JPH0745386B2 - 頭皮改善剤 - Google Patents
頭皮改善剤Info
- Publication number
- JPH0745386B2 JPH0745386B2 JP10609587A JP10609587A JPH0745386B2 JP H0745386 B2 JPH0745386 B2 JP H0745386B2 JP 10609587 A JP10609587 A JP 10609587A JP 10609587 A JP10609587 A JP 10609587A JP H0745386 B2 JPH0745386 B2 JP H0745386B2
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- JP
- Japan
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- dandruff
- scalp
- improving agent
- liquid
- scalp improving
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q5/00—Preparations for care of the hair
- A61Q5/006—Antidandruff preparations
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/40—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing nitrogen
- A61K8/44—Aminocarboxylic acids or derivatives thereof, e.g. aminocarboxylic acids containing sulfur; Salts; Esters or N-acylated derivatives thereof
- A61K8/445—Aminocarboxylic acids or derivatives thereof, e.g. aminocarboxylic acids containing sulfur; Salts; Esters or N-acylated derivatives thereof aromatic, i.e. the carboxylic acid directly linked to the aromatic ring
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はフルフェナム酸ブチルを有効成分とすることを
特徴とする頭皮改善剤に関し、特にはふけ防止用頭皮改
善剤に関する。
特徴とする頭皮改善剤に関し、特にはふけ防止用頭皮改
善剤に関する。
［従来の技術］ 一般に、ふけは皮脂腺の分泌物、汗腺の分泌物、表皮層
の剥離脱離物等からなり、通常は皮脂腺等の分泌昂進に
より発生する。特に、細菌や酵母が皮膚に感染すると、
ふけの発生が病的に助長されるといわれている。このた
め、従来から、抗菌剤または殺菌剤を添加した頭皮改善
剤が、ふけ防止用頭皮改善剤として使用されてきた。し
かし、殺菌剤や抗菌剤のなかには皮膚刺激性などの点
で、人体に対する安全性に問題があるものがあり、また
抗菌剤や殺菌剤を含む頭皮改善剤は、連日の使用により
皮膚常在菌の微妙なバランスをくずしてしまうといっ
た、いわゆるエコロジーの観点から、時には好ましくな
い事態を引き起こすことが指摘されている。例えば、従
来からふけ防止用薬剤として最も効果があると認められ
ているジンクピリチオン（ZPT）も抗菌剤の範ちゅうに
含まれるものであり、これを多量に使用することはでき
る限り避けることが好ましいと考えられている。
の剥離脱離物等からなり、通常は皮脂腺等の分泌昂進に
より発生する。特に、細菌や酵母が皮膚に感染すると、
ふけの発生が病的に助長されるといわれている。このた
め、従来から、抗菌剤または殺菌剤を添加した頭皮改善
剤が、ふけ防止用頭皮改善剤として使用されてきた。し
かし、殺菌剤や抗菌剤のなかには皮膚刺激性などの点
で、人体に対する安全性に問題があるものがあり、また
抗菌剤や殺菌剤を含む頭皮改善剤は、連日の使用により
皮膚常在菌の微妙なバランスをくずしてしまうといっ
た、いわゆるエコロジーの観点から、時には好ましくな
い事態を引き起こすことが指摘されている。例えば、従
来からふけ防止用薬剤として最も効果があると認められ
ているジンクピリチオン（ZPT）も抗菌剤の範ちゅうに
含まれるものであり、これを多量に使用することはでき
る限り避けることが好ましいと考えられている。
