JP2566213Y2 - 浴槽の配管接続構造 - Google Patents

浴槽の配管接続構造

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JP2566213Y2
JP2566213Y2 JP1573793U JP1573793U JP2566213Y2 JP 2566213 Y2 JP2566213 Y2 JP 2566213Y2 JP 1573793 U JP1573793 U JP 1573793U JP 1573793 U JP1573793 U JP 1573793U JP 2566213 Y2 JP2566213 Y2 JP 2566213Y2
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JP
Japan
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bathroom
bathtub
wall surface
fitting
pipes
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JP1573793U
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JPH0673661U (ja
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誠 沢田
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Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Publication date
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、浴槽に接続される湯水
循環用の配管の接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、給湯器付き風呂釜から浴室内に接
続された浴槽に対して給湯をしたり、浴槽の湯水を追い
焚きしたりするために、図3に示すような配管接続構造
を採用したものがある。
【0003】図3において、1は浴室内に設置された浴
槽であり、この浴槽1には、その外周壁の足部側1aか
ら立ち上げられて背中部1b側に向う湯水循環用の接続
金具2a,2bが固定されている。
【0004】建屋の一階に浴室が設けられている場合に
は、床面に湯水循環用の浴室外配管4a',4b'が引き回
され、この浴室外配管4a',4b'が床面6を通って浴室
内配管8a',8b'に接続され、さらに、この浴室内配管
8a',8b'が上記の接続金具2a,2bに接続される。
【0005】ところで、建屋の二階に浴室が設けられる
場合にも、このような接続金具2a,2bを有する浴槽1を
そのまま兼用できれば、設計変更が不要となる等のため
に都合が良い。
【0006】また、建屋の二階に浴室を設ける場合に
は、床面6のスペースの制限や配管施工の手間の面か
ら、浴室外配管4a,4bを床面6から立ち上げるより
も、浴室の壁面10aに沿って立ち上げる構成が採られ
る。
【0007】したがって、上記のような接続金具2a,
2bを有する浴槽1を二階用としても兼用し、かつ、浴
室の壁面10aに沿って立ち上げられた浴室外配管4a,
4bとの接続を行うために、従来は、浴室の壁面10aに
貫通金具12a,12bを取り付け、この貫通金具12
a,12bに浴室外配管4a,4bを接続し、さらに、この
貫通金具12a,12bと接続金具2a,2bとの間を浴室
内配管8a,8bで接続するようにしている。
【0008】一方、従来より、気泡混じりの湯を浴槽1
内に向けて噴出することで、入浴時のマッサージ効果を
与えるようにした気泡発生装置が提供されている。
【0009】このような気泡発生装置は、浴室内の有効
利用を図り、また、浴室内配管8a,8bの引き回しの邪
魔にならないように、浴室の他方の壁面1b側と浴槽1
との間の空間に設置されることがある。すると、浴槽1
が一方の壁面1a側に片寄せされるので、両者1,10a
間の距離Lが短くなる。
【0010】このように、気泡発生装置等の他の機器の
設置の有無によって浴槽1と壁面10aとの距離Lが変
化するので、従来は、これに対応できるように、各種の
長さの浴室内配管8a,8bを予め準備しておき、浴槽1
と壁面10aとの距離Lに応じた適切な長さの浴室内配
管8a,8bを用いて、貫通金具12a,12bと接続金具
2a,2bとの間を接続している。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、各種の長さの浴室内配管8a,8bを予め準備し
ておくのは、部品点数が増えてコストアップとなり、部
品管理の点でも面倒である。
【0012】この不都合を回避するには、浴室内配管8
a,8bとして、金属製の加工パイプに代えて、可とう性
の蛇腹管を使用して距離L変化に対する自由度をもたせ
ることが考えられるが、このような、蛇腹管は水漏れ防
止の長期信頼性の面で不十分であり、特に、浴槽1を建
屋の二階に設置するような場合には採用し難い。
【0013】本考案は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、気泡発生装置などの他の機器の設置の
有無によって、浴槽と壁面との間の距離が変わるような
場合でも、浴槽に固定された湯水循環用の接続金具と浴
室の壁面に取り付けられた貫通金具との間の接続を行う
ための浴室内配管を共通して使用できるようにして、部
品点数を削減できるようにすることを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の課題を
解決するために、浴室内に設置された浴槽には、その外
周壁の足部側から立ち上げられて背中部側に向かう湯水
循環用の接続金具が固定される一方、浴室の壁面には浴
室外配管に接続された貫通金具が固定され、この貫通金
具と前記接続金具との間が、浴室内配管を介して連結さ
れている浴槽の配管接続構造において、次の構成を採
る。
【0015】すなわち、本考案では、浴室内配管は、互
いに平行する直管部の長さが異なるJ字形管を備えてい
る。
