JPH0745793B2 - 竪枠の連結装置 - Google Patents
竪枠の連結装置Info
- Publication number
- JPH0745793B2 JPH0745793B2 JP1126450A JP12645089A JPH0745793B2 JP H0745793 B2 JPH0745793 B2 JP H0745793B2 JP 1126450 A JP1126450 A JP 1126450A JP 12645089 A JP12645089 A JP 12645089A JP H0745793 B2 JPH0745793 B2 JP H0745793B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical
- piece
- frame
- auxiliary frame
- vertical frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 238000009432 framing Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は建物の開口部に取付ける窓サッシを構成する
竪枠の連結装置に関するもので、その目的は窓サッシを
構成する竪枠を竪補助枠に容易でありかつ、強固な連結
を行なうことができる竪枠の連結装置を提供することに
ある。
竪枠の連結装置に関するもので、その目的は窓サッシを
構成する竪枠を竪補助枠に容易でありかつ、強固な連結
を行なうことができる竪枠の連結装置を提供することに
ある。
建物の開口部に取付る窓サッシを構成する竪枠を例えば
立方枠や建物の開口部に対して介在して取付ける補助枠
等の竪補助枠に連結するものとしては例えば特公昭63−
19672号公報や実開昭61−25485号公報に開示している。
立方枠や建物の開口部に対して介在して取付ける補助枠
等の竪補助枠に連結するものとしては例えば特公昭63−
19672号公報や実開昭61−25485号公報に開示している。
これらの開示したものにおける竪枠を竪補助枠に連結す
る場合、室外側において、係合手段で室内側においてね
じ止め手段で連結している以外に竪枠と竪補助枠との相
対する中間部において竪枠の中間部の竪補助枠に相対す
る側に竪補助枠に接する長さの突片を突設するとともに
この突片の先端部に室内側向き折曲片を設ける一方、竪
補助枠の中間部の竪枠に相対する側に室外側向き開口の
溝部を設けて、これに竪枠側の室内側向き折曲片を係合
するものとなっている。
る場合、室外側において、係合手段で室内側においてね
じ止め手段で連結している以外に竪枠と竪補助枠との相
対する中間部において竪枠の中間部の竪補助枠に相対す
る側に竪補助枠に接する長さの突片を突設するとともに
この突片の先端部に室内側向き折曲片を設ける一方、竪
補助枠の中間部の竪枠に相対する側に室外側向き開口の
溝部を設けて、これに竪枠側の室内側向き折曲片を係合
するものとなっている。
この場合の室外側における竪枠と竪補助枠との係合手段
による係合部分は一方では室内側向きの折曲片と、他方
では室外向きの溝部としてあり、中間部においても同様
になっている。このように室外例および中間部それぞれ
における折曲片を溝部にいずれも室外側に係合している
ものとなっている。このような構成であると竪補助枠を
例えば連窓として使用する方立とした場合、室外側に生
じる風による正風圧を方立に受けた時に、方立は室内側
方向に移動しようとする負荷がかかる。また逆に負風圧
を竪枠に受けた時竪枠は室外側方向移動しようとする負
荷がかかり、この結果これらの負荷は室外側の取付ねじ
に集中的にかかり、取付ねじが緩んだり、破断したりし
やすく、強固な連結を維持することができないおそれが
ある。
による係合部分は一方では室内側向きの折曲片と、他方
では室外向きの溝部としてあり、中間部においても同様
になっている。このように室外例および中間部それぞれ
における折曲片を溝部にいずれも室外側に係合している
ものとなっている。このような構成であると竪補助枠を
例えば連窓として使用する方立とした場合、室外側に生
じる風による正風圧を方立に受けた時に、方立は室内側
方向に移動しようとする負荷がかかる。また逆に負風圧
を竪枠に受けた時竪枠は室外側方向移動しようとする負