そこで、かかる抗菌剤や殺菌剤を使用ぜすにふけの発生
を防止することが広く要望されるに至り当業界において
は、有効なふけ抑制作用をもち、しかも抗菌性や殺菌性
をもたない完全な物質の探求が行なわれてきた。
を防止することが広く要望されるに至り当業界において
は、有効なふけ抑制作用をもち、しかも抗菌性や殺菌性
をもたない完全な物質の探求が行なわれてきた。
これまで、抗菌性や殺菌性に基づかない、ふけ抑制作用
をもつ物質としては、α−トコフェロール・ビタミンＡ
酸エステル（特開昭51−73137号公報）やビタミンＥ・
ニコチン酸エステル（ドイツ特許第2301585号および第2
301660号各明細書）が報告されている。
をもつ物質としては、α−トコフェロール・ビタミンＡ
酸エステル（特開昭51−73137号公報）やビタミンＥ・
ニコチン酸エステル（ドイツ特許第2301585号および第2
301660号各明細書）が報告されている。
［発明が解決しようとする問題点］ しかし、これらビタミンＥ（すなわち、トコフェロー
ル）のエステル類は、皮膚上での安定性に欠け、ふけ抑
制の持続的作用は期待できないと言う難点を有してい
た。更に、これらビタミンＥのエステル類は、洗髪後２
日以降に発生するふけに対して抑制効果を示すが、洗髪
直後から１日以内に発生するふけに対してはなんらの抑
制効果も示さないことが認められている。こういった傾
向はふけ抑制剤として著名な薬剤であるZPTにも認めら
れた。
ル）のエステル類は、皮膚上での安定性に欠け、ふけ抑
制の持続的作用は期待できないと言う難点を有してい
た。更に、これらビタミンＥのエステル類は、洗髪後２
日以降に発生するふけに対して抑制効果を示すが、洗髪
直後から１日以内に発生するふけに対してはなんらの抑
制効果も示さないことが認められている。こういった傾
向はふけ抑制剤として著名な薬剤であるZPTにも認めら
れた。
近年、生活様式の変化に伴い、洗髪回数が若年層では平
均4.5回／週となり、このような状況下ではふけの発生
要因は従来のふけ発生要因では説明できなくなり、又従
来のふけ抑制剤は良く効かないとする使用者の批判も徐
々に高くなってきている。このような状況下で本発明者
は、かかる従来の薬剤の欠点を解決すべく広く種々の物
質についてふけ防止作用を調べた結果、フルフェナム酸
ブチルを用いると、洗髪直後から１日以内に発生するふ
けを著しく抑制することを見出し、本発明を完成するに
至つた。
均4.5回／週となり、このような状況下ではふけの発生
要因は従来のふけ発生要因では説明できなくなり、又従
来のふけ抑制剤は良く効かないとする使用者の批判も徐
々に高くなってきている。このような状況下で本発明者
は、かかる従来の薬剤の欠点を解決すべく広く種々の物
質についてふけ防止作用を調べた結果、フルフェナム酸
ブチルを用いると、洗髪直後から１日以内に発生するふ
けを著しく抑制することを見出し、本発明を完成するに
至つた。
［問題点を解決するための手段］ すなわち、本発明はフルフェナム酸ブチルを有効成分と
して配合することを特徴とする頭皮改善剤、特には、ふ
け防止用頭皮改善剤を提供するものである。
して配合することを特徴とする頭皮改善剤、特には、ふ
け防止用頭皮改善剤を提供するものである。
本発明で用いるフルフェナム酸ブチル（構造式）は下記
構造式で表されるbutyl−ｏ−［｛ｍ−（trifluorometh
yl）phenyl｝amino］benzoateであって微黄色〜淡黄色
の液状物質で、においはないか、わずかに特有なにおい
が認められる物質である。
構造式で表されるbutyl−ｏ−［｛ｍ−（trifluorometh
yl）phenyl｝amino］benzoateであって微黄色〜淡黄色
の液状物質で、においはないか、わずかに特有なにおい
が認められる物質である。
本発明の前記有効成分の配合量は、頭皮改善剤全組成物
の重量に対して、0.0001重量％以上好ましくは0.001重
量％以上である。配合量の上限は、頭皮改善剤の形態に
よっても異なり、任意に配合できるので限定できない
が、一般的には５重量％程度である。
の重量に対して、0.0001重量％以上好ましくは0.001重
量％以上である。配合量の上限は、頭皮改善剤の形態に
よっても異なり、任意に配合できるので限定できない
が、一般的には５重量％程度である。
本発明の頭皮改善剤にはその他の成分として例えば、基
材成分（例えば、スクワラン、ワセリン、ラノリン）、
紫外線吸収剤、界面活性剤（例えば、ヤシ油脂肪酸モノ
エタノールアマイド、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミ
ン、ポリオキシエチレンセチルアルコール）防腐剤、湿
