JPH0745077Y2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH0745077Y2
JPH0745077Y2 JP10725689U JP10725689U JPH0745077Y2 JP H0745077 Y2 JPH0745077 Y2 JP H0745077Y2 JP 10725689 U JP10725689 U JP 10725689U JP 10725689 U JP10725689 U JP 10725689U JP H0745077 Y2 JPH0745077 Y2 JP H0745077Y2
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務 小笠原
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ファクシミリ,複写機などに適用できる画像
読取装置に関する。
(従来の技術) 第5図は従来の画像読取装置の全体を示す一部断面図で
あって、20は原稿テーブル、20aは原稿幅ガイド、21は
給紙用圧板、22は給紙ローラ、23は分離ローラ、24は搬
送ローラ対、25はプラテンローラ、26は排紙ローラ、27
はガイド板、28は排紙トレイ、29はコンタクトガラス、
30はコンタクトガラス29上に設けられた原稿ガイド、31
は、光源32,ミラー33,レンズ34,画像読取体35などから
なるスキャナである。
同図において、自動原稿搬送(ADF)時に、原稿テーブ
ル20に載置され、かつ原稿幅ガイド20aで主走査方向の
位置規制を受けた原稿は、給紙用圧板21で給紙ローラ22
に圧接され、給紙ローラ22の反時計方向の回転により送
り出される。送り出された原稿が1枚の時は、給紙ロー
ラ22と分離ローラ23に挟持されて搬送ローラ対24へ搬送
される。また送り出された原稿が2枚以上の場合には、
最上位の原稿のみ給紙ローラ22により搬送されて搬送ロ
ーラ対24でさらに搬送されるが、下の原稿は分離ローラ
23で止められる。
前記搬送ローラ対24により搬送された原稿は、ガイド板
27に沿ってターンしてプラテンローラ25に達する。そし
て原稿はプラテンローラ25とコンタクトガラス29との隙
間を通過する時に、スキャナ31で読取られる。
読取られた原稿は、原稿ガイド30で上方に持ち上げら
れ、ガイド板27に沿って排紙ローラ26に達して、排紙ト
レイ28の上のストックされる。
またブック原稿は、原稿ガイド30の左方のコンタクトガ
ラス29に載置され、原稿ガイド30を基準としてセットさ
れる。このセット後、スキャナ31は左方に移動して順次
原稿を読取る。
第6図は第5図の従来例の原稿ガイド30の周囲を拡大し
て示した構成図であって、原稿ガイド30には、上部の右
側にシート原稿G1を上方に持ち上げるための斜面30a
が、また左側の上部に読取範囲の表示部30bが、さらに
左側にブック原稿G2の位置決め(副走査方向)をする平
坦面30cが各々形成されている。
前記原稿ガイド30の下面は、コンタクトガラス29に形成
された凹部29aの底面に接着剤36を介して固着されてい
る。
(考案が解決しようとする課題) 上記の従来技術において、原稿ガイド30を固定するコン
タクトガラス29の凹部29aは、機械加工上、コンタクト
ガラス29の板厚方向の寸法精度がでず、また凹部29aの
底角部には曲部Rが形成されてしまう。
このため、原稿ガイド30を凹部29aの底面をスライドさ
せるようにして位置決めする場合、凹部29aと原稿ガイ
ド30との側壁間に前記曲部Rが存在するために隙間Cが
生じ、副走査方向の読取位置が精度よくでない。
上記の凹部29aのコンタクト29の板厚方向の寸法精度が
でないことと、前記隙間Cが生じることは、ADFの原稿
搬送時にスキューが発生したり、ストック不良を生じた
り、またブック原稿を読取る場合に、原稿が傾むいてセ
ットされて斜めに読取られてしまう原因となる。
さらに第7図は圧板使用時の側面を断面した説明図のよ
うに、原稿G1,G2をコンタクトガラス29に押圧する圧板
40が使用される場合、上記のことが原因となって、第8
図の平面図に示すように、圧板40の白色シールの端が原
稿の端を加圧せず、原稿ガイド30に乗り上げたり(A
部)、隙間を生じたりして(B部)、圧板(白色シー
ル)の機能を低下さることがある。
またコンタクトガラス29に凹部29aを精度よく成形する
とコストアップとなる。また凹部29aが存在するためコ
ンタクトガラス29の強度が低下したり、凹部29aの仕上
げ加工が悪いと原稿ガイド30の接着強度が低下するとい
う問題もある。
また前記凹部29aの両端部の表面加工時に、コンタクト
ガラス29の欠け(第6図のKの部分)が生じ、特にブッ
