JPH025703Y2 - - Google Patents

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JPH025703Y2
JPH025703Y2 JP52483U JP52483U JPH025703Y2 JP H025703 Y2 JPH025703 Y2 JP H025703Y2 JP 52483 U JP52483 U JP 52483U JP 52483 U JP52483 U JP 52483U JP H025703 Y2 JPH025703 Y2 JP H025703Y2
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JP
Japan
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bonnet
fertilizer tank
fertilizer
stay
tank
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JP52483U
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JPS59107812U (ja
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  • Fertilizing (AREA)
  • Transplanting Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は機枠の一端に設けた枢支部を中心に上
下開閉自在に装着したボンネツトの上方に肥料タ
ンクを設けた移動施肥機における肥料タンクの支
持装置に関するものである。
一般に水田の土中等に施肥するようにした移動
施肥機における肥料タンクは、機体の重量バラン
スの関係上エンジンや伝動装置を被覆するボンネ
ツトの上方に設けられる。そして肥料タンクの支
持方法としては、機体より突設させたステーによ
り支持する方法と、ボンネツトに支持させる方法
とがあつて、前者の場合には、ボンネツトを強固
にする必要はないが、エンジンや伝動装置を点
検、整備する際に肥料タンクをその都度取外しボ
ンネツトを開閉せねばならず、非常に時間がかか
つて整備性が悪い等の欠陥があり、また、後者の
場合は肥料タンクを取外すことなくボンネツトを
開閉することも出来て整備性が良い反面、ボンネ
ツト及びその取付部を頑丈にせねばならずそのた
め重量が増大したり、あるいは逆にタンク容量が
制限されて小型にせざるを得ない欠陥があつた。
またすでに使用されている移動農機に後から肥料
タンクを附設することが困難であつたりする等の
欠陥がある。
本考案はこのような従来の実情に鑑みこれを改
善することを目的としたもので、機枠の一端に設
けた枢支部を中心に上下開閉自在に装着したボン
ネツトの上方に肥料タンクを設けた移動施肥機に
おいて、上記肥料タンクの一端をボンネツトの上
記枢支部近傍で支着し、他端を遊端部となすと共
に、機枠より上方に向けてステーを立設して、該
ステーの先端部と上記肥料タンクの遊端部とを着
脱可能に構成し、且つステーの中途部にボンネツ
ト支持用の支持杆を設けて、施肥作業時にはタン
クをステーに支持させて肥料タンクの重量や振動
が直接ボンネツトに加わらぬようになすことによ
りボンネツトを軽量に形成できるようになすと共
に、整備点検時にはボンネツトの開放に追従して
肥料タンクが一体的に開放されるようになし、且
つ開放したボンネツトを前記ステーに設けた支持
杆に支持されるようにして整備性を良好となし、
これらにより従来の欠陥を一挙に解消したもので
ある。
次に本考案装置を田植機に施した実施例を第1
図〜第4図について説明すると、1は前部にエン
ジン2、ミツシヨン3を装着し、下部にフロート
4を取付け、中間部にスイングケース5を介して
車輪を軸架し、後部に横方向に往復動する苗台6
と該苗台6に収納した苗を1株づつ取出して田面
に植付ける植付杆7等を装着した機枠であつて、
その上部には機枠1より上方に向けて突設した支
柱8の先端に後部を枢支したボンネツト9が、枢
支ピン10を中心として上下に開閉自在に装着さ
れている。11はボンネツト9の後部裏面に突設
させたピン台座で、上記枢支ピン10を軸支させ
てある。12はボンネツト9の前端部に設けたフ
ツクで、ボンネツト9を閉止した際、エンジン2
に設けたブラケツト2aに引掛けて固定するよう
になつている。13はペースト状の液体肥料を収
納する合成樹脂製の肥料タンクであり、14はボ
ンネツト9の後端部上部に装着したタンク取付枠
であつて、肥料タンク13はその後部が上記取付
