JPH0744439U - スキーブーツ固定金具 - Google Patents
スキーブーツ固定金具Info
- Publication number
- JPH0744439U JPH0744439U JP6663193U JP6663193U JPH0744439U JP H0744439 U JPH0744439 U JP H0744439U JP 6663193 U JP6663193 U JP 6663193U JP 6663193 U JP6663193 U JP 6663193U JP H0744439 U JPH0744439 U JP H0744439U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame rod
- ski boot
- width
- mounting
- toe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 載置固定部の横巾方向に並設した枠杆係合部
のいずれかを選択して枠杆の両端部を係合することによ
って、枠杆の架設巾間隙をスキーブーツのつま先巾若し
くはかかと巾に応じて変更することのできるスキーブー
ツ固定金具を提供すること。 【構成】 スキーブーツ固定金具において、スキーブー
ツ１のつま先部若しくはかかと部を外側より覆い係止す
る枠杆３を係合する枠杆係合部７を載置固定部２の横幅
方向に複数並設してこの複数の枠杆係合部７を選択して
前記枠杆３の端部を係合することによって枠杆３の架設
幅間隙Ｌをスキーブーツ１のつま先巾若しくはかかと巾
に応じて変更可能に構成したスキーブーツ固定金具。
のいずれかを選択して枠杆の両端部を係合することによ
って、枠杆の架設巾間隙をスキーブーツのつま先巾若し
くはかかと巾に応じて変更することのできるスキーブー
ツ固定金具を提供すること。 【構成】 スキーブーツ固定金具において、スキーブー
ツ１のつま先部若しくはかかと部を外側より覆い係止す
る枠杆３を係合する枠杆係合部７を載置固定部２の横幅
方向に複数並設してこの複数の枠杆係合部７を選択して
前記枠杆３の端部を係合することによって枠杆３の架設
幅間隙Ｌをスキーブーツ１のつま先巾若しくはかかと巾
に応じて変更可能に構成したスキーブーツ固定金具。
Description
【０００１】
本考案は、例えばスキー板やスノーボード板にスキーブーツを固定するスキー ブーツ固定金具（ビンディング）に関するものである。
【０００２】
スキーブーツのつま先部及びかかと部を載置する載置固定部をスノーボード板 の所定位置に前後方向に所定間隔を置いて設け、この各載置固定部に左右に枠杆 係合部を設け、この枠杆係合部に両端部を係合してスキーブーツのつま先部及び かかと部を外側より覆う枠杆を起伏自在に架設し、この一方の枠杆に枠杆をスキ ーブーツのつま先部に係止固定するクリップ具を設け、この載置固定部にスキー ブーツを載せ、かかと部を枠杆で係止し、つま先部も枠杆を起こした上でこのク リップ具を回動してスキーブーツのつま先部上面に圧接することにより枠杆をス キーブーツに係止して固定するように構成したものがある。
【０００３】
しかしながら、このような従来例は、使用するスキーブーツのつま先巾若しく はかかと巾が枠杆の架設巾間隙に略合致するものでなければ好ましくなく、スキ ーブーツのつま先巾若しくはかかと巾が小さく枠杆の架設巾間隙に余裕があると 固定しても滑走中にスキーブーツが左右にぶれることによって枠杆に横方向の力 が加わってスキーブーツの係止固定が外れ易く、逆にスキーブーツのつま先巾若 しくはかかと巾が大きいと固定が困難となり使えないなどの問題点があった。
【０００４】 本考案はこのような問題点を見出し、これを解決したスキーブーツ固定金具を 提供するものである。
【０００５】
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
【０００６】 スキーブーツ１のつま先部及びかかと部を載置する載置固定部２をスキー板若 しくはスノーボード板８の所定位置に前後方向に所定間隔を置いて設け、この各 載置固定部２に左右に枠杆係合部７を設け、この枠杆係合部７に両端部を係合し てスキーブーツ１のつま先部若しくはかかと部を外側より覆う枠杆３を起伏自在 に架設し、この少なくとも一方の枠杆３に枠杆３をスキーブーツ１のつま先部若 しくはかかと部に係止固定するクリップ具４を設けたスキーブーツ固定金具にお いて、前記枠杆係合部７を載置固定部２の横幅方向に複数並設してこの複数の枠 杆係合部７を選択して前記枠杆３の端部を係合することによって枠杆３の架設幅 間隙Ｌをスキーブーツ１のつま先巾若しくはかかと巾に応じて変更可能に構成し たことを特徴とするスキーブーツ固定金具に係るものである。
