JPH09195646A - 網 戸 - Google Patents

網 戸

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Publication number
JPH09195646A
JPH09195646A JP2467896A JP2467896A JPH09195646A JP H09195646 A JPH09195646 A JP H09195646A JP 2467896 A JP2467896 A JP 2467896A JP 2467896 A JP2467896 A JP 2467896A JP H09195646 A JPH09195646 A JP H09195646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
net
light
wire
indoor side
screen door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2467896A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Asami
誠一 浅見
Koji Asami
孝次 浅見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMATA SANGYO KK
Original Assignee
YAMATA SANGYO KK
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Publication date
Application filed by YAMATA SANGYO KK filed Critical YAMATA SANGYO KK
Priority to JP2467896A priority Critical patent/JPH09195646A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋外側からは屋内側を見難く保ちながらも、
屋内側からは屋外側を見易くするネットを備えた網戸と
する。 【解決手段】 ネット1の屋外側を光の反射面1aと
し、屋内側を光の吸収面1bとして形成し、その光の吸
収面1bを経,緯各細線10,11の面取りされた線材
面に形成し、黒色に帯色した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋のドァサッシ
や窓枠等に装備される網戸の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、網戸は細線を経,緯に編んだネ
ットを枠内に張ることにより構成されている。また、そ
のネットとしては半透明乃至は不透明の合成樹脂を横断
面円形に押出し成形した極細な細線を経,緯に編んだも
のが張られている。
【0003】この網戸においては、ネットが横断面円形
の半透明乃至は不透明な細線を経,緯に編んだものでな
るから、ネットの屋内外面が共に視界を遮る光の反射面
として機能する。そのネットを通すと、屋外側からは屋
内側が見難いため、プライバシーを保つ観点からすれば
好ましい。然し、これと同時に屋内側からも屋外側が見
難いものであり、例えば屋内側から庭等を鑑賞するとき
には視界がネットで遮られてしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、屋外側から
は屋内側を見難く保ちながらも、屋内側からは屋外側を
見易くするネットを備えた網戸を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
網戸においては、ネットの屋外側を光の反射面とし、屋
内側を光の吸収面として形成することにより構成されて
いる。
【0006】本発明の請求項2に係る網戸においては、
光の吸収面を各細線の面取りされた線材面に形成するこ
とにより構成されている。
【0007】本発明の請求項3に係る網戸においては、
光の吸収面を黒色に帯色することにより構成されてい
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図1〜4を参照して説明す
ると、図1は網戸のネットを主に拡大させて部分横断面
で示す。同図中、符号1はネット、10はネット1の経
線材、11はネット1の緯線材、2は網戸の縦枠を示
す。
【0009】その経,緯の各線材10,11は半透明乃
至は不透明のポリ塩化ビニル,ポリエステル樹脂等を押
出し成形した極細なものでなり、ネット1は該線材1
0,11を経,緯に編むことにより網目状に形成されて
いる。このネット1は屋外側を光の反射面1aとし、屋
内側を光の吸収面1bとするよう形成されている。
【0010】そのネット1は、上述した半透明乃至は不
透明の合成樹脂を通常通り横断面円形の中実な細線に押
出し成形した経,緯の線材10,11を用いることか
ら、各線材10,11の線曲面をそのまま光の反射面1
aとして形成するようにできる。また、この光の反斜面
1aは各線材10,11を光の反射効率の高い合成樹脂
から押出し成形することによっても形成することができ
る。
【0011】これに対し、光の吸収面1bは光の吸収可
能な有色塗料を該横断面円形な線材10,11の片半部
面に塗布する塗膜12で形成することができる。その有
色塗料は各線材10,11を経,緯に編んでネット1を
網目状に形成した後、ネット1の片面に塗布することに
より光の吸収面1bとなる塗膜12を形成するようにで
きる。
【0012】その塗膜12に代えて、合成樹脂から細線
を押出し成形する際に線片半部を上述した合成樹脂から
形成し、他半部を光の吸収可能な有色顔料の混入された
合成樹脂から形成するよう各樹脂を共押出しすることに
よっても線片半部面を光の反射面1aとし、他半部面を
光の吸収面1bとして形成することができる。上述した
各場合を含めて、光の吸収面1bは黒色に帶色すると、
光の吸収効率を高められるところから好ましい。
【0013】そのネット1を備える網戸では、屋外側は
光の反射面1aとして屋外側から屋内側の視界を遮るこ
