JP3092073B2 - 二重回転する定常駆動ハンドルを有したラチエツトレンチ - Google Patents

二重回転する定常駆動ハンドルを有したラチエツトレンチ

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JP3092073B2
JP3092073B2 JP03513817A JP51381791A JP3092073B2 JP 3092073 B2 JP3092073 B2 JP 3092073B2 JP 03513817 A JP03513817 A JP 03513817A JP 51381791 A JP51381791 A JP 51381791A JP 3092073 B2 JP3092073 B2 JP 3092073B2
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ワナツプ,ジヨージ
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    • B25B13/461Spanners; Wrenches of the ratchet type, for providing a free return stroke of the handle with concentric driving and driven member
    • B25B13/467Spanners; Wrenches of the ratchet type, for providing a free return stroke of the handle with concentric driving and driven member which are gear-operated

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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はフアスナーの駆動体において連続して一方向
の回転を生じさせ得、且つその長軸に沿い、いずれの方
向にも回転可能なハンドルを有したラチエツトレンチに
関する。
(背景技術) 従来のラチエツトレンチにはラチエツト機構に連結さ
れる固定ハンドルが具備される。フアスナーの駆動体は
ラチエツト機構からハンドルに向かつて垂直に延設され
ている。この場合ラチエツト機構は駆動体に対し垂直な
面におけるハンドルの旋回を可能にする。ラチエツト機
構に具備された二段の可変スイツチは駆動体の回転方向
を制御するよう構成される。スイツチが一方の位置にあ
る時、ハンドルの時計回りの回動により駆動体が時計回
りに連動回転するようにラチエツト機構を介してハンド
ルが駆動体に連結される。ハンドルが反時計回りに旋回
される時は、駆動体の反時計回りの回転を阻止するよう
にハンドルが駆動体から外れ、ラチエツト機構が「ラチ
エツト」動作する。逆にスイツチが他方の位置にある時
ハンドルを駆動体から外し、駆動体の時計回りの回転を
阻止して、ハンドルの時計回りの回動によりラチエツト
機構の「ラチエツト」動作を生じせしめるようにラチエ
ツト機構を介してハンドルが駆動体に連結されている。
一方ハンドルの反時計回りの回動に伴い、駆動体の反時
計回りの回動を生じさせる必要があるときは、ラチエツ
ト機構を介しハンドルが駆動体に連結される。
従来のラチエツトレンチにおいてはかすがいを用いて
緊締めされるクオーターに適用する場合問題が生じる。
例えば駆動体上に設置されたソケツトをボルトに装着す
る時、レンチハンドルがある限られた円弧角の範囲でし
か回動され得ないような個所にボルトが配設されてい
る。この場合レンチハンドルを前後方向に多数回、回転
する必要があり、ボルトに対し緩締動作を行う時、充分
な締込みを行い得ない危惧があつた。
また従来のラチエツトレンチにおける別の問題は、ナ
ツト若しくはボルトに緩みがある場合ラチエツト機構に
おいてラチエツト動作を生じさせる程度の抗力が生じな
い危惧がある。従つてラチエツト機構において好適な抗
力が示されるまで緩んだナツト若しくはボルトを指で締
めたり、あるいはそれらを除去するには手を使う必要が
