JPH0746234Y2 - 浴室ユニット - Google Patents

浴室ユニット

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JPH0746234Y2
JPH0746234Y2 JP1992045587U JP4558792U JPH0746234Y2 JP H0746234 Y2 JPH0746234 Y2 JP H0746234Y2 JP 1992045587 U JP1992045587 U JP 1992045587U JP 4558792 U JP4558792 U JP 4558792U JP H0746234 Y2 JPH0746234 Y2 JP H0746234Y2
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JP
Japan
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bathtub
partition wall
waterproof
joint
pipe
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JPH0619686U (ja
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高滋 蔭山
篤行 佐藤
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Noritz Corp
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Noritz Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、浴槽と洗い場とが互い
に隣接配置されてなる浴室ユニットに係り、特には、浴
槽側と洗い場側とにそれぞれ設けられた水栓具に向けて
湯水等の配管を引き回し固定する場合の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の浴室ユニットには、図3に示す構
成のものがある。この浴室ユニットは、浴槽1と洗い場
2とが隣接配置されている。そして、浴槽1は、これが
嵌め込まれるフレーム状の浴槽防水パネル4の洗い場2
側の壁面が、浴槽1と洗い場2との境界部分に位置して
防水用仕切壁6として立設されており、この防水用仕切
壁6に、この防水用仕切壁6を洗い場2側から覆う状態
で浴槽エプロン8が配置されている。
【0003】また、この浴室ユニットは、浴室の洗い場
2側から浴槽1側に至る壁面10に沿って配置された風
呂用カウンタ12を備える。この風呂用カウンタ12
は、カウンタ天板14とカウンタエプロン16とを有
し、カウンタ天板14は洗い場2側から浴槽1側の浴槽
防水パネル4の上にわたって設けられ、また、カウンタ
エプロン16は防水用仕切壁6に至るまで設けられてい
る。
【0004】さらに、カウンタ天板14の浴槽1側の上
と、洗い場2のカウンタエプロン16とには、それぞれ
水栓具17,20が取り付けられている。そして、各水
栓具17,20に湯水用の各配管221,231、2
2,232がそれぞれ接続されている。なお、浴槽1側
の水栓具は、カラン18と、このカラン18の湯水調整
用のつまみ191,192からなる。
【0005】上記の配管221,321、222,23
2は、一方(たとえば221,222)が湯専用、他方(たと
えば231,232)が水専用のものであり、洗い場2側
の配管221,231は、水栓具20から風呂用カウンタ
12内を通り防水用仕切壁6を貫通して浴槽1側の水栓
具17からの配管222,232と連結され、この連結さ
れた配管223,233は、さらに防水用仕切壁6に沿っ
て水平方向に延び、浴室の外部から引き回された配管に
接続される。
【0006】このように、洗い場2側の風呂用カウンタ
12内に挿通される配管221,231は、防水用仕切壁
6を貫通して浴槽1側に導かれているが、その場合、防
水用仕切壁6における各配管221,222、231,2
2の取り付けは、図4に示すような配管継手260を用
いた構成が採られている。
【0007】すなわち、この部分で使用される配管継手
260は、L字形の継手本体27とナット28とからな
るもので、継手本体27にはナット28が螺合されるネ
ジ部271と、ナット28に対向するフランジ部272
が形成されており、このネジ部271が防水用仕切壁6
に設けられた貫通孔61に挿通されるとともに、ナット
28が螺合され、このナット28を締結することで、フ
ランジ部272とナット28との間で防水用仕切壁6が
挟圧されて配管継手260が固定される。
【0008】そして、ジョント本体27の一方端のネ
ジ部271に、洗い場2側のカラン20へ導く配管221
(または231)が接続され、また、継手本体27の他方
端にはT字形の配管継手30が接続され、この配管継手
30に浴槽1の水栓具17側に導く配管222(または2
2)と、浴室外部に導く配管223または2233とがそ
れぞれ接続されている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】ところで、浴槽1の水
栓具17へ湯水を導くための配管222,232は、この
水栓具17と防水用仕切壁6に取り付けた配管継手26
0との間に、その他の配管継手30や直管等の各種の配
管部品を順次接続することにより行われるが、この場
合、各配管部品の寸法誤差や、ネジの締め付け代の多少
によって、水栓具1(特に各つまみ191,192の位置)
と配管継手260までの水平間距離L1,L2が変動す
る。
【0010】この場合、各配管222,232を構成する
継手や直管は、鉄等の金属製のもので作られているた
め、ほとんど可とう性がなく、水平間距離L1,L2の調
整が容易でない。水栓具17と配管継手260との間を
これらの配管部品で無理に接続しようとすると、配管部
品に余分な力が加わったり、水栓具17の取り付け位置
が浴槽1に対して位置ずれして見苦しくなる等の不具合
を生じる。
【0011】その対策として、蛇腹配管を適用すること
も考えられるが、このような蛇腹配管では、長期使用に
対する信頼性が不十分である。
【0012】本考案は、このような問題点を解決するた
めに創案されたもので、浴槽と洗い場とに設けられた各
水栓具に向けて湯水等の配管を引き回し固定する場合の
配管作業を容易にかつ無理なく行えるようにすることを
課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本考案は、このような課
題を解決するために、浴槽と洗い場とが隣接配置され、