潤剤（例えば、グリセリン）香料、水、アルコール（例
えば、エチルアルコール、セチルアルコール）粘稠剤、
着色剤、抗酸化剤（例えば、コウジ酸、没食子酸、酢酸
トコフェロール、ビタミンＥミックス）殺菌剤（例え
ば、ZPT、TCC、ヒノキチオール）、その他の薬剤（例え
ば、ビタミンB6）等を添加することができる。
材成分（例えば、スクワラン、ワセリン、ラノリン）、
紫外線吸収剤、界面活性剤（例えば、ヤシ油脂肪酸モノ
エタノールアマイド、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミ
ン、ポリオキシエチレンセチルアルコール）防腐剤、湿
潤剤（例えば、グリセリン）香料、水、アルコール（例
えば、エチルアルコール、セチルアルコール）粘稠剤、
着色剤、抗酸化剤（例えば、コウジ酸、没食子酸、酢酸
トコフェロール、ビタミンＥミックス）殺菌剤（例え
ば、ZPT、TCC、ヒノキチオール）、その他の薬剤（例え
ば、ビタミンB6）等を添加することができる。
本発明の頭皮改善剤は、頭皮に使用するものを広く指
し、例えば、剤型としては液体頭皮改善剤、乳化型頭皮
改善剤、軟膏型頭皮改善剤が、商品としてはシャンプ
ー、リンス、ヘアトニック、スカルプトクリームが含ま
れる。
し、例えば、剤型としては液体頭皮改善剤、乳化型頭皮
改善剤、軟膏型頭皮改善剤が、商品としてはシャンプ
ー、リンス、ヘアトニック、スカルプトクリームが含ま
れる。
なお、本発明による頭皮改善剤が有効なふ防止作用を示
す機構は明らかではないが、本発明の有効成分が頭皮組
織内の代謝反応を適度に調整すると共に、ふけの発生要
因と考えられる局所的な皮膚に対する刺激の軽減と皮膚
蛋白質の代謝を正常にするためと考えられる。
す機構は明らかではないが、本発明の有効成分が頭皮組
織内の代謝反応を適度に調整すると共に、ふけの発生要
因と考えられる局所的な皮膚に対する刺激の軽減と皮膚
蛋白質の代謝を正常にするためと考えられる。
［実施例］ 以下、実施例によって本発明を更に詳細に説明するが、
これは本発明の技術的範囲を限定するものではない。
これは本発明の技術的範囲を限定するものではない。
例１ 本例は、本発明によるフルフェナム酸ブチルのふけ防止
作用を説明するものである。
作用を説明するものである。
精製水74.5gにポリエチレングリコール15003gとトリエ
タノールアミン1gを加え70℃に保つ。ステアリン酸2.5
g、セチルアルコール1.5g、ワセリン5g、流動パラフィ
ン10g、ポリオキシエチレン（10モル）モノオレフイン
酸エステル2g、香料0.5gとフルフェナム酸ブチル0.005g
を混合し、加熱溶解して70℃に保った。水相に油相を加
え予備乳化を行ないホモミキサーで均一に乳化し、乳化
後かきまぜながら30℃まで冷却してO/W型の頭皮改善用
液を調製した。更に、この頭皮改善用液とはフルフェナ
ム酸ブチルを配合していない点だけが異なる同様の液を
用意した。
タノールアミン1gを加え70℃に保つ。ステアリン酸2.5
g、セチルアルコール1.5g、ワセリン5g、流動パラフィ
ン10g、ポリオキシエチレン（10モル）モノオレフイン
酸エステル2g、香料0.5gとフルフェナム酸ブチル0.005g
を混合し、加熱溶解して70℃に保った。水相に油相を加
え予備乳化を行ないホモミキサーで均一に乳化し、乳化
後かきまぜながら30℃まで冷却してO/W型の頭皮改善用
液を調製した。更に、この頭皮改善用液とはフルフェナ
ム酸ブチルを配合していない点だけが異なる同様の液を
用意した。
試験対象者として21〜47才で、ふけの比較的多い男性８
名を選んだ。コントロール期として、まず、試験対象者
８名全員について、ZPT無添加シャンプーによる洗髪お
よびフルフェナム酸ブチル無配合液状頭皮改善剤を頭皮
に用いた。この処理後１日後に累積したふけを採取する
操作を、１週間に２回の割合で１カ月間（計８回）行
い、採取したふけ中の蛋白質量を測定した。続いて、試
験対象者８名を２つの群（５名および３名）に分けた。
第１群の５名については、ZPT無添加シャンプーによる
洗髪およびフルフェナム酸ブチル配合頭皮改善用液によ
る処理を行い、第２群の３名については、ZPT含有シャ
ンプーによる洗髪およびフルフェナム酸ブチル無配合頭
皮改善用液による処理を行った。各群において、洗髪１
日後に累積したふけを採取する操作を、１週間に２回の
割合で１カ月間（計８回）行ない、ふけ中の蛋白質量を
測定した（試験期）。
名を選んだ。コントロール期として、まず、試験対象者
８名全員について、ZPT無添加シャンプーによる洗髪お
よびフルフェナム酸ブチル無配合液状頭皮改善剤を頭皮
に用いた。この処理後１日後に累積したふけを採取する
