JPH0745137Y2 - 施肥タンク支持アームの取付構造 - Google Patents

施肥タンク支持アームの取付構造

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JPH0745137Y2
JPH0745137Y2 JP12578189U JP12578189U JPH0745137Y2 JP H0745137 Y2 JPH0745137 Y2 JP H0745137Y2 JP 12578189 U JP12578189 U JP 12578189U JP 12578189 U JP12578189 U JP 12578189U JP H0745137 Y2 JPH0745137 Y2 JP H0745137Y2
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fertilizer tank
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博 平井
克之 矢田
健一 近藤
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、施肥タンク支持アームの取付構造に関する
ものである。
〈従来の技術〉 一般に乗用田植機や施肥機等においては、施肥をするた
めの肥料を蓄える施肥タンクを搭載している。
そして、その施肥タンクを機体側に支持する構造として
は、走行車両の前部ボンネットの両側上方に支持フレー
ムを立設して、該支持フレームに施肥タンクを支持する
構造や、同じくボンネットの左右サイドステップ内に収
容して、前側から施肥タンクに設けられた溝に嵌合する
支持アームによって支持する構造のものが考案されてい
る。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、上記従来の施肥タンク支持構造において、ボン
ネットの左右上方に施肥タンクを支持する構造とすると
機体の外観が悪く、また作業の際に作業服が引っ掛かっ
たり、視界が悪くなるといった欠点があった。
また、サイドステップ内に収容支持する構造とすると、
ステップ上に作業者が乗ったりすることによって、上方
から施肥タンクに荷重が加わると、施肥タンクの溝の支
持アームとの接触面が外側に向けて傾斜しているため
に、支持アームが施肥タンクによって外側へ押し出さ
れ、その結果支持アームが旋回して外れてしまうといっ
た問題があった。また支持アームの押し出し傾向は、施
肥タンクの外周の円弧形状に合わせて支持アームを円弧
状に湾曲形成した場合には顕著に生じていた。
さらに、サイドステップ内に収容する構造とすると、ボ
ンネット内に収容されているエンジン等の修理補修時に
施肥タンクが邪魔になり、点検整備の度に施肥タンクを
取り外さなければならないといった欠点があり、点検整
備作業の能率を悪くしていた。
〈課題を解決するための手段〉 上記のような課題を解決するための本考案は、機体1側
に水平方向の支持アーム25と着脱固定部45を設け、施肥
タンク17の外側から嵌合する支持アーム25と前記着脱固
定部45とによって施肥タンク17を支持する構造におい
て、支持アーム25と機体1との間には上下方向に設けら
れた孔35,37と該孔35,37に挿通する軸39とからなる取付
部31を設け、支持アーム25を該取付部31を中心に水平旋
回可能に支持し、取付部31には施肥タンク17収納状態で
支持アーム25の水平旋回を規制するストッパー43を設け
たことを特徴としている。
〈作用〉 施肥タンク17は外側から嵌合して支える支持アーム25
と、着脱固定部45によって機体1側に支持される。支持
アーム25と機体1との間に設けられた取付部31の孔35,3
7と、該孔35,37に挿通する軸39とによって、支持アーム
25は軸39を中心として水平方向旋回自在に支持される。
支持アーム25は施肥タンク17収納状態で、取付部31に設
けられたストッパー43によって旋回が規制され、施肥タ
ンク17への上方からの荷重などによって、施肥タンク17
から外れることなく確実に支持する。
そして、支持アーム25は旋回可能であるため、施肥タン
ク17の取り付け時や、機体1の整備点検時等には施肥タ
ンク17を支持した状態で外側へ旋回する。
〈実施例〉 以下本考案の一実施例について図面に基づき詳説する。
第2図は施肥装置を搭載した乗用田植機の側面全体図で
ある。走行車両である機体1は前輪2と後輪3とによっ
て支持され、後部には昇降リンク4を介して植付作業機
