JP2007301235A - 傘 - Google Patents

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Shinji Hamada
慎治 浜田
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Abstract

【課題】日光および紫外線をより効果的に遮ることの可能な傘を提供する。
【解決手段】日光および紫外線を遮断する傘であって、傘布が、日光を遮る第1の層と紫外線を遮る第2の層とを有している。第1の層では日光を反射および遮断し、第2の層では紫外線を遮断する。傘を差す使用者側から見て外側に第1の層を設け、内側に第2の層を設けるように構成することで、第1の層側でまず日光を反射・遮断させ、第1の層で遮れなかった紫外線を第2の層で遮断する。
【選択図】図2

Description

本発明は、日光や紫外線を遮断する傘に関する。
従来の日除け用などに利用される傘は、日光を遮断することを主な目的とする白色生地のみを用いたものや、もしくは、紫外線を遮断することを主な目的とする黒色生地のみを用いたものや、紫外線遮断フィルム、紫外線遮断フィルムと同じ効果を有する成分を塗布したものなどがある。
このような日除け用の傘に用いられる傘布に関する従来技術としては、特許文献1,2に開示された発明が公知である。特許文献1には、日照時のみならず雨天時においても照射される紫外線を、より効果的に遮ることの可能な紫外線吸収膜付き傘に関する発明が開示されている。
また、特許文献2には、丸編地または経編地などのニット生地からなる基布の少なくとも片面にアルミニウム金属層とウレタン系樹脂被膜層とを設けることによって、軽量で嵩が低く、光線透過度が低く、降雨時にも使用可能でかつ折り畳み傘としても使用可能な日除け用シート材料に関する発明が開示されている。
さらに、特許文献3には、傘布に多数の貫通穴を有し、表面の光の反射率を高くするとともに裏面の光の反射率を低くすることによって、日差しを確実に遮りかつ傘布ごしに遠方を的確に見ることができ、涼風感に優れた傘に関する発明が開示されている。
特開平4−067804号公報 特開平6−134929号公報 特開平10−215927号公報
しかし、従来の技術においては、日光および紫外線を効果的に遮断するには至っていない。例えば、特許文献3に記載された発明のように、傘布に多数の貫通穴を設けてしまうと、当該貫通穴から日光および紫外線が傘の内部(傘を差している人の側)まで漏れてしまう。したがって、日除けのために傘を差しているにもかかわらず、日光および紫外線を受けている状態とあまり変わらない。また、紫外線遮断を目的として黒色生地を用いた場合には、日光の熱を吸収するため、傘内部の温度が上がっていた。
このような課題に鑑み、本発明は、日光および紫外線をより効果的に遮ることの可能な傘を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、日光および紫外線を遮断する傘であって、傘の傘布は、日光を遮る第1の層と、紫外線を遮る第2の層とを有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の傘において、第1の層は、日光を反射または遮断する遮光層を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の傘において、第2の層は、紫外線を遮断する紫外線遮断層を有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2記載の傘において、遮光層の近傍に、日光の反射および遮光を補助する白色層をさらに有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3記載の傘において、紫外線遮断層の近傍に、紫外線の遮断を補助する黒色層をさらに有することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項記載の傘において、傘の使用時に、第1の層は、第2の層よりも日光および紫外線の照射位置に近い側に設けられたことを特徴とする。
このように、本発明の傘によれば、日光および紫外線をより効果的に遮ることが可能となる。
以下に、本実施形態の傘について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態は以下に述べるものに限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲において種々変更が可能である。
図1は、本実施形態の傘の構成を示す外観図である。図1(a)は、傘1の側面外観図であり、図1(b)は、傘1の側面断面図である。この図1に示すように、本実施形態の傘1は、傘布部2と、傘軸部3と、把手部4と、昇降ロクロ5と、傘骨部6とを備えている。