荷がかかり、この結果これらの負荷は室外側の取付ねじ
に集中的にかかり、取付ねじが緩んだり、破断したりし
やすく、強固な連結を維持することができないおそれが
ある。
また係合手段が室外側だけでなく、中間部においても設
けられたものとしているため、竪枠を竪補助枠に連結組
立てる場合、竪枠と竪補助枠とは互いに見込方向に平行
して移動しながら連結する必要があり、特に、竪補助枠
が方立の場合、方立を予め一方のすでに枠組みした窓サ
ッシの竪枠に連結し、これを他方のすでに枠組みした窓
サッシの竪枠に連結することから、窓サッシは一般にか
なり重量があり、このような連結組立ては容易でない。
さらに竪枠のねじ透孔と竪補助枠のねじ受け部の位置合
せも容易でない。
けられたものとしているため、竪枠を竪補助枠に連結組
立てる場合、竪枠と竪補助枠とは互いに見込方向に平行
して移動しながら連結する必要があり、特に、竪補助枠
が方立の場合、方立を予め一方のすでに枠組みした窓サ
ッシの竪枠に連結し、これを他方のすでに枠組みした窓
サッシの竪枠に連結することから、窓サッシは一般にか
なり重量があり、このような連結組立ては容易でない。
さらに竪枠のねじ透孔と竪補助枠のねじ受け部の位置合
せも容易でない。
この発明は竪枠の室外側に外方の見付方向にのばしたフ
ランジの先端に設けた室内側向き折曲片を竪補助枠の室
外側に設けた室外側向き開口の溝部に係合する一方、竪
枠の室内側に見込方向に対し直交した方向にねじ透孔を
穿設したねじ止め片を竪補助枠の室内側に設けたねじ受
け片に取付用ねじによって固着してなる竪枠の連結装置
において、竪枠の中間部の竪補助枠に相対する側には脚
片を突設し、竪補助枠の中間部の竪枠に相対する側には
中間片を突設してなり、竪枠を竪補助枠に連結した時、
前記脚片が前記中間片の室内側に相対してあることを特
徴とするものである。
ランジの先端に設けた室内側向き折曲片を竪補助枠の室
外側に設けた室外側向き開口の溝部に係合する一方、竪
枠の室内側に見込方向に対し直交した方向にねじ透孔を
穿設したねじ止め片を竪補助枠の室内側に設けたねじ受
け片に取付用ねじによって固着してなる竪枠の連結装置
において、竪枠の中間部の竪補助枠に相対する側には脚
片を突設し、竪補助枠の中間部の竪枠に相対する側には
中間片を突設してなり、竪枠を竪補助枠に連結した時、
前記脚片が前記中間片の室内側に相対してあることを特
徴とするものである。
第1図はこの発明の竪枠の連結装置を利用し、嵌殺し窓
サッシと引違い窓サッシからなる2組の半外付け窓サッ
シを方立となる竪補助枠を介して直線状に連窓したもの
である。竪枠Aにはこの室外側に、外方に見付方向にの
ばしたフランジ1とそのフランジ1の先端に設けた室内
側向き折曲片2とを備え、また室内側に見込方向に対し
直交した方向に穿設したねじ透孔3を竪方向に適宜数に
有したねじ止め片4を備えている。
サッシと引違い窓サッシからなる2組の半外付け窓サッ
シを方立となる竪補助枠を介して直線状に連窓したもの
である。竪枠Aにはこの室外側に、外方に見付方向にの
ばしたフランジ1とそのフランジ1の先端に設けた室内
側向き折曲片2とを備え、また室内側に見込方向に対し
直交した方向に穿設したねじ透孔3を竪方向に適宜数に
有したねじ止め片4を備えている。
また、竪枠Aの中間部の室外側に脚片5を見付方向に突
設してあり、さらにまた脚片5とねじ止め片4との間に
脚片5と同様な別の補助脚片6を突設してある。
設してあり、さらにまた脚片5とねじ止め片4との間に
脚片5と同様な別の補助脚片6を突設してある。
方立となる竪補助枠Bは室外面片7と室内面片8とを連
結片9で連結したものからなり、室外面片7の室外側に
室外側向き開口の溝部10を備え、室内面片8の室外側に
外方の見付方向に開口したねじ受け溝11を有したねじ受
け片12を備えている。
結片9で連結したものからなり、室外面片7の室外側に
室外側向き開口の溝部10を備え、室内面片8の室外側に
外方の見付方向に開口したねじ受け溝11を有したねじ受
け片12を備えている。
また、竪補助枠Bの連結片9の中間部に中間片13を見付
方向に突設してあり、竪枠Aを竪補助枠Bに連結した時
に、脚片5が中間片13の室内側に相対するようにしてあ
る。
方向に突設してあり、竪枠Aを竪補助枠Bに連結した時