ク原稿を読取る時には、前記欠けの跡が読取られ、読取
特性を低下させる。さらに凹部29aの深さの関係上、原
稿読取り位置Xを凹部29aに近づけることができず、副
走査方向における小型化を妨げていた。
本考案の目的は、原稿ガイドをコンタクトガラスに正確
かつ容易に固定できる画像読取装置を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本考案は、原稿を載置する
コンタクトガラスの表面に読取り主走査方向と平行に配
置されて、原稿の位置決めをする原稿ガイドを備えた画
像読取装置において、前記原稿ガイドに足部と腕部を設
け、前記コンタクトガラスの一部に、読取り主走査方向
と平行な開口部を有する凹部を設け、この凹部の側壁と
前記足部とを係合させ、かつ凹部近傍のコンタクトガラ
ス表面に前記腕部を固定したことを特徴とする。
(作用) 上記の手段を採用したため、原稿ガイドは、読取り主走
査方向と平行な開口部を有する凹部の側壁と当接して読
取り主走査方向の位置決めがなされ、さらに平面精度が
良好なコンタクトガラスの表面で固定されるので、原稿
ガイドの取付けが強固に精度よくなされる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の画像読取装置の第1実施例を示す構成
図であって、1はコンタクトガラス、2はコンタクトガ
ラス1の一部に、読取り主走査方向と平行な開口部2aを
有するように形成された凹部(後で詳述する)、3は腕
部3aと凹部2に挿入される足部3bとを有する原稿ガイ
ド、4は原稿ガイド3の右上側に形成された原稿持ち上
げ用の斜面、5は原稿ガイド3の左上側に形成された読
取範囲表示部、6は原稿ガイド3の左下部に形成された
原稿位置決め用の平坦面、7は原稿ガイド3の平坦面6
の横に形成された窪み3cに設けられた接着剤、8はプラ
テンローラ、9は光源10,ミラー11などからなるスキャ
ナ、G1はシート原稿、G2はブック原稿である。
同図において、シート原稿G1のADFによる搬送は第5図
の従来例と同じであり、シート原稿G1がプラテンローラ
8とコンタクトガラス1との間隙に達すると、スキャナ
9による画像読取りが行われ、読取り後のシート原稿G1
は原稿ガイド3の斜面4で持ち上げられ、公知の排紙ト
レイにストックされる。
またブック原稿G2は、コンタクトガラス1の左方から原
稿ガイド3の平坦面6に当接するようにセットされ、左
方に移動している前記スキャナ9で画像読取りが行われ
る。
第2図は原稿ガイド3とコンタクトガラス1の分解斜視
図であって、2−1,2−2,2−3はコンタクトガラス1の
一部に、読取り主走査方向(矢印M方向)と平行に開口
2aが配されるように形成された複数の凹部であって、第
1図の凹部2の具体的形状を示しており、それぞれ開口
2aが円形,長楕円形,楕円形をしている。3b−1は開口
2aが円形の前記凹部2−1に挿入される円柱状の足部、
3b−2は開口2aが長楕円形の前記凹部2−2に挿入され
る横長状の足部、3b−3は開口2aが楕円形の前記凹部2
−3に挿入される円柱状の足部であって、第1図の足部
3bの具体的形状を示している。
第2図において、前記凹部2−1,2−2,2−3は読取り主
走査方向Mと平行な同一線上に配され、ダイヤモンドカ
ッタを回転させる機械加工でコンタクトガラス1に形成
され、少なくとも長楕円形の開口2aの凹部2−2か、円
形と楕円形の開口2aの凹部2−1,2−3の対を形成し
て、後述する位置を決めを行う。接着剤7は原稿ガイド
3の前記凹部2−1,2−2,2−3に対応する平坦面6の横
の窪み3cに設けられている。
前記原稿ガイド3をコンタクトガラス1に取付けるに
は、コンタクトガラス1の凹部2−1,2−2,2−3の側壁
に原稿ガイド3の足部3b−1,3b−2,3b−3の側部を接触
させて落し込む。すると凹部2−1,2−2,2−3の底部に
足部3b−1,3b−2,3b−3が接触する前に、、接着剤7が
凹部2−1,2−2,2−3の近傍のコンタクトガラス1表面
に接触して原稿ガイド3は固定される。この時、前記凹
部2−1,2−2,2−3と足部3b−1,3b−2,3b−3との接触
によって、原稿ガイド3は読取り主走査方向Mと平行に
位置決めされる。また凹部2−1,2−2,2−3の底面に足
部3b−1,3b−2,3b−3が接触しないので、原稿ガイド3
の高さ方向の寸法精度がでる。
前記接着剤7は、コンタクトガラス1の仕上精度が良好
な表面に強固に貼り付き、原稿ガイド3の外れがなくな
る。
また、第1図のように、原稿ガイド3の斜面4の下部は
凹部2の内方に配置されており、ADF使用時にシート原
稿G1が引掛りを生ぜずに、確実に斜面4に沿って搬送さ
れることになる。
第1図のオペレータO側からは、コンタクトガラス1の
