JPH0746246B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH0746246B2
JPH0746246B2 JP60236979A JP23697985A JPH0746246B2 JP H0746246 B2 JPH0746246 B2 JP H0746246B2 JP 60236979 A JP60236979 A JP 60236979A JP 23697985 A JP23697985 A JP 23697985A JP H0746246 B2 JPH0746246 B2 JP H0746246B2
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toner
roller
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developing
toner replenishing
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JP60236979A
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義裕 緒方
敏彦 高谷
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、現像装置に関し、より詳細には電子写真装置
やプリンター等における一成分現像剤使用の現像装置に
適用しうる現像装置に関するものである。
(従来技術) 電子写真装置などの現像装置として従来、薄層化された
一成分現像剤としてのトナーを潜像担持体に供給する現
像ローラと、この現像ローラに対向して独立に回転する
トナー補給ローラを有する構成のものがある。
このような従来の現像装置においては、トナー補給ロー
ラの材料として、高抵抗弾性部材、例えばスポンジ(体
積抵抗1010Ωcm)以上)を使用しているが、トナー補給
ローラの機能である現像ローラ表面の残留トナーかき落
し作用が十分に効率よくなされておらず、無理に現像ロ
ーラへの喰い込み量を増したり或いはトナー補給ローラ
の回転速度を増加させることで機能の向上を図ろうとす
ると、駆動トルクの増大や残像の発生をみるなどの問題
を生じてしまう。
(目的) 従って、本発明の目的は、電圧を印加されたトナー補給
ローラにより現像ローラに過剰に供給された、帯電極性
が不均一なトナーの帯電量及び付着量を制御して十分な
画像濃度を得、地汚れ及び残像などの少ない安定した画
像品質を維持することのできる改良された現像装置を提
供することにある。
(構成) 本発明は、潜像担持体上の静電潜像を現像する現像装置
において、静電潜像が表面に形成される潜像担持体に対
向して配置され、その対向部で該潜像担持体にトナーを
供給する現像ローラと、上記現像ローラの周面に当接し
て配置され、上記現像ローラとの当接部においてその周
面が相対的に移動する導電性のトナー補給ローラと、上
記現像ローラと上記トナー補給ローラとの間に電圧と印
加するための電源であって、上記現像ローラの電圧をV
B、上記トナー補給ローラの電圧をVRとしたとき、上記
トナーが正帯電性である場合にはVB<VRに、上記トナー
が負帯電性である場合にはVB>VRにそれぞれ設定する電
源と、上記現像ローラの回転方向において上記トナー補
給ローラよりも下流側であって、上記対向部と上記トナ
ー補給ローラとの間に配置され、上記VBとVRとを電位差
により生じる電気的な力により上記トナー補給ローラか
ら上記現像ローラに過剰に供給されたトナーを現像ロー
ラ上で薄層化するとともに、薄層化されたトナーの帯電
を均一化する摩擦帯電手段と、を具備している。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について具体的に説明する。
第1図ににおいて、符号2は潜像担持体としての、例え
ば感光体ドラムを示している。
この感光体ドラム2は時計回りの向きに回転駆動される
ようになっていて、静電潜像を担持された状態で、現像
装置4を通過し、この通過する際に静電潜像が可視像化
される。
現像装置4は、トナーホッパー6と、矢印方向に回転駆
動されるアジテータ8と、反時計回りに回転駆動されて
感光体ドラム2に近接対向された現像ローラ10と、現像
ローラ10に当接し反時計回りの向きに回転駆動されるト
