JP3004655U - 帽 子 - Google Patents

帽 子

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JP3004655U
JP3004655U JP1994005845U JP584594U JP3004655U JP 3004655 U JP3004655 U JP 3004655U JP 1994005845 U JP1994005845 U JP 1994005845U JP 584594 U JP584594 U JP 584594U JP 3004655 U JP3004655 U JP 3004655U
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JP
Japan
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translucent
hat
absorbing film
ultraviolet absorbing
ultraviolet
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JP1994005845U
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Inventor
廷仁 大原
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廷仁 大原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ファッション性や視界を阻害せずに紫外線をカ
ットしてその悪影響を防止し得るつば部を備えた帽子を
提供する。 【構成】この帽子は、透光性を有する透光性つば部2を
備えている。その透光性つば部2の表面に紫外線吸収膜
3がコーティングされて構成される。紫外線吸収膜3
は、溶剤中に紫外線吸収剤、シリコーン、透明合成樹
脂、硬化架橋剤を混和して調製され、つば部の表面にコ
ーティングされる。また、紫外線吸収膜には紫外線吸収
剤と共に近赤外線吸収剤を含有させることもできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、透光性を有する透光性つば部を備えたハット、キャップ、或はサン バイザー等の帽子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ハット、キャップ、或はサンバイザー等の帽子において、ファッション 性の向上のため、或は視界を良くするために、透明なつば部や着色した透光性を 有する透光性つば部を備えた帽子が製造されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この種の透光性つば部を備えた帽子は、そのつば部が透光性を有する が故に、可視光線と共に紫外線がつば部を透過して目などに入射し、紫外線によ る悪影響が目や皮膚などに発生する恐れがあった。
【0004】 本考案は、上記の課題を解決するためになされたもので、ファッション性や視 界を阻害せずに紫外線をカットしてその悪影響を防止し得るつば部を備えた帽子 を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このために、本考案の帽子は、透光性を有する透光性つば部を備えた帽子にお いて、その透光性つば部の表面に紫外線吸収膜がコーティングされて構成される 。
【0006】 ここで、紫外線吸収膜は、溶剤中に紫外線吸収剤、シリコーン、透明合成樹脂 、硬化架橋剤を混和して調製され、つば部の表面にコーティングされる。また、 紫外線吸収膜には紫外線吸収剤と共に近赤外線吸収剤を含有させることもできる 。
【0007】
【作用】
このような構成の帽子では、紫外線吸収膜が透光性つば部の表面にコーティン グされているため、透光性を有するつば部にも拘らず、紫外線はつば部で吸収・ 遮断され、使用者の目や顔に入射することが防止される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1は帽子の斜視図を示している。この帽子は、通常の布あるいはレザー等で 形成されたクラウン1と、その周囲に縫着された透光性つば部2とから構成され る。
【0010】 透光性つば部2は、透明塩化ビニル、透明アクリル樹脂等の透明合成樹シート 、或は着色された又は無色の半透明の合成樹脂シートから形成され、光が透過す るように構成される。
【0011】 そして、この透光性つば部2の表面には、紫外線吸収膜3が例えば約5μmの 厚さでコーティングされている。
【0012】 この紫外線吸収膜3は、例えば、トルエン系溶剤(100部)の中に、アクリ ル系樹脂(5〜10部)、2種類の紫外線吸収剤(0.2〜0.6部)、シリコ ーン(0.01〜0.05部)、硬化架橋剤(少量)を混和して調製される。
【0013】 2種類の紫外線吸収剤は、例えば、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン誘 導体、置換アクリルニトリル系、サリチル酸エステルの中から選択される。また 、この紫外線吸収膜3の中に、近赤外線吸収剤を混合させることもできる。
【0014】 このような紫外線吸収膜3は、透光性つば部2の表面に、例えばフローコータ ー(シャワーコート、カーテンコート等)により塗布することができるが、スプ レー或はディッピングによりコートすることもできる。
【0015】 また、紫外線吸収膜3は、透光性つば部2の素材の段階で、或は裁断後にコー ティングすることができ、さらに、図2に示すように、つば部2の上面のみ、或 は上面と下面の両面に塗布することもできる。
【0016】 このように、紫外線吸収膜3を表面にコーティングした透光性つば部2を有す る帽子を使用すると、ファッション性や視界の良好な透光性を有するつば部であ っても、紫外線が紫外線吸収膜3により約99%は遮断・吸収されるため、使用 者の目や顔に、有害な紫外線が入射せず、使用者の目や顔を有効に保護すること ができる。
【0017】 さらに、近赤外線吸収剤を吸収膜3に含有させれば、つば部で近赤外線が遮断 ・吸収されるため、透光性を有するつば部にも拘らず、使用者は太陽光からの熱 さを感じずに使用することができる。
【0018】 図3は本考案をサンバイザーに適用した実施例を示している。このサンバイザ ーには、透光性つば部4が取付けられ、その透光性つば部4は、透明塩化ビニル 、透明アクリル樹脂等の透明合成樹シート、或は着色された又は無色の半透明の 合成樹脂シートから形成され、光が透過するように構成される。
【0019】 そして、この透光性つば部4の表面には、上記と同様に、紫外線吸収膜が例え ば約5μmの厚さでコーティングされている。
【0020】 このようなつば部4を有するサンバイザーも上記と同様に、紫外線が紫外線吸 収膜により約99%は遮断・吸収されるため、使用者の目や顔に、有害な紫外線 が入射せず、使用者の目や顔を有効に保護することができる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の帽子によれば、透光性を有する透光性つば部を 備えた帽子において、その透光性つば部の表面に紫外線吸収膜をコーティングし て構成したから、ファッション性や視界の良好な透光性を有するつば部であって も、紫外線が紫外線吸収膜により殆ど遮断・吸収されるため、使用者の目や顔に 、有害な紫外線が入射せず、使用者の目や顔を有効に保護することができる。
【0022】 また、、近赤外線吸収剤を吸収膜に含有させれば、つば部で近赤外線が遮断・ 吸収されるため、透光性を有するつば部にも拘らず、使用者は熱さを感じずに使 用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す帽子の斜視図である。
【図2】同帽子の透光性つば部2の拡大断面図である。
【図3】他の実施例を示すサンバイザーの斜視図であ
る。
【符号の説明】
2−透光性つば部、3−紫外線吸収膜。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性を有する透光性つば部を備えた帽
    子において、 該透光性つば部の表面に紫外線吸収膜がコーティングさ
    れていることを特徴とする帽子。
  2. 【請求項2】 前記紫外線吸収膜は、溶剤中に紫外線吸
    収剤、シリコーン、透明合成樹脂、硬化架橋剤を混和し
    て調製され、コーティングされている請求項1記載の帽
    子。
  3. 【請求項3】 前記紫外線吸収膜に近赤外線吸収剤が含
    有されている請求項1記載の帽子。
JP1994005845U 1994-05-26 1994-05-26 帽 子 Expired - Lifetime JP3004655U (ja)

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