JPH0744863A - 磁気ディスク検査装置 - Google Patents

磁気ディスク検査装置

Info

Publication number
JPH0744863A
JPH0744863A JP5189490A JP18949093A JPH0744863A JP H0744863 A JPH0744863 A JP H0744863A JP 5189490 A JP5189490 A JP 5189490A JP 18949093 A JP18949093 A JP 18949093A JP H0744863 A JPH0744863 A JP H0744863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic head
magnetic disk
cam
magnetic
pulse motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5189490A
Other languages
English (en)
Inventor
Akito Hamazono
明人 浜薗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5189490A priority Critical patent/JPH0744863A/ja
Publication of JPH0744863A publication Critical patent/JPH0744863A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ディスク検査装置において、磁気ヘッド
の損傷や劣化をなくすることを目的としている。 【構成】 磁気ヘッド保持体6を吊支する昇降体27を
パルスモータ21で回動される楕円形のカム面を有する
カム体24で昇降させるようにしたもので、磁気ヘッド
2の昇降速度が常に一定となり、パルスモータ21に印
加する周波数を調節することにより、磁気ヘッド2の昇
降速度を最適なものにできるとともに常に安定に保つこ
とができる。これにより、ロード、アンロード時の磁気
ヘッド2と磁気ディスク1の衝突が防止され、磁気ヘッ
ド2の損傷や劣化をなくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッドを用いて磁
気ディスクの特性検査を行う磁気ディスク検査装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスクの特性の検査は、一般に、
磁気ヘッドを用いて行われている。
【0003】以下、従来の磁気ディスクの検査装置の構
成について図3および図4により説明する。
【0004】磁気ディスク1にロード、アンロードする
磁気ヘッド2は、検査時に、その面方向の位置決めがヘ
ッドアーム3とヘッドアーム載置台4を有するキャリッ
ジ機構5の移動によって行われる。また、ロード位置と
アンロード位置の位置決めが磁気ヘッド保持体6の昇降
によって行われる。この昇降はエアチューブ7からのエ
アによるエアシリンダ8内の可動体9の昇降によって行
われ、可動体9の先端部に取付けられた枠状体10で吊
支された磁気ヘッド保持体6を図4に示したように高さ
h昇降させて磁気ヘッド2をロード位置(図4(b))
とアンロード位置(図4(a))に位置させる。なお、
磁気ヘッド2のロード位置では枠状体10の磁気ヘッド
保持体吊支は解除され、スピンドル11による磁気ディ
スク1の回転により磁気ヘッド2は浮上するようになっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成において、磁
気ヘッド2のロード、アンロードはエアシリンダ8内の
可動体9の昇降によって行われているため、可動体9の
昇降スピードの調整はエアの供給量を調整するエアバル
ブ(図示せず)で行わねばならず、一次側のエア圧の変
動や、経時変化によるエアバルブの絞り弁のズレ等によ
り可動体9の昇降スピードを一定保持することができな
かった。そのため、ロード、アンロード時に磁気ヘッド
2が急速に昇降することがあり、磁気ディスク1に衝突
してその衝撃により磁気ヘッド2が劣化するという問題
があった。
【0006】本発明は上記問題を解決するもので、ロー
ド、アンロード時に生じる磁気ヘッドの損傷や劣化をな
くした磁気ディスク検査装置を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、磁気ヘッドをロード位置とアンロード位置
に位置させる磁気ヘッド昇降装置を、パルス駆動される
パルスモータと、前記パルスモータにより回動されるカ
ム体と、前記カム体により昇降され磁気ヘッド保持体を
吊支する昇降体とを備えた構成としたものである。
【0008】また、カム体のカム面を、昇降体が徐昇降
するよう曲面、たとえば、楕円形に形成したものであ
る。
【0009】
【作用】上記構成において、磁気ヘッド保持体を吊支す
る昇降体をパルスモータで回動される、たとえば、楕円
形のカム面を有するカム体で昇降させるようにしたこと
により、ロード、アンロード時に磁気ヘッドは常に徐昇
降する。
【0010】また、カム体のカム面を楕円形に形成すれ
ば、ロード時の磁気ヘッドの降下初速は比較的速く、降
下終速は遅く、アンロード時の上昇初速は遅く、上昇終
速は比較的速くなって昇降する。
【0011】また、パルスモータに印加する周波数によ
り磁気ヘッドの昇降速度は調節される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1および
図2を参照しながら説明する。
【0013】なお、従来例に示したものと同一部品には
同じ符号を付して説明を省略する。図において、21は
パルスモータで、ヘッドアーム3上にモータ支持台22
を介して取付けられている。パルスモータ21の回転軸
23にはカム面が楕円形に形成されたカム体24が取付
けられている。
【0014】このカム体24の上カム面にはスプリング
25で下方向に付勢された上ガイド板26が摺接し、上
ガイド板26には先端部に磁気ヘッド保持体6を吊支す
る枠状体10が取着された2本のロッドからなる昇降体
27が取付けられて、カム体24の回動により昇降する
ようになっている。
【0015】また、カム体24の下カム面にはスプリン
グ28で上ガイド板26側に付勢された下ガイド板29
が摺接し、上ガイド板26のカム体24への摺接を助長
している。
【0016】そして、上記したパルスモータ21と、カ