ナー補給ローラ12などで構成されている。なお、現像ロ
ーラ10の周面には、除電ブラシ16及び摩擦帯電手段とし
ての薄層化規制部材14が設けられている。
ここで、現像ローラ10は第2図に示す構成となってい
て、心材101の周囲に所謂ゴムマグ層102を有し、このゴ
ムマグ層にはN極とS極が交互に着磁されている。さら
にこのゴムマグ層102の外周に接着層103を介して銅粒子
又はエポキシ樹脂中にカーボン粒子を分散させたフロー
ト電極104が縞状に表面にあらわれるように設けてあ
る。
一方、トナー補給ローラ12は導電性の弾性材、例えば商
品名でブリジストンポリウレタンフォーム、エバーライ
トTS、エバーライトスコットHR−50,エバーライトSXに
ケッチェンブラックなどの導電性カーボンを含侵させた
もの、或いは母材に分散させて成形したものを用いる。
現像ローラ10とトナー補給ローラ12との間には電源18が
接策されている。この電源18によって上記各ローラに与
えられる電圧は、使用されるトナーの帯電特性に応じ、
次の条件に従うように設定されるものとする。
すなわち、使用されるトナーが正帯電性の場合にはVB<
VR(但し、VBは現像ローラ電圧、VRはトナー補給ローラ
電圧とする。)とし、負帯電性の場合にはVB>VRとなる
ようにするのである。
このように構成された現像装置の作動の状態は次の通り
である。
トナーホッパー6に蓄えられた一成分トナー(磁性トナ
ー又は非磁性トナー)は現像材搬送手段としてのアジテ
ータ8によってトナー補給ローラ12に運ばれ、さらに、
該トナー補給ローラ12の回転により搬送されて現像ロー
ラ10の表面との摩擦により帯電させられる。そして、フ
ロート電極104に付着する。
次に、現像ローラ10と共に、回動して薄層化規制部材14
によって該トナーは、ほぼ一層に規制され、さらに、現
像ローラ10と薄層化規制部材14の間でトナー粒子は摩擦
帯電させられてフロート電極104の表面に付着し、感光
体ドラム2に近接した現像領域に運ばれる。
こうして現像領域に運ばれたトナー層は、その一部が静
電潜像に付着することにより運び出されて現像ローラ10
上から除かれるが、残りのトナー層は現像ローラ10に付
着したまま、現像ローラ表面の残留電荷を除去するため
の除電ブラシ16を通過して除電され、もとのトナー補給
ローラ12まで戻ってくる。なお、ここで除電ブラシ16
は、フロート電極104上に付着した帯電トナーが現像さ
れる事により現像ローラ側に発生するカウンターチャー
ジを除去する機能も有している。
こうして、トナー補給ローラ12まで戻ったフロート電極
104上のトナーは現像ローラ10と逆方向に回動している
トナー補給ローラ12により剥ぎ落とされ薄層に規制され
る。この結果、現像ローラ10の表面は初期の状態に戻
る。
次に新しいトナーが現像ローラ10とトナー補給ローラ12
との摩擦帯電によりフロート電極104に付着されて現像
領域へ向けて搬送されるようになり、以下既述のプロセ
スが繰り返されて現像作用が営まれることとなる。
ここで、電源18の極性や電圧などをいろいろ変えること
により現像ローラ10への電圧VBとトナー補給ローラ12へ
の電圧VRとの関係を変化させ、又、使用されるトナーに
ついても正帯電性のトナーと負帯電性のトナーのそれぞ
れについて各種の現像特性について調べてみた。
1.正帯電トナー使用時の現像特性 (a)トナーの補給性を画像濃度におきかえて1〜5ラ
ンクで評価したところ第3図に示されるように、VB<VR
の条件で良好なトナー補給性が得られることが分った。
これは、VB<VRなる条件によるトナー補給ローラと現像
ローラとの間の電界により、トナーのトナー補給ローラ
から現像ローラへの移動が促進される結果によるものと
考えられる。なお、第3図は、電圧VRと電圧VBとの差、
すなわち、VR−VBが略200ボルト以上の場合、より好ま
しいことを示している。
(b)現像ローラ表面には、現像直後に感光体ドラム上
の静電潜像に対応する像パターンが形成されるが、この
像パターンが次回の現像に際して感光体ドラム上に残像
として転写されてしまう現象がある。
この残像の有無のレベルを1〜5ランクで評価したとこ
ろ第4図に示されるようにVB<VRの条件で残像が生じ難
くなることが分った。これは、VB<VRなる条件によるト
ナー補給ローラと現像ローラとの間の電界により、トナ
ー補給ローラから現像ローラへトナーが過剰に供給さ
れ、現像直後の残像を生じる原因となる現像ローラ上の
