JPH0746460Y2 - 携帯用電動レンチ - Google Patents

携帯用電動レンチ

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JPH0746460Y2
JPH0746460Y2 JP7672090U JP7672090U JPH0746460Y2 JP H0746460 Y2 JPH0746460 Y2 JP H0746460Y2 JP 7672090 U JP7672090 U JP 7672090U JP 7672090 U JP7672090 U JP 7672090U JP H0746460 Y2 JPH0746460 Y2 JP H0746460Y2
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JP
Japan
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main body
torque wrench
wrench
switch
engaging means
Prior art date
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Application number
JP7672090U
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English (en)
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JPH0435876U (ja
Inventor
洋一 高橋
Original Assignee
東芝プラント建設株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はボルトの頭部やナットを締結する携帯用の電動
レンチに関し、特に電動レンチ本体にトルクレンチが着
脱自在に取り付けられると共に、そのトルクレンチの着
脱に伴って電動レンチのスイッチ部の位置を変更できる
ようにし、電動レンチの作業性を向上させたものに関す
る。
〔従来技術〕
バッテリーにより、電動モータを駆動し、ボルトの頭部
やナットを螺回締結する電動レンチが存在した。又、こ
のような電動レンチのあるものは、トルクレンチと組み
合わされていた。即ち、締結トルクを設定できるトルク
レンチの端部を電動レンチに一体的に固定したものが存
在した。
〔解決しようとする課題〕
又、このような携帯用電動レンチのON-OFFスイッチは電
動レンチ本体の表面に存在するため、そのスイッチのON
-OFFの作業性が悪い欠点があった。即ち、トルクレンチ
を把持した状態で、その把持した手でスイッチをON-OFF
することが困難であり、作業能率が落ちる欠点があっ
た。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本考案は以上の問題点を取り除くため、次の構
成をとる。
即ち、外周が比較的短い柱状に形成された把持部を有す
る本体2にモータ1を内装する。そして、ボルトの頭部
又はナット外周を着脱自在に被嵌する回転駆動部3を本
体2の先端部に突設する。この回転駆動部3は本体2の
軸線に直交する軸線を有すると共に、モータ1に伝動機
構を介して連結される。このような携帯用電動レンチに
おいて、本考案の特徴とするところは、締結トルクを設
定できるトルクレンチ4が本体2の軸線に平行で、その
トルクレンチ4の先端が本体2の側部に着脱自在に嵌着
するトルクレンチ嵌着部5を前記本体に設ける。さら
に、所定距離移動できる程度の長さで、屈曲自在なリー
ド線6を介して本体2に薄い小片状に形成されたスイッ
チ7を設ける。このスイッチ7はその厚み方向に押圧す
ることにより、モータ1を駆動するものであると共に、
リード線6を介して本体2の内部に導かれる。そして、
スイッチ7の裏面に係止手段8を設ける。さらに、前記
把持部15の先端部に本体部係合手段9を設け、その本体
部係合手段9と係止手段8とが着脱自在に係合するよう
に構成する。さらに、トルクレンチ4の側面に本体部係
合手段9と同様のトルクレンチ部係合手段10を設け、ス
イッチ7を前記両係合手段9,10のいずれか一方に選択的
に係止できるようにしたものである。
〔作用〕
本考案の電動レンチは、トルクレンチ4をトルクレンチ
嵌着部5に着脱自在に取り付け、そのトルクレンチ4を
使用するときには、該トルクレンチ4の側面に設けられ
たトルクレンチ部係合手段10にスイッチ7を係止させ、