浴槽と洗い場にはそれぞれ水栓具が設けられる一方、
記浴槽はフレーム状の浴槽防水パネルに嵌め込まれてお
り、この浴槽防水パネルは、浴槽と洗い場とが隣接する
境界部分には防水用仕切壁として立設され、この防水用
仕切壁には該仕切壁を貫通する状態で配管継手が取り付
けられ、この配管継手を介して浴槽側と洗い場側とにそ
れぞれ湯水等の配管が分岐され、各分岐された配管が前
記水栓具にそれぞれ接続されている浴室ユニットにおい
て、次の構成を採る。
【0014】すなわち、本考案の浴室ユニットにおいて
は、配管継手は、継手本体と、この継手本体に螺合され
る一対のナットとからなり、継手本体は、ナットが螺合
されるネジ部が軸方向に沿って配管位置調整用の所定の
長さに設定され、このネジ部が前記防水用仕切壁に挿通
されるとともに、前記一対のナットが防水用仕切壁を挟
んで締結固定されている。
【0015】
【作用】上記構成によれば、継手本体は、ナットが螺合
されるネジ部が軸方向に沿って配管位置調整用の所定の
長さに設定されていて、所要の調整代が確保されている
から、浴槽に設けられる水栓具と防水用仕切壁に取り付
けられる配管継手との間の水平間距離が、その間に介在
する各配管部品の寸法誤差や、ネジの締め付け代の多少
によって変動した場合でも、その変動分に応じて配管継
手のナットの締結位置を変えることで対処することがで
きる。このため、カランを正規の位置に取り付けてから
配管部品を接続することができ、配管作業を容易に行え
る。
【0016】
【実施例】図1は本考案の実施例に係る浴室ユニットの
一部を示す正面断面図、図2は配管継手を含む平面図で
あり、図3および図4に示した従来例に対応する部分に
は同一の符号を付す。
【0017】図1において、1は浴槽、2は洗い場側の
防水パン、4は浴槽1が嵌め込まれる枠状の浴槽防水パ
ネル、6はこの浴槽防水パネル4の洗い場側の境界部分
の壁面となる防水用仕切壁、8は浴槽エプロン、10は
浴室の壁面、14は風呂用カウンタを構成するカウンタ
天板、17は浴槽1に設けられた水栓具、18はこの水
栓具17を構成するカラン、191,192はこのカラン
18の各つまみ、221,231は図外の洗い場側の水栓
具に湯水を導くための配管、222,232は浴槽1側の
水栓具17へ湯水を導くための配管、223,233は浴
室外部の湯水用配管に接続するための配管である。
【0018】この実施例の浴室ユニットの特徴は、防水
用仕切壁6に取り付けられる配管継手26にある。すな
わち、この配管継手26は、図2に示すように、L字形
の継手本体27と、この継手本体27のネジ部271
螺合される一対のナット281,282とからなる。そし
て、これらのナット28 1 ,28 2 が螺合されるネジ部2
1配管位置調整用として軸方向に沿って従来よりも
若干長尺に形成されており、このネジ部271が防水用
仕切壁6に設けられた貫通孔61に挿通されるととも
に、各ナット281,282が防水用仕切壁6を挟んで締
結固定されている。
【0019】上記構成において、浴槽1のカラン18用
のつまみ191,192と防水用仕切壁6に取り付ける配
管継手26との間の水平間距離L1,L2が、両者1
1,192、26の間に介在する各配管部品の寸法誤差
や、ネジの締め付け代の多少によって変動Δした場合に
は、これに応じて配管継手26のナット281,282
防水用仕切壁6に対する締結位置をΔ分だけ変えること
で調整することができる。
【0020】このため、カラン18やつまみ191,1
2を浴槽1の正規の位置に取り付けてからその間の配
管部品を接続することができる。
【0021】
【考案の効果】本考案によれば、防水用仕切壁に取り付
けられる配管継手の締結位置を調整することが可能とな
るので、浴槽の水栓具を予め正規の位置に取り付けてか
ら配管部品を接続することができる。したがって、水栓
具や配管部品に無理な力がかかることもなく、配管作業
を容易に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る浴室ユニットの配管状態
の一部を示す正面断面図である。
【図2】本考案の浴室ユニットの防水用仕切壁に取り付
けられる配管継手を含む平面図である。
【図3】従来の浴室ユニットを示す斜視図である。
【図4】従来の浴室ユニットの防水用仕切壁に取り付け
られる配管継手を含む平面図である。
【符号の説明】
1…洗い場、2…浴槽、4…浴槽防水パネル、6…防水
用仕切壁、17,20…水栓具、221〜223、231
〜233…配管、26…配管継手、27…継手本体、2
1…ネジ部、281,282…ナット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽と洗い場とが隣接配置され、浴槽と
    洗い場にはそれぞれ水栓具が設けられる一方、前記浴槽
    はフレーム状の浴槽防水パネルに嵌め込まれており、こ
    の浴槽防水パネルは、浴槽と洗い場とが隣接する境界部
    分には防水用仕切壁として立設され、この防水用仕切壁
    には該仕切壁を貫通する状態で配管継手が取り付けら
    れ、この配管継手を介して浴槽側と洗い場側とにそれぞ
    れ湯水等の配管が分岐され、各分岐された配管が前記水
    栓具にそれぞれ接続されている浴室ユニットにおいて、 前記配管継手は、継手本体と、この継手本体に螺合され
    る一対のナットとからなり、 継手本体は、前記ナットが螺合されるネジ部が軸方向に
    沿って配管位置調整用の所定の長さに設定され、このネ
    ジ部が前記防水用仕切壁に挿通されるとともに、前記一
    対のナットが防水用仕切壁を挟んで締結固定されている
    ことを特徴とする浴室ユニット。
JP1992045587U 1992-06-30 1992-06-30 浴室ユニット Expired - Fee Related JPH0746234Y2 (ja)

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JPH0619686U JPH0619686U (ja) 1994-03-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01108184U (ja) * 1988-01-13 1989-07-21
JPH067084Y2 (ja) * 1988-04-06 1994-02-23 東陶機器株式会社 浴 室

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JPH0619686U (ja) 1994-03-15

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