とができるのに対し、屋内側は光の吸収面1bとして光
を吸収することにより屋内側から屋外側を見易くするこ
とができる。従って、このネット1を通すと、屋外側か
らは屋内側が見難いからプライバシーを保てると同時
に、屋内側からは屋外側を見易いことにより例えば庭等
を鑑賞するときにネット1が邪魔とならない。
【0014】そのネット1は上述した横断面円形の細線
を用いるのに代えて、図2で示すような通常径の樹脂線
材を半円形に形成した如き横断面形状の細線10aから
編み、塗膜12を該細線10aの有幅状に面取り成形さ
れた線片面に設けることにより光の吸収面1bとするこ
とができる。この場合には塗膜12を細線10aの有幅
面に容易に形成でき、また、光を平坦面で確実に吸収可
能な塗膜12を形成するようにできる。
【0015】その他に、図3で示すように略三角形の横
断面形状を有する細線10bを用い、この有幅面のうち
二面を光の反射面1aとすると共に、塗膜12を他の一
面に設けて光の吸収面1bとすることからネット1を形
成するようにできる。また、図4で示すように横断面半
円弧形に押出し成形した細線10bを用い、外側曲面を
光の反射面1aとし、且つ、塗膜12を内側曲面に設け
ることにより屋内側を光の吸収面1bとするネット1を
形成することもできる。
【0016】
【発明の効果】以上の如く、本発明の請求項1に係る網
戸に依れば、屋外側は光の反射面として屋外側から屋内
側の視界を遮れるのに対し、屋内側は光の吸収面として
屋内側から屋外側を見易いネットを備えることができ
る。
【0017】本発明の請求項2に係る網戸に依れば、光
の吸収面を細線の有幅面に容易に形成でき、また、光を
確実に吸収可能な光の吸収面を形成するようにできる。
【0018】本発明の請求項3に係る網戸に依れば、光
の吸収面を黒色に帶色することにより光の吸収効率が高
い光の吸収面を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る網戸を部分拡大横断面で示す説明
図である。
【図2】同網戸を形成する細線の変形例を横断面で示す
説明図である。
【図3】同網戸を形成する細線の別の変形例を横断面で
示す説明図である。
【図4】同網戸を形成する細線の更に別の変形例を横断
面で示す説明図である。
【符号の説明】
1 ネット 1a 光の反射面 1b 光の吸収面 10,11(10a,10b,10c) 細線 12 黒色の帯色面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 網戸
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋のドァサッシ
や窓枠等に装備される網戸の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、網戸は樹脂製の線材を経,緯に
網目状に編んだネットを枠内に張ることにより構成され
ている。また、その線材としては半透明乃至は不透明の
合成樹脂から横断面円形に押出し成形した細線が用いら
れている。
【0003】この網戸においては、ネットが横断面円形
の半透明乃至は不透明な細線を経,緯に編んだものでな
るから、ネットの屋内外面が共に視界を遮る光の反射面
として機能する。そのネットを通すと、屋外側からは屋
内側が見難いため、プライバシーを保つ観点からすれば
好ましい。然し、これと同時に屋内側から屋外側を見る
ときも見難く、例えば屋内側から庭等を鑑賞するときに
は視界がネットで遮られてしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、屋外側から
は屋内側を見難く保ちながらも、屋内側からは屋外側を
極めて見易くするネットを備えた網戸を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
網戸においては、少なくとも軸線方向片側を扁平面また
は窪み面の面取り面で形成した細線を経,緯の線材と
し、その各線材の面取り面を光の吸収面として屋内側に
位置し、且つ、残余側を光の反射面として屋外側に位置
するネットを備ることにより構成されている。
【0006】本発明の請求項2に係る網戸においては、
面取り面を黒色に帯色することにより構成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜4を参照して説明す
ると、図1は網戸のネットを主に拡大させて部分横断面
で示す。同図中、符号1はネット、10はネット1の経
線材、11はネット1の緯線材、2は網戸の縦枠縁を示
す。
【0008】ネット1は、該線材10,11を経,緯に
網目状に編むことにより形成されている。その経,緯の
各線材10,11としては、半透明乃至は不透明のポリ
塩化ビニル,ポリエステル樹脂等を押出し成形した細線
が用いられている。
【0009】その各線材10,11には、図2の経線材
10で示すような通常径の樹脂線材を略半分に縦割りし
た如く半円形の横断面形状に押出し成形したものが用い
られている。この線材10は軸線方向片側が扁平面10
aでなり、残余面10bが曲面で形成されている。その
線材10,11は図1で示すように扁平面10aを屋内
側に位置し、残余面10bを屋外側に位置させて網目状
に編むことによりネット1として形成されている。
【0010】この他に、各線材10,11としては図3
の経線材10で示すように各面が扁平面で略三角形の横
断面形状を呈する細線を用いることもできる。この線材
10は一面10aを屋内側に位置し、他の二面を10
b’,10b’を屋外側に位置することによりネットと
して網目状に編まれる。また、図4の経線材10で示す
ように軸線方向片側を窪み面10a’で、残余面10b
を曲面で形成した半円弧形横断面形状の細線を用いるこ
ともできる。この線材10は窪み面10a’屋内側に位
置し、残余面10bを屋外側に位置することによりネッ
トとして網目状に編まれる。
【0011】そのネット1は、扁平面10aまたは窪み
面10a’の面取り面を光の吸収面1aとして形成され
ている。この光の吸収面1aは、光の吸収可能な有色塗
料を扁平面10aまたは窪み面10a’の面取り面に塗