5を有している。植付作業機5は植付作業中はフロート
7によって水田上に支持され、苗載台9内の苗マットを
植付杆11が掻きとって植え付ける。そして、植付作業と
ともに、地中に延びた施肥ノズル13によって地中に施肥
をする。
施肥される肥料は、施肥タンク17から、送肥管19を通し
て運転席下方の施肥ポンプ21に送られ、該施肥ポンプ21
から各施肥ノズル13へ配肥管23を介して送られる。上記
施肥タンク17は前部ボンネット15の両側に形成されたサ
イドステップ16の下側に収容されている。
以下施肥タンク17の支持構造について説明する。第1図
は施肥タンク17を支持する支持アーム25の取付構造を示
す分解斜視図である。機体1の前部外観を滑らかにし、
機体1の旋回性能を良好にするために、サイドステップ
16は前部左右端を曲面状に形成されている。この為、施
肥タンク17の端部もサイドステップ16の形状に合わせた
曲面状となっている。従って、支持アーム25も施肥タン
ク17の前端形状に合わせてコ字形状に湾曲に形成されて
いる。そして、支持アーム25は、施肥タンク17の前端面
に水平に形成された収容溝27内に嵌合して施肥タンク17
を支持する。支持アーム25は前後方向に十分長く形成さ
れているため、支持アーム25のみで施肥タンク17を十分
支持することができる。
支持アーム25は機体フレーム29との間に設けられた取付
部31によって、機体1側に支持されている。以下取付部
31について説明する。第1図,第3図及び第4図に示す
ように、機体フレーム29の左右端にはボンネット15の両
端に取り付けられたボンネットアーム36を支持する支持
部材33が設けられている。支持部材33の外側から上記ボ
ンネットアーム36が重ねられ、第8図に示す如く、左右
外側に突出した支点ピン34を中心として回動し、前部ボ
ンネット15が開閉する。さらに、支点ピン34の上方には
ボンネットストッパー38が突出し、ボンネットアーム36
をボンネット15解放状態で規制する。
上記のような、ボンネット15の開閉を支持する支持部材
33の上面には上孔35が穿設され、さらに機体フレーム29
において該上孔35の下方対応位置には下孔37が穿設され
ている。一方、支持アーム25の機体側側面には上部が外
側に屈曲した軸39が溶接等により固着されている。該軸
39は、水平に施肥タンク17を支持する支持アーム25に対
して垂直方向に固着され、施肥タンク17支持状態では前
記上孔35及び下孔37に上方から回動自在に挿通してい
る。また、軸39の上方にはストッパープレート41が固着
され、支持アーム25の反対側には下側に屈曲したストッ
パー43が形成されている。
施肥タンク17がサイドステップ16内に収容されて、支持
アーム25によって支持されている状態では、第3図及び
第4図に示すように、ストッパープレート41は支持部材
33の上面に重なっており、またストッパー43は支持部材
33の側面に密着している。
従って、ストッパー43と支持部材33の側面との接触によ
って、支持アーム25の軸39を中心とした旋回は完全に規
制されることとなる。
よって、施肥タンク17へ上方から荷重が加わって、施肥
タンク17が支持アーム25を押し出す作用をしても、支持
アーム25の旋回が規制されているため、支持アーム25は
施肥タンク17の収容溝27内に嵌合した状態で確実に施肥
タンク17を支持できる。さらに、支持アーム25の旋回規
制が確実であるため、支持アーム25の形状を後方に向け
て広げた形としても、確実に施肥タンク17を支持するこ
とができるため、支持アーム25の支持効果が考慮して施
肥タンク17の形状が規制されることがなく、ひいてはサ
イドステップ16の形状を自由に変化させることができ
る。
一方、施肥タンク17の後端には、機体1側に設けられた
着脱固定部45に接続させるためのブラケット46が形成さ
れている。ブラケット46は第1図,第5図及び第7図に
示すように、機体1側の着脱固定部45にボルト48によっ
て着脱自在に固定される。着脱固定部45によるブラケッ
ト46の固定によって、施肥タンク17は確実に機体1に固
定され、また軸39を中心とした施肥タンク17の旋回も規
制される。以上説明した取付部31は左右両側に同様に設
けられ、左右の施肥タンク17を支持する支持アーム25を
支持している。
施肥タンク17の機体1側面には先端上方に給肥口47が、
下方に送肥口49がもうけられており、それぞれ機体1の
給肥管55及び合流管53にジャバラ管51を介して接続して