に、脚片5が中間片13の室内側に相対するようにしてあ
る。
以上の構成において竪枠Aを竪補助枠Bに連結するに
は、竪枠Aの室外側の室内側向き折曲片2を竪補助枠B
の室外側向き開口の溝部10に係合する一方竪枠Aの室内
側のねじ止め片4を竪補助枠Bの室内側のねじ受け片12
に取付用ねじ14で固着する。なお、この際、第1図に示
しているように竪枠Aの脚片5が竪補助枠Bの連結片9
に接しないようにし、また竪補助枠「B」の中間片13が
竪枠Aに接しないようにし、更にまた脚片5と中間片13
とは接しない状態で近接するようにしておけば、竪枠A
を竪補助枠Bに連結した時、竪枠Aは竪枠補助Bに対
し、室外側の係合手段と室内側のねじ止め手段の2点で
連結されることになり、脚片5や中間片13が竪枠Aや竪
補助枠Bを製造する金属押出形成上における寸法上の誤
差があったりしても、竪枠や竪補助枠には何等変形を引
き起こすことなく、または連結位置違いを起こすことな
く互いに精度がよく連結させることができる利点があ
る。
は、竪枠Aの室外側の室内側向き折曲片2を竪補助枠B
の室外側向き開口の溝部10に係合する一方竪枠Aの室内
側のねじ止め片4を竪補助枠Bの室内側のねじ受け片12
に取付用ねじ14で固着する。なお、この際、第1図に示
しているように竪枠Aの脚片5が竪補助枠Bの連結片9
に接しないようにし、また竪補助枠「B」の中間片13が
竪枠Aに接しないようにし、更にまた脚片5と中間片13
とは接しない状態で近接するようにしておけば、竪枠A
を竪補助枠Bに連結した時、竪枠Aは竪枠補助Bに対
し、室外側の係合手段と室内側のねじ止め手段の2点で
連結されることになり、脚片5や中間片13が竪枠Aや竪
補助枠Bを製造する金属押出形成上における寸法上の誤
差があったりしても、竪枠や竪補助枠には何等変形を引
き起こすことなく、または連結位置違いを起こすことな
く互いに精度がよく連結させることができる利点があ
る。
竪補助枠Bの室外側の溝部10は第2図に示すように竪枠
Aが竪補助枠Bに連結する時に、旋回して連結し得るよ
うやゝ大きく形成してある。このように旋回して連結組
立ができることは、竪枠A側の窓サッシを予め枠組みし
て重量のある窓サッシを連結組立てるのを容易にする。
Aが竪補助枠Bに連結する時に、旋回して連結し得るよ
うやゝ大きく形成してある。このように旋回して連結組
立ができることは、竪枠A側の窓サッシを予め枠組みし
て重量のある窓サッシを連結組立てるのを容易にする。
また、竪補助枠Bの室外側の溝部10の端部には竪枠Aの
フランジ1の室内側に嵌まるような係止縁部15を形成し
てあり、この係止縁部15を竪枠Aのフランジ1の室内側
に嵌まることで竪枠Aのフランジ部分を竪補助枠Bの室
外面片7に対し、不動に固着することができるので溝部
10は図示のように旋回連結組立に有利なように大きく形
成しうる。
フランジ1の室内側に嵌まるような係止縁部15を形成し
てあり、この係止縁部15を竪枠Aのフランジ1の室内側
に嵌まることで竪枠Aのフランジ部分を竪補助枠Bの室
外面片7に対し、不動に固着することができるので溝部
10は図示のように旋回連結組立に有利なように大きく形
成しうる。
竪補助枠Bの室内面片8のねじ受け片12の基部に第2図
に示すように斜面縁部16を形成してあり、他方これに当
接する竪枠Aのねじ止め片4の端部に斜面縁部16に相応
するような斜面部17を形成してあり、これは竪枠Aを竪
補助枠Bに対し、旋回して連結した時に、斜面同士が接
触し得るようにしてあり、このような構成により、一方
では折曲片2を溝部10内に係合し、次いで斜面同士が接
触すれば竪枠Aは竪補助枠Bに対し、室内方向寄りに引
き寄せつゝねじ透孔3とねじ受け片12のねじ受け溝11と
が容易に合致し得るようにしてあり、この状態で取付用
ねじを取付ければガタツキのない連結が得られる。
に示すように斜面縁部16を形成してあり、他方これに当
接する竪枠Aのねじ止め片4の端部に斜面縁部16に相応
するような斜面部17を形成してあり、これは竪枠Aを竪
補助枠Bに対し、旋回して連結した時に、斜面同士が接
触し得るようにしてあり、このような構成により、一方
では折曲片2を溝部10内に係合し、次いで斜面同士が接
触すれば竪枠Aは竪補助枠Bに対し、室内方向寄りに引
き寄せつゝねじ透孔3とねじ受け片12のねじ受け溝11と
