JPH0652530U - 熱吸収傘 - Google Patents

熱吸収傘

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Publication number
JPH0652530U
JPH0652530U JP9451792U JP9451792U JPH0652530U JP H0652530 U JPH0652530 U JP H0652530U JP 9451792 U JP9451792 U JP 9451792U JP 9451792 U JP9451792 U JP 9451792U JP H0652530 U JPH0652530 U JP H0652530U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
umbrella
light
umbrella cloth
cloth
back surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP9451792U
Other languages
English (en)
Inventor
俊治 木村
泰子 木村
Original Assignee
泰子 木村
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Filing date
Publication date
Application filed by 泰子 木村 filed Critical 泰子 木村
Priority to JP9451792U priority Critical patent/JPH0652530U/ja
Publication of JPH0652530U publication Critical patent/JPH0652530U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地面などからの照り返しを吸収する加工を傘
布の裏面に施すことで、使用者が受ける太陽光線摂取量
を少なく押さえ、傘下での温度上昇を防ぎ、炎天下にお
いて、極めて快適な空間を保証する傘を提供する。 【構成】 傘布表面に金属の蒸着などの光反射加工を施
し、同時に、裏面に傘布の色や織り方によって、地面か
らの照り返しを予防する光吸収加工を施した傘。又は、
裏面にのみ、照り返し予防の光吸収加工を施した傘。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、赤外光・紫外光を含む太陽光などの光を反射する素材、もくしは、 吸収する素材を傘布表面、又は裏面に設けた傘に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(イ)従来、夏用の傘は、傘布の表面が白などの光反射色であると、裏面も同 様だった。 (ロ)傘布の表面と裏面の色や模様が違う傘も、中にはある。 (ハ)又、紫外光を反射する機能を具えた傘が、近年出回っている。 (ニ)実開昭64−27014、光反射部付傘、及び実開昭63−88116 日傘、のような、傘布の一部、或いは全部に、光反射物質が加工された傘がある 。 (ホ)又は、光反射加工を施された傘布が公開されている。(実開昭63−6 0485、傘用の安全反射生地)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術の中で述べたもののうち、傘布両面共に光反射色であると、傘上に 達した太陽光は反射されやすいものの、地面からの照り返しや放射熱は傘下で再 反射を繰り返す。そのため、傘下の温度が上昇する上、傘の内側を反射面とする 焦点の位置にあると思われる使用者の頭部を中心に、大量の反射光や放射熱を受 ける事になり、使用者は不快感に悩まされた。加えて、膚の老化や炎症など健康 面でも、極めて憂慮すべき問題点を有していた。 傘布の表面に紫外光を反射加工した傘も、紫外光だけに着目したものであり、 傘下と地面間で、紫外光を含む太陽光の再反射が繰り返される事に変わりなく、 使用者の不快感解消には程遠い。又、最近では、その効果も疑問視されている。 又、傘布の表面と裏面の色や模様を違えたケースでも、そこに一貫性は見られ ず、単なるデザイン上の事で機能的とは言い難い。 実開昭64−27014、光反射部付傘、及び、実開昭63−88116、日 傘、実開昭63−60485、傘用の安全反射生地においても、傘布の裏側には 光吸収機能を見えていないので、やはり地面からの照り返しを受け、傘下におい て期待程の温度低下には至らない。 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、傘布の表面と裏面のそれぞれに、光の反射、吸収と いう相反する機能を持たせる事で、使用者がこれまで避けられなかった不快感や 健康上の諸問題を解決する、画期的な傘を提供しようというものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における熱吸収傘は、傘布の表面の全部、 もしくは一部分に、赤外光・紫外光を含む太陽光などの光を反射する素材を設け ると同時に、裏面のみの全部、もしくは一部分に、それらの光を吸収する素材を 設ける。或いは、傘布の裏面の全部、もしくは一部分に、光を吸収する素材を設 けたもである。
【0005】
【作用】
図7に示すように、傘布に達した太陽光は、表面の光反射機能によって傘上に 反射される。一方、地面からの照り返しや反射熱は傘布裏面に達するが、裏面の 光吸収機能により、傘下の使用者に再反射されずに吸収される。 これは地面のみならず、コンクリート面、アスファルト面、水面、海面、砂浜 面などにおいても、同様の作用を発揮する。
【0006】
【実施例】