いる。左右の施肥タンク17から送られる肥料は合流管53
で合流して送肥管19に送られる。
第7図に示すように、前部ボンネット15内に収容された
エンジンの調整やベルト交換等の機体1側の整備点検を
行う時には、ボルト48を外して着脱固定部45による規制
を解除し、軸39を中心として施肥タンク17を支持した支
持アーム25を外側へ旋回させる。この際、第6図に示す
ように、ストッパー43による規制を解除するため、軸39
を上方へ持ち上げて旋回させる。このように、ボルト48
の取り外しと支持アーム25の持ち上げといった2つの操
作によって簡単に施肥タンク17を機体1から離すことが
でき、整備点検作業が容易となる。
施肥タンク17の旋回によって、送肥口49が給肥口47は機
体1から離れるが、ジャバラ管51が伸縮変形するため、
接続が外れることはない。
以上説明した施肥タンク17の支持アーム25の取付構造に
よれば、施肥タンク17を機体1に支持した状態で、整備
点検が可能であり且つ施肥タンク17の支持も確実であ
る。また、施肥タンク17を支持アーム25に取り付ける際
にも、後方から嵌め込むだけで良く、組み立ても容易に
できるといった利点もある。
また本実施例の構造では、前部ボンネット15の支持部材
33を利用して、支持アーム25を支持しているので、特別
の支持構造が不要となり、構造が簡単で且つコスト低減
を図ることができる。
支持部材33に設けられた、孔35,37は、機体フレーム29
がわに単独に設けることも可能である。
以上本実施例の施肥タンク支持構造は、乗用田植機の構
造であるが、他の施肥機の施肥タンク支持構造にも使用
できるものである。
〈考案の効果〉 以上の如く構成されるこの考案の構造によれば、施肥タ
ンクの上面に荷重が加わっても、ストッパーによって支
持アームは旋回せず、常時確実に施肥タンクを支持する
ことができる。
またストッパーの規制を解除すれば支持アームが旋回可
能となるので、施肥タンクの着脱あるいは機体側の点検
整備等の作業が容易且つ確実にできる。
さらに、支持アームは施肥タンクの外側から嵌合する構
造となっているので、施肥タンクの形状に合わせた形に
支持アームを形成することによって、施肥タンクの支持
がより確実となり、且つ施肥タンクの形状も曲面状にす
ることができるので、施肥タンクを滑らかな外観とする
こと等が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は施肥タンクを支持する支持アームの取付構造を
示す分解斜視図、第2図は施肥装置を搭載した乗用田植
機の側面全体図、第3図は施肥タンク収容状態における
取付部の支持アーム支持状態を示す正面図、第4図は左
右施肥タンクの支持状態を示す機体の部分正面図、第5
図は同じく機体前部の側面図、第6図は支持アームの旋
回状態における取付部の支持状態を示す取付部の斜視
図、第7図は施肥タンク旋回状態を示す機体の平面図、
第8図は施肥タンクを取り外した状態での前部ボンネッ
トの開閉構造を示す機体前部側面図である。 1:機体、17:施肥タンク 31:取付部、35:上孔 37:下孔、39:軸 43:ストッパー、45:着脱固定部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体(1)側に水平方向の支持アーム(2
    5)と着脱固定部(45)を設け、施肥タンク(17)の外
    側から嵌合する支持アーム(25)と前記着脱固定部(4
    5)とによって施肥タンク(17)を支持する構造におい
    て、支持アーム(25)と機体(1)との間には上下方向
    に設けられた孔(35),(37)と該孔(35),(37)に
    挿通する軸(39)とからなる取付部(31)を設け、支持
    アーム(25)を該取付部(31)を中心に水平旋回可能に
    支持し、取付部(31)には施肥タンク(17)収納状態で
    支持アーム(25)の水平旋回を規制するストッパー(4
    3)を設けた施肥タンク支持アームの取付構造。
JP12578189U 1989-10-28 1989-10-28 施肥タンク支持アームの取付構造 Expired - Lifetime JPH0745137Y2 (ja)

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JPH0365416U JPH0365416U (ja) 1991-06-26
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