ム体24と、上ガイド板26と、昇降体27とで磁気ヘ
ッド昇降装置が構成されている。
【0017】なお、カム体24のカム面は、楕円形に限
らず、昇降体27を徐々に昇降させる機能を有する形状
であればよいものである。
【0018】上記構成において、スピンドル11により
磁気ディスク1を高速回転させ、キャリッジ機構5を移
動させて磁気ヘッド2を磁気ディスク1の面方向の位置
決めをする。
【0019】次いで、図2(a)に示したカム体位置の
状態で、低周波数のパルス信号を印加してパルスモータ
21を低速度で回転させる。これにより、カム体24も
低速で回転し、上カム面に摺接している上ガイド板26
を徐々に下降させる。このとき、カム体24は楕円形に
形成されているので、上ガイド板26の降下初速は速
く、降下終速は遅いものとなる。
【0020】この上ガイド板26の下降により昇降体2
7と昇降体27の先端部に取着されている枠状体10も
下降し、枠状体10の磁気ヘッド保持体6の吊支が解除
されて、磁気ヘッド2は磁気ディスク1の回転による気
流により磁気ディスク1上に浮上する。
【0021】そして、上ガイド板26が最も下降した点
でパルスモータ21は停止され、図2(b)に示したカ
ム体位置の状態となる。
【0022】この後、磁気ディスク1の特性検査が行わ
れ、検査が終了するとパルスモータ21を低速度で回転
させる。これにより、カム体24も低速で回転し、上カ
ム面に摺接している上ガイド板26を徐々に上昇させ
る。
【0023】この上ガイド板26の上昇により昇降体2
7と枠状体10も上昇し、枠状体10は磁気ヘッド保持
体6を吊支して磁気ヘッド2を磁気ディスク1から離隔
させる。
【0024】そして、上ガイド板26が最も上昇した点
でパルスモータ21は停止され、再び図2(a)に示し
たカム体位置の状態となる。
【0025】このようにして一連の動作と検査が終了す
るとスピンドル11を停止させ磁気ディスク1はスピン
ドル11から抜取られる。
【0026】以上の磁気ヘッド昇降装置および他の部材
の動作の制御は図示しない制御装置によりシーケンシャ
ルに行われるものである。
【0027】このように本発明の実施例の磁気ディスク
検査装置によれば、カム体24をパルスモータ21によ
って低速で回動させ、カム体24により昇降体27を徐
昇降させて磁気ヘッド2を徐昇降させるので、磁気ヘッ
ド2の昇降速度が常に一定となり、しかも、パルスモー
タ21に印加する周波数を調節することにより、磁気ヘ
ッド2の昇降速度を最適なものにすることができるとと
もに、常に安定に保つことができるという効果がある。
【0028】また、周波数で磁気ヘッド2の昇降速度を
管理できるので、日常の昇降速度の管理や、メンテナン
ス後の最適昇降速度の再現を容易にすることができると
いう効果がある。
【0029】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明によれば、磁気ヘッドを昇降させる磁気ヘッ
ド昇降装置を、パルスモータと、パルスモータにより回
動されるカム体と、カム体により昇降され磁気ヘッド保
持体を吊支する昇降体とを備えた構成としたことによ
り、カム体により昇降体を徐昇降させて磁気ヘッドを徐
昇降させるので、磁気ヘッドの昇降速度が常に一定とな
り、しかも、パルスモータに印加する周波数を調節する
ことにより、磁気ヘッドの昇降速度を最適なものとする
ことができるとともに、常に安定に保つことができ、こ
れにより、ロード、アンロード時に生じていた磁気ヘッ
ドと磁気ディスクの衝突が防止され、磁気ヘッドの損傷
や劣化をなくすることができる。
【0030】また、周波数で磁気ヘッドの昇降速度を管
理できるので、日常の昇降速度の管理や、メンテナンス
後の最適昇降速度の再現を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の磁気ディスク検査装置の側
面図
【図2】同装置の動作を説明する要部の正面図で (a)は磁気ヘッドのアンロード時の磁気ヘッド昇降装
置の正面図 (b)は磁気ヘッドのロード時の磁気ヘッド昇降装置の
正面図
【図3】従来例の磁気ディスク検査装置の側面図
【図4】同装置の動作を説明する要部の正面図で (a)は磁気ヘッドのアンロード時の正面図 (b)は磁気ヘッドのロード時の正面図
【符号の説明】
1 磁気ディスク 2 磁気ヘッド 6 磁気ヘッド保持体 21 パルスモータ 24 カム体 27 昇降体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査時に磁気ディスクにロード、アンロ
    ードする磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを上下に揺動自
    在に保持する磁気ヘッド保持体と、前記磁気ヘッドを前
    記磁気ヘッド保持体を介してロード位置とアンロード位
    置に位置させる磁気ヘッド昇降装置とを有し、前記磁気
    ヘッド昇降装置は、パルス駆動されるパルスモータと、
    前記パルスモータにより回動されるカム体と、前記カム
    体により昇降され前記磁気ヘッド保持体を吊支する昇降
    体とを備えたことを特徴とする磁気ディスク検査装置。
  2. 【請求項2】 カム体のカム面を、昇降体が徐昇降する
    ような曲面に形成したことを特徴とする磁気ディスク検
    査装置。
  3. 【請求項3】 カム体のカム面を、楕円形に形成したこ
    とを特徴とする請求項2記載の磁気ディスク検査装置。
JP5189490A 1993-07-30 1993-07-30 磁気ディスク検査装置 Pending JPH0744863A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5189490A JPH0744863A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 磁気ディスク検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5189490A JPH0744863A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 磁気ディスク検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0744863A true JPH0744863A (ja) 1995-02-14