が容易に合致し得るようにしてあり、この状態で取付用
ねじを取付ければガタツキのない連結が得られる。
竪補助枠B側の中間片13はその先端を室外方向にわずか
に湾曲させて、第2図に示すように竪枠Aが竪補助枠B
に対し旋回して連結する際に脚片5が中間片13に干渉し
ないようになっている。
に湾曲させて、第2図に示すように竪枠Aが竪補助枠B
に対し旋回して連結する際に脚片5が中間片13に干渉し
ないようになっている。
竪枠Aの脚片5は竪補助枠Bの中間片13の室内側に相対
していることから、連結組立中に折曲片2と溝部10との
係合がはずれかかった場合、脚片5が中間片13の室内側
に接触し得ることができ、折曲片2と溝部10との係合が
完全に離脱することなく、引続いて連結組立が行なうこ
とができる。
していることから、連結組立中に折曲片2と溝部10との
係合がはずれかかった場合、脚片5が中間片13の室内側
に接触し得ることができ、折曲片2と溝部10との係合が
完全に離脱することなく、引続いて連結組立が行なうこ
とができる。
また、第1図の実施例のように竪枠Aを竪補助枠Bに連
結したものを建物の開口部に取付けた時、中間片13と脚
片5とは室外側に生じる風による風圧に対する補強機能
を付与する。すなわち、竪枠Aは室外側の風による正負
風圧の内、正風圧の場合、室内方向に移動しようとする
が、室外側の折曲片2を竪補助枠Bの室外側の室外側向
き開口の溝部10に係合していることで、正風圧による負
荷を受け止める。これに対し竪補助枠Bは風圧による負
荷を受けて室内方向に移動しようとするがこの場合、中
間片13が脚片5に相対して、風圧の負荷を受け止めるこ
とができる。
結したものを建物の開口部に取付けた時、中間片13と脚
片5とは室外側に生じる風による風圧に対する補強機能
を付与する。すなわち、竪枠Aは室外側の風による正負
風圧の内、正風圧の場合、室内方向に移動しようとする
が、室外側の折曲片2を竪補助枠Bの室外側の室外側向
き開口の溝部10に係合していることで、正風圧による負
荷を受け止める。これに対し竪補助枠Bは風圧による負
荷を受けて室内方向に移動しようとするがこの場合、中
間片13が脚片5に相対して、風圧の負荷を受け止めるこ
とができる。
また逆に負風圧の場合竪枠Aは室外方向に移動しようと
するがこの場合、脚片5が中間片13に相対して、風圧の
負荷を受け止め、竪補助枠Bは室外方向に移動しようと
するが室外側の溝部10を竪枠Aの室外側の折曲片2に係
合していることでこの風圧の負荷を受け止めることがで
きる。
するがこの場合、脚片5が中間片13に相対して、風圧の
負荷を受け止め、竪補助枠Bは室外方向に移動しようと
するが室外側の溝部10を竪枠Aの室外側の折曲片2に係
合していることでこの風圧の負荷を受け止めることがで
きる。
なお、第1図に示しているように脚片5が、中間片13の
室内側に接しない状態で近接して相対しているものにお
いては、室外側の風による正負のいずれかの風圧を受け
た場合、竪枠Aあるいは竪補助枠Bの枠自体が多少撓曲
し、そして脚片5と中間片13とが第3図に示すように一
時的に当接して風圧の負荷を受け止めることができる。
室内側に接しない状態で近接して相対しているものにお
いては、室外側の風による正負のいずれかの風圧を受け
た場合、竪枠Aあるいは竪補助枠Bの枠自体が多少撓曲
し、そして脚片5と中間片13とが第3図に示すように一
時的に当接して風圧の負荷を受け止めることができる。
このように中間片と脚片との組合せの他に折曲片と溝部
との組合せを含めることで竪枠の連結装置は室外からの
風圧の耐えられるようにしてあり、竪枠のねじ止め片と
方立のねじ受け片との間に取付けた取付用ねじに風圧に
よる負荷がかからない。かくしてねじのゆるみや破断が
起らず常に強固な竪枠の連結装置とすることができる。
との組合せを含めることで竪枠の連結装置は室外からの
風圧の耐えられるようにしてあり、竪枠のねじ止め片と
方立のねじ受け片との間に取付けた取付用ねじに風圧に
よる負荷がかからない。かくしてねじのゆるみや破断が
起らず常に強固な竪枠の連結装置とすることができる。
第1図の実施例における建物の開口部に取付けている竪
枠Cは竪枠Aと略同形状のものとしているが、この場合
の竪枠Cの中間部の外側にある脚片5にはこれと同方向
に延設した取付片18が一体に備えている他は全て竪枠A