傘布部2は、本実施形態の傘1の使用者に対する日光や紫外線などの照射を遮るものである。傘軸部3は、本実施形態の傘1の支柱であり、傘軸部3の長手方向下側には、使用者の握持部となる把手部4が設けられている。また、把手部4の他端側には、傘軸部3に挿通された昇降ロクロ5が設けられ、さらに昇降ロクロ5に一端が接続された複数の傘骨部6が傘1を開閉可能に設けられている。そして、傘1を開いた状態にしたときに、傘骨部6上に傘布部2が張設されるようにして構成されている。
図2は、本実施形態の傘1における傘布部2の拡大断面図である。
図2に示すように、傘布部2は、日光を反射、遮断する遮光層21と、紫外線を遮断、吸収する紫外線遮断層22とを備えている。遮光層21に用いられる部材としては、光反射シートや遮光シートなど、光を反射もしくは遮断するものであればよく、周知のものも適宜使用可能である。また、紫外線遮断層22に用いられる部材としては、紫外線遮断フィルムや紫外線吸収シートなど、紫外線を反射、遮断、吸収するものであればよい。
このように本実施形態の傘によれば、使用者から見て外側に光反射シートや遮光シートなどの生地を使用し、内側には紫外線遮断フィルムなどの生地を使用することによって、日光と紫外線とを同時に遮断することが可能となる。また、外側に遮光性の高い生地を使用することで、日光からの熱を吸収することがなくなり、傘を差している側(内側)の温度が上がらずにすむ。
なお、本実施形態の傘布部2においては、日光が照射される側の面、すなわち、傘1の使用者から見て外側(太陽に対する面)に遮光層21を設け、使用者から見て内側(使用者に対する面)に紫外線遮断層22を設けることとして説明したが、本実施形態はこれに限定されず、紫外線遮断層22を外側に設け、遮光層21を内側に設けることとしてもよい。しかし実際には、日光側(外側)に設けられた遮光層21にて殆どの日光を反射・遮断させて、かつ、使用者側(内側)に設けられた紫外線遮断層22にて遮光層21で反射・遮断しきれなかった紫外線を吸収・遮断する方が、実用的でありより好ましい形態である。
また、本実施形態の傘布部2においては、遮光層21および紫外線遮断層22の2層にて説明したが、この層構成に限定されるものではない。例えば、図3に示すように、遮光層21と紫外線遮断層22との間に日光を反射・遮断する色である白色層23を設け、紫外線遮断層22の内側に紫外線を吸収する色である黒色層24を設けることも可能である。遮光層21の近傍に白色層23を設け、紫外線遮断層22の近傍に黒色層24を設けることによって、日光や紫外線を遮ることを補助させることができる。
白色層23および黒色層24に用いられる部材としては周知のものでよく、光反射性を有する白色にて構成された層、および、光吸収性を有する黒色にて構成された層であれば、用いられる材料などにはとらわれない。遮光層21や紫外線遮断層22と、白色層23および黒色層24などを適宜組み合わせることによって、遮光性、紫外線吸収性を一層向上させることが可能となる。
なお、この白色層23および黒色層23に係る積層位置は、遮光層21の近傍に白色層23が設けられ、また、紫外線遮断層22の近傍に黒色層24が設けられていれば、その位置は限定されない。また、遮光層21自体を白色を有する層構成とし、また、紫外線遮断層22自体を黒色を有する層構成としてもよい。このように本実施形態は、様々な形態に変更が可能である。
本実施形態の傘の外観を模式的に示す図である。 本実施形態の傘布部の一例を示す断面図である。 本実施形態の傘布部の他の一例を示す断面図である。
符号の説明
1 傘
2 傘布部
21 遮光層
22 紫外線遮断層
23 白色層
24 黒色層
3 傘軸部
4 把手部
5 昇降ロクロ
6 傘骨部

Claims (6)

  1. 日光および紫外線を遮断する傘であって、
    前記傘の傘布は、前記日光を遮る第1の層と、前記紫外線を遮る第2の層とを有することを特徴とする傘。
  2. 前記第1の層は、前記日光を反射または遮断する遮光層を有することを特徴とする請求項1記載の傘。
  3. 前記第2の層は、前記紫外線を遮断する紫外線遮断層を有することを特徴とする請求項1記載の傘。
  4. 前記遮光層の近傍に、前記日光の反射および遮光を補助する白色層をさらに有することを特徴とする請求項2記載の傘。
  5. 前記紫外線遮断層の近傍に、前記紫外線の遮断を補助する黒色層をさらに有することを特徴とする請求項3記載の傘。
  6. 前記傘の使用時に、前記第1の層は、前記第2の層よりも日光および紫外線の照射位置に近い側に設けられたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の傘。
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