凹部2の加工時に生じる開口端の欠け発生部分Kが原稿
ガイド3の内部に入ることから、見えず見苦しくない。
またブック原稿G2の先端が位置する平坦面6まではガラ
スの欠けが生じないのでブック原稿G2に対する読取りに
影響を与えない。さらに前記凹部2は原稿ガイド3の位
置決めを行うだけのものであり、深さは従来装置に比べ
て浅くすることができ、コンタクトガラス1の強度を増
すことができる。
第3図は画像読取装置の第2実施例を示す構成図であっ
て、凹部2は幅を狭く、深さも浅くし、かつ底面の角部
を曲面にされており、また原稿ガイド3の足部3bは前記
凹部2の形状に合せて曲面状にされている。このように
することにより、凹部2の応力集中を防止でき、コンタ
クトガラス1の強度を増加できる。また凹部2はダイヤ
モンドカッタで一度に加工できるため、加工コストを低
減できる。
さらに凹部2の幅を狭く、深さを浅くすることにより、
ADF使用時のスキャナ9による原稿読取り位置Xを凹部
2へ近づけることができ、副走査方向の長さを短くで
き、装置の寸法を小さくできる。
また原稿ガイド3の凹部2による位置決めは、第4図に
示すように、凹部2の右側片を足部3bとを当接させて行
ってもよい。
上記の実施例では、原稿ガイド3の読取り主走査方向の
位置決めが凹部2−1,2−2,2−3の側壁と足部3b−1,3b
−2,3b−3との係合でなされ、また、原稿ガイド3の固
定は凹部2−1,2−2,2−3の近傍のコンタクトガラス1
表面に腕部3aを接着することによって行われ、各々独立
しているため、原稿ガイド3の副走査読取り位置の精度
と高さ方向(コンタクトガラス1の板厚方向)の精度が
よくでる。
従って、ADFによる原稿排紙搬送時のスキューを防止で
き、ブック原稿の読取り時にブック原稿が傾いてセット
されることがないので、原稿の斜め読取りが生じない。
また圧板を使用しても原稿ガイド3に乗り上げたり、隙
間を生じさせたりすることがなくなる。
(考案の効果) 本考案によれば、原稿ガイドの足部をコンタクトガラス
の凹部の側壁に当接し、かつ原稿ガイドの腕部をコンタ
クトガラスの表面に固定することによって、容易かつ正
確に原稿ガイドの読取り主走査方向の位置決めと固定が
なされる画像読取装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による画像読取装置の第1実施例を示す
構成図、第2図は原稿ガイドとコンタクトガラスの分解
斜視図、第3図は画像読取装置の第2実施例を示す構成
図、第4図は原稿ガイドの位置決めの他の例を示す断面
図、第5図は従来の画像読取装置の全体を示す一部断面
図、第6図は第5図の従来例の原稿ガイドの周囲を拡大
して示した構成図、第7図は圧板使用時の側面を断面し
た説明図、第8図は圧板と原稿ガイドとの平面図であ
る。 1……コンタクトガラス、2,2−1,2−2,2−3……凹
部、2a……開口部、3……原稿ガイド、3a……腕部、3
b,3b−1,3b−2,3b−3……足部、3c……窪み、4……斜
面、5……読取範囲表示部、6……平坦面、7……接着
剤、8……プラテンローラ、9……スキャナ、10……光
源、11……ミラー、G1,G2……原稿、M……主走査方
向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を載置するコンタクトガラスの表面に
    読取り主走査方向と平行に配置されて、原稿の位置決め
    をする原稿ガイドを備えた画像読取装置において、前記
    原稿ガイドに足部と腕部を設け、前記コンタクトガラス
    の一部に、読取り主走査方向と平行な開口部を有する凹
    部を設け、この凹部の側壁と前記足部とを係合させ、か
    つ凹部近傍のコンタクトガラス表面に前記腕部を固定し
    たことを特徴とする画像読取装置。
JP10725689U 1989-09-14 1989-09-14 画像読取装置 Expired - Lifetime JPH0745077Y2 (ja)

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JPH0347541U JPH0347541U (ja) 1991-05-02
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JP4715740B2 (ja) 2006-12-26 2011-07-06 ブラザー工業株式会社 シート搬送装置及び画像読取装置
JP5640551B2 (ja) * 2010-08-23 2014-12-17 株式会社リコー 画像読取装置および画像形成装置

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