のものと同様である。
枠Cは竪枠Aと略同形状のものとしているが、この場合
の竪枠Cの中間部の外側にある脚片5にはこれと同方向
に延設した取付片18が一体に備えている他は全て竪枠A
のものと同様である。
なお、これら脚片5と取付片18との間に建物の開口部の
隅部に引掛ける引掛片19を一体に備え、第4図に示すよ
うに取付片18と引掛片19の基部との間に薄肉部20を設け
てあり、第4図の一点鎖線で示しているように薄肉部20
を中心にして取付片18を折曲すれば取付片18を除去する
ことができ、このように取付片18を除去した竪枠は竪補
助枠Bに連結する竪枠Aとして使用することができる。
隅部に引掛ける引掛片19を一体に備え、第4図に示すよ
うに取付片18と引掛片19の基部との間に薄肉部20を設け
てあり、第4図の一点鎖線で示しているように薄肉部20
を中心にして取付片18を折曲すれば取付片18を除去する
ことができ、このように取付片18を除去した竪枠は竪補
助枠Bに連結する竪枠Aとして使用することができる。
したがって建物開口部側の竪枠Cと竪枠Aとを別々に押
出成形する必要なく製造コスト上有利になる。また、第
1図に示しているように竪枠Aの脚片5の長さが連結片
9に当接しないものに形成すれば取付片18を折曲げて除
去しても第5図のように薄肉部20がバリ状に残存しても
さしつかえないものとすることができる。
出成形する必要なく製造コスト上有利になる。また、第
1図に示しているように竪枠Aの脚片5の長さが連結片
9に当接しないものに形成すれば取付片18を折曲げて除
去しても第5図のように薄肉部20がバリ状に残存しても
さしつかえないものとすることができる。
なお、竪枠Aを方立となる竪補助枠Bに連結した連窓を
建物の開口部に取付けることについて説明すると、竪枠
Aが方立となる竪補助枠Bに強固に連結することができ
るので第15図に示すように上下、左右の枠組みした複数
のサッシを予め連窓に組立て、これを建物の開口部に取
付けることができる。また、第16図に示すように複数の
サッシを建物の開口部に順次に竪補助枠Bを介在しなが
ら、取付けていくこともできる。
建物の開口部に取付けることについて説明すると、竪枠
Aが方立となる竪補助枠Bに強固に連結することができ
るので第15図に示すように上下、左右の枠組みした複数
のサッシを予め連窓に組立て、これを建物の開口部に取
付けることができる。また、第16図に示すように複数の
サッシを建物の開口部に順次に竪補助枠Bを介在しなが
ら、取付けていくこともできる。
第6図、第7図および第8図は竪補助枠Bの変形例を示
したもので、竪補助枠Bの本体が中空をなす断面形状で
あり、第6図では窓サッシを直角方向に連結することが
でき、竪補助枠Bが隅柱を兼用できる。第7図、第8図
は出隅部、あるいは入隅部において角度をなして窓サッ
シを連結することができる。
したもので、竪補助枠Bの本体が中空をなす断面形状で
あり、第6図では窓サッシを直角方向に連結することが
でき、竪補助枠Bが隅柱を兼用できる。第7図、第8図
は出隅部、あるいは入隅部において角度をなして窓サッ
シを連結することができる。
すなわち先の実施例に示す連結片9をこれらの実施例で
はL形、V形等に配し、中間片13、室内外面片7,8等が
2方向に突出する形状をなしている。
はL形、V形等に配し、中間片13、室内外面片7,8等が
2方向に突出する形状をなしている。
なお、竪枠Aの構成は先の実施例と同様である。
以上は第1図の実施例の竪枠の連結装置を種々の角度に
変えただけであって具体的な構造は全て同じである(竪
補助枠は全て方立とし使用する)。
変えただけであって具体的な構造は全て同じである(竪
補助枠は全て方立とし使用する)。
第9図は方立となる竪補助枠Bが室内外の2部材よりな
る形式であり、この場合、室外部片21の室外側に係合手
段となる室外側に開口した溝部10を備え、室内部片22の
室内側にねじ止め手段となるねじ受け片12を備え、中間
片13は室外部片21に備えてある。
る形式であり、この場合、室外部片21の室外側に係合手
段となる室外側に開口した溝部10を備え、室内部片22の
室内側にねじ止め手段となるねじ受け片12を備え、中間
片13は室外部片21に備えてある。
第10図は竪補助枠Bが建物の開口部に直接取付ける形式