枠14を介してボンネツト9に取付けられてお
り、肥料タンク13の前部はボンネツト9と直接
連結されず遊端となつていて、機枠1の両側部よ
り立設したステー15の先端に着脱自在に支持さ
れるようになつている。即ち肥料タンク13前部
両側に正面視逆U字形をなすピン座16が設けて
あり、ボンネツト9の閉止状態において上記ピン
座16が前記ステー15の先端にかぶさるように
なつており、ピン座16に設けたピン孔とステー
15に設けたピン孔に連結ピン17を貫通させる
ことにより肥料タンク13の先端部が支持固定さ
れる。18は左右のピン座16より下方に突設さ
せたループ状のスペーサーである。前記ステー1
5は基部においてボルト19,20により機枠1
に螺着され、横ステー15aによつて左右のもの
が連結されていて肥料タンク13を強固に支持で
きるようになつている。21はステー15のやや
上部に設けた支持杆で、内側に向けて水平に突出
する姿勢と第3図に鎖線で示す直立姿勢とに切替
わるように回動自在に枢支されていて、突出姿勢
にした時はボンネツト9を開放した際、第4図に
示すようにボンネツト9の左右の下縁が支持杆2
1に支持され得るようになつている。21aは支
持杆21を突出姿勢に保持するための支持杆21
に設けたストツパーである。
そして第3図に示す如くボンネツト9が閉止状
態にあるときは前記スペーサー18とボンネツト
9間には間隙Aが形成され、また第4図に示す如
く開放状態では肥料タンク13の重量による撓み
でスペーサー18がボンネツト9に当接するよう
になつている。
第5図に示したものは他の一実施例で、スペー
サー18′をボンネツト9との間に間隙Aをもた
せ乍ら上部形状に沿わせて側部を張出させたもの
で、この張出部で肥料タンク13及びボンネツト
9の横揺れが相互に規制されるものである。第6
図に示したものは更に別の実施例であつて、スペ
ーサー18″をゴム等の弾性体で形成し、これを
肥料タンク13の下面に固着したものであり、ス
ペーサー18″の下端部がボンネツト9に弾接さ
せてあつて、該スペーサー18″により機枠の振
動を吸収したり、ボンネツト9や肥料タンク13
の横振れを弾性的に規制する等の効果がある。
22は肥料タンクの注入口、22aはキヤツプ
で、肥料の注入はここから行われる。23はタン
ク取付枠14に装着した切替コツクで、これの切
替操作により肥料を土中に吐出したり戻しパイプ
24を介して肥料タンク13に還流させたりする
ことが出来る。25は機枠1の後部に設けたポン
プであり、26はタンク取付枠14に取付けたイ
ンジケーターであり、前記切替コツク23と一体
的に構成されている。27は植付杆7前方から下
方に向けて機枠1に取付けたノズルであつて、肥
料タンク13とポンプ25間、ポンプ25とイン
ジケーター26間及びインジケーター26とノズ
ル27間は夫々導管28…で連結されていて、肥
料タンク13内の液体肥料はポンプ25によりイ
ンジケーター26を介してノズル27に送られ、
植付苗の根際の下方乃至は側方の土中に施肥され
るようになつている。
次に本考案装置の作用及び効果について説明す
る。ボンネツト9を閉止状態にセツトし、肥料タ
ンク13をステー15に支持させて機体を進行さ
せると苗台6の横方向往復動に伴つて一方では苗
台6の苗を上下動する植付杆7で1株分づつ分割
して取出して田面に植付け、他方ではポンプ25
により肥料タンク13内の肥料が導管28、イン
ジケーター26等を通つてノズル27に送られ、
植付杆7が植付けた苗の根の下方又は側方の泥土
中に施肥される。エンジン2、伝動部等を点検、
整備する際は、肥料タンク13とステー15とを
連結する連結ピン17を引き抜けば、後端部をボ
ンネツト9に支持されている肥料タンク13の遊
端は合成樹脂製の肥料タンク13全体の撓みによ
りスペーサー18を介してボンネツト9上面に支
持される。次に、ボンネツト9に設けたフツク1
2をブラケツト2aから外ずしてボンネツト9を
肥料タンク13を載置したままで持上げると、ボ
ンネツト9は枢支ピン10を中心として上方に回
動する。そこで支持杆21を内側に突出させ、こ
の上にボンネツト9の左右の下縁を載せるとボン
ネツト9は肥料タンク13を載置したまま安定し
た姿勢で支持杆21上に保持され、エンジン2及
び伝動装置の上方には広い空間が形成されるか
ら、点検、整備等を容易に行うことが出来る。
又、施肥作業中においては肥料タンク13の先端
はボンネツト9に関係なく、前述の通り間隙Aの
間隔を有して機枠1側に支持されているので、肥
料タンク13の重量、振動量がボンネツト9に影
響することなく、且つ、両者9,13同志の接
当、干渉もないから、損傷、変形等を生ずる恐れ
もなく長年月に亘つて使用に耐えるものである。