操作を、１週間に２回の割合で１カ月間（計８回）行
い、採取したふけ中の蛋白質量を測定した。続いて、試
験対象者８名を２つの群（５名および３名）に分けた。
第１群の５名については、ZPT無添加シャンプーによる
洗髪およびフルフェナム酸ブチル配合頭皮改善用液によ
る処理を行い、第２群の３名については、ZPT含有シャ
ンプーによる洗髪およびフルフェナム酸ブチル無配合頭
皮改善用液による処理を行った。各群において、洗髪１
日後に累積したふけを採取する操作を、１週間に２回の
割合で１カ月間（計８回）行ない、ふけ中の蛋白質量を
測定した（試験期）。
ふけの採取は、吸引装置を用いて頭部を吸引して行っ
た。試験期でのふけの減少率を求め、その結果を表１に
示した。
た。試験期でのふけの減少率を求め、その結果を表１に
示した。
以上の結果から、フルフェナム酸ブチルを配合した頭皮
改善用液は、従来からふけ防止用薬剤として知られてい
るZPTを配合したシャンプーと比較すると、有意に優れ
たふけ防止効果を示し頭皮を改善することが認められ
た。
改善用液は、従来からふけ防止用薬剤として知られてい
るZPTを配合したシャンプーと比較すると、有意に優れ
たふけ防止効果を示し頭皮を改善することが認められ
た。
例２ フルフェナム酸ブチルの液状頭皮改善剤への配合量を変
化させてふけ防止効果を検討した。液状頭皮改善剤試料
として、表２の組成欄に示したものを６種類調製した。
試験対象者として、22〜55才の男性30名を無作為に選
び、各試料につき５名ずつ割り当てて試験を行った。液
状頭皮改善剤は毎日１回使用することとし、コントロー
ル期（フルフェナム酸ブチル無配合液状頭皮改善剤使
用）の洗髪後１日後に累積したふけの平均蛋白質量と、
試料期（フルフェナム酸ブチル配合液状頭皮改善剤使
用）の洗髪後１日後に累積したふけの平均蛋白質量とを
比較した。ふけの減少率が10％以上の場合をふけ抑制効
果ありとし、ふけの減正率が10％未満の場合をふけ抑制
効果なしと判定し、その結果を表２に示した。
化させてふけ防止効果を検討した。液状頭皮改善剤試料
として、表２の組成欄に示したものを６種類調製した。
試験対象者として、22〜55才の男性30名を無作為に選
び、各試料につき５名ずつ割り当てて試験を行った。液
状頭皮改善剤は毎日１回使用することとし、コントロー
ル期（フルフェナム酸ブチル無配合液状頭皮改善剤使
用）の洗髪後１日後に累積したふけの平均蛋白質量と、
試料期（フルフェナム酸ブチル配合液状頭皮改善剤使
用）の洗髪後１日後に累積したふけの平均蛋白質量とを
比較した。ふけの減少率が10％以上の場合をふけ抑制効
果ありとし、ふけの減正率が10％未満の場合をふけ抑制
効果なしと判定し、その結果を表２に示した。
本発明のフルフェナム酸ブチル0.0005重量％配合液状頭
皮改善剤（試料No.1）の場合は、試験対象者５名中全員
にふけ防止効果が認められなかったのに対して、配合量
を10倍増した試料No.3の場合は、結果が逆転して５名中
４名に著しいふけ防止効果が観察された。
皮改善剤（試料No.1）の場合は、試験対象者５名中全員
にふけ防止効果が認められなかったのに対して、配合量
を10倍増した試料No.3の場合は、結果が逆転して５名中
４名に著しいふけ防止効果が観察された。
例３ 精製水34gを加熱して70℃に保った（水相）。ミツロウ3
g、ワセリン15g、流動パラフィン42g、ポリオキシエチ
レン（５モル）ステアリン酸エステル3g、ポリオキシエ
チレン（６モル）オレイルアルコールエーテル2g、ポリ
オキシエチレン（６モル）セチルアルコールエーテル1
g、フルフェナム酸ブチル0.0007gと香料を適量とを混合
し加熱溶解して70℃に保った（油相）。油相に水相を徐
々に加え乳化した。乳化後かきまぜながら30℃まで冷却
し頭皮改善用クリームを調製した。
g、ワセリン15g、流動パラフィン42g、ポリオキシエチ
レン（５モル）ステアリン酸エステル3g、ポリオキシエ
チレン（６モル）オレイルアルコールエーテル2g、ポリ
オキシエチレン（６モル）セチルアルコールエーテル1
g、フルフェナム酸ブチル0.0007gと香料を適量とを混合
し加熱溶解して70℃に保った（油相）。油相に水相を徐
々に加え乳化した。乳化後かきまぜながら30℃まで冷却
し頭皮改善用クリームを調製した。
例４ ステアリン酸2.5g、セチルアルコール1.5g、ワセリン5
g、スクワラン10gと、ポリオキシエチレン（10モル）モ
ノオレイン酸エステル2g、フルフェナム酸ブチル0.001g
及び香料適量を混合し80℃に加熱して油相を得た。別に
プロピレングリコール5g、トリエタノールアミン1g及び
精製水72.99gを80℃に加熱し、この水相部に上記油相部
を撹拌しながら徐々に加え、乳化後、冷却してふけ防止