Family

ID=16242142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5189490A Pending JPH0744863A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 磁気ディスク検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0744863A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4995799A (en) Optical disc manufacturing apparatus
US4935981A (en) Cleaning apparatus having a contact buffer apparatus
JPH0352228A (ja) 洗浄装置
JPH0744863A (ja) 磁気ディスク検査装置
CN110893576B (zh) 抛光机
JP3442948B2 (ja) 基板処理装置
US6689419B2 (en) Method for manufacturing semiconductor device
KR19980024977A (ko) 결정인상 방법
JP3816056B2 (ja) スパッタパレット装着装置
JP2001088012A (ja) 研磨装置
JP3172358B2 (ja) 基板洗浄装置
CN116352595A (zh) 在工件的研磨后使研磨头上升的方法、研磨装置及计算机可读取的记录介质
JPH11121420A (ja) 基板洗浄方法及びその装置
JP3515825B2 (ja) ブラシ回転式基板洗浄装置
JPH0642332Y2 (ja) 基板洗浄装置
JP2933103B2 (ja) 縦型設備用昇降エアシリンダ
CN216608649U (zh) 一种皮囊气缸起升装置
CN211029526U (zh) 玻璃抛光设备
JP2000188274A (ja) 基板洗浄装置
JP2618834B2 (ja) 基板洗浄方法及び基板洗浄装置
JP2515740Y2 (ja) 自動塗装装置
JPH04111271A (ja) 光磁気ディスク駆動装置
JPH0324539Y2 (ja)
JPS61287698A (ja) 吊下装置
JP2627429B2 (ja) 記録装置におけるペン昇降装置