【0016】
【作用】上記構成において、気泡発生装置などの他の機
器を浴室内に設置しない場合には、J字形管の互いに平
行する直管部の内の短尺側を浴槽の接続金具側に接続
し、その長尺側を貫通金具側に接続する。すると、J字
形管は長尺側と短尺側との長さの差だけ壁面から離れる
方向に突出するので、その差分だけ浴槽を壁面から後退
して設置することができる。
【0017】一方、気泡発生装置などの他の機器を設置
する場合には、その設置スペースを確保するために、浴
槽を壁面に片寄せする必要があるので、このときには、
J字形管の互いに平行する直管部の内の長尺側を浴槽の
接続金具側に接続し、その短尺側を貫通金具側に接続す
る。すると、J字形管は長尺側と短尺側との長さの差だ
け壁面に近付く方向に突出するので、その差分だけ浴槽
を壁面に近付けて設置することができる。
【0018】したがって、気泡発生装置等の他の機器を
設置する場合と設置しない場合のいずれにおいても、共
通の浴室内配管を使用して浴槽の接続金具と壁面の貫通
金具との間を接続することができる。
【0019】
【実施例】図1は本考案に係る浴槽の配管接続構造を示
すもので、浴室内に浴槽以外の他の機器を設置しない場
合の側面図、図2は浴室内に浴槽とともに気泡発生装置
を設置した場合の側面図であり、図3に示す従来例に対
応する部分には同一の符号を付す。
【0020】図1および図2において、符号1は浴室内
に設置された浴槽、2a,2bは浴槽1に固定された湯水
循環用の接続金具であり、各接続金具2a,2bは浴槽1
の外周壁の足部側1a位置から立ち上げられて背中部1b
側に向って延設されている。
【0021】4a,4bは浴室外配管、6は床面、10
a,10bは浴室の互いに対向する壁面、12a,12bは
浴室の一方の壁面10aに取り付けられた貫通金具であ
り、この貫通金具12a,12bに一方の壁面10aに沿
って立ち上げられた浴室外配管4a,4bが接続されてい
る。
【0022】8a,8bは各貫通金具12a,12bと接続
金具2a,2bとの間を接続するための浴室内配管であ
る。
【0023】各浴室内配管8a,8bは、本例では、互い
に平行する直管部の長さが異なるJ字管8a1,8b1と、
同じく互いに平行する直管部の長さが異なるZ字形管8
a2,8b2とを備えてなる。
【0024】上記構成において、図1に示すように、気
泡発生装置などの他の機器を浴室内に設置しない場合に
は、浴室内配管8a,8bを構成するJ字形管8a1,8b1
の互いに平行する直管部の内の短尺側を浴槽1の接続金
具2a,2b側に接続し、その長尺側をZ字形管8a2,8
b2を介して貫通金具12a,12bにそれぞれ接続する。
すると、J字形管8a1,8b1は長尺側と短尺側との長さ
の差だけ壁面10aから離れる方向(図中左方向)に突出
するので、その差分だけ浴槽1を壁面から後退して設置
することができ、浴槽1の足側部1aと壁面10aとの間
の距離L0に余裕をもたせることができ、その上部にカ
ウンタ14を設置して有効利用を図ることができる。
【0025】一方、図2に示すように、気泡発生装置1
6などの他の機器を浴槽1と他の壁面1bとの間に設置
する場合には、その設置スペースを確保するために、浴
槽1を一方の壁面10aに片寄せする必要がある。この
ときには、浴室内配管8a,8bを構成するJ字形管8
a1,8b1の互いに平行する直管部の内の長尺側を浴槽1
の接続金具2a,2b側に接続し、その短尺側をZ字形管
8a2,8b2を介して貫通金具12a,12bに接続する。
すると、J字形管8a1,8b1は長尺側と短尺側との長さ
の差だけ壁面10aに近付く方向に突出するので、その
差分だけ浴槽1を壁面10aに近付けて設置することが
でき、浴槽1の足側部1aと壁面10aとの間の距離L1
が短くなる。したがって、浴槽1の背中部1bと他方の
壁面10bとの間に気泡発生装置16等の機器を設置す
ることができる。
【0026】このように、気泡発生装置16などの他の
機器を設置する場合と設置しない場合のいずれにおいて
も、共通の浴室内配管8a,8bを使用して接続金具2
a,2bと貫通金具12a,12bとの間を接続することが
できる。
【0027】
【考案の効果】本考案によれば、気泡発生装置などの他
の機器の設置の有無によって、浴槽と壁面との間の距離
が変わるような場合でも、浴槽に固定された湯水循環用
の接続金具と浴室の壁面に取り付けられた貫通金具との
間を共通の浴室内配管を使用して接続することができ
る。このため、従来よりも配管の部品点数を削減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る浴槽の配管接続構造を示すもの
で、浴室内に浴槽以外の他の機器を設置しない場合の側
面図である。
【図2】本考案に係る浴槽の配管接続構造を示すもの
で、浴室内に浴槽とともに気泡発生装置を設置した場合
の側面図である。
【図3】従来の浴槽の配管接続構造の説明図である。
【符号の説明】
1…浴槽、2a,2b…接続金具、4a,4b…浴室外配
管、8a,8b…浴室内配管、8a1,8b1…J字形管、8
a2,8b2…Z字形管、10a,10b…壁面、12a,1
2b…貫通金具。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室内に設置された浴槽には、その外周
    壁の足部側から立ち上げられて背中部側に向かう湯水循
    環用の接続金具が固定される一方、浴室の壁面には浴室
    外配管に接続された貫通金具が固定され、この貫通金具
    と前記接続金具との間が、浴室内配管を介して連結され
    ている浴槽の配管接続構造において、 前記浴室内配管は、互いに平行する直管部の長さが異な
    るJ字形管を備えることを特徴とする浴槽の配管接続構
    造。
JP1573793U 1993-03-31 1993-03-31 浴槽の配管接続構造 Expired - Lifetime JP2566213Y2 (ja)

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JPH0673661U JPH0673661U (ja) 1994-10-18
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