【０００７】
スキー板若しくはスノーボード板に設けた載置固定部２にスキーブーツ１を載 置する。この際、クリップ具４を設けた枠杆３を有する一方の載置固定部２には スキーブーツ１のつま先部を配し、他方の載置固定部２にはスキーブーツ１のか かと部を配して載置する。
【０００８】 そして、各枠杆３を立ち起こしてスキーブーツ１のつま先部及びかかと部に外 側から覆い係止し、クリップ具４をスキーブーツ１のつま先部に圧接状態となる 方向へ押圧回動させて枠杆３を係止固定してスキーブーツ１を載置固定部２に固 定する。
【０００９】 固定を解除してスキーブーツ１を外すときは、クリップ具４を押圧して逆回動 すれば、容易に固定を解除できる。
【００１０】 枠杆３の架設巾間隙Ｌとスキーブーツ１のつま先巾若しくはかかと巾が合わな い場合は、載置固定部２の横巾方向に複数並設した枠杆係合部７のいずれかを選 択して枠杆３の両端部を係合することによって、枠杆３の架設巾間隙Ｌをスキー ブーツ１のつま先若しくはかかと巾に応じて変更することができる。
【００１１】
載置固定部２は底部を正面から見て中央部が最も下方へ突出する湾曲状に形成 し、中間部を前後方向に吹き抜け形状に形成し、この湾曲面の最下部付近の所定 の位置に位置決め孔10を、この位置決め孔10が形成される湾曲面に対して垂直に 貫通形成して構成している。また、取付基板９の前後端部に載置固定部２を配す る取付部12を形成している。この取付部12は載置固定部２の底部の湾曲面に対応 する形状に形成されるものであって、この取付部12に載置固定部２を上方より当 接し、この載置固定部２の吹き抜け部に押さえ具13を配してこの取付部12と押さ え具13との間を載置固定部２の湾曲底部がスライド移動し得る構成とし、更にこ の取付部12と押さえ具13の載置固定部２の湾曲底部の位置決め孔10が移動する軌 跡上となる所定の位置に螺子穴15を形成し、この螺子穴15にビスを所定の位置決 め孔10を介して螺入すると載置固定部２を所定の傾斜角度に保持できる構成とし ている。即ち、位置決め孔10の選択により載置固定部２の傾斜度を変更する構成 である。
【００１２】 尚、図中符号14は載置固定部２の底部に貫通状態に通したビスに沿って載置固 定部２のスライド移動をガイドするガイド長孔である。
【００１３】 このスキーブーツ１のかかと部に係止固定する枠杆３は平面より見てスキーブ ーツ１のかかと部を覆う先細り形状に形成し、側面より見てスキーブーツ１のか かと部の係合鍔縁に係合係止し得るようにく字状に折曲形成し、一方、このスキ ーブーツ１のつま先部に係止固定する枠杆３は平面より見てスキーブーツ１のつ ま先部を覆う先細り形状に形成し、この先細り先端部にスキーブーツ１のつま先 部の係合鍔縁に係合係止するクリップ具４を回動自在に軸着し、このクリップ具 ４を回動してスキーブーツ１のつま先部上面に圧接することにより枠杆３をスキ ーブーツ１に係止固定する構成としている。
【００１４】 本実施例では、このクリップ具４の先端部にクリップ具４回動操作用の摘まみ 部５を起伏自在に枢着し、このクリップ具４と摘まみ部５との枢着軸にねじりば ね６を設けてこの摘まみ部５を枠杆３を係止固定時に常にスキーブーツ１のつま 先部上面に伏する方向へ付勢する構成とし、この付勢力に抗して摘まみ部５を立 ち起こし摘まみ部５を押圧してクリップ具４を回動し得るように構成している。 従って、枠杆３をスキーブーツ１に係止固定時には、摘まみ部５が常にスキーブ ーツ１のつま先部上面に伏しているため、この摘まみ部５が滑走中に協議用のポ ールなどに引っ掛かってスキーブーツ１の係止固定が解除されることがない。
【００１５】 また、本実施例の枠杆係合部７は各載置固定部２の左右側部の前後方向に所定 間隔を置いた二ケ所に形成されるとともに、この載置固定部２の横巾方向に内・ 外の二ケ所に形成して構成するものであって、この各載置固定部２の左右側部の 前後二ケ所の枠杆係合部７のいずれかを選択することによってスキーブーツ１の 底面の長さ巾に対応させて三段階に位置決め変更することができ、また、この載 置固定部２の横巾方向の内・外二ケ所の枠杆係合部７のいずれかを選択すること によって枠杆３の架設巾間隙Ｌを三段階に位置決め変更してスキーブーツ１のつ ま先巾若しくはかかと巾に対応させることのできる構成としている。従って、様 々な種のスキーブーツ１に対応できることとなる。
【００１６】 このように構成した本実施例のスキーブーツ固定金具を図１に示すようにスノ ーボード板８の所定二ケ所に付設して使用するものである。
【００１７】 尚、本考案は、本実施例に限定されるものではなく各部の構成などは適宜設計 し得るものてある。
【００１８】