スイッチ7のON-OFF動作を極めて容易に行い得る。又、
トルクレンチ4を使用しないときには、スイッチ7を本
体部係合手段9に係止させ、本体2の把持部15を把持し
てスイッチ7のON-OFF動作をさらに容易に行い得る。し
かも、このときにはトルクレンチ4の重量が取り除かれ
る分だけ軽量で取り扱い易い電動レンチとなる。
〔実施例〕
次に、図面に基づいて本考案の実施例につき説明する。
第1図は本考案の電動レンチの使用状態を示す斜視説明
図であり、トルクレンチ4を取りつけた状態を示す。第
2図は同使用状態を示し、トルクレンチ4を取り外した
状態を示す。第3図は本考案の電動レンチの縦断面図で
あり、第3a図は第3図のIIIa図部拡大図、第4図はモー
タ1のON-OFF説明図である。
この実施例の携帯用電動レンチは、第3図に示す如く、
筒状に形成された把持部15内にモータ1が内装され、モ
ータ1の回転軸が伝動機構11を介し、本体2先端部の回
転駆動部3に連結される。この伝動機構11は遊星歯車列
とベベルギアーとを主要部とし、そのベベルギアにより
回転駆動部3の回転軸をモータ1の回転軸に対して直交
する向きに変えている。又、モータ1の後部からはリー
ド線6を介してスイッチ7が突設されると共に、第1図
及び第2図に示す如く他のリード線16を介してモータ1
がバッテリー13に連結される。なお、スイッチ7とモー
タ1との間にはパワーリレー14が第4図の如く設けられ
ている。このスイッチ7は第3a図に示す如く薄い小片状
のものからなり、その裏面側に係止手段8が設けられて
いる。この係止手段8の一例としては商品名マジックテ
ープのフック部材側を貼着する。即ち、多数の短いフッ
ク状部材が植設されたものが貼着される。そして、この
係止手段8の相手側である本体部係合手段9、トルクレ
ンチ部係合手段10は、多数のU字状部材が植設されたも
のであり、それらが第1図に示す如く把持部15の先端及
びトルクレンチ4の把持部先端に貼着されている。
次に、スイッチ7をON-OFF動作させると、第4図から明
らかなように、パワーリレー14のa接点がON-OFFし、そ
れによりモータ1が駆動される。このようにすることに
より、従来の電動レンチのように比較的大型のスイッチ
を使用することなく、微弱電流(数十mアンペア)の小
型スイッチ7を使用することができる。そして、このよ
うな小さなスイッチ7とすることによりその取り付け場
所を選ばず、本体2先端の本体部係合手段9やトルクレ
ンチ4の把持部先端のトルクレンチ部係合手段10に係脱
自在に取り付けることが可能となる。
次に、本考案の電動レンチによりボルト又はナットを締
結する場合の使用方法につき説明する。
ボルトの締結には、厳密にそのボルト締結のトルクの大
きさを設定しなければならない場合と、そのような必要
のない場合とが存在する。本考案の電動レンチは両者に
兼用できるものである。先ず、ボルトのいわゆるトルク
チェックが不要な場合には、トルクレンチを取り付ける
ことなく、第2図に示す如くスイッチ7を把持部15先端
の本体部係合手段9に係止させる。そして、把持部15を
把持し、その作業者の親指がスイッチ7に位置される。
そして、その親指をスイッチ7の厚み方向に少し押すこ
とにより、内部のモータ1を駆動し、回転駆動部3を回
転させて図示しないボルト又はナットを締結することが
できる。トルクチェックが必要な場合は第1図に示す如
く始めからトルクレンチ4を本考案の電動レンチのトル
クレンチ嵌着部5(第3図)に嵌着し、同図に示す如く
スイッチ7をトルクレンチ4の把持部先端のトルクレン
チ部係合手段10に係止させる。そして、トルクレンチ4
の把持部を把持し、その作業者の親指がスイッチ7に位
置される。そして、親指をスイッチ7の厚み方向に押す
ことにより、ナットを締結し、そのまま手動にてトルク
レンチ4を動作させ所定のトルク値に締結することがで
きる。
〔考案の効果〕
本考案の携帯用電動レンチは、トルクレンチ4の先端部
を着脱自在に嵌着するトルクレンチ嵌着部5を有し、本
体部係合手段9とトルクレンチ部係合手段10とのいずれ
か一方に選択的にスイッチ7を係止できるように構成し
たから、トルクレンチ4を使用しない場合、本体2を第
2図に示す如く把持して、作業者に疲労を感じさせるこ
となく、回転駆動部3によりボルトを螺回させることが
できる。即ち、トルクレンチ4を取り除いた状態でスイ
ッチ7を本体部係合手段9に係止することにより、スイ
ッチ7のON-OFF動作を容易に行い得ると共に、本電動レ
ンチを安定して容易に保持し得る。又、トルクレンチ4
を用いるときには第1図に示す如くスイッチ7をトルク