本考案はこのように、機枠の一端に設けた枢支
部を中心に上下開閉自在に装着したボンネツトの
上方に肥料タンクを設けた移動施肥機において、
上記肥料タンクの一端をボンネツトの上記枢支部
近傍で支着し、他端を遊端部となすと共に、機枠
より上方に向けてステーを立設して、該ステーの
先端部と上記肥料タンクの遊端部とを着脱可能に
構成し、且つステーの中途部にボンネツト支持用
の支持杆を設けて、ボンネツトの閉止時には肥料
タンクの遊端部をステーの先端部で固着支持し、
ボンネツトの開放時には上記遊端部の固着を解除
すると共にボンネツトを前記支持杆により支持さ
せるように構成したことを特徴とする移動施肥機
における肥料タンク支持装置であつて肥料タンク
をステーに支持させるようになしたことにより、
作業時においてはボンネツトには肥料タンクの重
量等による荷重がかからず、ボンネツトを軽量な
もので形成することが出来、整備、点検時には肥
料タンクをボンネツトと一体的としてボンネツト
を、肥料タンクを載置したままの状態にして簡単
に開くことが出来、且つ開いたボンネツトをステ
ーに設けた支持杆に支持させることにより整備、
点検が極めて迅速容易に行える等の効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置を施した一実施例を示したも
のであつて、第1図は施肥機を設けた田植機の側
面図、第2図はその要部を分解して示した斜視
図、第3図は走行作業時における作用説明図、第
4図は整備、点検時における作用説明図、第5図
及び第6図はそれぞれ別の実施例における作用説
明図である。 1……機枠、8……支柱、10……枢支ピン、
13……肥料タンク、15……ステー、17……
連結ピン、18……スペーサー、21……支持
杆、27……ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機枠の一端に設けた枢支部を中心に上下開閉自
    在に装着したボンネツトの上方に肥料タンクを設
    けた移動施肥機において、上記肥料タンクの一端
    をボンネツトの上記枢支部近傍で支着し、他端を
    遊端部となすと共に、機枠より上方に向けてステ
    ーを立設して、該ステーの先端部と上記肥料タン
    クの遊端部とを着脱可能に構成し、且つステーの
    中途部にボンネツト支持用の支持杆を設けて、ボ
    ンネツトの閉止時には肥料タンクの遊端部をステ
    ーの先端部で固着支持し、ボンネツトの開放時に
    は上記遊端部の固着を解除すると共にボンネツト
    を前記支持杆により支持させるように構成したこ
    とを特徴とする移動施肥機における肥料タンク支
    持装置。
JP52483U 1983-01-07 1983-01-07 移動施肥機における肥料タンク支持装置 Granted JPS59107812U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52483U JPS59107812U (ja) 1983-01-07 1983-01-07 移動施肥機における肥料タンク支持装置

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JP52483U JPS59107812U (ja) 1983-01-07 1983-01-07 移動施肥機における肥料タンク支持装置

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Publication Number Publication Date
JPS59107812U JPS59107812U (ja) 1984-07-20
JPH025703Y2 true JPH025703Y2 (ja) 1990-02-13

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JP52483U Granted JPS59107812U (ja) 1983-01-07 1983-01-07 移動施肥機における肥料タンク支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0613623Y2 (ja) * 1987-05-29 1994-04-13 三菱農機株式会社 施肥装置付移動農機の機体カバー

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JPS59107812U (ja) 1984-07-20

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