JPH0744719Y2 - トイレその他の部屋の扉用明り窓 - Google Patents

トイレその他の部屋の扉用明り窓

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Publication number
JPH0744719Y2
JPH0744719Y2 JP1058293U JP1058293U JPH0744719Y2 JP H0744719 Y2 JPH0744719 Y2 JP H0744719Y2 JP 1058293 U JP1058293 U JP 1058293U JP 1058293 U JP1058293 U JP 1058293U JP H0744719 Y2 JPH0744719 Y2 JP H0744719Y2
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JP
Japan
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room
light
door
cylindrical body
outside
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1058293U
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English (en)
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JPH0663787U (ja
Inventor
博行 榎本
Original Assignee
榎本金属株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、トイレその他の部屋の
扉を貫通するごとく形成された孔に取り付けられる部品
であって、この部品を通して洩れる光により、その部屋
に電気がついているかどうかを部屋の外から確認するこ
とができるようにして、例えば、部屋の中に人が入って
いることを知らしめるようにしたものの改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の部品として、従来、トイレその
他の部屋の扉を貫通するごとく形成された孔に挿着され
る筒体から成り、該筒体の両側にレンズをそれぞれ装着
したものが知られている。
【0003】そして、この筒体はトイレその他の部屋の
扉を貫通するごとく形成された孔に挿着され、この部品
の筒体の孔から部屋の光がレンズを通して外部に洩れ
る。従って、扉を閉めていてもその光を部屋の外から確
認することができ、例えば、部屋に電気をつけてその中
に人が入っているのを知ることができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来の場合
には、外部に洩れる光の量が不足し、例えば、部屋の中
に電気がついていてその中に人が入っているにもかかわ
らず、それを見落す場合がある。
【0005】本考案は、上記欠点を解消することを目的
とするものであって、扉を閉めていても部屋から洩れる
光を部屋の外から充分確認できるようにしたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案では、トイレその他の部屋の扉Aを貫通する
ごとく形成された孔aに筒体1を挿着し、該筒体1の両
側にレンズ2,2を装着したものにおいて、両レンズ
2,2間の筒体1内面に、光反射膜3を装着したもので
ある。
【0007】
【作用】本考案品は、従来の場合と同じように、トイレ
その他の部屋の扉Aを貫通するごとく形成された孔aに
筒体1が挿着され、この筒体1の孔から部屋の光がレン
ズ2,2を通して外部に洩れ、扉を閉めていてもその光
を部屋の外から確認することができ、例えば、部屋の中
に人が入っていることを外から知ることができるもので
ある。
【0008】この場合において、部屋の中の光は両レン
ズ2,2を通して部屋の外に達するが、内側のレンズ2
を通過した光の一部が外側のレンズ2に達する間に、筒
体1の内面に装着されている光反射膜3に当り、それが
この光反射膜3により反射されて外側のレンズ2を通過
して外部に洩れる。従って、部屋の外へ洩れる光の量が
それだけ増え、部屋の外から見たとき、両レンズ2,2
間に位置する光反射膜3により反射せしめられる光の量
だけ、明るく見える。
【0009】
【実施例】本考案の実施例を添付の図面に基いて説明す
る。
【0010】実施例では、トイレその他の部屋の扉Aを
貫通するごとく形成された3センチメートル程度の大き
さの孔aに挿着される筒体1を、内筒11と外筒12と
で構成した場合を例示し、部屋の内側から孔aに挿入し
た内筒11と、部屋の外側から孔aに挿入した外筒12
とを螺合することによって、両者が一体的となって孔a
に取り付けられている。この場合において、内筒11と
外筒12の端部には鍔11a ,12a がそれぞれ形成してあ