ある。緩みを生じたナツトあるいはボルトがラチエツト
機構にラチエツトを生じさせるに十分な抗力を持つこと
が予期される場合も、その抗力がナツトあるいはボルト
を締めたり完全に外すためにレンチハンドルを前後方向
へ旋回する必要があるときが多い 従来の技術においても上述の問題に対し様々な方法が
提案されている。例えば「ギヤ作動性ラチエツトレン
チ」と題するマービインによる米国特許第2,703,030号
明細書開示の発明においてはレンチハンドルから延伸す
る回転シヤフトが具備される。ギヤを介してシヤフトの
一端がフアスナー駆動体に連結される。また折り畳み式
のハンドルの延伸部が回転シヤフトの他端に連結され
る。ハンドルの延伸部が引き伸ばされ、回転シヤフトが
回転され、これに伴つてフアスナー駆動体が回転される
ように構成される。「ラチエツト及びギヤ作動性ソケツ
トレンチハンドル」と題するマイゼによる米国特許第4,
262,561号明細書開示の発明においては、マービインに
よる構成と同様の構成が提供されている。一方マイゼの
発明にあつては、従来のレンチハンドルから延伸する回
転シヤフトの一端に取り付けられ、フアスナー駆動体に
連結される、取り外し可能な「ビツト・ブレース」型の
ハンドル延伸部が採用されており、この「ビツト・ブレ
ース」型ハンドルはシヤフトを回転させ、これに伴いフ
アスナー駆動体を回転させるように構成される。「逆回
転性ラチエツトを持つソケツトレンチ」と題するシング
ルトンによる米国特許第4,680,994号明細書開示の発明
においては、マービインによる構成と近似の、更に別の
構成が提供される。この場合周知の形態のレンチハンド
ルの一端からT字型のハンドル延伸部が突出される。T
字型ハンドルの延伸部は周知の形態のレンチハンドルか
ら延伸する回転シヤフトの一端に連結され、且つその反
対端がフアスター駆動体に連結される。T字型のハンド
ル延伸部の回転に伴いシヤフトが回転され、次いでフア
スナー駆動体が回転されることになる。
ポピユラーサイエンス1990年10月号の20頁に述べられ
ている更に別の従来技術に因る装置においては、周知の
形態のレンチハンドルの横方向にある角度をもつて延伸
するハンドル延伸部が提供される。この延伸部は周知の
形態のレンチハンドルに向かつて大きなひねり力が加え
られる。この作用によりカム・リンク機構が作動され、
フアスナー駆動体が回転される旨示されている。
上述の従来の技術による装置においてはいくつかの限
界がある。これらの従来の技術に採用されたハンドル延
伸部は相当に外形が大であり、かすがいをもつて締込ま
れるクオーターに採用するには不向きである。また上述
した問題点のある従来のラチエツトレンチのラチエツト
機構と機能的に同等のものが採用されている。これに対
して本発明においては、ハンドルを延伸することなく、
且つかすがいで締込まれたクオーターに採用可能にする
こと、ナツトあるいはボルトの緩締が容易に実行され得
ることを目的とする。更に本発明においては長軸の周囲
において時計回りあるいは反時計回りを行うレンチハン
ドルの回転を通してフアスナー駆動体を一方向に連続し
て回転させ得る新奇なラチエツト機構を提供することを
目的とする。
ドイツ国特許出願第29 10 812号B1および米国特許
第2,206,802号には回転ハンドルが傘歯車を介して同心
円状に配列された一対のリングギヤに駆動連結されたレ
ンチ構成が開示されている。ラチエツト機構はリングギ
ヤと両側出力駆動ブロツク体との間に配設され、この出
力ブロツク体はハンドルの双方向回転を単一方向回転に
変換するように設けられる。出力ブロツク体の逆回転に
対して従来のレンチにおいては駆動ブロツク体の対向側
を連結して回転を抑止する構成を具備する要がある。こ
れに対し本発明では被駆動ナツトないしはボルトを非連
結状態にすることなく、セレクタスイツチの単純な一動
作で作動させるように企図する。PCT出願第WO88/03999
のレンチでは逆回転リングギヤを用いず、セレクタスイ
ツチの二動作を実現するようにレンチに独自の非固定の
ガータ部材を用いる構成がとられる。
(発明の開示) 本発明の好適な実施例によれば、回転シヤフトが伸長
したハンドルを有するラチエツトレンチが提供される。