布することにより塗膜12で形成することができる。そ
の有色塗料は各線材10,11を経,緯に編んでネット
1を形成した後、ネット1の屋内側に塗布することから
光の吸収面1aとなる塗膜12として形成するようにで
きる。
【0012】一方、光の反斜面1bは上述した半透明乃
至は不透明の合成樹脂を中実な細線に押出し成形した
経,緯の線材10,11を用いることから、各線材1
0,11の面取り面を除く残余面10b、10b’,1
0b’をそのまま光の反射面とすることができる。ま
た、この光の反斜面1bは光の吸収面1aを上述した塗
膜12で形成すると共に、各線材10,11を光の反射
効率の高い合成樹脂から押出し成形することにより形成
することもできる。
【0013】光の吸収面1aは塗膜12に代えて、光の
吸収可能な有色顔料の混入された合成樹脂から形成する
ようにできる。その光の吸収可能な有色顔料の混入され
た合成樹脂は、上述した光の反斜面1bを形成する合成
樹脂と共に共押出しすることにより一本の細線として形
成することができる。上述した各場合を含めて、光の吸
収面1bは黒色に帶色すると、光の吸収効率を最も高め
ることができる。
【0014】そのネット1を備える網戸では、屋外側は
光の反射面1bとして屋外側から屋内側の視界を遮るこ
とができる。これに対し、屋内側は光を効率よく吸収可
能な扁平面10aまたは窪み面10a’の面取り面を光
の吸収面1aとして光を吸収することにより屋内側から
屋外側を極めて見易くすることができる。従って、この
ネット1を通すと、屋外側からは屋内側が見難いからプ
ライバシーを保てると同時に、屋内側からは屋外側を見
易いことにより例えば庭等を鑑賞するときにネット1が
全く邪魔にならない。
【0015】
【発明の効果】以上の如く、本発明の請求項1に係る網
戸に依れば、屋外側は光の反射面として屋外側から屋内
側の視界を遮れるのに対し、屋内側は光を効率よく吸収
可能な面取り面を光の吸収面とすることにより屋内側か
ら屋外側を極めて見易いネットを備えることができる。
【0016】本発明の請求項2に係る網戸に依れば、光
の吸収面を黒色に帶色することにより光の吸収効率が高
い光の吸収面を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る網戸を部分拡大横断面で示す説明
図である。
【図2】同網戸を形成する細線の変形例を横断面で示す
説明図である。
【図3】同網戸を形成する細線の別の変形例を横断面で
示す説明図である。
【図4】同網戸を形成する細線の更に別の変形例を横断
面で示す説明図である。
【符号の説明】 1 ネット 1a 光の吸収面 1b 光の反射面 10,11 経,緯の細線 10a,10a’ 面取り面 10b、10b’10b’ 残余面 12 塗膜
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細線を経,緯に編んだネットを備える網
    戸において、該ネットの屋外側を光の反射面とし、屋内
    側を光の吸収面として形成したことを特徴とする網戸。
  2. 【請求項2】 上記光の吸収面を各細線の面取りされた
    線材面に形成したことを特徴とする請求項1記載の網
    戸。
  3. 【請求項3】 上記光の吸収面を黒色に帯色したことを
    特徴とする請求項1または2記載の網戸。
JP2467896A 1996-01-18 1996-01-18 網 戸 Pending JPH09195646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2467896A JPH09195646A (ja) 1996-01-18 1996-01-18 網 戸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2467896A JPH09195646A (ja) 1996-01-18 1996-01-18 網 戸

Publications (1)

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JPH09195646A true JPH09195646A (ja) 1997-07-29

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ID=12144814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2467896A Pending JPH09195646A (ja) 1996-01-18 1996-01-18 網 戸

Country Status (1)

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JP (1) JPH09195646A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6763875B2 (en) 2002-02-06 2004-07-20 Andersen Corporation Reduced visibility insect screen
US6880612B2 (en) 2002-02-06 2005-04-19 Andersen Corporation Reduced visibility insect screen
KR100986297B1 (ko) * 2008-03-04 2010-10-07 김동규 건축물의 공간 차단장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6763875B2 (en) 2002-02-06 2004-07-20 Andersen Corporation Reduced visibility insect screen
US6880612B2 (en) 2002-02-06 2005-04-19 Andersen Corporation Reduced visibility insect screen
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981222