して固定されたナッ
トである。
【0015】本考案のマーキング機10は、活字組立体
24をフレーム30’に取付けるために、他方の押込み
部材46’に衝合し相応するフレーム30’の外側に突
出するアジャスタスクリュー54と、フレーム30’に
固定されアジャスタスクリュー54にねじ結合される固
定板56と、アジャスタスクリュー54に螺合され固定
板56に衝合するロックナット58とを更に備えてい
る。
【0016】従って、ロックナット58を緩めた状態で
アジャスタスクリュー54を固定板56に対して進退す
るようにねじ込み量を調整することによって押込み部材
46’、当て部材44’及び端板42’を介して端板4
2、42’の間に挟まれている複数の活字輪22の回転
硬さを調整することができる。ロックナット58は、活
字輪22の回転硬さを所定の通り調整した後、再び固定
板56に衝合するようにアジャストスクリュー54に締
め付けてアジャスタスクリュー54をロックする。
【0017】着色テープ14は、図1に示すように、着
色テープロール60から図示しない案内手段を介してマ
ーキング位置に繰出され、送給ローラ62によって送給
されつつ巻取ボビン64に巻取られる。尚、送給ローラ
62及び巻取ボビン64は、フレーム30の昇降に連動
して回転するが、その具体的な機構は本考案の要旨に関
係しないので、その詳細な説明を省略する。
【0018】次に、本考案のマーキング機の使用状態を
のべると、材料受台18上にマーキングすべきチューブ
等の被マーキング材料12を配置し、また着色テープ1
4を着色テープロール60からマーキング位置に繰出
し、送給ローラ62を経て巻取ボビン64に巻き付け
る。尚、活字組立体24は、活字選択手段28の選択歯
車36を各活字輪22に噛み合わせ、この選択歯車36
を回転して所定のマーキング用活字34を予めマーキン
グ位置に選択する。また、活字組立体24は、内蔵する
ヒータ20によって予め所定温度に加熱されている。
【0019】この状態で、活字組立体昇降手段26によ
ってフレーム30、30’を押し下げて活字組立体24
を着色テープ14を介して被マーキング材料12に押し
付ける。その結果、加熱されている活字組立体24の各
活字輪22の選択されているマーキング用活字34が着
色テープ14を介して被マーキング材料12に圧接され
るので、被マーキング材料12に所定のマーキングが施
される。
【0020】活字組立体24は、図2に示す止めねじ4
8を取り外し、図3のロックナット58を緩め、押込み
部材46、46’を取り外して1対のフレーム30、3
0’の間からヒータ軸52を抜き出すことによって取り
出すことができる。新しい活字組立体24と交換した
後、この新しい活字組立体24の押込み部材46を止め
ねじ48で固定し、アジャスタスクリュー54を締め込
んで所定の押込み力で押込み部材46’を押込んで新し
い活字組立体24の活字輪22の回転硬さを調整するこ
とができる。活字輪22の回転硬さが調整された後、ロ
ックナット58をアジャスタスクリュー54に螺合し、
固定板56に衝合してアジャスタスクリュー54をロッ
クする。
【0021】記実施例では、活字輪22がそれ自体選
択歯車36に噛み合って選択的に駆動されることができ
る歯車32から成っているが、図4(B)に示すよう
に、活字輪22自体は歯車ではなく、活字輪22の側面
に駆動歯車32Aを一体に固定して選択歯車36をこの
駆動歯車32Aに噛み合わせるようにした活字組立体2
4にも本考案を適用することができる。尚、図4におい
て符号33、33Aは隣り合う活字輪22又は活字輪2
2と駆動歯車32Aとの間に配置されたスペーサリング
である。また、上記実施例では、押込み部材46、4
6’は、当て部材44、44’を介してヒータ20の両
端板42、42’に衝合してこれらの両端板42、4
2’を押込んでいたが、これらの押込み部材46、4
6’は、直接両端板42、42’に衝合してこれらの両
端板42、42’を押込んでもよい。
【0022】
【考案の効果】本考案によれば、上記のように、活字組
立体が部品によってくせがあるスプリングワッシャでは
なく、1つの押込み部材の押込み力をアジャスタスクリ
ューによって調整するので、活字輪を試し回転しながら
回転硬さを確認しつつ適宜に調整することができ、従っ
てマーキング機の組立時及び活字輪交換時に活字輪の回
転硬さを熟練を必要とすることなく容易に調整すること
ができる実益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るマーキング機の概略系統図であ
る。
【図2】本考案に用いられる活字組立体の拡大正面図で
ある。
【図3】活字組立体の活字輪の回転硬さを調整する機構
の拡大断面図である。
【図4】活字組立体の異なる例の一部の一半部の正面図
であり(A)は活字輪自体が歯車である場合、(B)は
活字輪自体は歯車でなくその側面に別個の駆動歯車が固
定された場合を示す。
【図5】活字選択手段の正面図である。
【符号の説明】
10 マーキング機 12 被マーキング材料 14 着色テープ 16 機台 18 材料受台 20 ヒータ 22 活字輪 24 活字組立体 26 活字組立体昇降手段 28 活字選択手段 30 フレーム 30’ フレーム 32 歯車 32A 歯車 33 スペーサリング 33A スペーサリング 34 活字 36 選択歯車 38 回転止め部材 40 活字選択組立体 42 端板 42’ 端板 44 当て部材 44’ 当て部材 46 押込み部材 46’ 押込み部材 48 止めねじ 50 ナット 52 ヒータ軸 54 アジャスタスクリュー 56 固定板 58 ロックナット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マーキングすべき被マーキング材料に着
    色テープを介して押し付けられる複数の活字輪をヒータ
    の外周に重ねて組立てられた活字組立体と、前記活字組
    立体の各活字輪の所定の活字を選択する活字選択手段と
    を備え、前記活字組立体は前記ヒータの両端板を押し込
    むように配置された1対の押込み部材を介して1対のフ
    レームの間に着脱自在に取付けられているマーキング機
    において、一方の押込み部材は相応するフレームにねじ
    止めし、他方の押込み部材に衝合し前記他方の押込み部
    材に相応するフレームの外側に突出するアジャスタスク
    リューと、前記他方の押込み部材に相応するフレームに
    固定され前記アジャスタスクリューにねじ結合される固
    定板と、前記アジャスタスクリューに螺合され前記固定
    に衝合するロックナットとを更に備えていることを特
    徴とするマーキング機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のマーキング機であっ
    て、前記1対の押込み部材は、前記ヒータの両端板にそ
    れぞれ当て部材を介して衝合するマーキング機。
JP5352692U 1992-07-08 1992-07-08 マーキング機 Expired - Lifetime JPH0746530Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5352692U JPH0746530Y2 (ja) 1992-07-08 1992-07-08 マーキング機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5352692U JPH0746530Y2 (ja) 1992-07-08 1992-07-08 マーキング機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH067938U JPH067938U (ja) 1994-02-01
JPH0746530Y2 true JPH0746530Y2 (ja) 1995-10-25

Family

ID=12945260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5352692U Expired - Lifetime JPH0746530Y2 (ja) 1992-07-08 1992-07-08 マーキング機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5223912U (ja) * 1975-08-07 1977-02-19

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JPH067938U (ja) 1994-02-01

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