シヤフトを介し入力駆動軸の周囲で回転するように、第
一駆動部がシヤフトに連結される。第一駆動部により入
力駆動軸に対し垂直な出力駆動軸の周囲で第二及び第三
駆動部が反回転され得るように、第二及び第三駆動部が
第一駆動部に連結される。また駆動体が出力駆動軸の周
囲で回転可能になるように具備される。且つラチエツト
部が第一駆動部のいずれか一方向の回転に応動するよう
に、第二及び第三駆動部の一方が駆動体に連結され、他
方が駆動体に対し着脱可能に駆動体に連結される。
出力駆動軸の周囲におけるハンドルのピボツト運動に
応じて、第二及び第三駆動軸が出力駆動軸の周囲で一方
向へ回転するように、第二及び第三駆動軸は更に第一駆
動体に連結される。
上述の第二及び第三駆動部の回転時に、出力駆動軸の
周囲での回転方向が一方であるため、第二及び第三駆動
部の両方を駆動体に連結するように、且つ出力駆動軸の
周囲での他方向の回転のため、第二及び第三駆動部の両
方が駆動体から外れるように、ラチエツト部により第二
及び第三駆動部が駆動体に連結される。
このとき好ましくは第一駆動部は傘歯車であり、第二
及び第三駆動部はリングギヤで構成される。リングギヤ
は同心円状に配列され、内部に溝が付設された円筒状の
アパーチヤを具備する。
ラチエツト部はリングギヤと同心に配列されたアパー
チヤ内で回転可能に取り付けられた駆動ブロツクと、一
方のリングギヤーの溝付きアパーチヤとラチエツト係合
するように駆動ブロツク内において一点を中心として回
転可能に取り付けられた第一ツメと、他方のギヤの溝付
きアパーチヤとラチエツト係合するように駆動ブロツク
内において一点を中心として回転可能に取り付けられた
第二ツメとから成る。
セレクター部が駆動体の駆動軸の周囲における回転方
向を選択するために具備される。セレクター部は好まし
くは駆動ブロツクから延伸するセレクターシヤフト、セ
レクターシヤフトの一端にある二段可変スイツチ、並び
に第一、第二ツメの夫々をリングギヤに向かつて押圧す
るようにセレクターシヤフトから突出する第一及び第二
ピンから成る。スイツチを一方の位置に入れた時、ピン
が各々のツメの一端に隣接した位置に変位するようにセ
レクターシヤフトが回転される。スイツチを他方の位置
に入れた時、ピンが各々のツメの反対端に変位するよう
にセレクターシヤフトが回転される。
回転グリツプは好ましくは第一駆動部に対し反対側の
一端に固定される。この回転グリツプはハンドルの一部
を囲繞する。
(図面の簡単な説明) 図1は発明の、好適な一実施例によるラチエツトレン
チの斜視図でるある。
図2は図1の線2−2に沿つて切断した断面図であ
る。
図3は図1のラチエツトレンチの分解斜視図である。
図4は一点を中心として旋回可能なハンドルを有した
発明の他の実施例の動作説明図である。
図5は発明の他の実施例の分解斜視図である。
図6並びに図7は夫々本発明の他の実施例の斜視図並
びに側面図である。
(発明を実施するための最良の形態) 図1、2並びに3に描かれているように、レンチ10は
後述するようにギヤ駆動とラチエツトアセンブリを取り
囲むケーシング14に固定されたハンドル12を有する。回
転シヤフト16はハンドル12からケーシング14内に延伸さ
れる。シヤフト16の一端の矩形の延伸部18はスリーブ20
の係合溝内に緊結され、ハンドル12の一部をスリーブ20
が囲繞するようにスリーブ20がネジ22でシヤフト16に装
着される。シヤフト16の反対端の矩形の延伸部24は「第
一駆動部」即ち傘歯車26の係合溝に緊結され、傘歯車26
がネジ28でシヤフト16に装着される。従つてスリーブ20
はハンドル12の周囲で時計回りあるいは反時計回りに回
転される、即ちその回転が図1、2及び3に示される実
施例においてシヤフト16の長軸である「入力駆動軸」の
周囲の、シヤフト16及びギヤ26の時計回りあるいは反時
計回りの回転が可能になることが理解されよう。
図2に特に詳述するように、ベアリング面として機能
すべく互いに対向して同心に配列されたギヤのリム34、
36と共にケーシング14内に配置され、夫々「第二及び第
三駆動部」を構成する第二及び第三リングギヤ30、32の
外側歯状面と同時に噛み合うようにギヤ26がケーシング
14内に位置せしめられる。ギヤ26とケーシング14の互い