像パターンが解消される結果によるものと考えられる。
なお、第4図は、電圧VRと電圧VBとの差、すなわち、VR
−VBが略300ボルト以上の場合、より好ましいことを示
している。
(c)現像に際して、文学部等の背景にトナーが付着す
る所謂地汚れを生ずることがあるが、この地汚れの有無
を1〜5ランクで評価したところ第5図に示されるよう
にVB<VRの条件で地汚れが生じ難くなることが分った。
これは、VB<VRなる条件によるトナー補給ローラと現像
ローラとの間の電界により、トナー補給ローラから現像
ローラに過剰に供給されたトナーが現像ローラ上で摩擦
帯電手段によって、トナー補給ローラと現像ローラとに
よるトナーの摩擦帯電不足が補われ、帯電量が十分な薄
層化されたトナーが得られる結果によるものと考えられ
る。なお、第5図は、電圧VRと電圧VBとの差、すなわ
ち、VR−VBが略100ボルト以上の場合、より好ましいこ
とを示している。
2.負帯電トナー使用時の現像特性 前述の正帯電トナー使用の場合に準じてトナー補給性
(第6図参照)、残像(第7図参照)、地汚れ(第8図
参)などについて調べたところVB<VRの条件で各々好結
果を得ることが分った。
このように使用されるトナーの帯電特性に応じて印加電
圧及び極性を選択すれば現像性能を向上することができ
る。
(発明の効果) 本発明によれば、現像ローラへのトナー補給性の向上、
及び現像に寄与する薄層化されたトナーの帯電量の向上
により画像濃度の向上、残像の発生の抑制、並びに地肌
汚れの改良を図ることができ好都合である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る現像装置の構成図、第2図は現像
ローラの断面図、第3図乃至第8図は本発明の実施例に
よる現像特性をグラフ表示した図である。 2……潜像担持体、4……現像装置、10……現像ロー
ラ、12……トナー補給ローラ、14……摩擦帯電手段、18
……電源。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−17030(JP,A) 特開 昭56−14260(JP,A) 特開 昭60−107662(JP,A) 特開 昭57−6856(JP,A) 特開 昭58−25670(JP,A) 特開 昭60−2967(JP,A) 特開 昭61−219066(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像が表面に形成される潜像担持体に
    対向して配置され、その対向部で該潜像担持体にトナー
    を供給する現像ローラと、 上記現像ローラの周面に当接して配置され、上記現像ロ
    ーラとの当接部においてその周面が相対的に移動する導
    電性のトナー補給ローラと、 上記現像ローラと上記トナー補給ローラとの間に電圧を
    印加するための電源であって、上記現像ローラの電圧を
    VB、上記トナー補給ローラの電圧をVRとしたとき、上記
    トナーが正帯電性である場合にはVB<VRに、上記トナー
    が負帯電性である場合にはVB>VRにそれぞれ設定する電
    源と、 上記現像ローラの回転方向において上記トナー補給ロー
    ラのよりも下流側であって、上記対向部と上記トナー補
    給ローラとの間に配置され、上記VBとVRとを電位差によ
    り生じる電気的な力により上記トナー補給ローラから上
    記現像ローラに過剰に供給されたトナーを現像ローラ上
    で薄層化するとともに、薄層化されたトナーの帯電を均
    一化する摩擦帯電手段と を具備する現像装置。
JP60236979A 1985-10-23 1985-10-23 現像装置 Expired - Lifetime JPH0746246B2 (ja)

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US06/922,357 US4873940A (en) 1985-10-23 1986-10-23 Image developing device

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JPS6295558A JPS6295558A (ja) 1987-05-02
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