となっており、窓サッシ側の竪枠Aは竪補助枠Bを介し
て建物開口部に取付けることができる。従って種々の竪
補助枠を製作して普通の窓サッシを建物開口部に対して
種々の角度のあるものに取付けることができる。
となっており、窓サッシ側の竪枠Aは竪補助枠Bを介し
て建物開口部に取付けることができる。従って種々の竪
補助枠を製作して普通の窓サッシを建物開口部に対して
種々の角度のあるものに取付けることができる。
なお第10図の構成において、室外側に生じる風による正
負のいずれかの風圧を受けた場合について説明する。
負のいずれかの風圧を受けた場合について説明する。
竪補助枠Bは建物の開口部に取付けていることで風圧の
影響はない。しかし竪枠Aには正負のいずれかの風圧に
影響するが、この場合、正風圧は竪枠Aを室内方向に移
動しようとするが室外側の折曲片2を竪補助枠Bの室外
側の溝部10に係合することでこの風圧を受け止める。逆
に負風圧は竪枠Aを室外方向に移動しようとするが、脚
片5を竪補助枠Bの中間片13に相対してこの風圧を受け
止める。取付用ねじ14に風圧による負荷が集中しない。
影響はない。しかし竪枠Aには正負のいずれかの風圧に
影響するが、この場合、正風圧は竪枠Aを室内方向に移
動しようとするが室外側の折曲片2を竪補助枠Bの室外
側の溝部10に係合することでこの風圧を受け止める。逆
に負風圧は竪枠Aを室外方向に移動しようとするが、脚
片5を竪補助枠Bの中間片13に相対してこの風圧を受け
止める。取付用ねじ14に風圧による負荷が集中しない。
第11図は中間片13が竪補助枠Bの室内側寄りに設けたも
のであり、第1図の実施例に示した竪枠Aの補助脚片6
が脚片として使用できる。
のであり、第1図の実施例に示した竪枠Aの補助脚片6
が脚片として使用できる。
第12図は中間片13と脚片5は第1図の実施例と同様であ
るが竪枠A側の中間位置に脚片を有せず室内側寄りだけ
設けてある。また、室外側の係合手段となる竪補助枠B
側の室外側に開口した溝部10は見付方向に大きくしたも
のであり、さらにまた竪補助枠B側の室内側におけるね
じ受け片12は見込方向に延設しただけであり、ここに取
付用ねじ14を螺合するねじ螺合孔を穿設したものになっ
ている。
るが竪枠A側の中間位置に脚片を有せず室内側寄りだけ
設けてある。また、室外側の係合手段となる竪補助枠B
側の室外側に開口した溝部10は見付方向に大きくしたも
のであり、さらにまた竪補助枠B側の室内側におけるね
じ受け片12は見込方向に延設しただけであり、ここに取
付用ねじ14を螺合するねじ螺合孔を穿設したものになっ
ている。
第13図は第8図と同様であるが脚片5と中間片13は室内
寄りに設けてある。
寄りに設けてある。
第14図は中間片13の先端部を竪枠Aに当接するようにし
たものであり、竪枠Aの中間部分を支持補強することで
ガラス障子の開閉に伴う衝撃等に耐えるようになってい
る。なお、この場合の中間片13の先端部は竪枠Aと竪補
助Bとを上述したように旋回しての連結組立を容易にす
るように室外方向に大きく傾斜してある。
たものであり、竪枠Aの中間部分を支持補強することで
ガラス障子の開閉に伴う衝撃等に耐えるようになってい
る。なお、この場合の中間片13の先端部は竪枠Aと竪補
助Bとを上述したように旋回しての連結組立を容易にす
るように室外方向に大きく傾斜してある。
この発明は以上の構成からなり、竪枠を竪補助枠に連結
する場合、竪枠の室外側の室内側向き折曲片を竪補助枠
の室外側の室外向き開口の溝部に係合し、この係合部分
を中心にして竪枠を竪補助枠に対し、竪枠の室内側のね
じ止め片を竪補助枠のねじ受け部に向うよう旋回して連
結することができる。また予め枠組みした重量のある窓
サッシを連結組立てるのに容易にするしまた、連結組立
中に前記折曲片と凹溝との係合がはずれかかっても竪枠
の脚片が竪補助枠の中間片の室内側に接触し得るから、
前記折曲片と凹溝との係合が完全に離脱することなく引
続いて連結組立てを行なうことができる。
する場合、竪枠の室外側の室内側向き折曲片を竪補助枠
の室外側の室外向き開口の溝部に係合し、この係合部分
を中心にして竪枠を竪補助枠に対し、竪枠の室内側のね
じ止め片を竪補助枠のねじ受け部に向うよう旋回して連
結することができる。また予め枠組みした重量のある窓
サッシを連結組立てるのに容易にするしまた、連結組立