に隣接する面37、39は、レンチ10の使用中にギヤ26に加
わる力を吸収するベアリング面として機能するよう、先
細に機械仕上げすることが好ましい。リングギヤ30、32
の内側面38、40には、後述する如くツメ42、44とのラチ
エツト係合可能な歯あるいは溝が付されている。
駆動ブロツク48、ツメ42、44、ピン50、52、並びにセ
レクタースイツチアセンブリ54からなる双方向に回転可
能なラチエツトアセンブリ46は、リングギヤ30、32と同
心に配列された円柱状のアパーチヤ内において回転可能
になるように装着される。駆動ブロツク48には上部及び
下部の溝56、58が具備される。リングギヤ30、32の溝付
きの内側面38、40とラチエツト可能に係合するように、
ツメの歯状外側部60、62が夫々位置すべくピン50、52
が、一点で旋回するようツメ42、44が各々溝56、58に係
入する。周知の形態のソケツトあるいは他のフアスナー
と連結するよう、バネ付きボール66を持つ従来のフアス
ナー駆動体64が駆動ブロツク48に固定される。
セレクタースイツチアセンブリ54は、フアスナー駆動
体64とは反対側の駆動ブロツク48のアパーチヤ68に嵌入
する。セレクタースイツチアセンブリは、キヤツプ70、
シヤフト72、ピン74、76、及びバネ78、80から成る。ツ
メ42と一線上にピン74でシヤフト72から突出されるよう
に、バネ78はシヤフト72の上部のアパーチヤ82内にピン
74で押圧される。同様にツメ44と一線上にピン76がシヤ
フト72から突出するように、バネ80はシヤフト72の下部
のアパーチヤ84内にピン76を介して押圧される。またキ
ヤツプ70は、後述の如く駆動体64の時計回りあるいは反
時計回りの回転を選択可能に装着される。いずれの位置
にあつても、ピン74、76はバネ78、80によりツメ42、44
の内側に向いた端部のいずれかに押圧される。
上部及び下部のカバープレート86、88はリングギヤ3
0、32とラチエツトアセンブリ46をケーシング14内にお
いて夫々所定の位置に保持し、リングギヤ30、32と駆動
ブロツク48の外向きの部分がベアリング面として機能す
る。次にカバープレート86、88を夫々所定の位置に保持
するよう、バネ留用のクリツプ90、92が具備される。各
クリツプ90、92はケーシング14の上部及び下部の内側端
部の周囲に形成された溝に嵌入される。図3には上部の
溝94のみが示される。上部カバープレート86は突出部96
の回転がキヤツプ70及びセレクタースイツチシヤフト72
を連動回転させるようにセレクタースイツチキヤツプ70
上の係合延伸部の上に緊密に嵌合する大きさに作られた
突出部96を有する。
作動時にはソケツトあるいは他のフアスナーは周知の
方法をもつて取り外しし得るようにフアスナー駆動体に
取り付けられる。次にソケツトをナツトあるいはボルト
上に置き、ハンドル12を「出力駆動軸」、主に駆動体64
の長軸の周囲で時計回りあるいは反時計回りに回動させ
て、周知の方法でレンチ10が使用され得ることになる。
使用者はレンチ10が周知の方法で使用可能にし得ること
を理解する。即ちセレクタースイツチキヤツプ70の位置
に応じて、ハンドル12の時計回りの回動に伴い駆動体64
が時計回りに回転をされるようにラチエツトアセンブリ
46がハンドル12を駆動体64に連結する。ハンドル12が反
時計回りに回動される場合、駆動体64の反時計回りの回
転を防止するためにラチエツトアセンブリ46がハンドル
12を駆動体64から外すように設けられている。逆にセレ
クタースイツチキヤツプ70が他方の位置にある場合、ハ
ンドル12の時計回りの回動に伴いラチエツトアセンブリ
を介してハンドル12が駆動体64から外され、駆動体64の
時計回りの回転を防止するように且つこれに対して駆動
体64の反時計回りの回転を生ぜしめるために、ハンドル
12の反時計回りの回動によつてラチエツトアセンブリ46
がハンドル12を駆動体64へ連結させるように、ラチエツ
トアセンブリ46を介してハンドル12が駆動体64に連結さ
れる。ラチエツトアセンブリの本質的な動作は後述す
る。
ナツトあるいはボルト上にソケツトを置き、スリーブ
20をその長軸の周囲で時計回りあるいは反時計回りに回