(イ)図1の第1実施例から図4の第4実施例に示すように、傘布表面の全部 もしくは一部分に設ける光反射素材として、アルミニウム、銀、チタン、錫など の金属を、貼着、塗着、蒸着、印刷、又は織り込む事により光反射色に加工した り、又はラメなどの光反射繊維を織り込む事で、傘布の表面に光反射機能を持た せる。 (ロ)それと同時に、傘布裏面の全部もしくは一部分を、光を吸収する素材と して、黒色精製物質の、例えば黒鉛などを原料にして光吸収色にしたり、光を乱 反射させるような織り方の繊維や不繊布を使用したり、又は、それらを光吸収色 に染色したり、炭素繊維を使用するなどして、裏面のみに光吸収機能を持たせる 。一般に用いられる黒色の傘布も、この光吸収機能に含まれる。 図1は、傘布の表面裏面全部に加工した傘、図2は、傘布の表面全部、裏面一 部に加工した傘、図3は、傘布の表面一部、裏面全部に加工した傘、図4は、表 面裏面一部に加工した傘の、それぞれ断面図である。 (ハ)或いは、図5、図6に示すように、傘布表面には光反射加工を施す事な く、裏面の全部、又は一部に、上記の手段で光吸収加工を施し、光吸収機能を持 たせる。 又、(イ)項、(ロ)項、(ハ)項共、文字、絵柄、図柄等を、傘布の一部、 又は全部、或いは表面、又は裏面に表示する事が出来る。 又、傘布の素材には、綿、紙などの他、ナイロン等の合成樹脂製素材、例えば ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニールなどを使用する事が出来る。 又、光反射、吸収加工された傘布に、同時に撥水加工などをする事が出来る。
【0007】
【考案の効果】
傘布表面の光反射加工と裏面の光吸収加工の相乗効果により、又は裏面の光吸 収加工の単一効果により、傘下においての太陽光の照射量が最小限に押さえられ る。その結果、傘下の温度上昇が少なく、炎天下での使用に極めて快適である上 、太陽光に含まれる紫外線などの有害物質の摂取量も少なくて済む。従って、使 用している人の膚の炎症、老化、皮膚ガンなど、懸念される様々な悪影響から身 を守る事が出来る。 地球の温暖化、大気圏のオゾンホールなど、人々の不安材料が増えている中、 又、健康への意識が深まっている今、まさに、必要不可欠な理想的傘と言える。 本考案は、以上の如き簡単な構成であるので、廉価にて、しかも大量生産も可 能であるので、その実用効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による傘の第1実施例断面図
【図2】本考案による傘の第2実施例断面図
【図3】本考案による傘の第3実施例断面図
【図4】本考案による傘の第4実施例断面図
【図5】本考案による傘の第5実施例断面図
【図6】本考案による傘の第6実施例断面図
【図7】本考案第1実施例の傘の使用時における光線の
作用状態を示す断面図
【図8】従来の光反射加工が施された傘、使用時におけ
る光線の作用状態を示す断面図
【符号の説明】
1.傘布 5.光吸収加工部
A.傘布表面 2.柄 6.太陽
B.傘布裏面 3.石突き 7.太陽光線 4.光反射加工部 8.地面、水面などの反射面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傘布の表面の全部、もしくは一部分に、
    赤外光・紫外光を含む太陽光などの光を反射する素材を
    設け、同時に、裏面の全部、もしくは一部分に、それら
    の光を吸収する素材を設けた事を特徴とする、熱吸収
    傘。
  2. 【請求項2】 傘面の裏面の全部、もしくは一部分に、
    赤外光・紫外光を含む太陽光などの光を吸収する素材を
    設けた、熱吸収傘。
JP9451792U 1992-12-28 1992-12-28 熱吸収傘 Pending JPH0652530U (ja)

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JP9451792U JPH0652530U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 熱吸収傘

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9451792U JPH0652530U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 熱吸収傘

Publications (1)

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JPH0652530U true JPH0652530U (ja) 1994-07-19

Family

ID=14112525

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JP9451792U Pending JPH0652530U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 熱吸収傘

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JP (1) JPH0652530U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007301235A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Nec Corp
JP2011056072A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Fumiko Komatsuzaki 晴雨兼用傘

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007301235A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Nec Corp
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