レンチ4のトルクレンチ部係合手段10に係止して、回転
駆動部3を回転させ、迅速にボルト又はナットを規定の
締結力で固定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電動レンチの使用状態を示す斜視説明
図であり、トルクレンチ4を取りつけた状態を示す。第
2図は同使用状態を示し、トルクレンチ4を取り外した
状態を示す。第3図は本考案の電動レンチの縦断面図で
あり、第3a図は第3図のIIIa図部拡大図、第4図はモー
タ1のON-OFF説明図である。 1……モータ、2……本体 3……回転駆動部、4……トルクレンチ 5……トルクレンチ嵌着部、6……リード線 7……スイッチ、8……係止手段 9……本体部係合手段 10……トルクレンチ部係合手段 11……伝動機構、13……バッテリー 14……パワーリレー、15……把持部 16……リード線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動モータ1を内装すると共に、外周が比
    較的短い柱状に形成された把持部15を有する本体2と、
    前記モータ1に伝動機構を介して連結されると共に、前
    記本体2の先端部に、該本体2の軸線に直交する軸線を
    有して突設され、ボルト頭部またはナット外周を着脱自
    在に被嵌する回転駆動部3と、を具備する携帯用レンチ
    において、締結トルクを設定できるトルクレンチ4が前
    記本体2の前記軸線に平行に且つ、該トルクレンチ4の
    先端が前記本体2の側部に着脱自在に嵌着するように設
    けたトルクレンチ嵌着部5と、所定距離移動できる程度
    の長さで、屈曲自在なリード線6を介して前記本体2の
    内部に導かれ、薄い小片状に形成されると共に、その表
    面を厚み方向に押圧することにより前記モータ1を駆動
    する手動スイッチ7と、該スイッチ7の裏面に設けられ
    た係止手段8と、前記把持部15の先端部に設けられ、前
    記係止手段8に着脱自在に係合する本体部係合手段9
    と、を有し、前記トルクレンチ4の側面に前記本体部係
    合手段9と同様のトルクレンチ部係合手段10を設けるこ
    とにより、前記スイッチ7を前記両係合手段9,10のいず
    れか一方に選択的に係止できるように構成したことを特
    徴とする携帯用電動レンチ。
JP7672090U 1990-07-19 1990-07-19 携帯用電動レンチ Expired - Lifetime JPH0746460Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7672090U JPH0746460Y2 (ja) 1990-07-19 1990-07-19 携帯用電動レンチ

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JP7672090U JPH0746460Y2 (ja) 1990-07-19 1990-07-19 携帯用電動レンチ

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Publication Number Publication Date
JPH0435876U JPH0435876U (ja) 1992-03-25
JPH0746460Y2 true JPH0746460Y2 (ja) 1995-10-25

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ID=31618446

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JP7672090U Expired - Lifetime JPH0746460Y2 (ja) 1990-07-19 1990-07-19 携帯用電動レンチ

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US9171217B2 (en) 2002-05-03 2015-10-27 Magna Electronics Inc. Vision system for vehicle
US9191634B2 (en) 2004-04-15 2015-11-17 Magna Electronics Inc. Vision system for vehicle

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