転して(ひねり)、レンチ10を周知の方法とは異なつた
方法で使用することもある。スリーブ20に対しいずれの
方向への回転も、セレクタースイツチキヤツプ70の位置
に応じて制御される一方向への駆動体64の回転を生じ得
る。即ち使用者はスリーブ20を握り、その握持力を緩め
ることなしにスリーブ20の長軸の周囲でスリーブ20を素
早く前後にひねり得る。このように二方向にひねること
により、ラチエツトアセンブリ46を介して駆動体64の一
方向の回転が生ぜしめられる。従つてハンドル12の回動
が困難なかすがいで締付けけられたクオーターに対して
さえも、駆動対64の、連続した素早い一方向の回転を現
出させて、レンチ10を円滑に操作し得ることになる。
次にラチエツトアセンブリ46の本質的な動作を述べ
る。先ずスリーブ20の長軸の周囲で時計回りあるいは反
時計回りにスリーブ20を回転する(ひねりを加える)よ
うな、周知の構成とは異なつたレンチ10の動作を想起す
る。上述したようにスリーブ20の時計回りの回転(すな
わち、図3に示される矢印98の方向)に伴い、シヤフト
16及びギヤ26は時計回りに回転され、次にこの回転によ
つてリングギヤ30、32の夫々が図3に示される矢印10
0、102の方向に反回転せしめられる。
図3に示される矢印104の方向へ駆動体64が回転され
るように、セレクタースイツチキヤツプ70が位置決めさ
れている場合を想起する。これによりリングギヤ30が一
方向へ回転するに伴い、ツメ42の外向きの端部に設けた
歯60がリングギヤ30の溝付きの内側面38を捕捉し得、ま
たリングギヤ30が他方向に回転するに伴い、ツメ42がラ
チエツトするようピン74がバネ78によつてツメ42の反対
側の内向きの端部に押進されことになる。同様にリング
ギヤ32が一方向へ回転するに伴い、ツメ44の外向きの端
部の歯62がリングギヤ32の溝付きの内向きの面40を捕捉
するように、且つまたリングギヤ32が他方向に回転する
に伴い、ツメ44がラチエツトするようピン76がバネ80に
よつてツメ44の反対側の内向きり端部に押圧される。詳
細には矢印100、102の方向へのリングギヤ30、32の反回
転は、既述の如くツメ44のラチエツト動作を生じさせる
が、これに対しツメ42はリングギヤ30を捕捉し、駆動体
48の、矢印104の方向への回転を生じさせる。
逆にスリーブ20の反時計回りの回転(即ち、矢印98と
は逆方向)は、シヤフト16及びギヤ26の反時計回りの回
転を引き起こし、次にこの回転によりリングギヤ30、32
の矢印100、102とは逆方向への反回転を生ぜしめる。再
び駆動体64が矢印104方向へ回転するようにセレクター
スイツチキヤツプ70が設定されているものとすると、ツ
メ42はリングギヤ30に対しラチエツト動作するが、一方
ツメ44はリングギヤ32を捕捉して駆動ブロツク48の矢印
102とは逆向き(即ち矢印104の方向)の回転を生ぜしめ
る。従つて駆動体64が矢印104方向へ回転するようにセ
レクタースイツチキヤツプ70が設定されている限り、ス
リーブ20の時計回りあるいは反時計回りの回転が駆動体
64の矢印104方向への回転を生ぜしめられることは理解
されよう。仮に駆動体64が矢印104とは反対方向に回転
するように、セレクタースイツチキヤツプが再設定され
れば、上述の動作は実質的に同一になるが、異なる点は
ツメ42、44の、上述した場合とは逆の捕捉動作とラチエ
ツト動作とをもたらすようにピン74、76が配置されるこ
とにある。
ここでハンドル12が出力駆動軸(即ち駆動体64の長
軸)の周囲で時計回りあるいは反時計回りに回動される
レンチ10の一般的な動作を想起する。この場合駆動体64
が図3に示される矢印104方向へ回転するようにセレク
タースイツチキヤツプ70が設定されているものとする。
ハンドル12は矢印104方向に回動されるが、スリーブ20
は相対的に静止した状態に保たれ、シヤフト16及びギヤ
26は静止したまま維持される。即ちハンドル12に加えら
れた回転力は、ギヤ26を経て、リングギヤ30、32の双方
を同一の方向(即ち矢印104の方向)に回転されるよう
に機能する。従つてツメ42、44は双方共にリングギヤの
溝付きの内側面38、40上に捕捉され、双方のツメは共同