って、両者を扉Aの孔aに挿入したときこれらが孔aの
奥に入り込まないようにしてある。なお、内筒11と外
筒12とは、例えばABS樹脂等の樹脂製とすることが
できる。
【0011】内筒11の内端近くと、外筒12の外端近
くには、ともにレンズ2,2が装着してある。両レンズ
2,2は一方の面が平らで、もう一方の面が凸状のいわ
ゆる平凸レンズであり、これらを凸状部分が外側にくる
ように装着してあって、結合された内筒11と外筒12
とからなる1つの筒体1の両側に、2つのレンズ2,2
が位置せしめられる。なお、レンズ2はアクリル樹脂な
どの樹脂製とすることができる。
【0012】この筒体1は上述したように、トイレその
他の部屋の扉Aを貫通するごとく取り付けられた孔aに
挿着される。そして、この筒体1内面に、実施例の場合
には内筒11の内面に、光反射膜3を装着する。光反射
膜3としては、例えば、樹脂製のフィルムにアルミニウ
ムを蒸着したものを挙げることができ、これを筒体1内
面に貼着することにより、筒体1の内面に光反射膜3が
装着されたものとすることができる。
【0013】また、これに代わる場合として、筒体1の
内面に、実施例の場合には内筒11の内面に、光を反射
する金属を塗布して金属メッキ層を形成する場合などを
挙げることができるが、本考案はこれらの場合にのみ限
定されないことは勿論であり、要は、筒体1の内面に光
反射膜3が形成されておればよい。
【0014】部屋の中の光は、この筒体1の両側に位置
するレンズ2,2を通して部屋の外に達するが、内側の
レンズ2を通過した光の一部が外側のレンズ2に達する
間に、内筒11の内面に装着されている光反射膜3に当
り、それがこの光反射膜3により反射されて外側のレン
ズ2を通過して外部に洩れる。従って、部屋の外へ洩れ
る光の量がそれだけ増え、部屋の外から見たとき、両レ
ンズ2,2間に位置する光反射膜3により反射せしめら
れる光の量だけ、明るく見える。実施例を示す図1にお
いて、INと記した方(図の右側)が部屋の中であり、
OUTと記した方(図の左側)が部屋の外である。
【0015】なお、図示はしないが、レンズ2の内面で
ある平らな部分に、微小なピラミット形のプリズムを規
則的に並べて形成すると、部屋の外から筒体1の孔を通
して部屋の中を見たとき丸見えにならず、その点で都合
がよいであろう。
【0016】
【考案の効果】本考案によれば、トイレその他の部屋の
扉Aを貫通するごとく形成された孔aに装着された本部
品を通して、部屋内の光を外部から充分確認することが
できるので、従来の場合ほど部屋の中に電気をつけてそ
の中に人が入っているのを見落すことが少なくなるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】部屋の扉を貫通するごとく形成された孔に、本
考案の実施例である明り窓を装着した状態を示す拡大断
面図で、レンズは切断しない形で示す。
【図2】本考案の実施例である明り窓を装着した扉を、
部屋の外側から見た場合の正面図である。
【符号の説明】
1─筒体、 2─レンズ、 3─光反射膜、 A─扉、
a─孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トイレその他の部屋の扉Aを貫通するごと
    く形成された孔aに、筒体1を挿着し、該筒体1の両側
    にレンズ2,2を装着したトイレその他の部屋の扉用明
    り窓において、前記両レンズ2,2間の筒体1内面に、
    光反射膜3を装着したことを特徴とするトイレその他の
    部屋の扉用明り窓。
JP1058293U 1993-02-17 1993-02-17 トイレその他の部屋の扉用明り窓 Expired - Lifetime JPH0744719Y2 (ja)

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JPH0663787U JPH0663787U (ja) 1994-09-09
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JPH087025Y2 (ja) * 1993-02-24 1996-02-28 武秀 林 室内の内視筒
JP2009024370A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Atom Livin Tech Co Ltd 明かり採り具
DE102017105267A1 (de) * 2017-03-13 2018-09-13 Emka Beschlagteile Gmbh & Co. Kg Sichtfenster für RLT- Anlagen und Klimagehäuse

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JPH0663787U (ja) 1994-09-09

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