効果をある乳化型頭皮改善剤を得た。
g、スクワラン10gと、ポリオキシエチレン（10モル）モ
ノオレイン酸エステル2g、フルフェナム酸ブチル0.001g
及び香料適量を混合し80℃に加熱して油相を得た。別に
プロピレングリコール5g、トリエタノールアミン1g及び
精製水72.99gを80℃に加熱し、この水相部に上記油相部
を撹拌しながら徐々に加え、乳化後、冷却してふけ防止
効果をある乳化型頭皮改善剤を得た。
例５ ステアリルアルコール3g、サラシミツロウ8g及び白色ワ
セリン85.99gを水浴上で加熱して溶かし、よくかきま
ぜ、これにコレステロール3gとフルフェナム酸ブチル0.
005gを加えて完全に溶けるまでかきまぜた。次いで、加
温を止め、固まるまでかきまぜて、ふけ防止効果のある
軟膏型頭皮改善剤を調製した。
セリン85.99gを水浴上で加熱して溶かし、よくかきま
ぜ、これにコレステロール3gとフルフェナム酸ブチル0.
005gを加えて完全に溶けるまでかきまぜた。次いで、加
温を止め、固まるまでかきまぜて、ふけ防止効果のある
軟膏型頭皮改善剤を調製した。
例６ 精製水79gに、ラウリル硫酸トリエタノールアミン15g、
ヤシ油脂肪酸モノエタノールアマイド5gフルフェナム酸
ブチル0.005g、ZPT1g、ならびに赤色222号および香料の
各適量を添加し加熱混合後、冷却してふけ防止効果のあ
るシャンプーを得た。
ヤシ油脂肪酸モノエタノールアマイド5gフルフェナム酸
ブチル0.005g、ZPT1g、ならびに赤色222号および香料の
各適量を添加し加熱混合後、冷却してふけ防止効果のあ
るシャンプーを得た。
［発明の効果］ 本発明の頭皮改善剤は、従来の抗菌剤または殺菌剤や、
従来のビタミンＥのエステル類とは異なり、洗髪直後か
ら洗髪１日目にかけて発生するふけを効果的に抑制する
ことができる。
従来のビタミンＥのエステル類とは異なり、洗髪直後か
ら洗髪１日目にかけて発生するふけを効果的に抑制する
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横井 時也 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂研究所内 (72)発明者 中山 靖久 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂研究所内 (72)発明者 富田 健一 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂研究所内 審査官 内藤 伸一
Claims (1)
- 【請求項１】フルフェナム酸ブチルを有効成分とするこ
とを特徴とする頭皮改善剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10609587A JPH0745386B2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 頭皮改善剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10609587A JPH0745386B2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 頭皮改善剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63270616A JPS63270616A (ja) | 1988-11-08 |
| JPH0745386B2 true JPH0745386B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=14424975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10609587A Expired - Lifetime JPH0745386B2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 頭皮改善剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0745386B2 (ja) |
-
1987
- 1987-04-28 JP JP10609587A patent/JPH0745386B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63270616A (ja) | 1988-11-08 |
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