本考案は上述のように構成したから、枠杆の架設巾間隙とスキーブーツのつま 先巾若しくはかかと巾が合わない場合は、載置固定部の横巾方向に並設した枠杆 係合部のいずれかを選択して枠杆の両端部を係合することによって、枠杆の架設 巾間隙をスキーブーツのつま先若しくはかかと巾に応じて変更することができる 極めて商品価値の高いスキーブーツ固定金具となる。
【００１９】 従って、様々な種のスキーブーツのつま先巾及びかかと巾に枠杆の架設巾間隙 を略合致させて係止させることができるため、どのような形状のスキーブーツに 対しても簡単に外れたりするようなことがなく確実にスキーブーツを係止固定で きることとなる。
【図１】本実施例の使用状態の平面図である。
【図２】本実施例の要部の説明平面図である。
【図３】本実施例の説明正面図である。
１ スキーブーツ ２ 載置固定部 ３ 枠杆 ４ クリップ具 ７ 枠杆係合部 Ｌ 架設巾間隙
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年４月１５日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施例の使用状態の平面図である。
【図２】本実施例の要部の説明平面図である。
【図３】本実施例の説明正面図である。
【符号の説明】 １ スキーブーツ ２ 載置固定部 ３ 枠杆 ４ クリップ具 ７ 枠杆係合部 ８ スノーボード板 Ｌ 架設巾間隙
Claims (1)
- 【請求項１】 スキーブーツのつま先部及びかかと部を
載置する載置固定部をスキー板若しくはスノーボード板
の所定位置に前後方向に所定間隔を置いて設け、この各
載置固定部に左右に枠杆係合部を設け、この枠杆係合部
に両端部を係合してスキーブーツのつま先部若しくはか
かと部を外側より覆う枠杆を起伏自在に架設し、この少
なくとも一方の枠杆に枠杆をスキーブーツのつま先部若
しくはかかと部に係止固定するクリップ具を設けたスキ
ーブーツ固定金具において、前記枠杆係合部を載置固定
部の横幅方向に複数並設してこの複数の枠杆係合部を選
択して前記枠杆の端部を係合することによって枠杆の架
設幅間隙をスキーブーツのつま先巾若しくはかかと巾に
応じて変更可能に構成したことを特徴とするスキーブー
ツ固定金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6663193U JPH0744439U (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | スキーブーツ固定金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6663193U JPH0744439U (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | スキーブーツ固定金具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0744439U true JPH0744439U (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=13321438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6663193U Pending JPH0744439U (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | スキーブーツ固定金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0744439U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5037529A (ja) * | 1973-07-12 | 1975-04-08 | ||
| JPH01153173A (ja) * | 1987-12-11 | 1989-06-15 | Ogasaka Ski Seisakusho:Kk | スノーボード用ビンディング |
-
1993
- 1993-12-14 JP JP6663193U patent/JPH0744439U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5037529A (ja) * | 1973-07-12 | 1975-04-08 | ||
| JPH01153173A (ja) * | 1987-12-11 | 1989-06-15 | Ogasaka Ski Seisakusho:Kk | スノーボード用ビンディング |
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