して駆動体ブロツク48を矢印104方向に回転させるよう
に働く。ハンドル12が矢印104とは反対方向に回動され
る場合、ギヤ26は再びリングギヤ30、32の両方を同一方
向(即ち矢印104と反対の方向)に回転させる。これに
よりツメ42、44は双方共にリングギヤの溝付き内側面3
8、40とラチエツト動作し、回転性の駆動力が駆動体48
に伝達されることになる。仮に駆動体64が矢印104と反
対方向に回転するようにセレクタースイツチキヤツプが
設定されれば、この時の動作は上述と同一になり、異な
る点はツメ42、44の上述した構成と逆の捕捉とラチエツ
ト動作をもたらすようにピン74、76が位置されるという
ことにある。レンチ10が周知の方法で操作される場合は
力はハンドル12からリングギヤ30、32の両方を通り駆動
体48に伝達されることは、特に言及しない。これは二組
のギヤの歯部へ力を分配し、ハンドル12に加わるねじれ
力を最小限にし得る。
本発明の実施に当たつては上述により開示した技術事
項に基づいて多様の代替物、置換物が本発明の精神ある
いは請求の範囲から外れない範囲で可能である。例えば
「第一駆動部」(即ち傘歯車26)は、図1、2及び3に
描かれたようなシヤフト16に固定されるものに限られな
い。図4に示される如く、万能ジヨイント型連結106を
シヤフト16とギヤ26の間に挿入して同様の動作を行わせ
ることもできる。これによりハンドル12は図4に描かれ
ているように一点を中心として旋回可能になり、緩締す
るボルト、ナツトあるいは他のフアスナーの周囲におい
て配設領域が限られ、固定されたハンドルの使用が不可
能であるような状況において本発明の有用性が助長され
る。この実施例においてはハンドルが一点を中心として
回転するに応じ、「入力駆動軸」は必ずしも常にシヤフ
ト16の長軸と一致せず、駆動体64が回転する出力駆動軸
に対し垂直な万能ジヨイント型連結106の中心を通るよ
うにも構成し得る。
更に他の実施態様として、ラチエツトアセンブリ46と
セレクタースイツチアセンブリ54を、リングギヤ30、32
の溝付きの内側面38、40と噛み合うようにその外側面上
に固設された一方向のツメ110、112を有するボツクスレ
ンチヘツド108と置換でき、本発明をこのボツクスレン
チ107として構成する例が図5に示される。反対方向の
回転を得るためにボツクスレンチ107は180度に亙り動作
可能であり、回転方向セレクタは不必要である。迅速な
交換を容易にするため、ボツクスレンチ及びソケツト駆
動ヘツドはスナツプフイツトし得るように構成される。
且つまた別の実施態様として、ギヤ26を二重クランク
機構114に置換して、本発明をエア駆動機構との併用し
た構成が図6及び7に示される。これにより従来のエア
駆動ラチエツトレンチがゴムあるいはこれに近似の弾性
のある部材上に付設されたボルトを用いて本発明が実施
される場合、すべりを生じる問題が除去される。弾性を
持たせる装着を行う場合、ボルトを滑らせ、ラチエツト
機構における次段の歯が係合する前に押進され(ボルト
を回そうとする方向とは逆の方向に)、ボルトの緩締が
有効に抑止される。二重クランク機構114は116、118の
二つのアームを有し、各々従来のエア駆動ラチエツトレ
ンチに見られる一本のオフセツトピンに相応する。アー
ム116、118は、ブラケツト120、122により各々リングギ
ヤ30、32に連結される。シヤフト16の回転は、ブラケツ
ト120、122に連結する位置におけるアーム116、118の急
速な前後への振動を生ぜしめる。従つて駆動力は常にリ
ングギヤの一方に伝えられ、他方のギヤはラチエツト動
作することになる。このようにして連続した一方向への
駆動が実現され、上述のすべりを緩衝した従来のエア駆
動ラチエツトレンチの特徴である振動するオン・オフ駆
動とは対照的である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25B 13/46

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドル(12)と、前記ハンドルから延伸
    する回転シヤフト(16)と、入力駆動軸についての前記