中に前記折曲片と凹溝との係合がはずれかかっても竪枠
の脚片が竪補助枠の中間片の室内側に接触し得るから、
前記折曲片と凹溝との係合が完全に離脱することなく引
続いて連結組立てを行なうことができる。
特に、この発明の竪枠の連結装置を建物の開口部に取付
けた場合に、室外側に生じる風による正風圧を受けても
竪枠は室外側の折曲片を竪補助枠の室外側の室外側向き
開口の溝部に係合していることでこの風圧による負荷を
受け止め、また、竪補助枠は正風圧による負荷を受け
て、室内方向に移動しようとするがこの場合、竪補助枠
の中間片が竪枠の脚片に相対して正風圧の負荷を受け止
めることができ、また逆に負風圧を受けても竪枠は室外
方向に移動しようとするが、この場合、竪枠の脚片が竪
補助枠の中間片に相対して負風圧の負荷を受け止め、ま
た竪補助枠は室外側の室外側向き開口の溝部を竪枠の室
外側の折曲片に係合していることで負風圧の負荷を受け
止めることができる。したがって、このような正負の両
風圧の負荷は折曲片と溝部の組合せと中間片と脚片の組
合せにより受け止めさせることで竪枠のねじ止め片と竪
補助枠のねじ受け片との間において取付けた取付用ねじ
に風圧による負荷がかからない。したがってねじのゆる
みや破断が起らず常に強固な連結に維持することができ
る。
けた場合に、室外側に生じる風による正風圧を受けても
竪枠は室外側の折曲片を竪補助枠の室外側の室外側向き
開口の溝部に係合していることでこの風圧による負荷を
受け止め、また、竪補助枠は正風圧による負荷を受け
て、室内方向に移動しようとするがこの場合、竪補助枠
の中間片が竪枠の脚片に相対して正風圧の負荷を受け止
めることができ、また逆に負風圧を受けても竪枠は室外
方向に移動しようとするが、この場合、竪枠の脚片が竪
補助枠の中間片に相対して負風圧の負荷を受け止め、ま
た竪補助枠は室外側の室外側向き開口の溝部を竪枠の室
外側の折曲片に係合していることで負風圧の負荷を受け
止めることができる。したがって、このような正負の両
風圧の負荷は折曲片と溝部の組合せと中間片と脚片の組
合せにより受け止めさせることで竪枠のねじ止め片と竪
補助枠のねじ受け片との間において取付けた取付用ねじ
に風圧による負荷がかからない。したがってねじのゆる
みや破断が起らず常に強固な連結に維持することができ
る。
第1図はこの発明の実施例の使用状態の横断面図、第2
図、第3図、第4図および第5図は要部の説明用横断面
図、第6図、第7図、第8図、第9図、第10図、第11
図、第12図、第13図および第14図は竪補助枠の変形例を
示した横断面図、第15図、第16図は窓サッシの組立状態
の斜視図である。 A……竪枠、B……竪補助枠、 1……フランジ、2……折曲片、3……ねじ透孔、4…
…ねじ止め片、5……脚片、6……補助脚片、7……室
外面片、8……室内面片、9……連結片、10……溝部、
11……ねじ受け溝、12……ねじ受け片、13……中間片、
14……取付用ねじ、15……係止縁部、16……斜面縁部、
17……斜面部、18……取付片、19……引掛片、20……薄
肉部、21……室外部片、22……室内部片
図、第3図、第4図および第5図は要部の説明用横断面
図、第6図、第7図、第8図、第9図、第10図、第11
図、第12図、第13図および第14図は竪補助枠の変形例を
示した横断面図、第15図、第16図は窓サッシの組立状態
の斜視図である。 A……竪枠、B……竪補助枠、 1……フランジ、2……折曲片、3……ねじ透孔、4…
…ねじ止め片、5……脚片、6……補助脚片、7……室
外面片、8……室内面片、9……連結片、10……溝部、
11……ねじ受け溝、12……ねじ受け片、13……中間片、
14……取付用ねじ、15……係止縁部、16……斜面縁部、
17……斜面部、18……取付片、19……引掛片、20……薄
肉部、21……室外部片、22……室内部片
Claims (1)
- 【請求項1】竪枠の室外側に外方の見付方向にのばした
フランジの先端に設けた室内側向き折曲片を竪補助枠の
室外側に設けた室外側向き開口の溝部に係合し、竪枠の
室内側に見込方向に対し直交した方向にねじ透孔を穿設
したねじ止め片を竪補助枠の室内側に設けたねじ受け片
に取付用ねじによって固着してなり、竪枠の中間部の竪
補助枠に相対する側には脚片を突設し、竪補助枠の中間
部の竪枠に相対する側には中間片を突設してなり、竪枠