    シヤフトの回転により前記シヤフトに連結された第一駆
    動部(26)並びに前記入力駆動軸に垂直な出力駆動軸の
    周囲で回転できる駆動体(64)を有したラチエツトレン
    チ(10)において、前記ラチエツトレンチは、 (a) 前記出力駆動軸について同軸に配設され、前記
    第一駆動体の回転軸と共に、互いに反対方向の回転する
    よう前記第一駆動部に連結された第二及び第三駆動部
    (30、32)と、 (b) 前記第一駆動部の二方向の回転のため、前記第
    二及び第三駆動部の一方が前記駆動体に連結され、前記
    第二及び第三駆動部の他方が前記駆動体から外れるよう
    に前記第二及び第三駆動部を前記駆動体に連結させるラ
    チエツト装置(46)と、 (c) 前記ラチエツト装置の第二と第三の駆動部の所
    望の一方の駆動体との連結を選択して駆動体の回転方向
    を選択するセレクタ装置(54)、 とを備えることを特徴とするラチエツトレンチ。
  2. 【請求項2】前記出力駆動軸の周囲について前記ハンド
    ルの一点を中心とした旋回運動に対応し、前記出力駆動
    軸の周囲で前記第二及び第三駆動部が一方向に回転する
    ように前記第二及び第三駆動部を前記第一駆動部に連結
    するように構成された請求項1のラチエツトレンチ。
  3. 【請求項3】前記ラチエツト機構は、前記出力駆動軸の
    周囲について前記第二及び第三駆動部の前記の一方向の
    回転時に、前記出力駆動軸の周囲での回転を一方向にす
    るように、前記第二及び第三駆動部の双方が前記駆動体
    に連結されるように、且つ前記出力駆動軸について逆方
    向回転させて前記第二及び第三駆動部の双方を前記駆動
    体から外されるように設けると共に、前記第二及び第三
    駆動部を前記駆動体に連結するように構成された請求項
    2のラチエツトレンチ。
  4. 【請求項4】前記第二及び第三駆動部がリングギヤであ
    る請求項3のラチエツトレンチ。
  5. 【請求項5】前記リングギヤが同心に配列され、内部に
    溝の付いた(38、40)円柱状のアパーチヤを具備してな
    る請求項4のラチエツトレンチ。
  6. 【請求項6】前記ラチエツト部は (a) 前記同心に配列されアパーチヤ内に回転可能に
    取り付けられた駆動ブロツク(48)と、 (b) 一方の前記リングギヤ(30)の前記溝付きアパ
    ーチヤ(38)とラチエツトとを係合するために、前記駆
    動ブロツクの一点中心として回動可能に取り付けられた
    第一ツメ(42)と、 (c) もう一方の前記リングギヤ(32)の溝付きアパ
    ーチヤ(40)とラチエツトとを係合するために、前記駆
    動ブロツクの一点を中心として旋回可能に取り付けられ
    た第二ツメ(44)、 とを備えてなる請求項5のラチエツトレンチ。
  7. 【請求項7】前記セレクター部は (a) 前記駆動ブロツクから延伸するセレクターシヤ
    フト(72)と、 (b) 前記セレクターシヤフトの一端部の二段可変ス
    イツチ(70)と、 (c) 各前記第一及び第二ツメを夫々のリングギヤに
    向かつて押圧するために前記セレクターシヤフトから突
    出する第一及び第二ピン(74、76) とを備え、一方の位置に前記スイツチを設定したとき、
    前記の各ツメの第1の端部に隣接して前記ピンを位置さ
    せるよう前記セレクターシヤフトを回転し、前記スイツ
    チを他一方の位置に設定したとき、前記の各ツメの反対
    側の端部に隣接して前記ピンを位置させるよう前記セレ
    クタースイツチを回転するように構成されてなる請求項
    7のラチエツトレンチ。
  8. 【請求項8】前記シヤフトの前記第一の駆動部とは反対
    側の一端部に固定された回転グリツプ(20)を有してな
    る請求項7のラチエツトレンチ。
  9. 【請求項9】前記グリツプが前記ハンドルの一部を外囲
    するように構成されてなる請求項8のラチエツトレン
    チ。
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