を竪補助枠に連結した時、前記脚片が前記中間片の室内
側に相対してあることを特徴とする竪枠の連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1126450A JPH0745793B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 竪枠の連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1126450A JPH0745793B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 竪枠の連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02304190A JPH02304190A (ja) | 1990-12-17 |
JPH0745793B2 true JPH0745793B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=14935517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1126450A Expired - Fee Related JPH0745793B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 竪枠の連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745793B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4763927B2 (ja) * | 2001-07-19 | 2011-08-31 | 文化シヤッター株式会社 | 窓枠構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS613877U (ja) * | 1984-06-14 | 1986-01-10 | 立山アルミニウム工業株式会社 | 連窓用縦枠装置 |
-
1989
- 1989-05-19 JP JP1126450A patent/JPH0745793B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02304190A (ja) | 1990-12-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3837292B2 (ja) | カーテンウォール構造 | |
JPH0745793B2 (ja) | 竪枠の連結装置 | |
JPH07116888B2 (ja) | 連窓サッシ | |
JP2000248700A (ja) | 樋取付け具 | |
JPH0425512Y2 (ja) | ||
JP3247051B2 (ja) | 二重サッシの連結枠 | |
JPH0111908Y2 (ja) | ||
JPS6120950Y2 (ja) | ||
JPS645010Y2 (ja) | ||
JPH0225902Y2 (ja) | ||
JP2663374B2 (ja) | 複合窓サッシの縦枠連結構造 | |
JPH0229191Y2 (ja) | ||
JPH0619751Y2 (ja) | 障子の嵌殺し構造 | |
JPH0211579Y2 (ja) | ||
JPH0619736Y2 (ja) | 半外付け連窓サッシ | |
JPH0425511Y2 (ja) | ||
JPH0425515Y2 (ja) | ||
JP2517586Y2 (ja) | 複合サッシの隙間隠蔽部材取り付け構造 | |
JP2000356072A (ja) | 二重窓 | |
JPH083660Y2 (ja) | 連窓用コーナー方立装置 | |
JPH0349270Y2 (ja) | ||
JP2604170Y2 (ja) | 門 扉 | |
JPH0520859Y2 (ja) | ||
JPH0552168U (ja) | 連窓サッシ | |
JPH0624548Y2 (ja) | サッシ窓 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |